倫理のマイナー思想家たちを挙げていくスレ
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伊波普猷
沖縄のおっちゃん。その一生を「おもろ」など沖縄学研究に費やした。 アナクシマンドロス
万物のアルケーを無限定なるもの(=ト・アペイロン)と唱えた哲学者。
アナクシメネス
万物のアルケーを空気と考えた哲学者。
この辺ややこしい ハンス=ヨナス
未来世代への現代世代の責任を説いた哲学者。主著「責任という原理」
ハンナ=アーレント
ナチズムを経験し、生涯を政治現象としてのホーリズムの研究にかけた哲学者。
「ハン-」系もややこしい ベルクソン
人間を道具を用いて自然を改変してきた工作人「ホモ=ファーベル」と命名。
エリクソン
フロイトの精神分析学を発達心理学に応用。青年期の発達課題はアイデンティティの確立にあるとした。
この辺マイナーじゃないけどややこしいから一応
「-ソン」系の人他にいたっけ? >>8
2017本試かプレテストかで出てきて肝冷やしたわ
なお「おもろ」は歌という意味の模様。
一昔前「オモロー」とか叫んでた某ナ○アツ・オブ・ザ・ワールドとは無関係なので用心されたし 陸羯南
日本の伝統的共同体の再編を願った国粋主義的ジャーナリスト。日本国民精神を取り戻すべく新聞「日本」を発刊 俺は倫理選択じゃないけどみんなボーヴォワールとかは当然のように知ってるのか?
楽しそう 美濃部達吉
天皇主権に対し「統治権は法人としての国家にある。天皇はその執行機関だ」とする「天皇機関説」を展開。吉野作造とともに大正デモクラシーの指導者とされた政治学者。
飛行機飛んだからID変わった ボーヴォワールくらいなら大体知ってるんじゃね
個人的に徳富蘇峰やら安部磯雄やらの国粋主義者、社会主義者がきついわ カミュ
人間存在の曖昧さからくる世界と人間の関係から自身とは異なる不条理を指摘。 ショーペンハウアー
ペシミズムと「生への意志」を説いた哲学者。
のちにニーチェに影響を与え永劫回帰・運命愛によるニヒリズムの克服を説く「力への意志」を書かせるに至った。 >>19
メディア論まったく知らなかったからマルクハーンとか出てきたとき焦ったわ >>18
あー「シジフォスの神話」書くの抜けてた
まぁわかるか >>21
マクルーハンな
良寛 曹洞宗の僧 書道の天才 塙保己一
賀茂真淵に六国史を学び、その後「群書類従」を著した江戸時代の国学者。
日本史でも出てくるのかな?普通に知らなかった 植村正久
信仰の自由の教会の自立のために尽力したMTSの日本プロテスタント運動の指導者。 ハーバーマス
大衆を操作・管理する現代の情報社会に対処するため抑圧のない場で合意を目指した自由なコミュニケーション「対話的理性」の必要性を説いたフランクフルト学派の哲学者。
科学技術で征服してきた地球環境を「外なる自然」、またその過程で破壊された人間の精神を「打ちなる自然」とそれぞれ呼んだ。 黄色本で一月から勉強してるんだけどvパック難しくて全然ダメだった ブールドネージュ
ドイツの現代の思想家
ボーダーレス化が進む現代において違いを認め合い生きる「共生」を説く
16年の追試に出たりZ会の予想問題集でも出た割と重要な人 ディドロ 百科全書をダランベールと共に作る。ルソーと友達で無神論者であった。(賭け事のときに用いるダランベール法とはこのダランベールが考案した。)
ヴォルテール(本名 フランソワ=マリー・アルエ)
ディドロ、ダランベールと友達。風刺を書いてバスティーユ牢獄に入れられる。名言が
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」 ちょくちょく出てるのはあるけどいうほどマイナーでもないような
昨年今年ぐらいの難易度でセンター8,9割狙うには必要だと思うけど いつも模試で倫政8割台しか取れないのはこいつらマイナー人物のせいだったのかな…もう今からじゃ間に合わん… >>33
和洋芸術家シリーズで20人くらい本気でマイナーな人達いるけどまず出なさそうだしそういうネタスレになるのもちょっとね
得点には直結しやすいレベルのマイナーな人物たちってことで選んでるつもり
過去問解いてて一回か二回は出てくるような人物が中心になってるかも ベルクソン
閉じた社会から開いた社会を目指す
生命の飛躍
意味は調べといて ダンテ 神曲
ボッカチオ デカメロン
ベルトラカ カンツェニオーレ
ミケランジェロ ダビデ像
ラファエロ アテネの学童 >>38
古代って師匠に近い名前に改名する文化あったんか?
それとも芸名(あるいはペンネーム)なんか? レヴィナス
倫理的主体の「私」が意味を持つためには「他者」の重みを知らなければならないとして、近代的自我を中心とした倫理を批判した思想家。
このスレのムードいいな
まさしくセンター前って感じ あともう一個
ポパー
主張を真理としたければ反証可能性が必要 >>42
古代の政治家じゃない思想家は公式文書が残らないからペンネームの可能性が高いんじゃねえか?あくまで推測だが マクルーハンは倫理だと割とマイナーだけど、メディア論を専攻して読んでないとモグリのレベル
「メディアが人間の感覚配分比率を変容させる」がおおよその主張
主著は『グーテンベルクの銀河系』『メディア論』 アマルティア=セン
インドの経済学者。アジア初のノーベル経済学賞の受賞者で、
ロールズなどが唱えた所得や資産の是正よりも、
自分が「価値がある」と考える生き方、
すなわち「ケイパビリティ(潜在能力)」を選択できる幅を平等に保障することの重要性を指摘した。 ロバート・ノージックは、70年代のリベラリズムの思想家
71年にジョン・ロールズ『正義論』が世に出てから、リベラリズムの議論が盛んになるが、ノージックはロールズに対する批判を行った
おおよその主張は「個人の自由や権利に干渉しない程度の小さな政府」
主著は『アナーキー・国家・ユートピア』 丸山眞男
戦後、日本が戦争へ向かった経緯とそれに対する知識者の沈黙、社会に対して「無責任の大系」という言葉を用いて日本の近代的自我の未成熟さを指摘 ホリングワース
心理学者。「心理的(精神的)離乳」の時期という言葉で、
青年期が精神的な自立を遂げようとする時期であることを指摘した。
このスレの意図としてはこのぐらいのマイナーさの感じだよね? マイケル・サンデルもリベラリズムの思想家
ノージックがあくまで個人の権利を重視するのに対して、サンデルは共同体の構成員に共有されている共通善を重視する
このような考えをする人々をコミュニタリアンと呼ぶ 武者小路実篤
トルストイの影響を受けて同人誌「白樺」を発刊。「新しき村」を建設して自己実現をはかろうとした。
>>53
そんな感じでよろしく ホール
心理学者。感情の起伏が激しい時期であることに注目し、
青年期を「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドランク)」の時期と呼んだ。
もともとはゲーテによる感情・主観重視の文学運動を指した言葉だが、
青年期にこの言葉をつかったのはホール。 三木清
西田幾多郎に学んだのちマルクスに接近し、労働・思索・死を自らの思想的課題として取り組んだ。 九鬼周造
「いきとは、垢抜けして、張のある、色っぽさ」の言葉のある『「いき」の構造』を発表。これは、日本の江戸時代の遊廓における美意識である「いき」(粋)を、現象学という西洋の哲学の手法で把握しようと試みた論文である レヴィン
心理学者。
子ども世界と大人世界の境界に位置し、
両方に完全には所属できていないという視点から、
青年期を「境界人(マージナル=マン)」と呼んだ。
レヴィナスと混ざるのが受験生あるある。 さすがに今年は倫理簡単になると思うけどなぁ
倫理政経は置いといて少なくとも二単位科目がこの調子で難化していったら選択者消えるぞ 小此木啓吾
心理学者。
エリクソンなどが述べている「モラトリアム」状態に居心地の良さを感じ、
進路などの決定を先延ばしにするなどして
いつまでも「モラトリアム」状態に留まろうとする青年を
「モラトリアム人間」と呼んだ。
このスレにはギクッとする人も多いのではないか。
ちなみに読み方は「おこのぎ けいご」 キーワードで網羅 諸子百家
墨家の墨子
兼愛・交利・非攻説 道家の老子
道(タオ)・無・無為自然・柔弱謙下・大義廃れて仁義あり・小国寡民 ハヴィガースト
発達段階について論じた人物。
「職業の選択と準備」「市民として必要な知識の発達」
「両親などから情緒的に独立すること」
「同年齢の男女との洗練された交際を学ぶこと」
などが青年期の課題であるとした。
センターでは結構やっかい。
「同世代との男女との『親密な』仲間関係の形成」
で×と判断させるという出題がなされたことがあったとかなかったとか。 バーリン
オーギュスト・コント
ハイエク
マートン
パーソンズ 道家の荘子
万物斉同・胡蝶の夢・無用の用・真人・逍遥遊・心斎坐忘 孔子
道・仁・孝悌・忠恕・信・礼・克己復礼・修己知人・君子・小人・徳治主義・論語
ex)志学・而立・不惑・知命・耳順 孟子
性善説・四端(惻隠・羞悪・辞譲・是非)→四徳(仁義礼智)・仁義・浩然の気・大丈夫・五倫(親義別序信)・覇道政治(仁義に外れる)・王道政治(仁義に基づく)・易姓革命説 >>77
マルクーゼ
批判的精神を失って現状に安住している人間を「一元的人間」と呼んで批判
こっちも似てるから追加 思ったけど、倫理って科目なんで倫理って名前なの?思想のほうが適してると思うんだけど >>79
経済思想家だよ
名前だけでなく人口論というもの書いてて
資本論のマルクスとごちゃごちゃになる 柳田国男
歴史を支えた無名の庶民(「常民」)の姿を明らかにし、
日本の基層文化を探ろうとした。
そこで彼は民間に伝えられている民話や生活様式、信仰といった習俗を研究し、
日本の「民俗学」の祖と呼ばれることになる。
ちなみに「柳田『邦』男」氏は別人である。
そっちはノンフィクション作家。ずっと混同していたことは秘密だ。
どちらも東大卒で頭いいという共通点はあるが。
ちなみに「民『族』学」ではない。
「『民』間の習『俗』」の学問だから「民俗学」である。
「柳田国男の民『族』学〜」という漢字間違いあるあるを見て、
「民族学つったらレヴィ=ストロースだろ!分かってねーなあ!」と一人でイライラするのが、
倫理を学んだ人あるあるである。 マルサスって人はめっちゃ増えるけど食料はあんま増えないから食いモンなくなるやんって言った人か
結局間違ってはいたけど >>84
生物の生態系分野で、ロジスティック曲線を学んだ時に理論的に間違ってるとわかって感心した記憶がある アルフレート・ローゼンベルク
ナチスのイデオローグ 折口信夫
柳田国男に学び、日本におけるもともとの「神」について研究した。
彼によれば、共同体の遙か彼方の世界(常世国、とこよのくに)から来訪する「客人(まれびと)」
が神の原形であるとされている。
この神は人々の歓待を受け、祝福を与えて帰って行くとされた。
ちなみに読みは「おりくち しのぶ」
最初に「のぶお」と読んだ人、怒らないから挙手してみて欲しい。
ノシ >>81
全く間違ってた…解説ありがとう
自分が思い浮かべてたのはマルクス=アウレリウスでした 柳宗悦
茶器など庶民の生活の中から生まれた実用的な工芸品に込められた、
素朴さや実用性といったものの芸術性を評価するという、
新しい芸術運動を切り開き、これは「民芸運動」と呼ばれた。
ちなみに読み方は「やなぎ むねよし」
このスレにいる皆は「柳宗元」って知っているだろうか。
読みは「りゅうそうげん」で中国人。
推敲の故事に出てくる韓愈と並んで有名な中唐の文人なのだが、
ずっと親戚だと思っていた。
しかしぶっちゃけ全然別人である。
間違えてた人、挙手してかまわんぞ。
・・・あれ? 自分だけ? >>89
結構マイナーじゃないのもちらほら出てるぞ >>91
俺も勝手に「りゅうしゅうえつ」って名前の中国人と思い込んでたわ マイナーってか近年難化傾向にある倫理対策スレになってるのが実情だな
まぁどう転んでもおかしくはないから難しめの対策しとくのが吉だと思う ブーアスティン
『幻影の時代――マスコミが製造する事実』The Image: A Guide to Pseudo-Events in America(1961)において,イベントの多くは宣伝目的であり真に価値あるものはわずかだと論じた(→疑似イベント)。
こいつは一昨年の河合マーク模試で出たぞ >>93
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
センターとしては、民俗関係の柳田国男との混同注意ですな。
どちらも最初が柳だという・・・
「ポイント」
習俗の研究→柳田国男 民芸品→柳宗悦 >>91
補足させてもらってすまないが「無名の」職人が作った工芸品ってとこがポイントになってる問題あったから一応そっちも覚えといてもいいかも 超アホな覚え方だけどクニオっていう擬音がジョジョっつー漫画作品に載ってたから、クニオ→ジョジョ→ジョウミンで暗記してるわ 倫理って最初は勉強してて面白いと感じるけど中盤になるにつれて思想の難しさと多さに絶望して試験直前には意外とそうでもなかったなってなるよな >>98
補足歓迎ですぞ
ちなみに、どんな問題だったか教えて貰えると
このスレにも裨益するものと思いまする 小林秀雄
…受験生泣かせの2013年評論でおなじみの彼。
文学や哲学、芸術と向き合うことでそれぞれの作品の根底にある生命を批評活動を通して再創造することを目指した批評家。 >>102
「鐔」ですねw
小林秀雄の文章は「学問」や「現代」を否定しながら、
その時代の実用性が美を鍛えたという結論に至るらしいと聞きました。
様々な思想や理論が、ただの流行の「意匠」(デザイン)としてしか扱われていないと考え、
そうした状況を批判したのが小林秀雄といっていいかもですな キーワードで網羅
朱子学
理気二元論・性即理・居敬窮理→格物致知・
(修身・斉家・治国・平天下)in「大学」・
五経(詩経・易経・書経・春秋・礼記)+楽経=六経・
四書(論語・孟子・大学・中庸) 王陽明
陽明学(直感実践重視)・心即理・良知・致良知・知行合一 今5割だけどここに上がってるのだけでも抑えられたら30点くらいあげられそう
ちな一月から倫理始めた リオタール
ポスト構造主義者
著書「ポストモダンの条件」
今まで「どんどん社会は参加してくやで」(歴史の大きな物語)
今「色々現実見ると無理くさいな」(歴史の小さな物語) ここに出てるの黄色本に全部載ってて草
黄色本馬鹿にしてた奴息しとる?w シュヴァイツァー
フランスの意志・神学者。
「生命への畏敬」を倫理の核心に、
アフリカで医療活動やキリスト教の伝道活動に努めた偉い人である。
その活動は「密林の聖者」と呼ばれ称えられた。
ちなみに、日本の学習指導要領にも
「道徳教育」に関するところで「生命に対する畏敬の念」という文言が出てくるんだよね。
これはもしかしたらシュヴァイツァーの思想が影響しているのかも? ハイデッガーと不倫したのは、ハンナアーレントだっけ? >>115
そうだけどさすがにその知識はセンターでは要らないだろうな フロム 社会心理学者 『自由からの逃走』ナチズムの分析 ドイツ観念論哲学で、カントとヘーゲルの間に挟まってるフィヒテとかシェリングもでるのか? >>30
1月からてwww
まだ十日しか勉強してないじゃんw >>125
なるほど>世界史文化史
フィヒテ「ドイツ国民に告ぐ」 ほんとは理論自我とか実践自我とか言ってるんだけどね(フィヒテ)
高校倫理はどこかで暗記要素を増やそうとするからなぜかどうでもいいドイツ国民に告ぐなんかが出題される デイビット・チャーマーズ
哲学的ゾンビの思考実験で有名。 >>131
ポストモダンの筆頭思想家のチャーマーズも知らない現社選択とかモグリだろw リースマン 現代社会における大衆を他人指向型と分析
リップマン 特定の対象について単純化、固定化されたイメージをステレオタイプと呼んだ キーワードで網羅
カント
ドイツ観念論・純粋理性批判・実践理性批判・判断力理性批判・道徳形而上学原論・
独断のまどろみ(ヒュームが目覚めさせた)・批判主義・理論理性・因果律・
コペルニクス的転回(対象が認識に従う)・物自体・実践理性・道徳法則・
仮言定言命法・格率・適法性・道徳性・善意志・動機主義・義務・自律・人格・目的の王国・永久平和論
フィヒテ
カントの理論・実践理性二元論を批判的に統一、認識主観である自我が客観的対象を生み出すと説いた
シェリング
絶対者において自然と精神の対立を統一しようとした ヘーゲル
精神現象学・法の哲学・弁証法・正・反・合・止揚・精神・絶対精神・世界精神・理性の狡知・
世界史(自由の意識の進歩)・道徳・法・
家族(愛情で結ばれる)+市民社会(欲望の体系)→国家・
人倫の喪失態・人倫の完成態 受験生のときにこのスレに出会いたかった
ロールズ
正義論、無知のヴェール >>151
徳富蘇峰とか佐久間象山あたりは怪しいんじゃないかなと思う、、、 >>151
黄色本に載ってないやつばっかでわろた… >>151
受験に関係ないくだらねーことばっかり書いてある本だなw >>151
平賀源内、佐久間象山、吉田松陰あたりはいるだろ ヨゼフ・シュンペーター
経済発展、イノベーション、創造的破壊 今年は「死に至る病」の人と「無知の知」の人が出るよ。
あと「幸福論」も。 哲学好きな政経選択だけど見てると楽しいなこれ
マイケル・サンデルが模試で出たの見た時は意外性を感じた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています