同志社大学の学生らが国の持続化給付金をだまし取ったとして逮捕された事件で、警察はこの学生が他にも十数人の学生や知り合いにウソの申請をさせたと見て調べています。

 同志社大学2年の山本拓人容疑者(22)は今年6月、詐欺グループの男らと共謀し、知人の女子大学生2人を個人事業主だと偽ってウソの書類を提出し、国から支給される「持続化給付金」200万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれています。

 警察によりますと、山本容疑者はグループの“勧誘役”だったとみられ、宇田凱容疑者らの指示を受けて、サークル活動やアルバイトなどで知り合った学生ら十数人を勧誘し、ウソの申請をさせていたと見られています。

 同志社大学の植木朝子学長は「大変遺憾であり深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

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