「偏差値40以下の高校の生徒は採用しない」。

こうした内部文書の存在が明らかになった大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」に対し、文書を
入手した厚生労働省が18日、事実関係の調査に乗り出しました。

18日午後1時半頃、江戸川区にあるドン・キホーテ本社に、厚生労働省東京労働局の職員8人が訪れました。
厚生労働省が動いたのは、ドン・キホーテの内部で作成された今年5月8日付の文書がきっかけでした。
 
東京と神奈川にある偏差値49以下の高校およそ240校をリストアップした
「要注意高校リスト」。出身校の偏差値や住所によって、採用基準を決めたものです。

偏差値46以上は採用、配属部署どこでもOK。偏差値41から46は条件付き採用、現金・レジを扱う、レジ、対面、電気、経理には配属不可。

ただし、この偏差値でも店から5キロ圏内に住んでいる人は採用不可とされています。
そして、偏差値40以下は無条件に採用不可。 このリストで偏差値40以下、 採用不可とされた高校の1つは困惑を隠せません。