「手びき」は代数幾何も良かったな
基礎からコンパクトに詰め込んでいるのに1982年の東大の一次変換の難問も扱っているのにはちょっと驚いた記憶がある

80年代限定で網羅系の問題集(参考書)にコメントすると
【黒大数】
・月刊大数や代ゼミ的な鮮やかな解法にはこだわらない
・大学の勉強には直結しやすいかも(?)
・網羅性はやや劣る
【演習(Z会)】
・背景知識には抜けて詳しい
・基礎が出来てないと難し過ぎて殆ど役に立たない
【手びき】
・基礎→応用→発展がコンパクトにまとまっている
・背景豊富な難問でも背景知識には深入りしていない
【チャート】
・現行のチャートと同じ
【新数学演習(大数増刊)】
・84年版までは問題にも解答にもキレが欠け「理系新作問題演習」などに比べて人気がなかった
・85年の改訂で問題も解答も刷新され難関大受験生のバイブル的存在に