★★★ 明治と日大、どっちがいいか考えよう ★★★
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理系なら日大の圧勝。
文系なら明治かな。
結局は、明治vs日大、これって私立最大のライバル関係じゃん。
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その日 ─ いよいよ、夜が明けた。
大学入試の本番、寒空なんか、なんのその。
理紗は窓をカラリと開けて、大きく深呼吸、やるだけやった、もう悔いは無し!
両親とは簡単に会話を済ませ、一路まっすぐ受験会場に向かう。
一つ目の停留所からバスに乗ってきたのは、ああやっぱり…あの人!
高校ではとうとう会話せず仕舞いだったけど、ずっとずっと憧れていた、俊一くん、東大狙いの本格派の人。
理紗は懸命に背を向けて、視線を交わすことを避けた。
あなたは、あなた、私は私、今はともに頑張りましょう、とりあえず今は…
二つ目の停留所で、スタスタッと軽快にバスに駆け込んで来たのが、ああ、やっぱり、真司くん。
早稲田狙いの、ちゃんとした人。
「あっ、理紗ちゃん!やっぱりね!」だなんて、相変わらず元気な人、そして賢い人。
理紗は少しだけ照れ笑いを浮かべ、会釈した。
もちろん真司も分別は有る、ちょっとおどけた仕草で手を振ると、決然とした表情になって背を向けた。
頑張ってね、いや、あなたはライバル、ともに頑張りましょう!と理紗はつぶやいた。
三つ目の停留所では、明治を狙っている権三くんが懸命に駆けてきたが、バスに間に合わなかった。
「発車っす…」運転手の囁くようなアナウンス、無情にプシューと閉まるドア。
理沙が苦笑を押し殺しつつ最後部の窓から見下ろせば、権三は悲痛な表情に半口を開けたままバスを懸命に追いかけてくるのだった。 河合偏差値置いておくぞ
62.5
早稲田/先進理工/電情
東京理科/工/情報工
60.0
上智/理工/情報理工
57.5
東京理科/理工/情報科学
明治/理工/情報科学
55.0
東京理科/理工/電電情
芝浦工/工/情報工
中央/理工/情報工
明治/理工/機械情報工
青学/理工/情報テクノ
52.5
芝浦工/シス理工/電情
中央/理工/電電情
法政/理工/応用情報工
50.0
日本/理工/応用情報工
千葉工/情報科学/情報工
工学院/情報/情報学部総合
東京電機/シスデザ/情報シス
東京都市/知識工/情報科学
47.5
東京都市/知識工/情報通信工
国士舘/理工/電情
45.0
東京電機/理工/情報シス
42.5
千葉工/工/情報通信シス おかみさんのカン高い声が、ピシリと。
「弥吉!おまえの身内に大卒は居るのかい?」
ビクッと身をこわばらせた弥吉であったが、
「へぃ!実ぁですねぇ、あっしの遠縁に、早稲田卒の会社員がおりまさぁ!」
これを聞くと、おかみさんの表情がふっと和み、声色も若干丸みを帯びて。
「おーや、早稲田かい、それは結構じゃないかね!」
「へぃ!…まあ」と、弥吉も懸命に愛想笑いを返すのであった。
おかみさんが、続ける。
「おい、留蔵、おまえの身内は、どうなんだぃ?」
「へぇ、お恥ずかしながら」と低い声で留蔵がささやく。
「あっしの遠縁の身内にも、大卒がおりまさぁ」
おかみさんが、一層顔をほころばせながら
「そうかい!で、どこの大学のお人なんだい?」
「とりあえず、明治卒のフリーターでさぁ」と、留蔵が答えるが早いか、
おかみさんの苛烈なビンタが留蔵の頬をバシーーン!
「馬鹿じゃないかぃ、おまえさんは!」 いわゆる進学校で、優れた教師と出会えたら、もう例えようもない幸せ者だ。
と、或る都内の進学校で、ひとりの快活聡明な青年教師が、一年生を前に突然こんなことをおっしゃった。
「君たち、もしも東大に入りたいのなら、読書したまえ。
いいか、懸命に頭を振り絞って、ああこれは難しい、でも負けてなるかと、
そういう本を3年生の冬までに"30冊"読むんだ。
分野はなんでもいい、英語の本でももちろんよろしい。
とにかく、何度も挫折しそうになりそうな本を30冊読みたまえ」
すると、ある反抗期盛りの生徒がスッと挙手して、
「それでは名古屋大や大阪大に入るにはどうしたら…」
この教師もさるもの、ニヤリと笑うと、その生徒にすかさず言葉を返す「20冊だね」
更に別の生徒が挙手して、「では慶應の環境情報は?」と尋ねると、「15冊だな」
またまた別の生徒が「じゃあ上智の理工は?」ときけば、
この教師はフンと鼻を鳴らして「5冊で結構!でも、寂しいね君は」
これにはクラスがドッと沸きかえった。
その歓声に煽られ、最後列で半口開けて笑っていた生徒がおずおずと挙手し、
「め、明治か日大に受かるには本を何冊読めばよいですか?」
「150冊だ、少年ジャンプ!」
「チッス!」とこの生徒が懸命にお辞儀を返したが、
委細構わずこの教師が授業を開始すれば、皆がしんと緊張感の佇まいを取り戻したのはさすがであった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています