【江上光治】池田高校の記憶☆part2☆【水野雄仁】
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阿波の攻めダルマこと故・蔦文也監督に率いられた徳島の山あいの高校が
文字通り全国を席捲して、県外の高校野球ファンをも虜にした昭和時代。
高校野球史上屈指の人気高校をさわやかに語るスレッドの第2弾です。
前スレ【さわやかイレブン】池田高校の記憶【やまびこ打線】
http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/hsb/1565831439/ >>418
82〜83年のチームが無敵だったのは、打線もさることながら畠山、水野がほとんど点を取られなかったから。 >>429
でも蔦さんは他のピッチャーがいても、打たれない限りエースの完投主義だったから意味ないやろな。
控えピッチャーが投げるのは県大会くらいで、甲子園や四国大会は、ほぼエースしか投げてない。 >>431
水野は同意だが畠山は常時2,3点は取られた。
畠山は水野ほどコントロールは良くなかったからね。 水野の方が上だとは思う。ただ畠山は1年春から投げてるから、かなり疲弊してただろうな。
逆に水野は畠山がいたおかげで、最後の新チームになるまで公式戦では殆ど投げてなかったのも大きいかもしれん。
水野の話で練習試合の成績では畠山さんよりも良かったとか言ってるけど、水野は話を大きくするから、話半分の方がいいかも知れないし。
あくまでも公式戦では、水野はそこまで抑えてる感じでもないし、正直微妙。
高校での公式戦での通算登板イニングは水野より畠山の方が100イニング以上も多い。
大昔は知らないけど、80年代以降で畠山以上投げたピッチャーはいないかも知れない。 このスレのパート1で、82〜83年の公式戦36連勝中のデータをまとめてくれた人がいたが、それによると最多失点は82年秋の尽誠戦の4(水野の自責点は1)。
3失点さえ5試合しかない(うち4試合は畠山のときで3試合は夏の甲子園)。
これでは負けないわけだ。
畠山は三年夏のときは調子悪かったのだろうな。 >>434
>>あくまでも公式戦では、水野はそこまで抑えてる感じでもないし、正直微妙。
1983春 防御率0.00 回45 安19 本0 振43 球6 失点2
自責点0で防御率0.00なんだけど。 87年春のPL-東海大甲府の準決勝第一試合がYouTubeにあるから見たらいいよ。決勝が決まった後のインタビューでPLキャプテンの立浪君が『池田高校強いですからね…。明日は池田が来ると思います。いや、絶対池田が来ると思うので胸を借りるつもりでやります』とコメントしている。
立浪君も池田には勝てないと思っていたんじゃないかな。 >>436
今更そんな有名な数字を話を出されてもなぁ。
練習試合で畠山よりも上だと言ってた2年夏までの話な。 >>437
立浪は糸永が背筋痛で絶不調だったこと知らなかったんですかね? >>439
絶不調かどうかなんて知らんやろね。準決勝はPLが第1試合で池田は第2試合やろ。
PLの試合が終わった段階のインタビューで、逆に糸永が背筋痛で絶不調とか分かる方が不思議。 >>439
池田-関東一の試合が始まる前のコメントだから知らなかったんじゃない。
池田は東海大甲府と実力双璧の甲府工を9-0と圧倒してるし、PLは秋に明石に2-4で負けてるのに池田はその明石を8-3で粉砕してるから、普通に池田の方が強いと思ってのコメントだと思うよ >>439
池田-関東一の試合が始まる前のコメントだから知らなかったんじゃない。
池田は東海大甲府と実力双璧の甲府工を9-0と圧倒してるし、PLは秋に明石に2-4で負けてるのに池田はその明石を8-3で粉砕してるから、普通に池田の方が強いと思ってのコメントだと思うよ ちなみに前年の秋の地区大会
関東大会決勝 甲府工4-2東海大甲府
近畿大会決勝 京都西8-7明石
四国大会決勝 池田5-4明徳義塾
池田がダントツで優勝候補だった。
開幕前の全国紙で『池田、春連覇に照準。追うPLと関東勢』っていう見出しだった。 87年のチームは長打力はあったけど、チャンスにポンポンフライを打ち上げるような淡泊さも印象に残ってる。
糸永が頑張って投げてても、守備はエラーがが多くてハラハラして見る試合が多かった。
その中でも甲府工戦は投打に完勝だった。あの試合だけを見たら、池田は強いと思うのは分かるな。
でもアンダースローなどの軟投派に弱いという評判通り、関東一戦は打てなかったな。 >>443
候補筆頭はV2狙う池田。
対抗は43連勝中の京都西。
次いで岡山南、明徳、長崎海星、PLなどの西日本勢。
この頃はずっとそうだったが西高東低の前評判だった。
東は強いていえば東海大甲府、帝京、関東一だった。帝京芝草は防御率がブービーだったし。
PLは前年秋は大阪三位、近畿ベスト4。候補筆頭ではなかった。 帝京は神宮大会でも失点が多かったな。
芝草の防御率が悪かったのもそのせいかな? 87年の東京はレベル高かったな。
春は帝京ベスト8、関東一が準優勝。
夏は帝京、東亜学園が共にベスト4.。
前年(86年)は東西共0勝と大違いの成績。 >>443
結果は東京、山梨がダブルで、そして青森の八戸工大一と東が5校もベスト8入りしたんだけど、大会前の評判はあくまでも西高東低だった。 83年のPLに負けた試合は池田が圧勝の予想が多かったんだよな
考えてみればPLは前年春の優勝メンバーもいなかったしエース4番が1年生だし
マスコミもファンもかなり軽く見てた感じだったな >>451
準々決勝の中京戦が事実上の決勝戦。
準決勝の朝日新聞は『池田、大旗見えた!』
である。 >>451
しかし、甲子園15連勝中と甲子園14連勝中の学校の対戦だったんだよな。 広島商、中京と撃破してきた疲労があっただろうね。
でも桑田も体力的に出来上がってない1年生だし相当の疲労があっただろうけど。 でもマスコミやファンに騒がれて精神的に疲れて(慢心もあっただろう)、招待試合も多くて練習量が足らなかったのがたたったのだろうな。 当時はまだ小学生で野球に興味持ってすぐだったからわからなかったけど
PLが前評判低いなんてPLは前年と前々年のセンバツ優勝校だぞ
それにPLはもう全国区になった大阪の強豪だし普通なら優勝候補にあがるだろ 前年優勝したからって、今年も甲子園に出られる戦力とは限らんからな >>456
あの大会前は優勝候補には上がらなかった。 あの強豪で選手層も厚い筈のPLが1年をエースと4番を抜擢するとは、今年のPLは上級生に余程人材が居ないのか?そんなに選手層が薄いのか?と甘くみられていた。
蔦監督も似たような事を言っていたと思うが、あのPLでの激しい競争を勝ち抜いて1年生ながらエース、4番を勝ち取った程のとてつもない逸材とみるべきだったろうけど。 基本的には「水野は打たれない」というのが前提にあって
実際には突き指があったにせよ高知商戦でKOされた桑田なら点は取れると思ったんだろうな。
水野なら点を取られても1点、桑田からなら少なくとも5点以上は取れるという感じだったと思う。 箕島は敗退、池田を倒すならここ、と思われた野中の中京を倒した時点で、大会は終わった、池田の三連覇は決まり!とみんな思い込んでしまっていた。 >>459
当時のPLの3年生は小粒で、榎木らで選抜優勝したメンバーに比べると
戦力的にはKKがいなければ甲子園出場すら厳しかった。
前年秋に愛知の豊川高校の新グランドのお披露目のための招待試合があったが、
中京に7-0と完敗してたし。秋季大会は早々に敗退で選抜絶望。
その時点ではとても甲子園優勝は夢の夢だったな。 PLは夏の甲子園で
83年優勝
84年準優勝
85年優勝
だったけど84年が最強で83年が最弱だったという話もある >>462
いちおう夏の予選前は大阪の本命ではあった。春の府大会は準優勝だったかな。
予選前の下馬評はPLに次いで選抜組の上宮と泉州、そして桜宮だった。 あれから37年か。
記憶は鮮明なのに、月日が経つのは早い。 俺はあの時は中学生だったな。
午前中部活があって学校で女子が「今日は池田の試合があるから早く帰ろう」って
言ってたのを今でも覚えてるよ。池田がPLに圧勝して決勝へ行くとみんなそう思ってたんだよな。 >>466
自分も試合途中テレビつけて、『えっ?!0-6…』表示間違えてんじゃないの???って思った。 >>468
Y校の三浦が次戦に備えて球場へ向かうバスの中のテレビを見ていて、
「6-0でPLがリード」とアナウンサーの実況が間違ってると本気で思ってたらしいね。 池田がPLに敗れた事は全国的にもニュースに取り上げられて
まるで事件でも起きたかのようだったな。
スポーツの試合で全国ニュースになったのは、アトランタ五輪のサッカーで、
日本がブラジルに勝った事やラグビーW杯で日本が南アフリカに勝った事もそうだったね。 スポーツ紙は当然ながら一般紙でも一面だった記憶がある。 確かに事件だったね。
池田が負けるなんてのは頭に無く、池田がどれだけの大差で勝つか、という感じだった。
実際には勝負事だから、負ける可能性はあるによせ、おまけに0-7なんて予想する人は誰もいなかったと思う。 阿久悠さんが詩を書いてましたね。
タイトルがたしか
「やまびこが消えた日」 オリンピックやワールドカップなら新聞1面を飾ることは多々あるけど、
高校野球で1面を飾るのは池田ーPL戦以外に記憶にない。
それだけ衝撃的な事実だったんだろうな。 いや、一般紙の一面を飾ったのは過去にもあるよ。
昔は昭和48年ごろまでは夏の決勝は朝日新聞、春の決勝は毎日新聞がその日の夕刊でだいたい一面で「○○優勝」と報じているよ。昭和44年の松山一三沢の再試合は「松山商4度目の優勝」の横書きの大見出し。
俺は関東人だが、PL一池田はその日の朝日新聞(東京版)の夕刊の一面では報じられていなかった。社会面で「PL、池田の夢砕く」の大見出しだった。 あの大会は史上最高の盛り上がりといっても過言ではないが、最後にPL優勝でガッカリしたファンが多かったのではないか。 >>476
後にKKPLの強さを見せられれば、あの優勝も納得がいくけど、
あの時点でPLなんかが優勝していいの?って思ったことはあるな。 大会後、蔦監督は
「もうPLとはやりとうない。あちらは社会主義、こちらは資本主義の野球だわな。一年生であんないい球投げる投手がいるなんて信じられん。これからはいい投手が二人いるわ」
と朝日の取材で答えていた。 >>474 >>475
春や夏の決勝は、朝日や毎日なら当たり前に一面になってるよな。
その多くが優勝直後のマウンド上に選手が集まってる場面か優勝旗を持っての場内一周の写真。とりあえず決勝は除かないといけないと思う。
俺は当時の新聞の一面は知らないけど、もしも準決勝の結果で全国紙の一面に写真付きで載ってたのなら珍しいだろうな。 >>478
その発言から複数投手制のチームを作りあげるかと思いきや、
相変わらずエース頼みのチームばかりだったな。
春夏連覇したPLがその制度を実戦してお先に結果を出してしまったな。 84年に甲子園に出られなかったのはもったいなかった。 >>480
中学の県チャンピオンとか四国チャンピオンとかのピッチャーが入ってきたけど、ノーコンだったり、伸び悩んだりしてたな。 >>472
江上も水野は再戦すれば必ず池田が勝つと言ってたと思うが、今から考えたら再戦してもPLが勝つような気がするな。 >>486
水野が広商戦のデッドボールがなければ、
池田が勝ってたと思う。 水野が広商戦で死球をくらい、中京との大熱戦で心身ともに疲労困憊、そして最大の山場と思えた中京を下してホッとしてしまったこともあるだろう。
そうした池田とあたったPLはラッキーだったかもしれない。
大会序盤であたっていたらおそらく池田が一蹴していただろう。 >>488
実際の初戦は水野の調子があまりよくなかったから、もしも2戦目だったら抑えていたかもな。
一部のメディアから、初戦でふがいない投球だと言われた水野は高鍋戦で燃えて快投。 江上がベスト8で中京と対戦が決まった時にチームメイトから大ブーイングだったらしいね。
しかも朝8時の試合だったので余計に。
でもなんとかこれに勝って次がPLと高知商の勝者と決まってからは、高知が相手だと
手の内を知ってるだけにちょっとやりにくいという意識があったもの
なんとか勝てるだろう。PL相手なら問題ないという感じだったらしい。
水野も後年にPLは正直いって舐めていたと語っていたからね。 池田戦の桑田は完封なのに
奪三振「1」というのが面白い
(ちなみにゲッツーは3) >>488
でもあの桑田だからなあ。
1年後のPLなら確実に負けてたか? まあ三連覇しなくてよかったと思うよ。
あのときの池田の選手の言動、これが高校生か、どんな教育しているのか、と星野仙一が怒っていた。
三連覇してたら天狗になって人生見失う選手も出たかもしれない。 >>495
当時のマスコミの扱い方が異常だった。
NHKも民放も特番してたり、雑誌にも当たり前ように出てたからな。
インタビューの答え方も本音で答えてる感じだった。
良くも悪くも本音で言ってるから、善し悪しかな。
水野自身も後に「負けて良かった」と言ってるくらいだし、天狗になっているのは感じてたんだろね。 頂点の野球ゲームセット
普通の青春プレーボール
水野「明菜の歌を聞きに行く」
PLに敗れた翌日の朝日新聞社会面の見出し。
「池田に勝てるチームはいるのだろうか。その池田が大差で完敗した」で文章が始まる。
「大会中、早う野球終わらんかのう、と選手の口から出た」
「これからは普通の高校生に戻ります、とエースの水野。まもなく徳島で行われる中森明菜のコンサートに行くのを楽しみにしている」
と書かれていた。 水野は負けたあと、「よしこれで免許を取りにいける」と、
サバサバしてて敗戦のショックはほとんどなかったらしいね。 水野は巨人以外に指名されたら駒沢大学に行くと言っていたな。 五番の吉田は社会人に進んだが嫌がらせされたのか、野球をすぐに辞めたな。
いまどうしているのか。 何年か前にインタビューに答えてたな。
もちろん当時の池田の話で数秒間だった気がするけど。 あの頃の池田高校野球部ってタバコ、シンナー当たり前だったよな。 水野は蔦寮に押しかけてくるギャルたちに部屋から「OK」のサインを出して同僚をうらやましがらせた。
水野の後輩の世代は甲子園の宿舎の物干しでギャルとスゴイことをしていた。
とか騒がれたよな。 タバコ、シンナーは愛知の某高校には及ばない。
なんといっても甲子園大会期間中に女風呂のぞきと、
タバコで雑誌エンマに掲載されたのはその学校の他はない。 青森の更生学院も酷かったイメージあるな
国体辞退したときの 日本生命時代の江上さんを後楽園球場のスタンドで見かけたが
テレビでの印象とは違って意外とスリムで小さかったのに驚いた。
顔はでかかったけど。
ものすごくにこやかに周囲のファンと会話してて性格の良さが滲み出ていた。
野球引退後も社業で出世したのも理解できるわ。
なお、一緒にいたチームメイトで元東大エース(名前忘れた)は立派な体格だったが、
この人も出世してるんだろう。 蔦さんが負けた試合のあと、三年生に「これからは社会人のレギュラーをめざせ」とゲキをとばしていたな。 かつての池田はH2の橘英雄やタッチの新田明夫が9人いるようなチームだったな。 あのPL戦を甲子園で生で観た人、このスレに何人いるかな? 池田を甲子園で生で見たのは27年ぶりに出場した
2014年選抜の1回戦の海南戦だったな。
PL戦の時は中学生でテレビでしかみたことなかったけど、
あの池田のユニと校歌を甲子園で生で聞けたのは感動だった。 俺の知り合いで野球初観戦が池田一PL戦という奴がいるわ。 >>517
日生は採用するときに野球辞めても仕事ができそうな選手を取るらしいな。 >>527
杉浦正則もそうだな。
誰かが言ってたけど、杉浦はアタマが良すぎて周囲からプロ入り反対されたって。 江上は野球だけの人間にはならず社会人としてもやっていける術を持ってたんだな。
水野がかつて江上の事を「あいつの守備は打球が行くとヒヤっとする!」って言って
バカにしてた部分もあったけど。 プロには行けずとも、学生時代は野球に打ち込んで全国制覇、仕事でも頑張っている、立派な人生と思うね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています