これは大変だとやっと気がつくも、もう遅い。引き返すにも大変だし、仕方がない。
とりあえず前に進む。更に倒木の密度が上がるが逆にその上を歩くのは楽になってきた。
途中完璧に斜面が崩れた場所とか大量の蛾が発生している場所とかを抜けてなんとか
目的地に到着。蛇さんとかトカゲさんとかに何回もお会いしたのは愛嬌かな。
どう考えてもがけ崩れなどのために通行禁止にするようなレベルじゃないのと思ったが、
やっと完走して携帯の圏内に入ったのでサイトを見てみると、最新の情報で2015年。
そして、2015年秋の大雨からがけ崩れで立入禁止になっていたそうな。
勿論自治体が通行禁止の標識を立てているはずなんだが、ルートの入口どちらにも標識が
無かった。どうも誰かのいたずらか何かで撤去されていたみたいだった。
たった数時間の間だったが、山の中を歩いている間は内心凄い修羅場だった。
もうひとりでは行きたくないと思うぐらいには怖かった。

ということで、梅雨が明けたら友だちとまた登山しようと思う。