2022年度・高校野球「第一冠」は昨日、オールジャパン桐蔭に決まりましたが、私が見る限り「三度目の春夏連覇」を目指した旧チームよりも勝利に対する執念を感じました。下記の通り、その旧チームは春夏連続出場した代で甲子園勝利が最少でしたが………。

1991年:春2勝+夏5勝(この年に甲子園初出場)
2012年:春5勝+夏5勝(初の春夏連覇)
2013年:春1勝+夏1勝
2017年:春5勝+夏2勝
2018年:春5勝+夏6勝(二度目の春夏連覇)
2021年:春0勝+夏1勝

「神宮枠」で6→7となる近畿地区の一般枠ですが、私はベスト8から京都国際、東洋大姫路、市和歌山商が選出と予想します。確かに地域性と(投手・山田陽翔が復帰すれば)戦力面で近江が有利でも、県高野連の政治力が和歌山と滋賀では比べものにならないからです(『愚行枠』絡みで過去何度もインチキ和歌山枠を捻出している時点で証明出来ると思います)。

私の一般枠29校の予想を書きますと、

(南北北海道)
クラーク記念国際
(東北)
花巻東、聖光学院
(関東・東西東京)
明秀日立、山梨学院大付、木更津総合、浦和学院、国学院久我山、二松学舎大付
(東海)
日大三島、聖隷クリストファー
(北信越)
敦賀気比、星稜
(近畿)
オールジャパン桐蔭、和歌山東、天理、金光大阪、京都国際、東洋大姫路、市和歌山商
(中国・四国)
広陵、広商、倉敷工、高知、鳴門
(九州)
九州国際大付、(奄美)大島、長崎日大、有田工

最後の枠は中国・四国の最後が「久しぶり出場」と高野連本部の「公立優先」で倉敷工、関東・東西東京が試合内容から二松学舎大付と予想します。後者はこれで二松学舎大付が落選ならば、「神宮枠」獲得か早実準優勝以外で「東西東京2枠」は今後難しいのではないでしょうか。