化学得意な人きてくれ
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「容器の容積を変化させることで圧力を1.01×10^5Paで一定に保つことのできる密閉容器内に、1.42gのNa2SO4を水50.0gに溶かした希薄水溶液をいれた。この容器を加熱したところ、沸騰している希薄水溶液と水蒸気が共存し、水蒸気の体積が一定の平衡状態になった。」
っていう記述があったんだけど、沸騰しているのに平衡状態になることってあるの? そりゃ沸騰して液体が気体になると同時に気体は凝縮して液体に戻るからな。
平衡状態ってのは蒸発の速度と凝縮の速度が等しくて見かけ上体積変化がないってこと >>1
分圧とは、PV=nRTとかを使って求めた気体の圧力のこと。
飽和蒸気圧とは、その気体の分圧がとることのできる最大値。飽和蒸気圧は気体の種類と温度によってのみ決まっていることに注意。
平衡状態ってのは、
注目する気体Aの分圧=気体Aの飽和蒸気圧
になってること。
沸騰は、
気体Aの飽和蒸気圧=系にかかる外圧
のときに起こる
つまり、Aの分圧=Aの飽和蒸気圧=外圧のときに、Aは平衡状態であり沸騰もしている。 つまりこの問題文から読み取れることは、
その状態における水の分圧=飽和水蒸気圧=1.01×10^5Pa(外圧)
ということ。 沸騰って液体内部の平衡みたいなことじゃないっけ?だから外気とは関係ないと思うんじゃが 液体内部で生じた気泡の圧力(この圧力は分圧と同じ)が外気圧と同じくらいになると、この気泡は押しつぶされないので、内部からぶくぶくと気泡が上がってくる。
これが沸騰。
外気圧よりも低いと押しつぶされるので上がってこない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています