1943年(昭和18年)の徴兵対象者拡大の際、 学 徒 出 陣 の 対 象 と な っ た の は
主に帝国大学令及び大学令による大学(旧制大学)・高等学校令による高等学校(旧制高等学校)・専門学校令による
専門学校(旧制専門学校)などの高等教育機関に在籍する 文 科 系 学 生 であった。
彼らは各学校に籍を置いたまま休学とされ、徴兵検査を受け入隊した。

これに対して理科系学生は兵器開発など、戦争継続に不可欠として徴兵猶予が継続され、陸軍・海軍の研究所などに勤労動員された。
ただし、農学部の一部学科(農業経済学科や農学科)は「文系」とみなされて徴兵対象となった[6]。

また、教員養成系学校(師範学校)の理系学科(数学、理科)に在籍する者も猶予の制度が継続された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E5%BE%92%E5%87%BA%E9%99%A3