【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 42-4】
・I had delivered no more than five or six bars when ...:
no more than は風呂敷を広げると鯨まで出てきて収拾がつかなくなるので(笑)、ここでは=only だけで。
「had+p.p. ... when ... 過去」の文ではwhenの前から訳す方が読みやすいと訳のコツを話しています。
He had been ill two days when the doctor was senr for.
「医者が呼ばれた時、彼は2日間病気だった」→「彼が病気になってから2日して医者が呼ばれた」。

・He was irritated beyond measure as he told me that ...:
ここも訳のコツとして前から訳す方が読みやすいと書いています「彼はどうにもならぬほど頭に来て、私に ... と言った」。
接続詞asの識別は以前にまとめました。リンク貼っておきます。

伊藤和夫の英文解釈18【ビジュアル英文解釈教室】
http://tamae.5ch.net/test/read.cgi/kouri/1456277840/219-

・As if possessed by some demon ...:
主節の主語とbe動詞を補足して考えます。as if の後なので、原則は仮定法過去。
As if he were possessed by some demon ...

・and played the opening bars himself, uttering words of admonition all the while:
himself はall と並んで同格の代名詞(>>285)。utteringは分詞構文。
all the while は「その間ずっと」。これ以外にビジュアルに出てきたwhile 関係の熟語は
for a while 「しばらく」(No. 14) ←これは熟語か微妙
once in a while 「時々」(No. 48)
です。
ついでに『ルールとパターン』ではquite a while 「(かなり) 長い間」『入門編』『基礎編』にはありませんでした。
『テーマ別』ではa while ago 「しばらく前に」、『解釈教室』では、意外なことですが、ありませんでした。
課題文をワープロやテキストファイルにしておくとこういう使い方ができます。
OCRとスキャナには投資しておきましょ(最近ではプリンタでスキャンできるものもあります)。