・納得 中村敦夫氏「スガは症状悪化 嘘もひどいが答弁拒否は度が過ぎている」 

【菅義偉】菅首相は症状悪化 嘘もひどいが答弁拒否は度が過ぎている|日刊ゲンダイDIGITAL
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国会は言論の府であるなどと、今さら念を押さざるを得ないとは、何とも情けない。
 言葉が議論のツールであり、内容のあるやりとりが政治の質と方向を決める。この本質を理解しない政治は、いかがわしい闇の中を迷走する。

そうならぬために、2つの原則が厳守されねばならない。
1、政治家は、公共の場で嘘をついてはいけない。
2、国民の代表による質問には、内閣は誠実に答弁する義務がある。

 7年にわたる安倍政権はコンスタントに嘘をつき続けてきた。
景気拡大の嘘発表をはじめ、森友学園、加計学園、桜を見る会等々。首相引退の理由も、仮病だったか?
 父親の安倍晋太郎が息子を知人に紹介する時、「こいつは頭が悪いが、ごまかすのは一流」と言ったそうだが、噂話とは思えないフシもある。
だれもが嘘とわかっているのに、トップで八百長を続けた実績は、日本政治のレベルをとことん貶めた。

菅も官房長官として、虚偽発言を肯定してきたのだから同罪である。
それどころか、首相になるやいなや、日本学術会議をめぐる答弁で小さい嘘をつき続け、自縛状態に陥った。
嘘もひどいが、答弁拒否は度が過ぎている。
しかも、舌足らずで呼吸も浅く、きちんと日本語がしゃべれない。首相就任後は、さらに病状が悪化したようだ。