詳しくは書けないが、
うちの支社が抱える最凶物件(単価が安い、業務が多忙、ユーザーが煩い、退職者率が高い、僻地のために人件費が高騰する等)では、遂に撤退を決めたそうだ。
立場上こちら側から契約中止を通達するわけには行かずに、敢えて先方から他社への切替を言わせるために次期の契約交渉の際に意図的にクソ高い単価の見積りを出して大幅な値上げを要求したらしい。
「そんなに高いのなら他社にする」という返事を期待していたそうだが、まさかの「分かりました。この金額でオッケーです。来期もお願いします」という返事だったそうだ。
本来なら喜ばしいことなのだが、撤退を見越して在籍する隊員を人手不足の隊や新規物件に割り振る計画をしていた偉いさん連中は計画が狂って大パニックだったそうだ。
何ともうちの会社らしい顛末よ