おそらく、司馬遼太郎の『翔ぶが如く』(昭和51年)
たぶんこれ以前(40年代)は、多くの日本人が書けない、下手したら読めない(ボキャブラリーにない)字だったと思われる。後の「慟哭」「忖択」のように。
目新しいためか、昭和50年代前半〜中盤に「かもめが翔んだ日」「翔んだカップル」「翔んでる警視」など盛んに使われ出した。