受サロ文豪決定戦
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テーマは「受験の思い出」
これでなんか文豪っぽく書いてや 暫定1位
実は受サロ民文才あるんやろ?
6 名前:名無しなのに合格[] 投稿日:2018/02/27(火) 02:08:12.88 ID:nIkeRPjn
一橋実戦で僕の前にいた女の子
その日は僕の前が3人連続で欠席していたため、解答回収のときは毎回僕が彼女に出向いていった。
「ありがとうごさいます」
「いえ、どうも」
試験という張り詰めたモノクロの世界に、彼女は一瞬にして色を灯したのである。
この何の変哲もない儀礼的な言葉で、灰空に虹がかかったのである。
一週間後のオープン模試でも彼女は居た。凛とした表情で、彼女は居た。
その様子はさながら一輪のハルジオンのようで、雨の日に揺れる花の静けさに似ていた。
運命の赤い糸だ─そう思わずにはいられなかった。なるほど恋は運命の遊戯だとはよく言ったものだと、そう思わずにはいられなかった。
今、彼女は何処で咲いているのだろう。何を想い、何をしているのだろう。疑問ばかりが、解決の糸も垂れておらぬ疑問ばかりが反芻されるのである。これは試験当日、僕の視界は常にモノクロームであり続けたためである。 >>3
いやこれだろ
「うんち。」、この一言にどうしようもないやりきれなさが隠れてる >>2の被害者感がすごいw
>>1が勝手に別スレから引っ張ってきただけなのにw
にしても>>3にはグッときた 「うんち。」
この短文からでも>>3が受験に失敗したのであろうことが伺える
そして大学受験という不条理の連続を経験し半ば諦めの感情を抱いており
その気持ちのぶつけどころが無くただぽつん、と「うんち。」とつぶやいたのだろう
また失敗を引きずりながらこれからの人生を歩んでいくことが示唆されており、この板に多数居る第一志望落ちの受験生全員の心もちを代弁している
句点、ここにもアジがあるし体言止めのようななんとも言えない叙情を醸し出している
受験を経験した者だからこそ書ける名文と言えよう おもうようにいかない、この世界。
只々夢を追い続け、気づいたときには霧となってとおりすぎる。
受験は、うんち。 合否通知を開く
うんち、視界が全て黄土色になっていく、うんち ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています