はこだて未来大学って何やってんの?
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公立はこだて未来大学は、システム情報科学部の1学部からなる単科大学
です。
この若い学問には、情報技術やデザイン、アート、コミュニケーション、
認知心理学や複雑系、人工知能といった、従来はそれぞれ独立していた
ジャンルが有機的に融合しています。基盤にあるのは、いまなお爆発的な
進化と発展をつづける多様なコンピュータ技術です。来るべき情報技術の
地平を見すえ、これからの社会を支えて動かす人材を育むために、
この学部には、既成の情報工学や情報科学の枠組みを越えた、高度で
ユニークなカリキュラムが用意されています。
世界のあらゆる事象を個別にとらえるのではなく、相互に関わり合い影響を
及ぼし合うシステムとしてとらえるシステム情報科学では、導き出される
解は決してひとつではありません。この世界を構成するあらゆる要素を
「情報」として、相互に関連し合う「システム」としてとらえるのが、
システム情報科学という学問です。 部活の先輩がそこ行ってたわ
仮浪して理科大いったけど 公立はこだて未来大学は、研究室や教室に閉じこもることなく「街に出る」
研究・教育活動をモットーとしてきました。情報、デザイン、複雑系、知能
といった領域の学問は、いずれも社会実践のただ中でこそ新しい発見があり、
生き生きと学ぶことができる性格をもっています。街に出て、地域社会の問題
を発見し、問題を取り巻く固有の環境条件を理解し、解決策をユーザや市民と
共に考え、システムとしてかたちにしていく――このような現場志向の教育や
研究のスタイルは、そのまま社会をデザインする活動へとつながります。
――例えば、地域の医療機関と連携して、医療や看護、介護の現場と向き合う
メディカルIT分野の取り組みは、2002年に始まり、すでに10年以上の歴史を有
します。2005年には、本学と企業、地域の病院の産学連携により取り組んだ、
病院における患者中心のコミュニケーションツール開発の教育プロジェクトが、グッドデザイン賞新領域部門賞を受賞。「大学が中心となり新しい医療
サービスのデザインの仕組みを構築した」と高く評価されました。また、2013
年に函館市電開業百周年という節目を迎えた函館市企業局交通部との連携で、
交通部シンボルマークや車両番号書体のデザインリニューアル、百周年記念の
「百」のロゴとフラッグのデザインなどを、本学の教員や学生たちが実現させ
ました。――これらの事例は、全体のほんの一部。大学ならではの連携の仕組
みと専門性を生かして「社会をデザインする」試みを、地域社会との持続的な
かかわり合いのなかでさまざまに展開しています。 情報技術は社会を変える。この言葉が実感をもって受け止められるようになっ
た背景には、携帯電話やスマートフォン、ウエアラブルコンピュータなどの急
速な普及があり、さらにその背後には、知的な処理ができる計算回路の超小型
化・高集積化と、ビッグデータといわれるような社会全体の膨大なデータのネ
ットワーク化があります。「モバイルIT」は、情報技術の進化を新しい社会の
サービスと結びつけて、市民ひとりひとりが持ち歩くことができる21世紀のモ
バイルITインフラを構築するための研究開発に取り組むものです。政府による
トップダウンのインフラ構築の時代は終わりました。市民=ユーザの声に耳を
傾け、寄り添い、カスタマイズされたサービスを届けることが求められていま
す。モバイルITは、超高齢社会を迎えた地域社会を、情報とネットワークの技
術が可能にする21世紀の「スマートシティ」へと再生する取り組みです。
中心的な研究領域の1つとして、2012年度からモバイルITで公共交通の新しい
かたちを追求するプロジェクトをスタートさせました。学内に「スマートシテ
ィはこだて・ラボ」を設置するとともに、函館地域での社会実践を推進するた
めの組織として「NPOスマートシティはこだて」(代表:松原仁・本学教授)
を設立。2013年秋には、函館市を実証実験フィールドとして、世界で初めての
全自動制御によるフルデマンド公共交通システム「SAVS(Smart Access
Vehicle System)」の運用実験に成功しています。 マリンITは、水産・海洋分野とITを融合するための取り組みで、世界で唯一、
本学が掲げるきわめてユニークな研究領域です。海という自然を相手に、季節
や時間、天候によって変化し続けるようすや、水産物の資源量を正しく捉える
ための技術の開発と社会実践に取り組んでいます。
例えば、水深ごとの水温や潮流などを遠隔で自動観測できるユビキタスブイシ
ステムでは、漁業や養殖を営む事業者がみずから海に出ることなく、手元のス
マートフォンやタブレットでリアルタイムにデータを確認できる画期的な操業
環境を実現しました。また、船の位置情報と魚群の情報を漁船同士で共有しな
がら漁獲量をコントロールすることで乱獲を防ぎ、適正な資源管理にもとづい
た将来世代にわたる持続可能な漁業が営めます。従来は船内の黒板や海図、無
線電話を使ってアナログで行われていた資源評価作業をデジタル化して、タブ
レットとGPS(衛星測位情報システム)で置き換えることにより、より合理的
で快適な操業を可能にしました。加えて、累積したデータを呼び出して操業の
参考にしたり、過去のデータを分析して資源状況を把握するなど、従来は水産
試験場でしか出来なかったような分析が漁業者側でもできるようになり、主体
的で戦略的な取り組みを可能にしています。地域の事業者と連携した取り組み
は、道内の留萌市や福島町をはじめ日本各地へ、また海外では韓国やインドネ
シア(バリ島)へと広がっています。 Medical(メディカル)IT
社会に潜在する課題やニーズをITによって日の目を当てて解決する取り組み
は、地域医療の現場でも進められています。本学では地域の病院や介護施設な
どと連携した教育・研究の取り組みを2003年から持続的に展開、メディカルIT
と名付け重点領域の1つに位置づけています。
乳幼児健康管理アプリ メディカルプロジェクト発表デモ 高齢者のための服薬
管理支援ツール
超高齢社会に突入した日本の地域社会では、「人はどう良く生きられるか」と
いう課題に対して、医療や介護の現場、あるいは市民ひとりひとりがどう向き
合うかが鍵を握ります。本学では2005年度のプロジェクト学習を通じて、患者
視点での医療情報システムを産学連携により提案した取り組みが、地域医療に
新しいコミュニケーションの可能性を開いたとしてグッドデザイン賞を受賞す
るなど、高い評価を受けています。最近では、長期入院を余儀なくされるよう
な乳幼児患者とそのご家族をフォローする入院マニュアルの作成や、認知症の
予防や症状緩和につながる高齢者との語り合い・ライフヒストリの傾聴を通じ
たケア、健康・医療情報のライフログ化など、多岐にわたるテーマに教員と学
生らが一体となって取り組んでいます。
メディカルITしくみ図また、医用情報工学の最先端領域の研究でも独自性の高
い取り組みを行っています。藤野雄一教授、佐藤生馬助教らが中心となって、
医師の負担低減や患者のQOL向上に貢献するための様々な技術——在宅医療シ
ステム、遠隔診断システム、非侵襲型センシングシステム、手術ナビゲーショ
ンシステム,手術ロボット、手術トレーニングシステムなどの研究開発に取り
組んでいるほか、多数の教員が、様々な領域からのアプローチでメディカルIT
に参画しています。 はこだて未来かぁ
センター死んでもここでいいと割り切れば私大受けずに済むんだよなぁ 人生の夏休みを函館で過ごすのは可哀想
でも数日間の観光なら素晴らしい街だよ >>33
そうか?北海道に住んで長期休暇は全道旅行とかできるから最高じゃないか >>34
函館って札幌行くだけで5時間かかるし
稚内北見釧路は10時間もかかる
とても気軽に旅行に行けるような場所じゃないよ 昔の大数読んでたら京大蹴りはこだて未来大学がいたな >>38
北海道新幹線に乗っても行けるところは青森岩手宮城だぞ
函館に住んでいる学生が楽しめるようなところではないし、
それなら道内旅行の方が楽しい
会津や日光は乗り換え必須で行くの大変だし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています