大卒と高卒の生涯収入差は4000万円ほどになるらしいがあくまで平均値の話である。
平均値を大きく下回る領域では、大学4年間の学費とその間の逸失利益を考えれば、
大学進学がペイしない状況が珍しくないのでは無いだろうか。
偏差値50以下の延滞率の明らかな上昇は、大学進学が割に合わないどころか
奨学金の返済にさえ困る状況に追い込まれている人がこの領域では少なからなず存在することを示している。

奨学金制度が若者に無駄に4年間を浪費させた挙句、莫大な借金を負わせ、
代わりにレベルの低い大学を肥え太らせているとすれば理不尽な話だ。
受験生自身も彼ら彼女らを支える大人も、本当にその進学が本人にとって良い選択なのか、
厳しい目で吟味すべきだ。このページがその一助になることを願う。


学校毎の貸与及び返還に関する情報(日本学生支援機構奨学金)
https://www.sas.jasso.go.jp/ac/HenkanJohoServlet

入試偏差値と奨学金延滞率の相関
http://blogos.com/article/219940/

独自集計!全大学「奨学金延滞率」ランキング
平均は1.3%、延滞率5%以上の学校は7校
http://toyokeizai.net/articles/-/168512