習志野(千葉)の小林徹監督(56)は29日、8強入りを決めたセンバツ2回戦の星稜戦から一夜明け、一連のサイン盗み疑惑を全否定した。

 西宮市内で練習後に報道陣に対応した指揮官は「当然、そういった事実はないです」ときっぱり。星稜・林監督が試合後に習志野の控室に来て抗議した場面について、
「正直、星稜の監督さんが控室でストレッチをやっているところにおいでになるまで、我々としてはどういう状況なのか、分からなかった」と説明。
「言われているようなことを我々、子どもたちがしていたのであれば、試合中のご指摘に対して審判の方から何らかのご注意をいただくと思うんですけど。
そういったものがなかった。我々はそれがすべてだと思っています」と潔白を主張した。

 林監督が小林監督から「星稜さんもやっているでしょ」と言われたと明かしたことには、「ハハハ」と一笑。「何についてか分からない状況が試合後まで
続いていましたので、私はあの場で聞いている状況でした。(林監督が)どういうことを言われているのか、ちょっと分からないですけど。私の方が話をするとか、言い合いになっている状況じゃなかった。
監督さんの話を聞いて、そのときにそういう状況で話をされているんだととらえた形だった。発言の記憶はない?はい」と真っ向から反論した。

スポーツ報知
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