友達A子が東京で結婚して、旦那さんを連れて田舎に戻ってきた。古い民家を買ってリホームして、田舎で暮らすことにしたと。
この夫婦は子どもはいなかったけど、2人とも別々の会社を経営していた。仕事はネットと用事がある時だけ東京に出向くというやり方だった。

しばらくして田舎に残ってる同級生3人とA子とランチに行った時に、同級生のB子がA子に「子どもは作らないの?」と聞いたらA子は「うーん、もう歳だし(みんな37歳)仕事の環境も変わったし、子どもはいいかなーって。旦那も忙しいしね」と言ったら
B子は何を思ったのか「あのねぇ…この土地に老後も住むんでしょ?それって間接的にうちの子どもたちがA子の老後の面倒も見るって事だよ?
こんな田舎で子どもも少ないのに、私達の老後はその少ない子ども達が大勢の年寄りを支えないといけなくなるんだよ?
自分たちは商売に忙しいから子ども作らないけど、他人の子どもには老後の面倒見させるってるって、どうなのかなぁー?お金かけて育ててる私達だけ丸損じゃん。子どもいない人はタダ乗りじゃん」みたいな事を言い出した。

A子が子どもが出来なかったのか、本当にいらないのかは分からないけど、こんなデリカシーないセリフを生で聞くなんて、思考が止まるほどビックリした。

A子は「うーん、そうだね…」みたいに濁してたけど、C子が「でも、A子夫婦みたいな人がうちの町に税金いっぱい落としてくれるから6年生まで医療費も無償になったし
こないだの夏祭りの寄付だってにA子夫婦の寄付金が1番だったよ。私達もちゃんとA子の恩恵受けてるよ」と言ったら
(うちの地域は小3まで医療費補助があったけど小6までになった。お祭りの寄付金は高額順に名前が貼り出される)
B子は「それはA子だけの力じゃないでしょ?」と譲らない。「それなら老後を支えてくれるのはB子の子どもだけじゃないでしょ?」と言ったら「そんな問題じゃない!」と口論になって解散になった。

今までB子のあんな攻撃的な所を見た事なかったから、もしかしたらあの時、心を病んでたりしたのかも知れないけど、テーブルについてまだ料理も来てない早々の段階で何であんな事を言ったのか分からないし
それ以来B子からも連絡ないし、たまに見かける事はあるけど目も合わせないし、完全に友やめになったみたい。