0001名無しなのに合格
2018/05/14(月) 18:32:38.57ID:U+D7c3wAでは、昔から東大に何十人も合格するようなウルトラ進学校の実態はいかなるものなのか。そのOB・OGたちに聞いた。
1学年160人程度という生徒数ながら、毎年、東大に100人前後の合格者を出す超進学校・筑波大附属駒場高校(東京)のOB・Aさん(30代)は、
「特別考査」と呼ばれる校内テストのレベルの高さが印象的だったという。Aさんは高校から「筑駒」に入学した、いわゆる高入生。
Aさん自身も現役で東大の文科III類に合格した秀才だが、学内テストでは見事に“玉砕”していたそうだ。
「とにかく数学のテストがムチャクチャ難しかったことを覚えています。私は学内テストの順位が60〜70番でしたが、数学の点数は6点とか8点とか、
1ケタをとることもしばしば。数学の自信はゼロでした。しかし東大受験では、数学は大問が4問出るのですが、ほとんど全部解けました」
これはすなわち、校内テストの問題の難易度が、東大の入試問題より遥かに高いということになろう。
また、女子校では東大合格者数でダントツの桜蔭高校(東京)には、「1年で東大に2度受かった人」がいたという。OGのBさん(40代)がいう。
「まず前期で東大の理科I類に合格。併願で受験した慶応の医学部にも受かったため、東大を蹴って慶応に行くつもりでした。
しかし後期で東大の理科III類に合格したため、結局そちらに進みました」
東大合格者数ベスト10の常連・栄光学園(神奈川)には、伝説的な“歴史の天才”がいたそうだ。同校OBのCさん(40代)が語る。
「現役で東大に進んだ人で、とにかく歴史が得意だったD君。
センター試験では世界史を解いていたのですが、選択肢の中に学説的に異論がある記述を見つけ、回答不能と判断し、急遽日本史に選択科目を変えて満点。
後にその問題は『設問に問題がある』と判断されたので、同級生の間では『さすがD君だ』と話題になりました」
数十万人が受けるセンター試験の問題は、専門家が吟味に吟味を重ねた上で作られたもの。それをD君はたった一人で、間違えを見抜いてしまったのだ。
ちなみにCさんが数年前、約20年ぶりにD君を電車で見かけたところ、D君は分厚い歴史書を読んでおり、変わらぬ歴史への情熱に感激したそうだ。
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