【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 51-1】 課題文は機械の2つの基本タイプと人間の生体機能の話。焦点は「関係詞のwhose」。 51番まで来ました。並行世界だった『ルールとパターン』とも離れ、単独の旅程で山頂を目指します。 あと11題。すでに「ルール」と「パターン」の提示もはるか昔に終わり、それを用いた反復練習も相当数やってきました。 基本姿勢も段々身についてきたのではないでしょうか。特に2周目以降の人はそうなっていることを祈ります。 40番台中盤から「難問」と呼んでもいい課題文もちらほら混じり始めました。すでに受験レベルのかなり上のところまで来ています。 55番から始まる最後の7題は特に「ビジュアルの神セブン」と呼んでもよい歯ごたえのある問題です。ここをこなして、揺るぎない実力を身につけましょう。 まず焦点。 所有格の関係代名詞の関係代名詞は関係詞節の主語にかかる所有格であればわかりやすいですが、目的語や補語にかかる所有格だと語順の変更があり、わかりにくい。 この時はhowの節、疑問形容詞のwhat の節、「the 比較級..., the 比較級...」のところでやった作戦と同じことをします。 whose がなかったら名詞が後の文のどこに入るか、を決めるプロセスをしっかりやってみることです。 また、所有格の関係代名詞に特徴的な訳しにくさがあります。その点はHome Roomで議論されています。 0209大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:40:39.56ID:gu1n8IXm0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 51-2】 本文。 ・in complete independence of what ...: う〜ん・・・なんだかわかりにくい。一体何を言いたかったんでしょうか ┐(-"-)┌ 先生の言っていることに合わせてボケてみましょう(笑) 《complete independence 「完全な独立」、A of B 「BのA」、合わせて「…の完全な独立」(ここで間違ってるのですが、トボケてそのまま進みます)。 what is going on around them はp. 261 の説明に準じてthe thing which is going on around them、 ここでのgo on は「(進行形で)=happen」の意味だから「周りで起こっていること」。 それを無理やり説明に合わせるために、「周囲で進行中のこと」と調整して準備オーケー。 最初はR君のヘタレ読みから。「知覚可能な"もの"のほんの小部分」を「知覚可能なほんの小部分」と誤読したを真似て、 「周囲で進行中の"こと"」を「周囲で進行中」に削る。やれやれ。 「<(周囲で)進行中>の完全な独立」・・・なるほど。全然ダメですね ┐(´-`)┌ what節の読み方が完全に間違っている上に、上述のように「…の完全な独立」という間違いをして2か所でペケです。
次の読み方「<(周囲で)進行中のこと>の完全な独立」・・・なるほど。「<(周囲で)進行中のこと>」は合ってるんだ。 でもindipendence of と前置詞が名詞と強く結びついていることに気づかず、「…の完全な独立」とofの辞書的訳を不用意に当てはめてしまった。》
ふぅ〜・・・他人の誤読に合わせて間違うのは結構大変(笑)。結局indepence of が「…からの独立」なので、正しくは 「<(周囲で)進行中のこと>からの完全な独立」です。 ところがここで伊藤先生は急に一段階訳を進化させ、以下のように結んだ。 「<周囲で進行中の>ことと全く無関係に<仕事をする機械>」です。 これでは一読してわかるのはムリ・・・絶対にムリです(笑)。 0210大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:41:30.34ID:gu1n8IXm0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 51-3】 ・The more perfect their insulation the better ...: 「more perfect が所有格の their の前からあとの名詞にかかるはずがないと思うと同時に…」となっていますが、ここわかりますか?・・・後で説明します、先進みましょう。 「the 比較級..., the 比較級... 」 はいいとして、最初のthe 比較級の文は be 動詞が省略されています。 このように省略が起きたり、The more perfect is their insulation のようなC+be+S 倒置がこの構文の be で起きやすいのは注意してください。 語順を還元した文はTheir insulation is more perfect. と They do their job better. です。
例外はall the booksにみられるallやboth、 such a deep perception, too severe a correction, as brave a manに見られるような少数の形容詞。 この様な例外はあるが、ここはまず原則(「冠詞」と「所有格」)をしっかり頭に入れることが大切。 ↑こういう訳で、「their の前からあとの名詞にかかるはずがない」と言っているのです。 この話はもうちょっと続けましょうか(つづく) 0211大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:42:13.88ID:movwl3qc0 ビジュアルのforの解説は大嘘www I didn't know what to do. Fot I couldn't not find it on the map. が正しい文章。For以下が独立文になるのはよくあることですwwww
We are becoming a nation incapable of distinguishing between casual, everyday symptoms and those that ... では、betweenという前置詞があとに名詞が出ることを予告するので、casualがその名詞を修飾する形容詞と感じられるのである。
(2) 修飾部の構造:冠詞や所有格と後続の名詞の間に入る単語は形容詞以外に副詞や名詞、and やbut があるが、これらが加わるとこみ入ってくる。 それでも原則を貫いて読めるように。 One may find oneself in an increasingly embarrassing situation. [冠詞 ... 名詞] の ... の部分にある言葉は、枠の外の部分と直接の関係を持つことができないというのは大切な規則。 従って、このincreasinglyはembarrassingにかけて読むのが唯一の解釈で、これをfindにかけるのは大きな誤り。 They respected highly the skillful teacher that was newly appointed. のhighlyを[the ... teacher]の枠の中のskillfulにかけて読むことができないのにも注意。 『テーマ別』では更に沢山のもっと複雑な例が課題文に含まれています。
・The less it is affected by the weather the better clock it is: 還元した文は、It is affected less by the weather.と It is the better clock. 0213大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:43:17.04ID:gu1n8IXm0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 51-5】 ・whose function it is to be as sensitive as possible to ...: 今回の焦点。whose に限り「人」だけでなく「物」を先行詞に出来ます。「whose がなかったら…」の還元操作を早速してみましょう。 It is their function to be as sensitive as possible to some kind of change in their surroundings. です。理解しやすくするために、as ... as possibleを外してみと、 It is their function to be sensitive to some kind of change in their surroundings. 大部わかりやすい形に還元できました。
・What is a virtue in a clock would be sheer incompetence in a barometer: 仮定法です。if 節に当たるのは、in a barometerですね。『チョイス』組の斎藤・奥井両先生に叩きこまれました。頭から離れません。
・both these kinds of machines: 「冠詞」、「所有格」を見たとき、ここから「修飾語→名詞」の構造がはじまると考えてよい。 ただし、例外はall the booksにみられるallやboth、と説明した例外が都合よく出てきました。伊藤マジック(笑)。でもホント伊藤本にはこういうことが多い。
・a great variety of stimuli ― light, sound, changes in temperature, etc. ― : 同格。H=A1+A2の型。
Home Roomの要約。 I know a boy whose father is a rich man. を「私は、その父親が金持ちである少年を知っている」と訳すのはどこか変な日本語。それは「少年」を受ける「その」が「少年」前にあるから。 ただ、翻訳の歴史の中で日本人がこういう文に慣れてきていることも事実。だから、この程度なら許容範囲かも知れない。 もっとも「私は、父親が金持ちの少年を知っている」の方がわかりやすい。 さらに「私は、金持ちの父親を持っている少年を知っている」、「私はある少年を知っているが、その父親は金持ちです」などが切り抜け方になる。 0214大学への名無しさん2018/05/12(土) 22:45:26.39ID:gu1n8IXm0 50番とは違い、51番は『ビジュアル』の内容の要約と補完という意味では、よくできています。 こういう内容の濃淡が大きく生じるのが、素人の悲しいところです ( ;∀;) 0215大学への名無しさん2018/05/12(土) 23:33:12.74ID:movwl3qc0 池沼回路、中学生レベルの間違いを犯すw 実は文脈に沿った単語の意味を取ることや時制を無視した無神経な訳出は稀代の糞本量産型詐欺講師伊藤和夫にも見られる誤りw 詐欺講師がバレて90年代には学生から見放されて駿台のトップから転落し若い英語講師に嫉妬しながら憤死した伊藤和夫とそっくりと言えようwww
But physicians are finding that 〜の訳を、 >ところが、内科医はこの旧来の薬の渡し方は治療を絶望的に効き目のないものにしたり、危険なものにさえすることがあると思うようになった。 と原文を無視して、勝手に過去形に訳すという愚を犯している 特に後者は中学生レベルの誤りである 伊藤回路とは、単語のニュアンスや時制を無視し、読めた気になる妄想を抱くことを言うのだろうwwww
155 名前:大学への名無しさん [sage] :2017/10/07(土) 11:27:03.96 ID:LoojxlYr0←池沼回路 「何番目に〜な」:例えばこの表現はそれぞれ、以下のようになっている。 『実戦活用例文555』 >Acme Steel, the country's second largest steel producer, announced plans to lay off nearly 3000 workers nation-wide, beginning next month. >国内第2位の大手鉄鋼メーカー、アクメ・スティール社は、来月より全国で3000人近い解雇を実施する計画を発表した。
『実践ロイヤル付属暗記用例文300』 >Canada is, after the Russian Federation, the second largest country in the world. >カナダはロシア連邦に次いで,世界で2番目に広い国である。 ※この本もピーターセンが監修しており、英文は信頼できる。
『よくばり英作文』 >India is the world's second largest rice producer, after China. >インドは中国に次いで世界第二位の米の生産国だ。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 52-1】 課題文はおばあちゃんの紐解きの話。焦点は「however ではじまる節」。 疑問詞ではじまる節の総まとめです。いくつか新しいことも出てきます。 (1) Scientists do not know what happens when we speak. ⇒p. 17 (2) Scientists do not know how children learn. ⇒p. 16 (1) what は疑問代名詞、名詞節をまとめ、節の中では主語。 (2) how は疑問副詞、名詞節をまとめ、節の中では何もしない(副詞だからS, O, C にはならない)
次。 (1) Whatever I get, it is yours. ⇒p. 395 (2) Whenever we become too emotional, we are forgetting that ... ⇒p. 98 (3) However hard he may work, he cannot finish it in a day. ⇒『700選』No. 514 (1) whatever は「what と違い」、副詞節をまとめることも出来る。節の中ではgetの目的語。 (2) whenever は副詞節をまとめている、節の中では副詞。whenever 以下は完全な文。 (3) however は副詞節をまとめている、節の中では副詞だが、副詞(hard) にかかり、節の先頭に出て語順が変わっている。 (いつものように) however がなかったら、節はどういう文になるのか考えるのがコツ。
次、whatever とhowever ではじまる副詞節には省略形がある[新出]。 (1) Whatever the results, I will do my best. (2) However hard their conditions of life, they were highly optimistic. (3) However hungry, you must eat slowly. (1) Whatever the results are , I will ...の are が省略されている。 (2) However hard their conditions of life were, they were ...の were が省略されている。 (3) However hungry you are, you must ...の you are が省略されている。 0226大学への名無しさん2018/05/13(日) 09:51:38.74ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 52-2】 本文。 ・To cut the string of a parcel: To cut ... ] ...+V か、To cut ...] ... S+V か。(「予想」)
・however complicated the knot, ...: 今回の焦点。be 動詞を周りの時制と合うようにして入れます。ここではis または may be。 「however がなかったら…」の還元操作をすると The knot is complicated.
・is something a lady would not do on any account: is something のところで、To cut ... ] ...+V (名詞的用法・主語) と決まった(「確認」もしくは「修正」)。 would not do は仮定法、on any account 「どんな理由[条件]でも」がif 節に相当(『チョイス』組による調教)
・anxious though she might be ...: Young as he is, he is very prudent. 「彼はまだ若いけれども、大変用心深い」 譲歩のas が導く副詞節は倒置が起きるのが特徴。 この譲歩のas と同じ用法がthough にもあり、やはり倒置が起きる。ここはその用法。 as の多彩な用法を、比較構文を除いてまとめたものをかつて作りました。リンク貼っておきます。
anxious はあとの to discover the contentsとつながっており、be anxious to discover ... be+形容詞+to― (>>145) だから、「熱心である、(包みの中身を) 知りたい点で」 0227大学への名無しさん2018/05/13(日) 09:52:26.92ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 52-3】 ・Up until: until の強意形。
・a convenient little instrument to help them unpick ... 形容詞的用法のto―。 H-M は S+V の関係。 a convenient little instrument helps them unpick particularly knotty knots. particularly knotty knots ← particularly (副) knotty (形) knots (名) ↑形容詞を修飾する副詞は形容詞の直前に置かれる(>>163:『新英頻』 Pt. I p. 132 の情報)。
・regarded this as a form of cheating 第5文型、as は「補語のしるし」。a form of ... は「... の一形態」。 英語でカンニングのことをcheating といいます。 184. A serious student like John cannot have cheated on the exam. 「ジョンのような真面目な学生が、その試験でカンニングをしたはずがない」 (→『よくばり英作文』) rather like ... ←rather は like にかかり「...にいくらか似ている」 「クロスワードパズルの本の最後についている解答を見てしまうことにいくらか似ている」 まあ、早い話がカンニングですな。 そこまで奇を衒った訳語にしなくてもいいけど、そういう意味で使っていると知ってほしいです。
・undo: @「〈ひもなど〉をほどく;〈衣服〉をゆるめる;〈包みなど〉を開く;〈ボタンなどを〉はずす」 A「元通りにする;…を取り消す、無効にする」 B「(コンピュータ)アンドゥする、取り消す」 C「〈人・物〉を破滅させる、だめにする」 今の時代A、Bの意味に考えてしまいますが、この問題を機に@を確認しておきましょう。 Cはそんな文に出くわしたら、そこで本格的に覚えることにして、ここで一度チェックしておきましょう。 0228大学への名無しさん2018/05/13(日) 09:53:08.63ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 52-4】 ・it is wound up ...: it is wound up ... and stored, [together with ... of string], [in a special box ...] V ...... M の形です。 前の M が [together with ... of string]、後の M が[in a special box ...]、どちらも動詞にかかります。 それを示すためにコンマがついています。コンマの様々の役割についてまとめたことがあります。リンク貼っておきます。
・At the same time ...: the wrapping paper is smoothed out, ... folded and put away ...。動詞が A, B and C の形。 「伸ばして」「たたんで」「しまう(put away)」訳です。put away は手持ちの熟語集でチェック。 against the day 「その日に備えて」 1-C-23. I mustn't forget to guard against hay fever. 「花粉症対策を忘れずに」 (『起きてから寝るまで英語表現700』)
・the day when it will come in useful: 関係副詞です。先行詞のthe day、関係詞とも省略されていません。 関係副詞の導く節は名詞 the day を修飾しているのですから、形容詞節です。だから未来を表現する will が使われています。 現在形を使うのは時と条件の「副詞節」です。
Home Room はじゃれ合っています(笑)。 0229大学への名無しさん2018/05/13(日) 14:44:17.52ID:r0V3Uh0s0 池沼回路の解説の誤りを正すwwww
まず糞講師伊藤が書いたビジュアルのforの解説は大嘘www I didn't know what to do. Fot I couldn't not find it on the map. が正しい文章。For以下が独立文になるのはよくあることです、と書いてあるが大嘘wwww
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-1】 課題文は大学生活総論といったお堅い感じの文章。焦点は「転用接続詞」。 転用接続詞という用語が出てくるのは伊藤本では本書と、後は『英文法教室』だけで、 他の文法関係の本には特に断りもなく、接続詞として個々の単熟語が淡々と説明されています。 ただ読解の観点からは、あまり接続詞らしくない風貌をしているにもかかわらず、接続詞として機能するという厄介なものであるので、 「手配書」のごとく顔はよく覚えておくといいでしょう。 個別には文法関係の本、暗記用例文集などにはよく出てくるものなので、そちらからもチェックしておけばこと足りると思います。 そういうことで、列挙します(文法的には関係ないですが、同じような話の運びで「文修飾の副詞(>>163)」について書いたのを思い出しました)。 once, by the time, now [that], the moment(minute), the way,every(each) time the first (last, next) time, in case, provided(providing) [that], granted(granting) [that] 本文 ・Being at a university is ...: もうそろそろ、Being ......] V か Being ......] S+V か「予想と確認と修正」... などと仰々しくやらなくても、 スラッとBeing が主語, is が動詞とひらめいて欲しいと言ってます。 自動化すればそうなります。スポーツと一緒。 a very strange mode of existence →「とても奇妙な生活様式」くらいのあたりをつけてから辞書を引いて確認するやり方 を書いていますが、これってまだ言ってなかったですよね。 『テーマ別』では繰り返し出てくる伊藤節です。伊藤先生、何度も教えたつもりになっています。 The tricks that our memories can play on us. (No. 34) です(笑)。 0232大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:17:27.11ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-2】 ・... from anything the student will have experienced before: 最初の難所。結論を先取りして、ここは「未来完了」ではなく、「現在完了に推量の will の加わったもの」と説明してあります。 現在完了の「経験」の用法(experienceという動詞もありますがこれは偶然)。説明の例文が示唆に富むので書いておきます。 He will have arrived there by tomorrow. 「彼は明日までにはそこに着いているでしょう」 He will have arrived there by now. 「彼は今ごろはもうそこに着いているでしょう」 前者が「未来完了」、後者が「現在完了に推量の will の加わったもの」で「完了」の用法。
・... from anything he is likely to encounter afterwards: 関係詞がto― (to encounter) の目的語。
・yet provided ...: 今回の焦点。その前にyet は大体 but の意味ですが、最近の辞書では 「yetや and yetは直前にされた言明に対して、驚きの感情を持ちながら、「にもかかわらず」(=nevertheless)といった感じで使う」 と書かれています(LDOCE, OALD)。>>85でも書きました 焦点のprovided ですが、意味がif とわかれば後は簡単。 従属節中にand を含みますが、何度も怒られたのでクリアできるでしょう。 A and (M) B も予定調和のごとく出てきました。
・a testing time, ...: 「試練の時期」、test で苦しんできた私には身に沁みる響きの言葉です (^^; a trying-out of new aspects of one's personality a period of self-discovery and awakening 後に続くこれらは「同格」。H=A1 =A2タイプ。 0233大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:18:07.17ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-3】 ・..., coming as it does at the end of adolescence and ...: coming が分詞構文なのはわかるとして、そのあとのas it does が問題。今回の山場。 p. 158〜159の解説をじっくり読んでください。『英文法教室』p. 264〜265 でも、例文を含めて全く同じ解説が載っています。 ここではこの解説の後に『英文法教室』に載っている一節の要約を紹介します。 理由の接続詞as を使って書かれた次のような文を見て下さい。 As it is written in an easy style, the book is suitable for beginners. 「その書物はやさしい文体で書いてあるから初心者に向いている」 この文を分詞構文化すると Written in an easy style, the book is suitable for beginners. が出来上がりますが、この過程で抜け落ちたas it is を挿入節のように入れると Written, as it is, in an easy style, the book is suitable for beginners. 「その書物はこのように、やさしい文体で書いてあるから初心者に向いている」 となります。この形は解説に出てくる Living, as I do, so remote from towns, I rarely have visitors. と全く同じです。また、この文からコンマを除いた Written as it is in an easy style, the book is suitable for beginners. は正しい文章ですが、この形は前のNo. 52の anxious though she might be ... を説明した時の例文 Young as he is, he is very prudent. の形容詞 young をp.p.にした次のような文 Devoted as she was to him, she had always thought him rather cruel. 「彼女は彼を献身的に愛してはいたが、いつも彼はどちらかといえば残酷だと思っていた」 と形の上では区別できなくなります。 前後関係の意味から決定するしかないし、どちらともつかない文もあります。 as に関しては終わりの方でもう一度書きます。 0234大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:18:42.07ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-4】 ・Not even the most ivory-tower academic ...: 『ルールとパターン』から『ビジュアル』に進化する際に失われた2つのルールのうちの一つが、 「主語と動詞の関係を含まないままで単語が多数続くときは、中心になる語は何かと考える。」 というものであると紹介しました(>>64)。 些かまとまりの悪いルールなのでボツにされたのでしょうが、伊藤先生の解説の端々に出てきます。 ここもそれです。(ivory-tower)→ academicで更にthe mostがこれを修飾します。academicが中心の名詞。
・... would expect his students to do nothing but study night and day ...: 仮定法です。if節に当たるのは、この前に出てきた最上級the most ivory-tower academicで 「象牙の塔にいちばんふさわしい学者であったとしても…」というeven if の仮定 (譲歩)が含まれています。 『チョイス』組の齋藤・奥井両先生に感謝。 expect+目的語+to―は第5文型で、目的語がto― の基本形。 こういう類型を体系的に教えて下さった伊藤先生に感謝。 do nothing but V 「…してばかりいる」。night and day は名詞の副詞的用法
・As cannot be stressed too strongly, a university is ...: またまた as。今度はcannot be の主語ですから、関係代名詞、 such はないから挿入の用法です。 cannot ... to 〜 を見ると伊藤先生は「受験英語の…」と語り出します、条件反射(笑)。 「どんなに強調してもよいことであるが」。 同じ関係代名詞、挿入のasでやたら目にする例文を2つ挙げます(『チョイス』組の例文です)。 He came late, as is usual with him. / He came late, as usual. As is often the case with him, he was late for school.
・the proverbial Jack, the dull one, who has no time for play: the proverbial Jack と the dull one は同格 (H=A)。関係詞はどちらにかかると読んでもよい。 この例文と同じような趣旨の英文が『英文解釈教室』8-2 例(1) 8-2 例(2)にあります。 もう多分読めますので、興味があったらみて下さい。 0235大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:19:40.91ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-5】 比較構文とは違うas が沢山出てきました。 このように色々な用法がある上、比較構文との絡みで、そちらも山程学習事項があるから、as はわかりにくいです。 そこで比較構文を除いたas 単体の多彩な用法を以前以下のリンクでまとめました。
「これをまとめた後、再び検討したら、もうひとつだけas の話に加えておいた方がよいものがあったのですが、それはどこかで補足しましょう。」 と>>81 で書きました。それを今しておきます。 「as+S+V」、単語3つのasの用法です。個人的には「三連のas」と呼んでいます、どうでもいい情報です(笑)。 そのうちのひとつが今日のこれ、1. です。 1. 主節と同じ主語と強調する動名詞や分詞(一般動詞の場合は代動詞 do )の動詞を使って 「こういうふうに、こんなように」と「現実」を強調する意味を出す「as+S+V」です。 He helped us greatly by holding the mob as he did. (ああいうふうに) Living, as I do, so remote from towns, I rarely have visitors. (こういうふうに) 2. 「(ところが) 実際は」の「as it be」 But for your help, I should have been drowned. As it was, I was safe. 「あなたの助けがなかったら溺れていたでしょうが、実際は(助けていただき)無事でした」 I thought things would get beeter, but, as it is, they are getting worse. 「事態は好転すると思っていたが、実際はそうでなく悪化している」 3. 「いわば、まるで」の「as it be」(=so to speak) The girl is, as it were, her father's doll. 「その女の子はいわば父親の人形です」 He is, as it were, an eternal boy.「彼はいわば、永遠の少年だ」 (つづく) 0236大学への名無しさん2018/05/13(日) 23:20:29.01ID:6UhR5na80 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 53-6】 (つづき) 4. 「もとのまま、あるがまま」のas+S+be In many respects, things have remained as they were. 「多くの点で、事情はもとのままになっている」 A photograph can represent the phenomena of nature as they are. 「写真は自然現象をあるがままに映し出すことができる。」 They are content with things as they are. 「彼らはあるがままの物事に満足している。」 これら4. の例文は実は以前紹介した≪もうひとつのas≫の仲間です。 文法的に以前紹介したものはasの節中の目的格補語が欠落しているもので、今回のは主格補語が欠落しているものです。 とはいっても、説明はホント大変。以前のタイプは『テーマ別』がそれでもわかりやすかった。 今度のものは『英文法教室』を読んでもらわないとなりません。参照ページを以前のレスから拾いました。
>>235 下から6行目 I thought things would get beeter, ↓ ↓ I thought things would get better, 0240大学への名無しさん2018/05/15(火) 10:44:42.04ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 54-1】 課題文は幼児の Lisa とボールペンの話。焦点は「C+be+S と O+S+V」。 伊藤先生は「ライザ」としていますが、「リサ」の方が実際には多いんじゃないでしょうかね。焦点は倒置です。 さて本文。 ・Close by is Lisa, 16 months old, a bright and bold child: M+V+S。元の文はLisa is close by. 同時に「動詞の主語は前になければ後にある」。 ひとことつけ加えると、M+V+S という場合にはbe 動詞もVに含めます。 16 months oldはSの修飾語、a bright and bold childは同格というのは、言うだけ野暮というものです。言っちゃいましたが (^^;
・meant for ...: 「... 向けのもの」。この言葉は人間にも使われるようで、love song の歌詞には You're meant for me. なんてよく出てきますよね。「君は僕にピッタリだ」ということですね。 ここでは穴にピッタリなわけです (他意はありません^^;) 。
・Can it be that ...: It can be that ... の疑問文「... ということがありうるだろうか」 0241大学への名無しさん2018/05/15(火) 10:46:14.25ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 54-2】 ・if she sees me with the pen in my pocket: 「with+O+―ing, etc.」です。Nexus (S′+P′)を読み込むべき文章です。そういった構文にはどういったものがあるかは【V2 10-2】(40スレ No. 215)。
・she lets me know right away that: V+M+O。伊藤先生めずらしくM2の副詞的修飾語の2を忘れています。もっともこの本以外はたいていMだけなのですが。
・There is no putting her off: この構文もcannot too ... too と並んで受験英語の代表のような熟語的構文で There is no ―ing で「―することはできない」
・She is stubborn, and ...: A and (M) B。She is stubborn, and (if I pretend ... wants), she makes a scene. if I pretend ― which is a lie ― not to know what she wants, she makes a scene.← [S+V(S+V)]S+V。
・The trick, when I know ...: The trick, [when I know (I will need to use my pen)], is to have an extra one hidden in a pocket. ← S [S+V(S+V)] V です。 ビジュアルの「S+V, [S+V], (S+V) の組み合わせ」の下から2番目。
・The other day she was playing ..., hitting ..., pleased ..., and making ...: 述語動詞の構成です。疲れていたせいか分詞構文がいっぱい続いているのかな? と一瞬思ってしまった(笑)。(・・・いやいやこれでよかったみたいだよ!! 詳細は後で)(つづく) 0242大学への名無しさん2018/05/15(火) 10:47:37.32ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 54-3】 (つづき) 一つずつ見てみましょう。 The other day she was playing on the piano, 名詞の副詞的用法から、S+V。 ここでは「ピアノをひいていた」より「ピアノで遊んでいた」にします。ごもっとも。 楽器はplay the piano, play the guitar と通常the をつけますが、スポーツのジャンルは無冠詞です。play tennis, play golf etc. ↑冠詞は『英語の冠詞はここまで簡単になる』ジェームス・バーダマンを繰り返しやる。
<she was> hitting out more or less at random with both hands, outはhitにかかる強める副詞、 (more or less) → at random と読んで、hitting out にかけ、 with both hands もhitting out にかける(V ... M)。
<she was> pleased to be working the machine, 感情の原因を示す不定詞の副詞的用法で 読み方は [was pleased]+[she was working the machine] と教わったのははるか昔(No. 11)the machine は the piano のいいかえ。
and <she was> making such an interesting noise. あぁ、すっきり。
・Curious to see ...: 形容詞が主節の動詞にかかり分詞構文と同じ働きをすることがあります。『ビジュアル』ではなんと、これが初めての登場。 『ルールとパターン』では《20》で出た形でしたが。 読み方は同じ。
・whether she would imitate me ...: would は「過去から見た未来」 0243大学への名無しさん2018/05/15(火) 10:48:30.47ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 54-4】 Home Room @ Little children are less clumsy than we have always supposed. まずthan 以下が S+V だから主節の S+V と較べるのが定石。 Little children are clumsy. / We have always supposed. ・・・┐(´-`)┌ でもちょっとまって! Little children are clumsy. We have always supposed that little children are clumsy. この二つの比較で、前者の方が程度が小さいよ、と言っているのか (^ω^)
A He is less a poet than a novelist. A < B ということは 「BよりAは小さい」。同じことは「AよりBは大きい」といってもいい。「詩人であるより[むしろ]小説家だ」
B 先生は she was playing ..., hitting ..., pleased ..., and making ... とwas につながるものが4つあるように読んだけど、 she was playing に分詞構文が3つかかるという考えられないか。4つは内容の上で同じ次元じゃないような気がする。 was playing on the piano と総括的に言い、表現の次元を変えてあとの3つでそれを具体的に説明していると思うんだが。 →その通り、その解釈の方がいい。あまり細かいことにこだわると、生徒が混乱すると思って言わなかったんだ。 ・・・よかった。ぼんやりそう読んで、解説を見て慌てて書き直した。でもHome Room を読んで少し自信を取り戻しましたm(_ _)m 0244大学への名無しさん2018/05/15(火) 12:35:26.52ID:F3WjJI+90 いよいよ『ビジュアル』最後の難関、「神セブン」に入ります! 「この問題がすらすら読めるようなら、もう受験生としては一級の力だ」 と伊藤先生が言う55番から始まる最後の7題、もう少しです。ガンバロウ! 0245大学への名無しさん2018/05/15(火) 20:02:43.77ID:hIJSXfuN0 と受験生じゃないおっさんが書いてると思うと失笑せざるを得ないなwwww 0246大学への名無しさん2018/05/15(火) 21:52:30.93ID:F3WjJI+90 (>>244 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 55-1】 課題文は平均余命の増加と生活水準の向上の歴史的意義。焦点は「否定の副詞+v+S+V」。 前回の Home Room で 「C+be+S を含む文をやろう」とおっしゃっていましたが、どうやら別の倒置形も出てくるようです。 「否定の副詞+v+S+V」 の倒置形は、先頭の否定の副詞以外の語順はちょうど疑問文を作るときの語順変更ですから、大したことではありません。 基本的なパターンに出会って慣れておくことが肝要でしょう。 本文。 ・Far more important ... than the pleasures ... the motorcar is the fact ...: 文頭が形容詞。主語になれない。S がどこかと思って探していると見つからないまま is が出て、その次がthe fact。 ここで is が V、the fact が S、全体はC+be+Sとひらめくのが正しい解釈。
・is the fact that ...: 同格名詞節が第1感としてひらめくのが、英語に慣れているということ。伊藤節が続きます。でもね、それごと覚えちゃっていいんですよ。 人から物を教わるというのはそういうこと。師匠の仕草まで真似してしまうのが上達の早道です。
・... they can get the food and shelter and the medical care needed ...: that の中身。 they can get {the food and shelter / and the medical care} needed ... the がついているのはneeded 以下の限定を受けるから。 逆に言えば、{food and shelter} と {medical care} の両方に needed 以下はかかっていると解釈できる。 以下例文 208. I am still unable to sleep because of the tea I drank earlier. (『実践ロイヤル』暗記用例文300) もちろん限定を受けても特定の一つに定まらないものなら、theはつきません。
・... to keep themselves and their families in health and reasonable comfort: ここは to keep {themselves / and their families} in health and reasonable comfort とするのが釣り合いのとれた読み方。
・このタイプの訳のコツは、Cを主語のように「〜よりはるかに重要なのは、 ...」ではじめるとよい。 同格名詞節内は「... するために必要な食物と住居... を得ることが出来る」でもよいが、 ゴタゴタするので「必要な食物と住居... を得て、... ようにすることである」とまとめるとよい。 0247大学への名無しさん2018/05/15(火) 21:53:44.55ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 55-2】 ・What happened to our health ...: What S+V]+V ... ではないかが第1感(「予想」)、during the first half of this century is の所で「確認」。(【V2 28-1】(40スレ No. 792)) が初出。
・Not so striking, but of equal significance, is the fact that ...: not ... but で、 striking と of equal significance と形容詞的なものが来て is the fact that ですから冒頭の文と同じ構造。
・... that during this period of time our standard of living has continued ...: that の中身。ルール10「接続詞+M2(副詞的修飾語)+S+Vの形のM2は必ずあとの動詞へかかる」を思い出す所。 本編解説のようにthat (M) S+V と書いても同じ事。
・our standard of living has continued to increase while the population of our nation doubled: 「わが国の人口は倍増したのに、生活習慣は向上し続けた」(という事実)
・It is this demonstrated ability to maintain ...: ここですね!ここからがシビレるのであります! ability はto―の修飾を許す特別な名詞(>>103)。 this demonstrated ability とは前の「人口は倍増したのに生活水準は向上し続けた」ということ。だから、It は受けるものがない。
・to maintain a rising standard of life within a population that is confined ...: It is ... that (who, which) の ... の部分が長くなってくるとホントに読みにくいです。 to maintain a rising standard of life 「上昇する生活水準を維持する」 within a population 「人口の範囲内で」 そしてthatをみつけ、「あっ強調構文だっ!」 ・・・ええ、私もやりましたよ!私もむかし見事に引っかかりました。 蜃気楼みたいなもんです、最初にみえた水に飛びついてしまって。ただ、これだと意味が分からない。 This demonstrated ability to maintain a rising standard of life within a population is confined to a limited area. 「上昇する生活水準を人口の範囲内で維持するこの証明された能力は限局された地域に縛りつけられている」 イミフです。ここではないんです。 0248大学への名無しさん2018/05/15(火) 21:54:46.53ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 55-3】 ・to maintain a rising standard of life within a population that is confined to a limited area that a famous historian described as ...: limited area that ... を見てここで強調が終わる、ということになります。 a population that is confined to a limited area 「限られた土地に縛りつけられた人々(全体)]」とは、 食糧が足りなくなったからといって別の土地に移住を開始できるような人々ではないと言っているわけで、 その人数が増えているのに生活水準が向上している、ということは、生産そのものが人口上昇の比率を上回っていることを意味します。 それをさる有名な歴史家 (誰でしょう??) は「現代の偉大な歴史的事件」と呼んだわけです。 強調を外した形は本編を参考にしてください。それそれの語句が長い修飾語を持っていて、ゴチャゴチャしています。 describe のとる文型は describe O as ...となりますから、強調をはずした元の文は described this ... ability ... as the great historic event ... となります。 強調構文と形式主語の鑑別を論じた最近のある英文解釈参考書は、「It is ... that を外しても正しい文になるのが強調構文」と説明していました。 「馬鹿言ってんじゃないよ!」、この文をみるとそう言ってやりたくなります(笑)。
・Never before has such a thing occurred: 今回の焦点。ショボショボです(´;ω;`)
・It has given new hope to men the world over that ...: itはsuch a thing を受ける前方照応のit です。that 節が現れたのはhope が同格名詞節を取れる名詞だからです。 最初はこれにも気づかなかったんだよなぁ〜。 あとは単語の問題。 「それは、全世界の人類に、飢餓と貧困、病気、人間を堕落させる無知という恐怖を永久に追放してくれるかもしれないという新しい希望を与えてくれる。」 生産性が向上すれば食糧が確保できるわけで、それによって飢餓、貧困、病気をなくすことが出来るかもしれない、 教育も十分行き届くようになるかもしれないと筆者は言っているのです。 0249大学への名無しさん2018/05/15(火) 21:56:29.06ID:F3WjJI+90 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 55-4】 Home Room: ・この問題がすらすら読めるようなら、もう受験生としては一級の力だそうです。 こう言ってもらえると励みになりますね。
・the food and shelter and the medical care で、なぜ shelter に the がついていないにもかかわらず 3つの名詞とも修飾を受けると考えるのかが説明されています。 ちなみに後方から修飾されても、それだけで定冠詞がつかないのは a population that is confined to a limited area が示す通りです。限定できる名詞にならなければ、定冠詞はつきません。
・最後の文It has given ... that ... を形式主語構文として読めないか?→その文だけなら読めるが、全体と繋がらない。
555 : 大学への名無しさん2016/04/17(日) 22:00:29.65 ID:4AjR1ZM90(池沼回路) >>547 On my entrance into the room って、おかしくない? force an entrance into the house で「家に押し入る(=break into the house)」 という表現はあるけど、enterは通常他動詞として使われて、enter the house だよね。 だから、on+動名詞〜 のこの句でinto は変だと思うんだけど・・・。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-1】 課題文は写真家のとる2つの対照的な方法ついての議論。焦点は「S+V+O ... C」。 No. 51の2つの機械の基本タイプの話といい今回のこれといい、対照的な例を挙げて比較検討するのは、まぁ、「論」の基本パターンですね。 焦点は目的語と目的補語が修飾語によって離れると、えらい読みにくくなるという話です。 V+M+OでもV ... M でも、Mが長くなるにつれて飛躍的に読みにくくなりますね。 Mが短い時の基本パターンに習熟することと、修飾語の位置が孕む問題点を知っていることと、 両方から攻めなければ中々攻略できない分野だと思います。 本文。 ・There are two courses open to the photographer: 2周目以降ということで、若干補足。『構文詳解』p. 8 を多少modify して。 「There is(are) S 構文のあとに分詞が続くと、この構文の持つ「存在」の意味が薄くなり、 これに伴って分詞との関係がH とM ではなく、S と Pのように感じられてくる」として、 「There was a man coming. は「来ようとしているひとりの男がいた」ではなく 「ひとりの男が来ようとしていた」と訳すのが望ましい」と論じています。 形容詞にもこれを当てはめてよいと思います。 「写真家に開かれている道が2つある」でもよし「2つの道が写真家に開かれている (Two courses are open to the photographer)」でもよし。
・He can make the uncommon common: 結論を先取りすると His photographs make momentary events and strange occurrences all over the world our common property. の抽象化です。 the+形容詞・分詞には、大きく2つの用法があります。『チョイス』組斎藤先生の本から @「人々」の意味で、複数として扱う。 We must respect the old.「老人を尊敬しなければならぬ」 The rich are not always happy.「金持ちは必ずしも常に幸せとは限らない」 A「抽象名詞ないしは抽象名詞的な意味」で、単数として扱う。 He has an eye for the beautiful. 「彼には審美眼がある」 このthe beautifulを@のように解釈して「彼は美人たちに対して目を持っている」 →「美人に目がない」などという誤訳をしてはいけない。これは抽象名詞と考えること。 The old and the very new exist side by side in Kyoto.「京都には古いものと非常に新しいものとが共存している」 形は同じくthe oldであっても@とAとでは意味というか訳はまったく違う。 引用・要約させていただきました。the uncommon 「尋常ならざるもの」という感じでしょう。
伊藤教室の脇には『チョイス』を教える、これまた素晴らしい教室がありました。 0252大学への名無しさん2018/05/16(水) 23:11:21.08ID:QLj2g1030 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-2】 ・Or he can make uncommon the common: こっちは一段と難しい。先生はここで何とか説明してくださるけど、我々としては この箇所だけを考慮するのではなく、もう少し先を読んで、筆者が全体として、何を言いたいのかを考えてみる事により、もう一度立ち返ってみることが肝心。 わからない場合には、その箇所に止まっているのではなく、一端、判断を中止して、先を読んでから、もう一度考え直してみる。 とは、これまた『チョイス』組斎藤先生のご本からの引用です。 前のレスで、あとの方の文からの抽象化だと説明しましたが、斎藤先生の本から学んだことです。 斎藤先生、そして斎藤先生に教えていらした鈴木長十先生に感謝。
・The classic example of the photographer who "He can make the uncommon common"のタイプの説明が始まります。
・His goal is not to record the ordinary ...: His goal = to record(=C) の関係。the+形容詞がいっぱい。
・His photographs, seen by millions, make momentary events ...: S+M+Vです。【V2 16-5】(40スレ No. 325)に出てきた話です。コンマがなければSの修飾語、あれば分詞構文と考えて検討してみる、ということです。
・... make momentary events and strange occurrences all over the world our common property: 今回の焦点。momentary events and strange occurrences(=O) ... our common property(=C)です。 もうひとつ、[O (all over the world) C] Mのall over the world は[ ] から出られないわけです。 0253大学への名無しさん2018/05/16(水) 23:12:32.22ID:QLj2g1030 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-3】 ・What more striking evidence could be offered ...: 反語の疑問です。本編解説で充分です。
・The mushroom cloud, the very symbol of nuclear fission: 同格。H=Aタイプ。これで"He can make the uncommon common"のタイプはもはや間違いようがありません。 ほぼ対称形の "he can make uncommon the common" のタイプも大方見当がつくかと思います。 「普通のものを尋常ならざるもの」に変えるのかなぁ?と。
・There is another function which photography can play: "he can make uncommon the common" のタイプの説明が始まります。 which 以下ですが、ルール3を適用すると、Photography play another function. となります。play a role という熟語があるのは知ってますよね。 397. Comics play an important role in Japanese popular culture. 「漫画は日本大衆文化において大切な役割を果たしています」 (『よくばり英作文』) というような使い方をしますが、role (役、役割)と意味が近い function (機能、役割) も同じコロケーションを取ることができます。 partもそうですね。「役割を果たす」。 play にしても function, role, part にしても、中心の意味に対応する日本語と意味の広がりがだいぶ違いますね。
・This, of course, is the way of the painter: やっぱりそうですか。ここでピカソやダリの絵があなたの頭の中に浮かんでいれば「読めている」ということです。
・Time and place, so all-important to the documentary picture maker, are ...: ここもS+M+Vですが、コンマはあるものの M はV にかかるのではなく、S にかかっています。 だから、「ひとつの判断材料」(【V2 16-5】(40スレ No. 325)) で決定要因ではないのですね。 0254大学への名無しさん2018/05/16(水) 23:21:27.15ID:QLj2g1030 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-4】 ・... are of less interest to these cameramen: 「of+抽象名詞=形容詞」の形 (例えば奥井『英文読解のナビゲーター』p. 7 など)
・We are not concerned with their work as representational ... but as ...: 第5文型とほぼ同様の考え方ができるV+前置詞+O+as ... の型をとる動詞。「... としてOに関心を寄せる」。 look on O as ... (... と見なす)、think [speak] of O as ...(... と考える)、refer to O as ... (... と呼ぶ) 172. Mars, which is the 4th planet from the sun, is referred to as "the Red Planet." 「太陽から4番目の惑星である火星は,「赤い惑星」と呼ばれる」(『実践ロイヤル』暗記用例文300) ただ、ここの例と較べるとbe concerned with O as ... のasはより普通の前置詞の意味と機能を持っているように思えます。 not ... but 〜 はいいですよね。
・Not that which is shown, but how ...: No. 45に出てきた Not that の熟語構文ではなく、that which にnot ... but 〜 が絡んでいる、ということでした。 「写真に示されているものではなく、写真家が自分の周囲の世界をどのように見たかということが、このアプローチを示すいちばん簡単な方法です」
that which は 関係代名詞 what の解説文に出てくる以外はあんまり見ませんが、たまにありますね。 たとえば以下の文。 But I had no power of combining, as a public speaker should always do, that which I had studied with that which occurred to me at the moment. 「しかし私は、あらかじめ覚えてきたことと、演説するその時で思いついたことを結びつける能力が、公開の席で演説する人は常にしなければならないのだが、 全く欠けていたのである」(奥井潔『英文読解のナビゲーター』No. 7-2 / 斎藤雅久『続・かつて『チョイス』という名の英語教材があった』No.6) 0255大学への名無しさん2018/05/16(水) 23:25:11.44ID:ENPW8+hL0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-5】 ・ここでOr he can make uncommon the common. を再検討してみます。この方法は 1. 画家のやり方だということ (ピカソやダリがいちばんわかりやすい) 2. 時間や場所など客観的な事実は重要ではない 3. the uncommon で示されたものの反対だから、ありふれた、日常的なこと、見慣れたこと 4. これらのものを視覚に刺激を与える主観的なものに変えるということ。それが 「あるいは、普通なものを尋常ではないものに変えることもできる」ということの具体的な意味です。
Home Room: ・not ... but 〜 not と but それぞれのあとにつづくものは、文法的資格が同じでなくてもよい。同じでなくてはならないのはnot only ... but also 〜 の方である。
・前に受けるものがないのになぜthat which, the which なのか?→関係詞が特定しているのである。
・コロン: とセミコロン; の話。 colon → ( : ) が記号。 (1) 前に述べたことの言いかえ、要約、詳しい説明、「つまり、すなわち」 (2) 公式の手紙のあいさつなど。 Dear Sir: (拝啓) (3) 時刻の標記に 7:30 p.m. (スペースは入れない。イギリスでは7.30 p.m.) (追加情報1:スペースは単語の左側に空くように。単語の右にスペースは本当は不要です。) (時刻、比率の標記の際はスペースは不要です。) semicolon → ( ; ) が記号 (1) 対照的な内容の節を接続詞を用いずに並列する場合 The powerful are always right; the weak, always wrong. (2) 中にコンマを含む句を区切る場合。 These are my favorite flowers: violets, for their sentimentality; roses, for their color; and buttercups, for their chieerfulness. 0256大学への名無しさん2018/05/17(木) 00:30:44.54ID:L3HrlmQS0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 56-5】 ・ここでOr he can make uncommon the common. を再検討してみます。 1. 画家のやり方だということ 2. 時間や場所など客観的な事実は重要ではない 3. the uncommon で示されたもののふれた、日常的なこと、見慣れたこと 4. これらのもえる主観的なものに変えるということ。それが 「あるいは、普通なもの変えることもできる」ということの具体的な意味です。
Home Room: ・not ... but 〜 not と but それぞれのあと、文法的資格が同じでなくてもよい。同じでなくてはならないのはnot only ... の方である。
・前に受けるものがないのになぜthat which, the which なのか?→特定しているのである。
・セミコロン; の話。 colon → ( : ) が記号。 (1) 前に述べたことの言いかえ、要約、詳しい説明 (2) 公式の手紙のあいさつなど。 (3) 時刻の標記に 7:30 p.m. (スペース.) (追加情報1:スペースは単語の左側に空くように。単語の右にスペース) (時刻、比率の標記の際はスペース) semicolon が記号 (1) 対照的な内容の節を接続詞を並列する場合 The powerful are always right; the weak, always wrong. (2) 中にマンコを含む句を区切る場合。 These are my favorite flowers: violets, for their sentimentality; roses, for their color; and buttercups, for their chieerfulness. 0257大学への名無しさん2018/05/18(金) 19:56:58.09ID:L7mcqxdN0 (>>255 からのつづき) 埋め立てと認識されて、現在投稿が出来ないみたい (T_T)
受験生のみなさん、伊藤和夫や池沼回路のようにならないためにも昭和のゴミをわざわざ選ばないでくださいねwwww 0259大学への名無しさん2018/05/18(金) 21:05:43.92ID:L7mcqxdN0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-1】 課題文は古代エジプトの宗教の話。焦点は「[代]名詞+前置詞+関係代名詞」。 焦点の例文は He wrote many books, some of which you will read when you will read when you are older. この型の文は読みにくくはないですが、どこが切れ目か正確に把握していることが大事だと思います。 本文。 ・The sun, the wind and the animals which the Egyptians used on their land ...: ここは冠詞が先行詞の決定には役立っておらず、もっぱら後続の形容詞節の意味から判断されるところです。 The Egyptians used ( ) on their land. このuse O on one's land の意味がどうかなのですが、ここの訳は「耕作に使う」としてありました。 辞書で確認してみたのですが、はっきりわからなかったですね。 the land に「農地、農業、田園」の意味があるようで、work on the land に「農業に従事する」といった意味があるようですが。 この意味であれば、the animals しかありません。
・... were all important in Egyptian religion: oneself と並ぶ同格の代名詞 all。何度もやりました。
・The chief god was Ra ...: 太陽の化身で神の頂点のラー。 0260大学への名無しさん2018/05/18(金) 21:07:06.79ID:L7mcqxdN0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・But the Egyptians had many other gods, some of whom had the heads of animals: 今回の焦点。gods と some of whom が切れ目。多神教なのです。神様の中には頭が動物な神がいます。バストは猫の頭を持つ愛の女神。
・The Egyptians also believed in ...: believed in は「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。 この前読んだ『和文英訳の修業』では「(存在や効能を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。 エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。 人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar: ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。 分詞修飾のmeaningは分詞構文のmeaning を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。 「〜という意味の」で取りあえずわかります。分詞構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。
・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...: A and (M) B です。もう「呼吸」は掴めましたか?
・The embalmed body of the dead person was buried together with things: 日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。
・... things that the person ..., and which he would ...: 関係詞節が and で結ばれています。先行詞はthings。同じ関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。 先行詞thingsは共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」の2種類があるわけではないことは要注意。
・Some of the tombs in which ...: 普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?
・「神セブン」の中では比較的やさしい課題文なのですが、内容が「神」という事で (^^; 0261大学への名無しさん2018/05/18(金) 22:33:58.33ID:isQjaYzo0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-1】 課題文は古代エジプトの宗教の話。焦点は「[代]名詞+関係代名詞」。 焦点の例文は He wrote many books, some of which you will read when you will read when you are older. この型の文は読みにくくはないですが、どこが把握していることが大事だと思います。 本文。 ・The sun, the wind and the animals which the Egyptians used on their land ...: ここは冠詞が役立っておらず、もっぱら後続の節の意味から判断されるところです。 The Egyptians used ( ) on their land. このuse O on one's land の意味がどうかなのですが、ここの訳は「耕作に使う」としてありました。 辞書で確認してみたのですが、はっきりわからなかったですね。 the land に「農地、田園」の意味があるようで、work on the land に「従事する」といった意味があるようですが。 この意味であれば、animals しかありません。
・... were all important in Egyptian religion: oneself と並ぶ同格の代名詞 all。何度もやりました。
・The chief god was Ra ...: 太陽の化身で神の頂点のラー。 0262大学への名無しさん2018/05/18(金) 22:35:18.21ID:isQjaYzo0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・But the Egyptians had many other gods, some of whom had the heads of animals: 今回の焦点。gods と whom が切れ目。多神教なのです。神様の中には頭が動物な神がいます。バストは猫の頭を持つ愛の女神。
・The Egyptians also believed in ...: believedは「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。 この前読んだ『和文英訳』では「(存在や効能を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。 エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。 人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar: ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。 分詞修飾のmeanは分詞構文のmean を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。 「〜という意味の」で取りあえずわかります。構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。
・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...: A and B です。もう「呼吸」は掴めましたか?
・The embalmed body of the dead person was buried together with things: 日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。
・... things that the person ..., and which he would ...: 関係詞節で結ばれています。先行詞はthings。同じ関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。 先行詞thingsは共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」の2種類があるわけではないことは要注意。
・Some of the tombs in which ...: 普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-1】 課題文は古代エジプトの宗教の話。焦点は「[代]名詞+前置詞+関係代名詞」。 焦点の例文は He wrote many books, some of which you will read when you will read when you are older. この型の文は読みにくくはないですが、どこが切れ目か正確に把握していることが大事だと思います。 本文。 ・The sun, the wind and the animals which the Egyptians used on their land ...: ここは冠詞が先行詞の決定には役立っておらず、もっぱら後続の形容詞節の意味から判断されるところです。 The Egyptians used ( ) on their land. このuse O on one's land の意味がどうかなのですが、ここの訳は「耕作に使う」としてありました。 辞書で確認してみたのですが、はっきりわからなかったですね。 the land に「農地、農業、田園」の意味があるようで、work on the land に「農業に従事する」といった意味があるようですが。 この意味であれば、the animals しかありません。
・... were all important in Egyptian religion: oneself と並ぶ同格の代名詞 all。何度もやりました。
・The chief god was Ra ...: 太陽の化身で神の頂点のラー。
・But the Egyptians had many other gods, some of whom had the heads of animals: 今回の焦点。gods と some of whom が切れ目。多神教なのです。神様の中には頭が動物な神がいます。バストは猫の頭を持つ愛の女神。 0264大学への名無しさん2018/05/18(金) 22:50:14.57ID:L7mcqxdN0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・The Egyptians also believed in ...: believed in は「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。 この前読んだ『和文英訳の修業』では「(存在や効能を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。 エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。 人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。
・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar: ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。 分詞修飾のmeaningは分詞構文のmeaning を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。 「〜という意味の」で取りあえずわかります。分詞構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。
・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...: A and (M) B です。もう「呼吸」は掴めましたか?
・The embalmed body of the dead person was buried together with things: 日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。
・... things that the person ..., and which he would ...: 関係詞節が and で結ばれています。先行詞はthings。同じ関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。 先行詞thingsは共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」の2種類があるわけではないことは要注意。
・Some of the tombs in which ...: 普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-1】 課題文は古代エジプトの宗教の話。焦点は「[代]名詞+関係代名詞」。 焦点の例文は He wrote many books, some of which read when you will read when you are older. この型の文は読みにくくはないですが、どこか正確に把握していることが大事だと思います。 本文。 ・The sun, the wind and the animals which the Egyptians used on their land ...: ここは先行詞の決定には役立っておらず、もっぱら後続の節の意味から判断されるところです。 The Egyptians used ( ) on their land. このuse O on land の意味がどうかなのですが、ここの訳は「耕作に使う」としてありました。 辞書で確認してみたのですが、はっきりわからなかったですね。 land に「農地、農業、田園」の意味があるようで、work on land に「農業に従事する」といった意味があるようですが。 この意味であれば、the animals しかありません。
・... were all important in Egyptian religion: oneself と並ぶ代名詞 all。何度もやりました。
・The chief god was Ra ...: 太陽の化身で神の頂点のラー。
・But the Egyptians had many other gods, some of whom had the heads of animals: 今回の焦点。gods と some of whom が切れ目。多神教なのです。神様の中には頭が動物な神がいます。バストは猫の頭を持つ愛の女神。 0267大学への名無しさん2018/05/19(土) 00:00:53.44ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・The Egyptians also believed in ...: believed は「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。 この前読んだ『和文英訳の修業』では「(存在を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。 エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。 人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。
・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar: ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。 分詞修飾のmeanは分詞構文のmean を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。 「〜という意味の」で取りあえずわかります。構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。
・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...: A and B です。もう「呼吸」は掴めましたか?
・The embalmed body of the dead person was buried together with things: 日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。
・... things that the person ..., and which he would ...: 関係詞節で結ばれています。先行詞はthings。関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。 先行詞は共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」があるわけではないことは要注意。
・Some of the tombs in which ...: 普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-1】 課題文はサイン・ランゲージ。焦点は「H(=S)+V ... M1」。 伊藤記号の極致のようなすごい式です。関係詞の前にある先行詞が、修飾語その他のために遠く離れることが今までもしばしばありました。 その行き着くところ、文の主語を修飾する関係詞が述部のあとから出てくる文があります。記号も極致なら、先行詞も極地にあるというオチ。 Nothing should be done in a hurry that can be done slowly. 「ゆっくりできることならどんなことでも、いそいでやってはならない」 本文。 ・It is often possible to ...: 「〈人が〉...できる[できない]」という意味を「人」を主語にして示す形容詞はable [unable] で、It is ... to―の形をとる時は、possible [impossible] です。 I am able [unable] to go there. It is possible [impossible] to go there.
・... to make known what one wants ...: No. 57 で、He can make the uncommon common. Or he can make uncommon the common. をやったばかり。S+V+C+Oの形。 one は一般人称の代名詞、he はそれを受ける代名詞。 文法的意味合いは違いますが、読んでいる時の感覚は V+M+O とちょっと似ていると感じるのは気のせいでしょうか?
・... to make known ←{by means of gestures / without the use of words} { what one wants and what he is thinking about} 文構造を巧く表示できるでしょうか・・・。V ... M の形。 0270大学への名無しさん2018/05/19(土) 07:30:33.97ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-2】 ・There are many gestures which are ... and which almost...: >>264 でやったばかりの関係詞の反復。こちらは関係詞をそろえた普通の形。
・understand that he means "no," just as well as if ...: just は as well as を強める副詞。as well as は本来の比較。 When one shakes his head on being asked a question we understand wellと We [would have] understood well if he had spoken the word を較べているのだと考える (ちょっと難しめか?)。並べるのは難しいが意味は簡単にわかるだろう。 「質問されるとき首を横に振るのを見れば、『いいえ』と相手が言った場合とちょうど同じように、『いいえ』の意味であることが分かる」
・More than a hundred gestures have been noted which school boys and school girls sometimes use to express ideas. 今回の焦点。which の先行詞は先頭の主語 More than a hundred gestures。
・... a few of these would not be understood unless ..., or unless ...: 「it had been previously arranged that ... はit is p.p. that ... 」と何の解説も書いてありませんが、 形式主語でit is ... that の ... 部分が p.p.もしくは形容詞の時、形式主語の構文、といきなり決めつけてまず狂いはないというあの神の予言の話です。 この根拠も含めて、【V2 31-3】(40スレ No. 957) に書いてあります。 (arranged that) they should be used with a special meaning. 「提案」や「取り決め」の内容を表わすthat節の中では「...するように」の意味でのshouldを使います、として例文があります。 cf. It was proposed that we should do it at once. 「すぐにそうすることが提案された」 しかし最近の英語とくにアメリカ英語では「仮定法現在」がよく使われます。 236. He proposed that we postpone the meeting until Friday.(『実践ロイヤル』暗記用例文300) 「彼は,会議は金曜日まで延期しようと提案した」 この236. は He said, "Let's postpone the meeting until Friday." を間接話法にしたものでもあります。 0271大学への名無しさん2018/05/19(土) 07:31:17.54ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-3】 ・This sign ..., would not be understood without explanation: 仮定法です。if節にあたるのは without explanation の所。
Home Room: If I had followed your advice then, I would not be suffering like this now. 「あの時、あなたの忠告に従っていたら、いま、こんなに苦しみはしないのに」 というIf 節は仮定法過去完了(過去の反実仮想)なのに帰結節は仮定法過去(現在と反対の帰結)になるという文は、 仮定法の文法解説書に必ず載っているものです。
同じ形ですが、別の意味を持つものを課題文を改変してG君が作って見せてくれています。 Perhaps a few of these would not be understood if they had not been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されていなければ理解できないだろう」 この文は現在完了の反対を仮定して、その帰結を示している文章になる。というのは Perhaps a few of these are understood because they have been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されてしまっているから理解されている」 という文は正しい文で、この文と同じ構造の現在と反対の仮定をしたら、上の文になるのです。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-1】 課題文はサイン・ランゲージ。焦点は「H(=S)+V ... M」。 伊藤記号の極致のようなすごい式です。関係詞の前にある先行詞が、修飾語その他のために遠く離れることが今までもしばしばありました。 その行き着くところ、文の主語を修飾する関係詞が述部のあとから出てくる文があります。記号も極致なら、先行詞も極地にあるというオチ。 Nothing should be done in that can be done slowly. 「ゆっくりできることならどんなことでも、いそいでやってはならない」 本文。 ・It is often possible to ...: 「〈人が〉...できない」という意味を「人」を主語にして示す詞はable [unable] で、It is の形をとる時は、possible [impossible] です。 I am able [unable] to go there. It is possible [impossible] to go there.
・... to make known what one wants ...: No. 5 で、He can make the uncommon common. Or he can make uncommon the common. をやったばかり。S+V+C+Oの形。 一般人称の代名詞、 それを受ける代名詞。 文法的意味合いは違いますが、読んでいる時の感覚は V+M+O とちょっと似ていると感じるのは気のせいでしょうか?
・... to make known ←{by means of gestures / without the use of words} { what one wants and what he is thinking about} 文構造を巧く表示できるでしょうか・・・。V ... M の形。 0275大学への名無しさん2018/05/19(土) 09:49:16.17ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-2】 ・There are many gestures which are ... and which almost...: >>267 でやったばかりの関係詞の反復。こちらは関係詞をそろえた普通の形。
・understand that he means "no," just as well as if ...: just は as well as 副詞。as well as は本来の比較。 When one shakes his head on being asked a question we understand wellと We [would have] understood well if he had spoken the word を較べているのだと考える (ちょっと難しめか?)。並べるのは難しいが意味は簡単にわかるだろう。 「質問されるとき首を横に振るのを見れば、『いいえ』と相手が言った場合とちょうど同じように、『いいえ』の意味であることが分かる」
・More than a hundred gestures have been noted which school boys and school girls sometimes use to express ideas. 今回の焦点。先行詞は先頭の主語 a hundred gestures。
・... a few of these would not be understood unless ..., or unless ...: 「it had been previously arranged that ... はit is p.p. that ... 」と何の解説も書いてありませんが、 でit is ... that の ... 部分.もしくは形容詞の時、形式主語の構文、といきなり決めつけてまず狂いはないというあの神の予言の話です。 この根拠も含めて、【V2 31-3】(40スレ No. 957) に書いてあります。 (arranged that) they should be used with a special meaning. 「取り決め」の内容を表わすthat節の中では「...するように」の意味で使います、として例文があります。 cf. It was proposed that we should do it at once. 「すぐにそうすることが提案された」 しかし最近の英語とくにアメリカ英語では「仮定法」がよく使われます。 236. He proposed that we postpone the meeting until Friday.(『実践ロイヤル』暗記用例文300) 「彼は,会議は金曜日まで延期しようと提案した」 この236. は He said, "Let's postpone the meeting until Friday." を間接話法にしたものでもあります。 0276大学への名無しさん2018/05/19(土) 09:50:05.33ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-3】 ・This sign ..., would not be understood without explanation: 仮定法です。if節にあたるのは without explanation の所。
Home Room: If I had followed your advice then, I would not be suffering like this now. 「あの時、あなたの忠告に従っていたら、いま、こんなに苦しみはしないのに」 というIf 節は仮定法過去完了(過去の反実仮想)なのに帰結節は仮定法過去(現在の帰結)になるという文は、 仮定法の文法解説書に必ず載っているものです。
同じ形ですが、別の意味を持つものを課題文を改変してG君が作って見せてくれています。 Perhaps a few of these would not be understood if they had not been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されていなければ理解できないだろう」 この文は現在完了の反対を仮定して、その帰結を示している文章になる。というのは Perhaps a few of these are understood because they have been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されてしまっているから理解されている」 という文は正しい文で、この文と同じ構造の現在の仮定をしたら、上の文になるのです。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-1】 課題文は人間とその他の動物の情報伝達の違い。焦点は「S+V,[S+V],(S+V)ののまとめ」。 『ビジュアル』で何度も顔を出した「S+V,[S+V],(S+V)の組み合わせ」もフィナーレです。 この枠組みは前身『ルールとパターン』では「パターン」と呼ばれていました。 私も意識的に"括弧"つきで「パターン」と呼んできました。だってその方が indicate しやすいですから(笑)。 フィナーレといっても、もうこれで終わったという訳ではなく、あなたのアタマの中にある"「伊藤回路」のパーツ"として、すでに発動しているはずです。 この枠組みに新しく追加する事項はない、なぜならそれはあなたのアタマの中ですでに作動し、必要な自己強化をするであろうから、ということです。 さて本文。 ・Man alone is able to convey precise information ...: convey する機械は日本語化して「(ベルト)コンベアー」って言いますね。 世界初の電気ベースはウッドベースと違いフレットがついていて、音程が「正確」precise だったので、"プレシジョン(Precision)"という商品名になりました。 speech は「話、言葉」が中心の意味で、結婚式などの「スピーチ」は派生的な意味。 leisure は「余暇」が中心の意味で、余暇に行う娯楽の「レジャー」はこれまた派生的。 苦情を述べるのはcomplain で「クレーム」ではありません。 claim は「…であると主張する、言い張る;〈自分のものだ・当然の権利だ〉と〈物・事・金〉を要求する」という意味です。 輸入される過程で意味が随分ずれてしまった外来語があります。
・... to his fellows through speech: [to his fellows] [through speech] 2つの M は V にかかります。 0281大学への名無しさん2018/05/19(土) 11:28:59.85ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-2】 ・But although only he, when hungry, can ask for the particular food he wants ...: 反射的にalthough [S+V] S+V が出るとわかるはずです。そういうのを「伊藤回路」といってみたんですが、大袈裟でしょうかね? only he, when hungry, can ask for →ここで[S+V] の「予想」を「修正」し、[S (S+V) V] に when (he is) hungry,と補い can ask for... と読んでいきます。 the particular food の particular は precise と並んで、人間と動物が異なる点を示す大事なキーワードになっています。 the particular food he wants 関係代名詞の省略もしくは接触節。だからここまでの「予想」を細かく「修正」すると although [S+V] S+V ⇒although [S(S+V)V] S+V ⇒ although {[S(S+V)V](S+V)} S+V となります。階層が深くなりすぎたので{ }を臨時で使いました。 ただ、階層が深くなって括弧をどんどん増やしても見にくくなるだけ。 多くはS+V 2つ、一部は3つのの組み合わせの応用で何とかなります。 局所局所に2つ、又は3つの組み合わせを適用し、「修正」すればいいわけです。
・many other animals can show that they are hungry, and ...: although {[S(S+V)V](S+V)} S+V はさらに although {[S(S+V)V](S+V)} S+V[S+V] となるのですが、こうしてみたところで、煩雑なだけで、読解の役には立ちません。 その後も線 (line) に沿って行きましょう。 and のところで、「ははん、A and (M) B だな」と思います。伊藤先生の解説では B の接続ポイントは文法的には3か所あるわけです。 ただ、意味を取りながら読んでいれば迷うことはないと思います。 以下に接続ポイントを [ 、Mの部分を( )で示します。 many other animals [can [show that they [are hungry, and (to that extent) have a language or means of communication. 0282大学への名無しさん2018/05/19(土) 11:31:58.84ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-3】 ・The difference between ...: ここも、読みながらのパターンの「予想」と「修正」やってみましょうか。 The difference between ではじまり is, therefore, that whereas ... で、 S+V [(S+V)S+V] を予想します。 正確にはis that でS+V [S+V] を「予想」するのですが、whereasと接続詞が連続して出たとこで「修正」が入り [ ] 内の S+V が (S+V) S+V に修正されるわけです。 (S+V)を読んでいる最中に or other sign that it is ...で ( ) 内が更に S+V [S+V] になっていることに気付きます(「修正」)。 that はshow that の名詞節を導くthat。V+M+O で O が節になって長くなっているため順序が変わっています。 更に読んでゆくと、psysical state―such as hungry ... ここでsuch as 以下は例示で、後の―がたぶん出てくるはず、と思います。 ―man is able to ... に到って、「あぁ、これでいい」(「確認」)と思います。 and to indicate でto express と等位接続し、to indicate の目的語がnot only ... but (also) 〜 の形で2つ続きます。 途中show のところの V+M+O に気付かないと、other sign that ... と同格名詞節に読んでしまう危険がありますね。
Home Room では最後の to indicate に連なる 2つの not only ... but 〜 計4つの目的語の節のうち終わりのひとつ to indicate of what he is afraid という形の話が出てきましたが、これは既に説明してあります。40スレの【V2 24-2】(40スレ No. 589) を見てください。
・ここで「パターン」について少し触れておきます。S+Vが 2つの組み合わせは、3つしかありません。 S+V [S+V], [S+V] S+V, S [S+V] V の3つ。当たり前です。 この主節・従属節にS+Vがさらに加わり複雑化して、「パターン」が増えていくわけで、3つの組み合わせはもっと多くなるのですが、 3つの組み合わせの中にひとつだけ質的に異なるものがあります。わかりますか? S+V [S+V] [S+V] です。 主節に対して従属節が2つ並列に並び、どちらも主節のVを修飾します。 この型は S+V+M+M とか V ... M として説明された文の M が節 (S+V) である場合で、他の直列的な「パターン」と質が異なります。 【V2 2-1】(40スレ No. 38) で伊藤先生が『ルールとパターン』の始めの方でおっしゃっていた、 3つまでマスターしてしまえば、S+Vが4つになっても、3つのときまでの考え方で何とか理解できる という「パターン」の要点の話を書きましたが、その核心はこういうことです。
・なお、「[55]と並んで、この問題が出来れば受験生としては1級の力だね。」ということだそうです。 私もおかげさまで、スラスラできるようになっています m(_ _)m 0283大学への名無しさん2018/05/19(土) 11:52:27.57ID:88Z43k210 59番に出てきた、 a lamb will bleat, a lion will roar, a dog will fawn ... などの、 a+「名詞(単数形)」は、the+「名詞(単数形)」と並んで代表単数などと呼ばれ、「〜(というもの)は」という意味になります。
なお the+「名詞(単数形)」の方は 堅い学術調の文章に使われ、〈発明品〉か〈動物〉か〈体の部分〉に使われることが多いようです。 5番に出てきた代表単数the nightingale も The nightingale comes to England in April. He is a plain-looking bird. とナイチンゲールの生態に関する内容でしたね。 0284大学への名無しさん2018/05/19(土) 14:47:54.74ID:9aSSdtfc0 (>>276 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-1】 課題文は人間とその他の動物の情報伝達の違い。焦点は「S+V,[S+V],(S+V)ののまとめ」。 『ビジュアル』で何度も顔を出した「S+V,[S+V],(S+V)の組み合わせ」もフィナーレです。 この枠組みは前身『ルールとパターン』では「パターン」と呼ばれていました。 私も意識的に"括弧"つきで「パターン」と呼んできました。だってその方が indicate しやすいですから(笑)。 フィナーレといっても、もうこれで終わったという訳ではなく、あなたのアタマの中にある"「伊藤回路」のパーツ"として、すでに発動しているはずです。 この枠組みに新しく追加する事項はない、なぜならそれはあなたのアタマの中ですでに作動し、必要な自己強化をするであろうから、ということです。 さて本文。 ・Man alone is able to convey precise information ...: convey する機械は日本語化して「(ベルト)コンベアー」って言いますね。 世界初の電気ベースはウッドベースと違いフレットがついていて、「正確」precise だったので、"プレシジョン(Precision)"という商品名になりました。 speech は「話、言葉」が中心の意味で、結婚式などの「スピーチ」な意味。 leisure は「余暇」が中心の意味で、余暇に行う娯楽の「レジャー」はこれまた派生的。 苦情を述べるのはcomplain で「クレーム」ではありません。 claim は「…であると主張する、言い張る;〈自分のものだ・当然の権利だ〉と〈物・金〉を要求する」という意味です。 輸入される過程で意味が随分ずれてしまった外来語があります。
・... to his fellows through speech: [to his fellows] [through speech] 2つの M は V にかかります。 0285大学への名無しさん2018/05/19(土) 14:49:47.50ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-2】 ・But although only he, when hungry, can ask for the particular food he wants ...: 反射的にalthough [S+V] S+V が出るとわかるはずです。そういうのを「伊藤回路」といってみたんですが、大袈裟でしょうかね? only he, when hungry, can ask →ここで[S+V] の「予想」を「修正」し、[S (S+V) V] に when hungry,と補い can ask for... と読んでいきます。 the particular food の particular は precise と並んで、人間が異なる点を示す大事なキーワードになっています。 the particular food he wants 関係代名詞の省略もしくは節。だからここまでの「予想」を細かく「修正」すると although [S+V] S+V ⇒although [S(S+V)V] S+V ⇒ although {[S(S+V)V](S+V)} S+V となります。階層が深くなりすぎたので{ }を臨時で使いました。 ただ、階層が深くなって括弧をどんどん増やしても見にくくなるだけ。 多くはS+V 2つ、一部は3つのの組み合わせの応用で何とかなります。 局所局所に2つ、又は3つの組み合わせを適用し、「修正」すればいいわけです。
・many other animals can show that they are hungry, and ...: although {[S(S+V)V](S+V)} S+V はさらに although {[S(S+V)V](S+V)} S+V[S+V] となるのですが、こうしてみたところで、煩雑なだけで、読解の役には立ちません。 その後も線 (line) に沿って行きましょう。 and のところで、「ははん、A and B だな」と思います。伊藤先生の解説では B の接続ポイントは文法的には3か所あるわけです。 ただ、意味を取りながら読んでいれば迷うことはないと思います。 以下に接続ポイントを [ の部分を( )で示します。 many other animals [can [show that they [are hungry, and (to that extent) have a language or means of communication. 0286大学への名無しさん2018/05/19(土) 14:51:51.99ID:9aSSdtfc0 59番に出てきた、 a lamb will bleat, a lion will roar, a dog will fawn ... などの、 a+「名詞(単数形)」は、the+「名詞(単数形)」と並んで単数などと呼ばれ、「〜(というもの)」という意味になります。
なお the+「名詞(単数形)」の方は 堅い学術調の文章に使われ、〈発明品〉か〈動物〉か〈部分〉に使われることが多いようです。 5番に出てきた代表単数the nightingale も The nightingale comes to England in April. He is a plain-looking bird. とナイチンゲールの生態に関する内容でしたね。 0287大学への名無しさん2018/05/19(土) 15:17:31.38ID:9aSSdtfc0>>279 〜 >>283 ID:88Z43k210 さん、 あなたには、もはや人間として最低限の誇りもプライドもないのですねぇ〜 恥を知りましょうね ┐(´∀`)┌ 0288大学への名無しさん2018/05/19(土) 21:26:39.13ID:uJ7vBrHa0 (>>283 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 60-1】 課題文はa bricklayer 煉瓦職人の半生といった内容、しんみりさせられます。焦点は「関係副詞の省略」。 ここでの焦点の内容は大半【V2 28-5】(40スレ No. 796) で書いてしまいました。あちら (伊藤、ピーターセン、江川から厳選です) の方がこちらより包括的なので (^^; 参考にしてください。 本文。 ・When I was younger, I considered myself fortunate fortunate to be a bricklayer: 比較級で「もっと若かった頃」、I considered myself fortunate ... は第5文型、O+C の Nexusを含む文 【V2 10-2】(40スレ No. 215)。 myself を I にして、I was fortunate to be a bricklayer. を読み取ります。
・It was a skilled occupation from which ...: 前方照応のit(= a bricklayer)。from which はルール3を適用して I derived much artistic pleasure from the skilled occupation.
・I found the job itself pleasurable ...: itself は all とともに同格の代名詞の代表(→「文法篇」p. 549 Ch. 8 5. (4))
・The latter aspect: 「後者」。late の比較級。late には2つの比較変化があり、 "時間"の方が late - later - latest / "順序"の方が late - latter -last です。中学校の知識だけど、ちょっとあやふやな人もいるかも。
・At the time I felt this the government had ...: 関係副詞の省略と説明されています。 その通りですが、これと転用接続詞のthe moment, every timeなどがとる文型が形式的には全く変わらないのは要注目。 0289大学への名無しさん2018/05/19(土) 21:27:28.52ID:uJ7vBrHa0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 60-2】 ・Slum dwellers, I thought, ought to be served first: 挿入です。挿入について以前簡潔にまとめました(挿入の基礎知識)。リンク貼っておきます。
・a housing plan that was supposed to help ...: are supposed to ... は「... と考えられている」という文字通りの意味だけでなく、「ことになっている」のようなもっと強い意味を表すことがあります。 Review 1は前の意味。ここでは後者。
・As I've grown older, the job has become more monotonous ...: 「つれての as」。主節や従属節に、change, increase, develop など"変化"を示す動詞や "比較級" (more and more)が出てくるのがこの用法のas の目じるし。 詳しくは以前にまとめたasの文法をご参照ください。リンク貼っておきます。
・Perhaps age has something to do with it. The word ought to have something to do with the census. の時に一度出てますね。「... と多少の関係がある」。
・The employers treat me as a means to an end, seldom as a person: 前置詞の as は「... として」の意味だけと思って可。一方上に出てきたように接続詞のas は意味が多彩で、用法もそれぞれに特徴があります。 a means 「手段」はいいとして an end に「目的」の意味があるのは辞書でチェック。終点ですからね、目的の意味はあっておかしくないですね。 0290大学への名無しさん2018/05/19(土) 21:28:16.21ID:uJ7vBrHa0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 60-3】 ・Something to be thrown away ...: 同じ使い方がありましたね。No. 48 の Infancy is not a blessed state to them, but something to be grown out of and escaped from as quickly as possible. の所の something to be grown out of / (something to be) escaped from です。S→V関係であること、受動態の形の不定詞であること、Hが something であること、全部共通ですね。 この部分は前とThe employers treat me as something to be ... と繋がりますが、慣れてないと気がつかないかも。
・Society does not seem to appreciate my efforts nor can I get any pleasure ...: nor can I get ... は否定の副詞+v+S+V
・My job could quite easily be done by machines: 仮定法で if 節に相当するものはby machines。その後直説法 (現実を表わす) で and often is by concreting techniques と書いて、 「機械にやらせることは容易にできるだろうし、コンクリート工法で現にやっている」という表現法。
・I have sold my skill, if it can still be called that, to whoever pays highest: to whoever pays highest がsold にかかることを (すなわち V ... M) 直前のコンマが示しています。 このようなコンマの意味に関しては以前まとめたことがあります。リンク貼っておきます。
555 : 大学への名無しさん2016/04/17(日) 22:00:29.65 ID:4AjR1ZM90(池沼回路) >>547 On my entrance into the room って、おかしくない? force an entrance into the house で「家に押し入る(=break into the house)」 という表現はあるけど、enterは通常他動詞として使われて、enter the house だよね。 だから、on+動名詞〜 のこの句でinto は変だと思うんだけど・・・。
『ルールとパターンの英文解釈』の終着点から更に20題、遂に『ビジュアル英文解釈』の終着点にたどり着きました。 さあ、まずは本文に目を通しましょうか。 ・Many a man complains bitterly that ...: many a ... 「多くの ... 」〈古い文語的表現で云々…〉」と多くの本に書かれています。 英作文には使わないほうが無難ですが、読み物には出てくる表現なので知っておくべきだと思います。単数扱いになります。 昔のフォークソングに、Many a day with you I've rambled countless hours with you I've spent ... なんて感じの哀しいラブソングがあったような気がします。
・Many a wife feels that her husband is all reason: 大昔、「それは危険だ」がなぜ "It's dangerous." なのか納得がいかず、頭が混乱した記憶があります。表現の習慣的な差で、理由はないわけですけどね。 ここはその逆で×all reasonable でなぜいけないのかには「理屈」はありません。