ある日、彼女が任天堂についてスクールで学んだ、任天堂が好きだ、という話になった。
スーファミまでトップシェアを走っていたがプレステに負け、DS・wiiで盛り返した、というストーリー(3DS、WiiUは未発売の時期)を語っていた。

わたしは昔からファミ通を毎週買ってる軽いゲーオタで、任天堂の興亡は、ファミコン、ゲームボーイ時代からずっとやってて身近で知ってる。
マリオシリーズもRPGやUSAも含めてやりこんでるし、ゼルダも(以下略 、任天堂の復活をずっと応援していた。

なので、「そうなんよねー、任天堂はいいソフトとハードを作るのに、ロード時間の長いプレステに負けてね〜、当時はね〜…」と話に乗っかったら、
「いや、それくらい知ってるから!めっちゃ勉強したから!私任天堂のファンだから!!」とプライドと対抗心剥き出しで制された
(本当に、手のひらをこちらに向け、話を手で制した)。
でも、その子は知識では知ってるのかもしれないけど、ゲーム自体をまったくプレイしたことがない。
「任天堂」という企業の経営ストーリーと財務諸表を知っているのかもしれないけど、
だからといってゲームファンに「私のほうが知ってるから!」対抗心を持つか??

絵にかいたような、「知識はあるけど心を失ってるやつ」になったように見えて、これをきっかけに疎遠になった。
今思えば、その時に言い返せばよかったな〜。ケンカになっただろうけど、友達ならそっちがよかった。