>>29
よくある疑問だね
公衆衛生大学院は専門職養成のための場所
国際的には公衆衛生、行政、保健医療とかの分野で実務を担当するためにはMPHが必要
CDCとか国連、WHOなどの国際機関の募集要項見ると、応募するポジションに関連する修士号をもってないといけないって書いてあるはず
医師の場合は医療の分野で関わることがほとんどだろうから、MPHが必要ってことになる(もし医師だけど、例えば環境開発とかで国際機関に行きたいと思ったらその分野の修士号がいるんじゃないかな)
もちろん公衆衛生分野の博士課程もあるけど、そっちに行く人は公衆衛生の実務じゃなくて疫学とか生物統計とか基礎に近いマジの公衆衛生の研究者を目指す人が多い
アメリカ発祥の分野で、日本では最近やっとMPHをとれる大学が増えてきたけど、日本ではMPHがないとできない仕事ってあんまりないから資格自体の価値はまだ低いかも
実際MPH程度の内容は独学できるって言う人もいるし、本当に専門家として保健行政に携わりたいならMPHじゃ足りなくて、公衆衛生博士もった上でやるべきだって言う人もいる

けど名刺に「Dr.〇〇 MD, Ph.D, MPH」って書けるし、履歴書にも「ハーバード大学公衆衛生大学院修了」って書いてあったら強そうじゃない?
外国で大学院修了して学位とるってそれなりに箔はつくでしょ