【旅は道連れ】さーて野球場へいきませう?【世は情け】
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2018.4.21(土) 九州大会一回戦 久留米球場(122-98)
文徳
200 010 001-4 H12 E0
001 040 00*-5 H10 E2
創成館
(文)上村(4)、岩田(1)、津川(3)−宮川
(創)川原(2.1)、戸田(3)、伊藤(1.2)、酒井(2)−平松
振りかえれば色々なことがあったねと言いたくなる混戦はみんなで「んんんんんんんん?」
と言いたくなるような摩訶不思議なイベントの連続で世の儚さを痛感したくもなるというもの
文徳
追いかける8回無死1、3塁からセフティスクイズに対する狂気的な執着心で結果無得点
同じく9回中安打、四球、適時左安打で一点差に迫ってなお無死1、2塁で5番池田
バントも当然ありですが何故かプッシュでセフろうとしてファールで追い込まれ
結果打たせて最悪のサード正面へのゴロで併殺ときたとあってはスタンドも流石に「え〜」
突出したスイング力の主砲萩尾を中心に上位に実力のある打者を並べているだけに
勿体ない
188cmの大型サイドハンドの上村が4回を1失点でしのいだものの
5回からリリーフした170cmのサイドハンド岩田が創成館の中軸に手痛い適時打を浴びた
6回からは185cmの右上手・津川が今度は上からの角度で3イニングを0に抑え反撃に繋いだ
創成館
4番深見の打棒は肉を肉で巻いて食べる超肉食系、怖さが一段と増している
1番鳥飼、2番藤のコンビもなかなか変化球に泳いでくれないからバッテリー困っちゃう
一巡目で使えそうだと判断した球種が二巡目でもう効果がなくなっててまた困っちゃう
守備では徳吉が2失策だったが、不安視するほどでもなかろうもん
投手陣は大型左腕・川原が最速140、右上手・戸田が最速137
大型右横手・伊藤が最速137、最後にエース右腕酒井が最速136を各位計測
最後に左腕・荒木がスタンバイしていたが出番なし
登板した4人とも投げているボール自体悪くない、失点したが戸田のストなど上々
継投は3度ともイニングの途中でバタバタした感じだったので
ベンチと投手陣の意思の疎通について、何かシステムかパターンを構築できたらいいねと
シートノックでは創成館の外野→内野の繋ぎが固くて良かったです。 2018.4.22(日) 九州大会一回戦 小郡市野球場(122-98) ガン表示なし
明豊
000 100 021-4 H10 E0
000 101 001-3 H9 E1
聖心ウルスラ
(明)寺迫(6)、前田(0.0)、大畑(3.0)−若杉
(聖)戸郷−黒田
お坊様の念仏が三塁側に響く
筑後平野の田園地帯に佇む葬儀場に隣接している小郡野球場は恐ろしいほどの晴天ナリ
ともに昨年夏の甲子園で名を上げた明豊・濱田と聖心ウルスラ・戸郷
この対決が観れるという事でネット裏をソワソワした活気が支配していたとかいないとか
内野の守備は総合的にみれば、聖心ウルスラが明豊より少し正確で速かったが
明豊のショート野邊(2年)は両チーム合わせた中でも一番の巧さ
しつこくタイミングを合わせてくる聖心ウルスラ打線の打球をここぞでよく捌いていた
また、背番号5の濱田はライトでのスタメンだったが9回はシフトチェンジでライトに松本
これが功を奏し、越されたら同点となるあわやの打球を松本が上手く捕球して試合終了
打ちも打ったり、守りも守ったりといったナイスゲーム
ただ、明豊の背番号10・前田が一球もストライクとれず6球で降板して臥龍点睛を欠いた
その代り3番手で登板した2年生右腕・大畑(183cm)の投球を確認できたのはラッキー
勝気な2年生エース右腕寺迫といい野邊といい、ええもん見せてもらいましたわいな
聖心ウルスラ戸郷
最速で140を超えてくるストレートの押し込みと対左打者の外角に逃げるチェンジアップ?
全国クラスのポテンシャルを存分にみせてくれた
明豊の上位打線はスト狙いでのストには対応してきたが
変化球が定石のカウントでのストでは戸郷の方が優っていたわけで奪三振は9
なんにせよ
風上に後から座ってきたおっちゃんの臭いで観戦に集中しきれなかったのが悔やまれる 2018.4.22(日) 九州大会一回戦 小郡(122-98)
延岡学園
000 001 002-3 H12 E2
000 013 02*-6 H9 E1
樟南
(延)上野(7.0)、舟谷(1)−三藤
(樟)宮下(5.0)、松本(4)−齋藤、内村
習志野や樟南が絡む試合は長くなるというのが我々の定説である
習志野は捕手がめったやたらとバッテリータイムをとりまくるため
樟南はランナーが出るとのストーカーのように牽制球を繰り返すのがデフォだからである
延岡学園のエース上野は樟南の4番松下にスリーランを被弾したものの
伸びのあるストレートに横の角度を最大限に利用した投球術で好投したといえるでしょう
リリーフした右腕舟谷も適時打を浴びたものの夏に向けて計算に入れていい内容
守備ではサードに入った戸高が正面の打球に合わせきれずに失策2つで△だが
ショートストップ小幡のスキルとセンター椿原の背走キャッチは観客を魅了、素晴らしい
樟南の守備陣はキビキビしており油断というか隙が無かった
先発の166cm宮下はどちらかといえばパワー系サウスポー
135近いー直球ははなかなかの代物であり、変化球も一通り揃えてきている
6回無死満塁の場面でリリーフした背番号1の左腕松本だが
直後は、降板した宮下を一旦レフトに残すのも頷ける不安定さがチラついていた
ただ徐々にフォームの強弱を整えてきてからは、名門のエースに相応しい力を示した
樟南にしてはちょっと珍しい類のスーケール感
結局、延岡学園は12安打を放ちながらネチネチとした牽制に機動力を発揮しきれず
なんだかんだで上級左腕の継投に12三振を喫して敗着 2018.4.27(金) 春季栃木県大会2回戦 栃木市野球場(120-92)
入場料600円、パンフ400円、ガンなし
文星芸大附
051 111 000-9 H12 E1
112 000 300-7 H11 E1
宇都宮
(文)鈴木(3)、前田(4)、松本(2)−葭葉
(宇)愛澤(3)、野口(6)−磯
同日、清原球場では作新学院や國學院栃木が登場だ゛ったが
漢は黙って栃木市運動公園野球場である
文星芸大附の先発鈴木は背番号12パワーフォームの最速130前後の右腕
四股のリズムでスライダー交えての投球だったが宇都宮打線が想定より怖かった
立ち上がり宇都宮の1番島田は三振に終わったが
華奢なクロマティックフォームの左打者阿久津がカウント3-0からレフトオーバーの2塁打
続く188cmのスマートな右打者豊田が初球をセンターフェンス直撃のタイムリー2塁打
その後スリーランを放った5番鈴木や4打数4安打の6番愛澤など
下位打線はやや薄いものの上位から中軸下まで緩急が甘いとガンガンくる侮れない攻撃力
まあ、先発の右アンダー愛澤の幻惑投球が早い段階で無効となって宇都宮は結局劣勢
文星芸大附の4番ヘラクレス松嶋のゴージャス打法に
葭葉の代わりにショートに入ったルーキー角田の長打連発など
雑な部分が見え隠れすれど個々の能力の高さで文星芸大附が押し切った
背番号6でキャッチャーに入った噂の3番葭葉
馬力満載のスイングを持て余し、打席では雑食強欲のごとく誘い球を追いかけてドボン
文星芸大附の2年生前田(181cm)は最速135手前位
上体をフル回転させてくるアグレッシブなストレートが低めによく伸びる
良くも悪くもストレートが目立つ個性的な右腕
ラスト2イニングを締めた背番号1の松本は重心の送り方が独特な馬力型右腕
猫のテイクバックから最速は135前後、この球威になると宇都宮打線はタイミングが苦しくなっていた
文星芸大附のスタンドは大所帯で迫力の応援
赤いタオルで顔全体を覆ってのアバンギャルドなダンスが大うけだったが
高野連の審議を待つ必要があるだろう 2018.4.27(金) 栃木大会2回戦 栃木市野球場(120-92)
白鴎大足利
002 006 5-13 H11 E4
102 100 1-5 H8 E1
栃木工
(白)大山(4)、熊谷(3)−成田
(工)船橋(6)、久村(0.2)、三浦(0.1)−猪瀬
白鴎大足利のシートノックはスピードに正確さがあって上々やってん
でも4失策やねん、ショートの2年生國田が3回にタイムリーエラー連発しててん
でも國田は3打点でなんとか救われてましてん
聞けば栃木工のエース船橋は最速140とか
横スラに緩急を生むカーブ、重心移動にガッツリ乗せた直球の目測は135前後
白鴎大足利打線も前半はなかなか苦労していたが
6回周東、大川、斉藤の3連打から一気に同点
さらに満塁からハイパワーの1番中山が逆転満塁ホームラン
7回も栃木工の救援陣から長打攻勢で5点を追加しコールド
栃木工もこの試合3安打のパワフルな4番長谷川の活躍などで中盤まで優位に進めるが
全体的にみれば白鴎大足利が地力で勝ちきったと申せましょう
白鴎大足利の先発は背番号10の2年生右腕大山
バランスのよいフォームから清く正しいストレートに教科書どおりの変化球、最速は130超位
リリーフした背番号1の168cm右腕熊谷はリリースの感覚がよく最速は135手前あたり
強肩揃いの外野陣に、周東、中山などオフェンスを担える人材も揃えチームバランスがいい
シード権が掛かった一戦ということで観戦に来ていた白鴎大足利の校長先生
リードを許す苦しい前半戦は厳しい表情だったが、勝って安堵のご様子でしたとさ 2018.4.27(金) 栃木2回戦 栃木球場(120-92)
矢板中央
101 010 000-3 H5 E2
030 001 10*-5 H12 E2
佐野日大
(矢)折笠(6)、関谷(2)−篠崎
(佐)田嶋−佐久間
監督交代の色がそろそろ出始めたかなと、この春のターゲットの1校だった佐野日大
シートノックでは所々キラリと光る動きがあったが県の情勢を左右するほどのものでもなく
やはりチームの主役は181cmのエース右腕田嶋
正統かつ王道をいく本格派の投球フォーム、最速140に迫るストレートを放つリズムもよし
対する矢板中央サイドはガンガンいこうぜということで
無死1塁から打者2番や8番でもバント何それの強攻スタイルはいっそ清々しい
先発のズングリ右腕折笠は軸にしっかり溜めた力を活かしたボールに活力があり
最速は135手前位、なかなかのパワーピッチャー
リリーフした背番号1の2年生関谷は投手らしいシルエットの咆哮する気迫の右腕
勢いと躍動とはこういうことだと言わんばかりの腕の振り、高めの直球は140近かった
敗れたとはいえ矢板中央は存分に存在感を示した内容だったと我思う 2018.4.28(土) 群馬大会準々決勝 高崎城南(120-95)
入場料600円、パンフなし、ガン有、ホームベースが南側
健大高崎
220 510 210-13 H15 E1
502 003 000-10 H10 E1
前橋商
(健)柳澤(0.2)、久保田(5.1)、藤原(3)−大柿
(商)井上(2)、星野(7)−岩崎
有力校、人気校、贔屓校が揃う好カードで多くの観客でスタンドが埋まった連休初日
一塁側は青ダルマ地元・健大高崎、三塁側は赤ダルマ群馬が誇る伝統校・前橋商
いざ尋常に勝負ときたもんだ
核弾頭すぎるトップの山下を筆頭に全国有数のオフェンス力を誇る健大高崎
この試合最速142を計測した本格派右腕・星野を擁し質実剛健の打撃と守備を示す前橋商
どんな展開になるかと思えば体育大の新歓コンパよろしく派手な荒れ模様
健大高崎が前橋商の先発左腕井上を急襲して2回4点でノックアウトさせれば
健大高崎の先発左腕柳澤が与四死球5を献上して1回もたず降板し前橋商5点ゲット
前橋商がエース星野を投入して試合が落ち着くかと思いきや延焼は続き星野は被安打10
健大高崎は右腕久保田が最速139を計測した球威でストライクのゾーン内で勝負するが
前橋商の7番神道にソロ、5番戸塚にスリーランを喰らうなど正面衝突で被弾
宴もたけなわでしたが健大高崎の2年生左腕藤原がフリーフッドの反動を効かせた投球で
7、8、9回の前橋商を四球の走者1人だけに締めてはいおひらき
健大高崎の投手陣は他に吉田、西浦、伊藤、桂本の右腕4人に左腕だとライトの古屋
帯に短したすきに長しといったところだが、やっぱ柳澤が計算できなきゃ困るよ君
前橋商のガッシリショート吉田晃は地味派手な好選手、守りも打撃も粋であり華もある 2018.4.28(土) 群馬準々決勝 高崎城南(120-95)
藤岡中央 000 302 000-5 H8 E2
前橋育英 420 100 01*-8 H10 E1
(藤)門馬−鈴木
(育)恩田(3)、竹内(0.1)、石塚(2.2)、梶塚(2)、恩田(1)−小池
どうせ21世紀枠選出するなら西は小倉、東は好投手門馬を擁する藤岡中央だったろうに
各位の無念さを一冬寝かせたこの春、前橋育英相手にどんな試合をするだろうかの一戦
1回裏の前橋育英4点の内容は
失策、四球、バント内野安打、7フライ、左安打+レフトトンネル(3点)、三振、三振振り逃げ(1点)
うーん、オブラートに包んでも守備が薄すぎる、盗塁もされ放題
まるで砂の上を歩いているように一歩一歩足をとられ、思うようにアウトが進まない
6点差ついた3回で前橋育英はエース恩田をレフトへまわして継投に入る
舐めんなよと藤岡中央が6番杉本の2点適時三塁打などですかさず追撃を開始
なんやかんやで3点差で最終回、2死1、2塁で3番門馬と、一発同点の状況までこぎつける
再びマウンドに戻っていたエース恩田と門馬の一騎打ちがこの試合のハイライト
強靭な体幹とバネで140キロ台連発の恩田が門馬を追い込み、ラストは143キロで遊ゴロ
力と力、いい勝負みせてもらいましたってもんでさあ
門馬は最速141を計測、必殺のスライダーで前橋育英の6番以降に仕事をさせなかった
チームとしては攻守に門馬を支える存在がもう1人2人欲しいところ
前橋育英は現時点で全国でも高い位置にいる、特に守備の完成度は自慢していい水準 飲み会で
誰が一番高い声を出せるかグランプリをやり始めたら面白かった 5/3憲法記念日はお仕事
その代わりに4/27に有給を強奪していざ関東へ
目の前に白鴎大学が佇む小山駅で一泊して栃木駅へ
栃木市野球場の次は両毛線を西へ進んで高崎城南
そこから一旦さいたま新都心でサーロイン丼を食していざ白河の関へ 2018.4.29(日) 福島県大会県南支部大会準決勝 表郷天狗山球場(122-100)
入場料500円 メンバー表無料配布
学法石川
030 013 000-7 H6 E1
020 000 000-2 H10 E3
光南
(学)関口(6)、永成(3)−大網
(光)小椋−草野
田植え前ので水を張った田園風景を風に誘われてやってきた晴天の天狗山
支部大会だしまったりと観戦すっぺと思っていたら、いつのまにか8割満員立ち見上等
学法石川vs光南は好カードで、だからこそ自分もここにいるわけだが何この熱気?怖い
三塁側に大所帯の学法石川、そのチームカラーはブルー、保護者も戦列を組み臨戦態勢
一塁側も約50名の光南スタンド部員に真っ赤なシャツに統一された保護者様御一行
学ラン姿の女応援団に制服の女生徒集団がライトポール際まで埋め
なんとチアも動員してきたぞ光南、なんてこった支部大会だぞ?いつもそうなん?
どうりで光南保護者のお父さん出席率も高いはずである
ノースリーブの赤ユニに白いスカート、爽やかな球場が一気に桃色に変っていく
しかも即席チアのようでもなく、動きにキレあり、守備時直立不動を貫く強豪チアの気配
光南の140キロ左腕小椋
常時セットで一塁側スタンドのチアの視線を正面から受け躍動感ビシバシの投球フォーム
ただ勢い余ったストレートがウキウキで四球連発から痛打浴びて2回に3失点
5回も四球連発から犠牲フライで1失点
6回は何をチラ見していたのかサードがタイムリー連発で3失点
渾身のストレートで藤原を軸とした学法石川の上位打線をほぼ抑えていたものの
8番大網に3安打、9番関口に2安打と相手バッテリーに打たれ敗戦
しかし、ブレーキの効いたスライダーも含め流石の実力はみせた
学法石川の先発はタイミング型左腕の関口
スーッと伸びてくる最速135手前位の直球とさりげない曲りのスライダーで被安打9
終盤3イニングのリリーフはエースのガリバー永成
一昨年の東北大会
鶴岡東戦で先発したときは120`台の直球にドロンカーブで力強さとは無縁だったのに
上半身下半身万遍なく増し増し筋肉もーりもり
フォームで多少のロスがあってもだからどうした最速140級のサンシャイン左腕
内野安打1本のみ奪三振4で試合を締めくくった
多くの観衆の目前で披露される思春期の真っ盛りな感情の応酬
両校とも、ただ打ってただ守ってという段階を抜けていない状態ではあるものの
そこには後期高齢者たちが忘れていったあの頃のむずがゆさが溢れいてるぜイェーイ ソロモン?の観戦記すげえわ
広島大会の三次の日に俺は千代田に行ったからニアミスだったな
今年の中国地区は岡山大会が面白くなりそうです
学芸の金村と倉川、倉商の引地、創志の西、関西の三井、他にも好投手がごろごろいるで 2018.4.29(日) 福島県南支部準決勝 天狗山球場(122-100)
白河
000 020 100-3 H6 E2
000 032 11*-7 H12 E3
須賀川
(白)緑川(4.1)、菊地(0.2)、奥山(3)−金澤
(須)円谷(7)、小原佑(2)−小原歩
ぼんやり見ていた金曜ロードショーが気が付くと意外に当たりだった
そんな邂逅がこの一戦である
白河は背番号1の鈴木が登板しなかったので両校の優勝劣敗を論ずるは詮無きこと
須賀川の4番小原歩が左中間場外にぶっ放したライナースリーランも見事だったが
2年生右腕円谷と3年生左腕小原佑の須賀川投手陣が望外によかいち
円谷はストレートカーブのオーソドックススタイル
しっかりコンパクトにテイクバックをつくってから放たれる最速135前後のストレートが伸びる
背番号1の小原佑も力感のある胸の張りから最速135前後でスライダーの曲り一等星
圏内の勢力図を塗り替えるほどではないにせよ、マークしておいて損はないレベルである
なお試合は4回まで動かなかったが
光南のチア4人が着替えもせずバックネット裏に居座ってから試合が動く
投手からみてやや左上に座ったその4人に言いたい、まずズボンをはきなさいズボンを
まず須賀川のショートが何をチラ見していたのか2点タイムリーエラー
続いて白河の右下手緑川の制球が乱れて死球死球にスリーラン被弾
なんやかんやで転がり出した試合は野手の能力で優る須賀川が制したが
まさに国乱れるところ女ありである >>118
岡山学芸館の金村と倉川
倉敷商の引地、創志学園の西、関西の三井
とりあえず全員既観戦済みさ
特に西は春の県大会で長澤監督が最後まで出さなかったから
ここなら投げさせるだろうと、わざわざ6月の鳴門市親善試合まで追いかけ根性で観た
ただ引地を最後に見たのは去年夏の関西戦でその時は荒い140級右腕の段階で
今日の高評価は想定外
関西の三井も最後に見たのは1年生大会の岡山東商戦
岡山春の決勝戦をみる予定はないので最後の夏
全身全霊をかけて観戦するの心 >>117
「6回は何をチラ見していたのかサードがタイムリー連発で3失点」
↓
「6回は何をチラ見していたのかサードがタイムリーエラー連発で3失点」 2018.4.30(月) 埼玉大会準々決勝 上尾市民球場(121-95)
入場料500円 パンフなし ベンチ入り20名 ガンあり(ただし1回表少しだけ)
ふじみ野
100 060 020-9 H14 E3
100 011 100-4 H9 E2
狭山ヶ丘(サヤマガオカ)
(ふ)梅澤(6.1)、吉田啓(0.2)、加藤(0.0)、石見(2)−大野
(狭)佐野(2)、川井田(2.1)、臼井(0.0)、村田(4.2)−岩田、平賀
クラスのキラキラグループにいる人気の美人より
いつも教室で本を読んでる地味なあの子がみせるたまの笑顔が俺達のプライスレス
というわけで花咲徳栄や浦和学院が登場する県営大宮より上尾球場が俺達の矜持
ベンチ入り20名全員を出し切った狭山ヶ丘の先発は長身の日系右腕佐野
身体能力を振りかざしてストレートほぼ一色勝負、うっかり表示されていたガンでは130キロ
2回にはさらに球威のあるボールが何球かあったので最速は130前半位
そこから川井田と臼井をサンドイッチしてエース村田を投入
上体をコンパクトに整えてから最速135手前位のストレートの投げっぷりが素敵やん
狭山ヶ丘で一番闘志をみせたのは監督さん
興奮して打者に自分で指示を出しにベンチを出ては塁審に注意されていたお茶目さん
ふじみ野は左腕エース梅澤が最速135超の悪びれないストレートで応戦
強弱のリズムがいい投球フォームから敵前逃亡なスライダーがOKボーイ
ただ7回途中で指先に異変有で急遽降板し、否応なしにふじみ野も総力戦突入
吉田啓、加藤を間奏に入れ、背番号20の右腕石見がチェンジアップ風の決め球で締めた
投手がコロコロ交代していき、影響力の強い選手が舞台の中心から外れがちの試合
良薬は常に苦いものである
ただし苦いからと言ってそれが良薬である保証はどこにもない、毒薬もまた苦い
多くの選手に経験を積ませて満足しているのが監督だけでないことを祈る 2018.4.30(月) 埼玉準々決勝 上尾球場(121-95)
山村学園
003 011 02-7 H12 E0
000 000 0*-0 H6 E1
埼玉栄
(山)和田−大塚
(栄)米倉−庄司
前略
君は今日上尾に高校野球を観に行っていたそうだね、有意義な観戦だっただろうか?
偶然だが私の妹も同じく上尾球場へ行っていたのだが、ふてくされてブツブツ言っている
埼玉栄のベンチ内がよく見えるようにと三塁側で観戦していたそうだ
妹は生粋の歴女で、今日も背中に六文銭に幸村と書かれた赤備えのシャツだったので
ひょっとしたら君も我が愚妹に気が付いていたかもしれないな
妹は大学3回生で、彼氏が埼玉栄出身らしい、この前自宅にその彼氏を連れてきたのだが
「チースッ」という挨拶をしてくる彼氏は彼氏じゃないよ、ねえ君
埼玉栄の米倉が絶賛されていたネットニュースの写真をみて「カッコイイ」だとさ
その彼氏と別れて米倉と付き合うのなら家族会議にかけてもいいと思うのだが
なんでも勝つと思っていた試合がまさかのコールド負けで妹は機嫌が悪い
家に帰るなりスマフォをソファに投げつけ、鋭い眼光を天井に向け
「高等遊民になりてぇ」などと呟いている
いやいや、その赤シャツを脱いで紺のスーツに身を包み、就活に精を出してもらいたい
妹が言うに、米倉は綺麗で上品な投球フォームであり
まるで大坂夏の陣に挑む真田軍のように凛々しく神々しかったというのだ
ではなぜ12安打も打たれたのかと訊いたら「左足の出だしが早えぇ」と即答してきた
妹は卒論のテーマにデカルトを選択するような性格で
昔から突かれたくない事実を正確無比に容赦なく突いてくることは実兄である私が保証する
君は秋も埼玉栄を観戦しているし、この春も観戦している
そしてゴミ捨て場にエロDVDを見つけたときのようにキラキラとした瞳で
打線と守備は全国最上位クラスだスゲェェェと私に宣教してきたの、私はそれを信じる
だが、なぜ山村学園の大型スリークォーター和田に完封されたかを訊きたいのだ
ちなみに妹に訊いてみたところ「口説こうと思ってない余裕に口説かれるんだ」とのことだ
要するに一生懸命さを感じさせない脱力したフォームに打者は錯覚を起こすらしい
武将っぽい選手はいたかと訊いたら「野邨とロドリゲス長谷川」とまた即答してきた
山村学園の3、4番で、ロドリゲスは愚妹が付けた愛称とのことである
球場では随分と土埃が客席を襲っていたとのこと
風呂でゆっくり疲れを癒して明日からの仕事に備えておやすみっと 草々不一 >>123
どんな妹なんだよwww
兵庫県大会の観戦記楽しみにしとくぞ
俺も準決勝2試合は見たから答え合わせしたい 仕事で明石着が三位決定戦の七回途中だったけど
2試合とも熱を帯びたいい試合やったね 明石→天台→土浦
ゴールデンウイークが終わっていくなぁ 「読書にしても、本当にひの本を理解しようと思ったらその書き手に追いつかなきゃいけない」 2018.5.4(金) 兵庫決勝 明石(122-100) 入場料700円、パンフ200円
滝川二 010 000 002-3 H9 E0
明石商 000 010 30*-4 H9 E0
(滝)中原(7)、小北(1)−江端
(明)中森(5)、福谷(4)−水上
青い空に強い春風、明石城下に並ぶ出店に多くの家族連れが集まってにぎわう昼下がり
三塁側に陣取る滝川二ブラバン隊が響かせる音の波動が満員御礼の球場を包み込む
一つ目、滝川二の内野が上手い
高いスキルをもつショート古谷を中心として捕球から送球までが単純に速い
打球に対する足の入れ方も独特の哲学に沿って徹底されつつあるし
外野から内野へ繋ぐ返球の意識もほぼ統一されている、地味に強いチームの典型だ
二つ目、ルーキー来田
狭間監督率いる明石商において、この剛のタイプを1年春でトップに起用するとは驚き
全身の筋肉がうずいて仕方ないぜと打席でマッスルシェイクのパフォーマンスバリバリ
左打席からオラオラオーラを醸し出し、下半身主導でタイミングをとってからハードスイング
変化球に対する不慣れさはあるが、バッテリーに対する圧はなかなかのもの
三つ目、明石商の配球
2年前の春決勝は、明石商が報徳学園を完封の8-0で下して優勝
選抜で好投したエース吉高を温存しながら最速145超の右腕山崎が被安打3で完勝
三浦や森蔭など多士済々な投手陣にしつこさ100%の打撃陣を備え
その強さを目の当たりにして恐怖した記憶はいまも心に残る
今日の明石商の強さが2年前に肩を並べるところまできているとは言えないが
変化球を投げにくい、要求しにくいカウントであえて変化球を選択してくる思考は不動のまま
あとは思考の具現化をどこまでできるか勝負の夏まであと2ヶ月
試合としては9回に滝川二の7番江端がツーランをレフトにぶち込み
さらに8番三橋が左安打で同点の走者として出塁、最後まで緊張感のある好ゲームだった 2018.5.5(土) 千葉準々決勝 天台(120-92) 入場料600円 パンフ400円
習志野
000 200 223-9 H7 E0
000 000 101-2 H9 E3
八千代松陰
(習)古谷(8)、佐藤(1)−川島
(八)清宮(9.2)、廣瀬健(0.1)−隈本
ホームベースが北側にあるベーシックな球場において午前中三塁側で観戦は基本しないが
3学年勢ぞろいの習志野吹奏楽部フルメンバーが一塁側に現れたら
三塁側でその美爆音を正面から受け止めるっちゃないでしょう、えぇ?
最後列にズラリと並べた11台のスーザフォンはさすが全国最高峰のブラスバンド部
重低音が、管楽器の力強くも綺麗な音が球場を支配していくし、もう支配してくれ
八千代松陰の一年生部員が初めて海をみたような顔をしている、なにこれ?みたいな
「Let's Go習志野」や「スパニッシュ」の十八番ももちろん、「ダンシングヒーロー」が良かった
夢の扉を開いて〜♪と生歌をぶっこんでくるとことかうおぉぉぉってもんでさぁダンナ
試合は習志野の140キロ右腕古谷が8回を投げて奪三振11、変化球の扱い方が上品
八千代松陰の190cm右腕清宮は連投というのもあってか最速は135前後
初回から変化球中心、フォークを決め球に習志野の各打者に気持ち良く振らせなかったが
内野のエラーで先制を許し、終盤は押し出しに本塁打被弾など与四死球10の燃料切れ
千葉を代表する好投手同士の先発に美爆音
もうじき改修で姿を変える天台球場のスタンドに多くの観客
平成の思い出がまた1つ増えたことでございましょう 2018.5.5(土) 千葉準々決勝 天台(120-92)
流経大柏 002 000 000-2 H10 E0
専大松戸 001 011 00*-3 H8 E0
(流)名田(2.1)、千葉(2.1)、長崎(0.0)、岡本(0.1)、高坂(3)−寺島、中村
(専)横山−岩渕
8回裏二死2塁
スイング力に秀でる専大松戸の1番藤田が右安打、本塁に突っ込む2塁走者西村
流経大柏のライト山崎が捌いて渾身のバックホーム、土埃舞うなかクロスプレーアウト
これぞ外野手の見せ場、素晴らしいプレーに惜しみない拍手
外野手としてこの一瞬のため小中高と野球をやってきたといってもいいほどの痺れるプレー
いいね〜
昆野や今里など力のある野手が揃い
秋の新チーム発足時から下馬評が高かった専大松戸の泣き所である投手陣
背番号1を背負った2年生サイドハンド横山がどうにかこうにか流経大柏を振り切ったが
この試合で一番輝いて見えたのは流経大柏の右腕高坂
135前後の球威をベースに、対左打者の膝元を刺してくるゴールデンスライダーが圧巻
藤田、今里、岩渕、西村といった専大松戸自慢の左打者も翻弄されるのも当然の威力
高坂の下馬評がやたら高かったので見てみたら本当に凄かった件
なんで背番号11なんさ 2018.5.5(土) 千葉準々決勝 天台(120-92)
木更津総合
330 31-10 H13 E1
000 00-0 H3 E2
志学館
(木)野尻−山中
(志)加藤(1.2)、大南(2)、小林(1.1)−山本
滝川二のショート古谷も巧かったが、志学館のショート古谷もアンビリーバボ
難しい打球にもキッチリ対応してみせていたし
自分達はこんな大差で負けるチームじゃないという意地を感じさせるいい動きだった
志学館は1番にヘラクレス型の神山を置き、打力の高い打者から順番に並べたような打線
5回コールドで2順目ちょいしかまわらなかったが、9回あれば野尻から2、3点の力はあった
先発した背番号11の加藤はガッシリした180cm級の大型右腕
少しのっそりしたフォームから以外に鋭い135前後のストレートが魅力だったが
打席内での無駄を極端に削ってきた木更津総合の洗練された攻撃の前に散った
木更津総合は強いね、うん
徹底して基本を叩きこんできた跡をうかがわせる守備の完成度は高く
東、山中、野尻の中軸のスキル、繋ぐ役割の神子などのしつこいミート力と意志
中軸下の太田、小池の両2年生の打撃に改善がみえてくると全国の上位がみえてくるか 2018.5.6(日) 茨城準決勝 土浦(122-99) 入場料600円 パンフなし ガン有
明秀日立
102 101 2-7 H10 E2
000 000 0-0 H6 E1
水戸商
(明)細川−芳賀
(水)川澄(6.1)、安紀(0.2)−小林嵩
酔っ払いがスタンドで酒盛りしながらへべれけで観戦していた記憶がある当該球場だが
キレイにリニューアルされていてワンダフル
やたらと辛いことで有名だったスピードガンも正常な感じになっていていんじゃないですか
明秀日立は最速143を計測したエース細川が先発
水戸商も180cm左腕のエース川澄が先発で最速は136を計測
川澄はフォームのリズムがバラついて、調整している間にコツコツ失点を重ねてコールド
力負けといえど水戸商は4番小林俊、1番野上の打力は一定水準以上
痛い失策もあったが遊撃手高橋の守備力なども鍛えられており
川澄にもう1つ実践的な変化球があればイニシアチブを握った戦い方ができるはずだが・・・
明秀日立は細川がバックスクリーンへ、芳賀がライトへそれぞれホームラン
特に芳賀の一発は追い込まれてからの低目を拾ってのライナーアーチ、うーん巧い
明秀日立に対するバッテリーは「逃げると危険は倍になる」を肝に銘じなくてはなりますまい
ま、だからといって真っ向勝負はもっと指数関数的に危険ですけど 2018.5.6(日) 茨城準決勝 土浦(122-99) ガン有
常総学院
012 202 000-7 H13 E1
000 010 000-1 H5 E0
霞ヶ浦
(常)谷田部(6.1)、岡田(2.2)−菊地
(霞)福浦(2.0)、海野(5)、高橋(2)−鈴木和
秋の準決勝で明秀日立に苦杯して雌伏の冬を過ごした常総学院
秋の関東大会出場校である霞ヶ浦に対してまずは勝ち切ったこと祝着至極
ただ霞ヶ浦にしてみれば2度の満塁の機会に1本出ていれば違った展開がというところ
霞ヶ浦の先発は背番号1の2年生右腕福浦(177cm)
秋の関東大会ではいいストレートを投げていたが、この試合は最速137を計測したものの
伸びもキレも見当たらなかった、そんなに打たれるとはねぇ
リリーフした秋のエース海野は最速141を計測
身体のバネと気力を前に押し出して火消しにいくが、常総学院が苦手とするタイプに非ず
結局、最速128キロの右腕高橋がとにかく丁寧に低目低目に集めてジャストミートさせず
常総学院はなかなかハイレベルなシートノックを披露
オーソドックス右腕の谷田部と、ヤンチャなストレートが武器の2年生右腕岡田の投手陣
これを支える二瓶、菊田、藤田、大久保、斎藤らの打線が重厚なことといったらありゃしない
この時期にしては変化球への対応スキルがほぼ完成している打者が上位に並んでおり
ごっつ素敵やん 今週末は
新潟準決勝、熊本RKK招待試合、福岡招待試合の3択
みたい順からいえば
横浜−秀岳館
東海大相模−九国大附
日本文理の鈴木
12日長岡の13日熊本もなくはないが少々きつい
履正社が勝ち残っていれば大阪大会なんだけどな〜 2018.5.13(土) 熊本RKK招待試合 藤崎台(121.9-99.1) 入場料500円 パンフなし ガンあり
横浜 020 200 022-8 H14 E0
有明 100 040 000-5 H8 E0
(横)板川(7)、土生(2)−角田
(有)浅田(7)、岩根蓮(1)、米崎(1)−高橋
近年好投手を輩出している有明、RKK旗大会優勝の原動力は2年生エース浅田
ザ・オーバーハンドの本格派右腕でこの試合最速144キロを計測
高目のボールゾーンから落ちてくる変化と、ストライクゾーンから沈む変化のコラボ
これに準備が必要にならざるを得ない威力のストレートとの緩急に横浜打線は手こずった
2回、横浜の4番長南を空振り三振に切ってとった144キロストレートに思わず「ウホッ」
されど相手は神奈川春季大会優勝の名門横浜
5番河原木が曲りの大きいスライダーにタイミング合わせて中安打
6番内海が死球、7番角田が三振で二死1、2塁
ここで8番板川が140キロ超の直球をしばき、前進守備の左中間を抜く2点適時2塁打で先制
4回も有明守備のグラつきにつけ込んで犠牲フライなどで2点追加
試合を優位に進める
横浜の先発は背番号1の板川、塩原の乱など数々の窮地でチームを救ってきた歴戦の左腕
強弱のリズムを利かせたフォームから最適解を表現したリリースポイントの確かさ
最速139を記録した直球に多彩な変化球を使いこなす、なんとも得難いエースである
どんなカウントでもボールになることを怖がらない肝の据え方が魅力だか、この試合は裏目
7回で与四死球6
5回はカウントをサッと取りにいったところを有明の中軸にタイムリーを被弾し逆転される
レフト長南の守備が上手い部類なら3点は防げていたところだが、そこは多くを語りますまい
結局、浅田と板川の両エースは7回で降板してリリーフ戦の展開となったが
横浜の背番号18の大型右腕土生(最速138を計測)が8、9回をキッチリ投げたのに対し
有明のリリーフ陣が崩れ、横浜が長南や内海の適時打などでラストで引き離し終着
有明は2番セカンドの古賀が攻守に頼りになるプレーを魅せて○
打つ方の浅田は4打数無安打
横浜は秋の弥栄戦以来の観戦だったが、小泉と角田を除いて打撃の型を変えてきたなと
長南あたりはトップの備えが遅れるなどまだ馴染みきってはいない感じだが
悪くない選択だと思う ソロモン?は来週から千葉ですか?
俺は来週から福岡県の招待試合、創志学園の山口遠征、春の中国大会(倉敷商−新庄になれ)って感じ
近畿大会で大阪桐蔭−智弁和歌山が実現すればまた明石まで行きましょう 2018.5.12(土) 熊本RKK招待試合 藤崎台(121.9-99.1) 気まぐれなガンあります
文徳 040 001 000-5 H8 E0
横浜 000 000 000-0 H1 E2
(文)岩田(6)、松本(1)、桑田(1)、津川(1)−宮川
(横)黒須(1.2)、及川(6.1)、松本(1)−山口、小島
スピードガンには個性がある
藤崎台のガンは常に表示されるわけではなく、その気になったときに表示される
しかも127や147などの数字が得意でやたらと出現率が高い
130以下は辛いが、一定以上は甘くなるクセがあるというのが電気機械工学部の説である
横浜及川(2年)は2回二死満塁、打者は文徳の4番萩尾という場面で登場
投球練習初球で143を計測し、萩尾への初球もたしか147を計測
2球目の147を引っ張られ三塁線を抜けるかという打球をサード山崎が好捕して切り抜ける
3回先頭の文徳5番陶山に対しては
145(ストライク)、145(ボール)、146(ファール)と追い込んで146ストレートで見逃し三振
ウッヒョーである
若干ガンが甘い気もしないでもなかけんど、球威もスピード感も抜群でため息しかでねぇ
噂の150キロは6回
先頭の文徳村島が一二塁間への打球で及川と一塁手明沢との連携ミス(記録失策)で出塁
犠牲バント、犠牲バントで二死3塁で打者は1番右打者の三谷
得点圏に走者を背負ってカウント2-1から全力投球、内角低めだったか150キロが表示された
そこまでの140後半よりベース上の勢いが優っていたから「何キロだ?」と
スコアボードに急いで目をやったら出ちゃったよ150
うん、これは確かに速かった、すげー、ビビったッすよ
ただ3-1から次のストレートを弾き返されてタイムリーを被弾したのは多くを語りますまい
7回以降はチェンジアップかな、右打者の外に逃げ沈む変化球で文徳の追随を断ち切った
横浜の先発は188cmの長身右腕黒須(2年)で最速134を計測
小さくあっちこっち動くクセ球を散らして翻弄していく流れを作る前に文徳の好球必打に捉まる
豪打を誇る文徳打線の対応力というか、強振せずに軽打軽打でクセ球を見極めつつ攻略
横浜は9回、最速138を計測した1年生?左腕松本が登板し、文徳を三者凡退に抑える
この松本も行く行くは関東地区を代表する左腕に成長していくのだろう
文徳の先発は背番号10のサイドハンド岩田(2年)
先の九州大会では創成館に手痛い洗礼を受けたが、秀岳館を翻弄した実力は健在
右打者に対してはプレートの右端から、左打者に対してはプレートの左端から緩急自在の投球
最速121なれどタイミングと角度の神髄を追求して6回を明沢の中安打1本のみに抑える好投
小柄な左横手松本、大型の左上手森田、右本格派風の背番号1津川と細かく継投して完封
文徳お見事
横浜は熊本中央ボーイズ出身の1年生津田を1番にたてるなど粋な布陣だったが
錦を飾るには至らず、途中から長南、河原木、角田、斉藤、内海、遠藤と
背番号一桁の選手を出してきたが戦況を変えるには至らずおいおいの1安打のみ
なんにせよ、川端や田浦など全国クラスの左腕を観てきた藤崎台スタンドのどよめきが
及川のストレートがいかに規格外であったかを証明した試合だった 2018.5.13(日) 熊本RKK招待試合2日目 藤崎台(121.9-99.1) 雨模様
横浜
024 2
000 0
秀岳館
(4回裏終了降雨ノーゲーム)
(横)板川−角田
(秀)志賀(2.2)、玉井(1.1)−橋口
横浜の先発は連投のエース板川で最速135を計測
秀岳館はRKK旗大会を投げてきた背番号19志賀(八代シニア出身)と背番号20玉井の継投
怪我から復帰した4番橋口、この日も背番号1をつけたトップの山下、相変わらず好打の渡辺
甲子園ベスト4を知るメンバーを揃えつつ、見えないのは心技体の心か
試合前のサイレントノックはなんだか冷えた夫婦の会話みたいで言葉にならない
春季大会主戦で投げていた石川や山下が投げていても展開に大差はなかっただろう
語るに及ばず 来週は天気と相談中
山梨学院の左腕星野を観れてないのは心残りだが
関東大会はいまのところ予定なし 文徳は代打で背番号18山崎が登場して三振
この山崎はちょっと覚えておくの心 >>146
へえ意外やわ、てっきり関東大会かと思ってた
ところで横浜の及川ってどうなのよ?
俺は4年前に広島で田口、福岡招待試合で松井を見たけど球速より奪三振能力がどれくらいあるのか知りたい
新庄の田口とか今でこそ普通だけど、2年生秋くらいから毎試合のように二桁三振取ってたからなあ 及川雅貴(横浜2)
文徳戦の投球内容
投球回6回3分の1
被安打 3
奪三振 7
四死球 0
失点 1
自責点 0 横浜の及川
ストレートだけならなんとかバットに当てていける
投球フォームと実際の速球に違和感がないし、制球はアバウトだから
ただ、スライダーはともかく、125前後のチェンジアップはなかなかハード
球速を130後半に抑えながらチェンジアップを多投されたら奪三振は跳ね上がるはず
でもいまはそんな配球に依っていないし、まだ必要も無いだろうと思う 雨でなければ
土曜日秋田
日曜日岩手
だったのに、是非もない とりあえず北九州到着
どんよりとした曇り空のなか広陵と九産のアップが始まっています 今日は収穫少なかったなあ
広陵の2年生投手が左右ともそこそこだったけど、同学年なら新庄の桑田のがいいっぽい
福岡はよく分からんわ、春の県大会毎年八百長してるんじゃね?
夏の県予選では上位校総入れ替えやろ、特に南部は 2018.5.19(土) 岩手県春季県大会1回戦 一関球場(122-97.5)
入場料500円、パンフ300円、ガンなし
水沢工
100 000 000-1 H4 E3
010 030 00*-4 H12 E2
一関学院
(工)高橋晴、千葉−小野寺
(学)遠藤−吉田
前日までの荒天のためグランドの水抜きで1時間遅れの試合開始
ハイテンションで試合に入った一関学院の先発は183cmの2年生右腕遠藤
上体の開くタイミングがまばらで、色々不安定な点はあるがパワーは充分
最速135前後だが140を超えてくるのは時間の問題だろう
背番号1の右腕滝田は4番ライトで出場
がっしりとした体躯で左打席から猛烈なバットスイング
おそらくカースト的には県下でトップクラスの強打者のはず
トップの夷塚をはじめ、チームとして打撃に比重を移していく道中といったとこ?
水沢工の先発高橋晴はスリムな2年生サウスポー
リリースする瞬間にむけて投球フォームで生んだ運動エネルギーを集約していくような
発射力のある腕のスイングが美点
リリーフした背番号10の4番千葉はパワー系右腕最速は135手前位で、高橋晴より速い
ただ、テイクバックからリリースまで淀みがなさ過ぎて、逆に合わせ易いかもしれない
展開次第で水沢工にも勝つルートがあった試合だったかなと 2018.5.19(土) 岩手県大会1回戦 一関球場(122-97.5) スピードガンなし
大船渡
001 000 001-2 H9 E0
110 001 00*-3 H7 E3
盛岡中央
(大)佐々木朗−熊谷
(中)高橋(8.0)、古舘(1)−湊
大船渡・佐々木朗希(他に同姓がいるが面倒なんで以下「佐々木」で)
1年生の昨夏に147km/hを記録
秋は登板なくチームは盛岡中央に敗退
今春の地区大会で149km/hを計測
はぐれメタルなみに出現率の低いレアモンスター、この試合も負けたので
次の公式戦は夏まで待つしかない
この試合の最速が152km/hだったと記事に出ているが
それは事実で間違いないだろう
球場をあっちこっちしていた日刊スポーツの記者がどのガンの数字をもってきたかは知らんが
先週に藤崎台で横浜の2年生左腕及川が計測した150km/hより早かったといわざるを得ない
背番号20で1番打者としてスタメン
189cmの大型右腕は見事に美しく理にかなった投球フォームからえげつないストレートを連発
試合前のブルペン投球の時点でもう破格の存在がハッキリしていた
藤平?安楽?藤浪?釜田?・・・・・速球派の高校時代全盛期と頭で比較してみても負けていない
負けていないどころか、ストレートだけなら優っているといっても過言ではないだろう、うん
細かい注文は当然ある
球種は(計画的にそうなのか)少ないし、フォームの間や配球とか
もっとこうすれば奪三振率が跳ね上るのにとか感じることはあるが
このフォームとストレートのバランスを垣間見れば誰もが連想するはずだ
「大谷に続くのではないか」と
試合は盛岡中央の気合が尋常ではなく、我武者羅にストレートに食らいつき
ほぼ唯一の変化球であるのんびりスライダーを弾き返して序盤2点を先制
エース左腕石澤まで出番はなかったが、先発の背番号17の左腕高橋が好投し結局逃げ切り
完投した大船渡・佐々木は初回
盛岡中央の5番狩野(右打)の左腕にストレートをまともに当てて死球、狩野は悶絶していたが
次の6番長崎(右打)の初球にお構いなしの内角ストレートをぶち込み腰を引かせて何食わぬ顔
要求した捕手熊谷も熊谷だが、腕の振りを緩めることなく放り込んでくる肝のすえ方が違う
走者を得点圏において、自ら外野の先輩3人に前に出るよう指示を出すなどなかなかである
決して生意気な雰囲気もなく、所作は礼儀正しいが、自分の投球に対する自信は既に高いかな
打者としては、四球、四球、死球、左安打、左安打
盗塁を2つ成功させ、3回は2塁から右安打で本塁へ大きなスライドで駆けて生還
トップスピードにのるまで歩数(時間)が掛かるものの、単純な走力あり
いまはまだスラッガーの部類にあらずも、右打席からときおり鋭い打球を飛ばしていた
兎にも角にも、投手佐々木のストレートに度肝を抜かれたっす
なお、大船渡の現部員は約60名位で今回のベンチ入りは佐々木以外全員3年生
今後甲子園の舞台に出てくる可能性は非常に低いかもだが
高校全日本メンバーに選出されても全然違和感ないだけの突出した実力があると申せましょう 2018.5.19(土) 岩手1回戦 一関(122-97.5)
宮古
000 000 000-0 H2 E0
000 100 00*-1 H6 E0
水沢商
(宮)三浦−門場
(商)遠藤−阿部
水沢商は3年生9人、1年生10人の計19人
スタメンは一応全員3年生で体格は結構ゴツイ
宮古は職人芸のようなノックを打つ白髪に黒髭のダンディな監督がまるで町道場の師範のよう
宮古のエース右腕三浦は最速125超位の直球に緩急を生む変化球を散らして奪三振10
バランスのとれた投球フォームで、牽制も速くて上手い
水沢商のエースはボム系左腕の遠藤
腕をしっかり振って最速130前後の直球で押し、スラとシュート、チェンジアップで同じく奪三振10
試合は中軸にオリオン体系の長距離打者を並べた水沢商が
4番阿部のバックスクリーン左への決勝ソロホームランで接戦を手中にした 順当に大阪桐蔭と乙訓が近畿大会出場を決める
また明石まで行くか、宇部か周南あたりでおとなしくしとくか悩むわ
今日の福岡招待試合を見て夏はもう岡山と心中することを決めたよ
ただ広島予選のノーシード組がどこに入るかによっては序盤戦の広島もありかと 近畿大会見に行くついでに、2日土曜日は大阪ドームに立ち寄って交流戦の投げ合いに思いをはせるという究極的プランもありなん
GWの明石球場でたまたま隣に座ったおっちゃんとまさかあのしまなみ球場の激闘を語れるとは思いもしなかったぜ
マニアってどの世界にもいるよな、俺の30年後の姿の鏡映しのような大阪のおっちゃんだった 新庄田口と瀬戸内山岡の延長15回引き分けの一戦か
興奮をよぶ熱い勝負だったでござるな >>164
いくらソロモン先輩でもさすがにあの現場にはいないよね?
新庄田口が延長戦で絶体絶命のピンチの場面で江夏の21球のワンプレーをそのまま再現してみせたプレーを、まさかねー!?
実はあの試合の日に山口豪雨災害と重なってNHK録画に失敗して延長戦の途中でぷっつり切れてるんだよね…唯一の心残り 再試合は観てないけど
延長15回引き分けは現地で観戦したよ
たまたまだけど
決勝1試合だけだと物足りないなと思いきや
たっぷりお釣りがきたあるよ 初めて福岡招待試合に行ったのは大阪桐蔭とPL学園を招待したとき
もう福岡勢がシートノックから自己顕示欲メラメラ
「お前らだけがエリートじゃねえぞ」とプレー全体で語ってくる感じが良かった
ま、福岡勢が気負いすぎて自滅してたけど >>166
まじかよ…あの試合も現地観戦してるとかやべえわ
当時はまだ田口や山岡は全国的には無名選手だからね
まあ田口は報知か何かに写真入りで1ページ掲載されてたような気もするけど
2人とも1年夏から公式戦で投げてるけど、甲子園どころか中国大会にすら山岡が3年春に1度出ただけのメタルスライムよ
もちろん広島県内では2年秋くらいから広陵下石を加えた3人の評価は高かったけど
山岡の知名度を上げたのはダルビッシュのツイートだし、田口を有名にしたのは桐光松井の存在と世界大会に出場できたことだと思っている
それにしてもいやはや、まだまだ私も若輩者でソロモン先輩の足元にも及びませんわ 閻魔帳を開くと件の2013はコカ・ウエスト
広島県春季大会二回戦(4/14)
瀬戸内1−0広島商
この試合で幕を開けると同時に山岡を
翌4/20にはしまなみで新庄13−0崇徳で田口を確認
中国大会は松江市営球場にて、瀬戸内8−6出雲西と再び山岡を確認
そして迎えた夏は7/28の日曜日、雨のしまなみ
山岡と田口の甲子園をかけた広島大会決勝
あの白熱した時間は必然だったのかもしれない その年、春は瀬戸内と新庄を狙って広島大会へ行ったけど
春に山岡と田口を観ていなければ夏のしまなみへは行ってなかったかな、さすがに
ブログ碧空万里の主さんが以前2ちゃんで
最北端にある球場の写真をアップしてるのをみて、感動して
若いうちに見に行けるだけ行ってやろうかなと 2018.5.20(日) 岩手県春季県大会1回戦 一関運動公園野球場(122-97.5)
入場料500円 パンフ300円 ガンなし JR一ノ関駅から徒歩約30分 タクシー5分
花巻北
003 211 003-10 H13 E1
010 000 000-1 H7 E4
久慈
(北)佐々木健−高橋
(久)中田(8.2)、玉澤(0.1)−渡辺
寒くて手がかじかむものだから
ポニテの似合う女の子にあたためてもらえないものかと思案していたら試合が始まっていた
久慈はカバーリングなど手を抜かず真面目に優等生な動きをしていたが
トンネル、落球、暴投と乱れ、振り向けば大差がついていた
「いい人」は誰かにとって「都合のいい人」それが世間というものでる
花巻北の中心はエースで4番・佐々木健(右投げ右打ち)
直球主体で徐々にあげていった球威は135km/h手前で気質は俺様系
「好きって言えよ、聞こえねぇ、もっとはっきり言えよ」的な押しかたが魅力といえば魅力
久慈の左腕・中田は奇麗なフォームで最速は120位でしとやかであったと、だけここに記す
岩手県独特の古風なバンカラ応援をBGMに気が付けば試合終了 2018.5.20(日) 岩手県大会1回戦 一関球場(122-97.5)
一関第一 510 000 200-8 H9 E1
黒沢尻北 002 020 030-7 H5 E3
(一)門間(4.1)、齋藤(4)、千葉晴(0.0)、小岩優(2)−熊谷
(北)佐藤(1.2)、杉澤昴(7.1)−平野
両チームあわせて21の四死球が散乱した3時間ゲーム
スタメンに2年生6人を並べた一関第一は背番号13の右腕門間が先発
カーブを多投してタイミングずらしに情熱を燃やすが四球連発で5回途中で降板
力投型の右腕齋藤が少し踏ん張るが死球連発で7回途中で降板
3人目の右腕千葉の与四球を1つ挟み
ファーストで4番に入っていたエース小岩優がとうとう登板、逞しい体躯から130中盤の球威
黒沢尻北打線をかわして逃げ切り成功、やーれやれ
一関第一では3番の2年生及川
上背がそうあるわけではないが左打席からなかなのスイング力
黒沢尻北ではエース佐藤の馬力ある打撃が油断は禁物レベル
その佐藤をリリーフした背番号8の右横手・杉澤昴にはキレのある直曲球があり
3回以降一関第一にクリーンヒットを殆ど許さなかった 2018.5.20(日) 岩手1回戦 一関球場(122-97.5)
専大北上12−5盛岡第一
(8回コールド)
第一、第二試合が間延びしてくださったおかげでシンデレラタイム発動
4回表途中で球場を離脱、無念
この春ターゲットだったチームの1つである専大北上
80〜90名の部員、シートノックの動き、各打者の打席での思考
拾える情報を拾えるだけ拾い集めた結論から思うに、まだ時間はかかるかなと
ただ専大北上の先発は背番号11の3年生右腕愛木(ハイテンポの130キロ右腕)で
エース碓井や左腕の松田を観れてないのでなんともはやだが
スタメンオール3年生の野手は一流の動きを体現しようとしてしきれていない微笑ましい段階
体格は鍛えて結構厚みもある、4番角田やサード桜井など面白い選手もいる
ただ、佐野日大に比べたら完成度が物足りない
盛岡第一で着目すべきは1年生の4番高橋怜
タイプ的には早稲田実の野村で、自分のツボをしっかりもって強振してくる
右の強打者として県を代表するスラッガーになれる資質は充分のはず 春というか、夏前の観戦予定は6月第3週目までで
計画通りならあと18試合位
あとは秋の神宮大会から逆算して夏の遠征地をじっくり練ると 近畿大会初日は大阪桐蔭と智弁学園が順当勝ちか
もし明日も乙訓、智辯和歌山の勝利なら
これはもう明石→大阪ドーム→西京スタジアムの鬼遠征まったなしかも
お互いドーム開催だから雨天でのローテ変更はない、田口の2軍落ちだけが心配・・・ 週末仕事で近畿大会1試合のみ観戦
代休強奪して今日島根の石見地区大会
曇り空の山陰日本海は情緒があってよか >>178
陸の孤島島根までよく行くねー
一応6月末に開星の仕上がりだけは練習試合で確認する予定です
それにしても創志は強いですよ、秋は倉敷マスカットとほっともっと神戸で悩みそう 2018.5.27(日) 近畿大会1回戦 明石(122-100) 入場料70円 パンフ300円 ガンなし
比叡山
000 000 0-0 H4 E2
400 050 *-9 H10 E0
智弁和歌山
(比)勝(4.1)、中澤(1.2)−中角
(智)平田−東妻
深緑に栄える叡山1200年の歴史
智弁和歌山の赤い猛火に沈みし五月の空
秋の滋賀大会準決勝
左腕増居から11安打を放ち彦根東を破った試合以来の観戦だった比叡山
秋は右下手青山が主戦だったが、この試合は背番号10で4番の左腕勝が先発
土台がしっかりとしたフォームから最速130前後の直球に、コーナーへ攻める変化球
心技体の調和がみえる優秀な左腕で、滋賀大会を制したのも頷ける
秋に4番だった下村はこの試合8番、相変わらずリストが遠い
智弁和歌山はエース平田がまずまずの出来で最速は6回で140ちょい越えくらい
省エネで通過できるほど比叡山打線も薄くはなく、組み立てて打撃を崩すために球数を要した
ベンチ入り唯一の1年生細川(172cm)は途中センターの守備についたが打撃機会はなし
だからまだなんとも言えない
智弁和歌山打線で良かったのは2番の西川、とてもいい打撃フォームで隙がなかなかない
林は「会心の一撃」か「ミス」かの幅が大きい、林のバットスピードに130km/h程度では合わないか
林がダメでも文元、冨田、黒川と続く重厚さ、9番平田も打球が半端ねぇ
ちゃんと驚き直した次第 2018.5.28(月) 島根県石見地区大会準決勝 大田市民球場(116.3-91.4)
入場料500円 パンフなし ガンなし ベンチ入り20名
石見智翠館
106 000 000-7 H14 E0
100 010 000-2 H7 E1
浜田
(石)西村(6)、北山(3)−大谷
(浜)野崎(2.2)、五百蔵(6.1)−中村
石見地区大会ってなにかって?
この時期「松江」「出雲」「石見」に分かれて開催されている島根のザ・マイナー大会だ
石見地区は15校参加のトーナメント
準決勝に残ってる4校は土日月と3連戦目
しかも勝つと準決勝第二試合終了40分後に決勝戦まで一気に開催しちゃうタフな大会
ゆえに、ベンチ入りメンバーは試合ごとに入れ替え可能
準決勝のベンチ20名と決勝のベンチ20名を総入れ替えしても構わないっていうわけだ
春の島根大会を制して中国大会と山陰大会出場を決めている部員数124名の石見智翠館
対するは数年前の部内不祥事で崩壊寸前までいったと噂の浜田
春季大会のパンフではベンチ入れ20名のうち3年生は4名だけなのがその名残
必然的に1、2年生が多いのだが、春季大会では石見智翠館に5−6の惜敗
その謎やいかにと観てみれば、なるほどですよ
噂の和田監督の熱血な指導に鼓舞されて戦う精鋭の中で目立つのはまず波多野
1年生で3番、均整のとれた体格に剣士のようなフォームを備えた右の強打者
4番の捕手中村(2年)もパンチ力のある左の好打者でガタイもOK
登板した野崎と五百蔵(イオライ)はともに1年生右腕、連投の事情が不明なので推定だが
ストレート中心で押してくる小柄な五百蔵がひょっとしたら秋には注意人物かもねと
試合終了後
浜田部員はライトの芝生でずーっと座学
OBみたいな人がずーっとなにやら訓示をしてました どうでもいい間違い
「レフト」の芝生でずーっと座学
大田市民球場はJR大田市駅から徒歩で20分〜30分
車なら5分もかからない
益田や浜田なら行くのを躊躇ったが、大田はまだ明石から近いから迷わず直行 >>183
遠征費というか交通費月々どれくらい?
4月末から倉敷、明石、広島、北九州、宇部だけど明石と北九州は新幹線使ったからなあ…
私は地方なんで基本マイカー移動です、今度深夜の高速バスとか使ってみようかな 観戦は少ない方が1試合の価値が相対的に増すので
観戦すること自体が目的にならないように自制が必要かもね
まずは観たいチームや選手がいるか、テンションがあがるカードか
そこいらが交通費の価値を決めると思慮 2018.5.28(月) 島根石見地区準決勝 大田球場(116.3-91.4)
島根中央
000 001 011-3 H7 E0
000 201 03*-6 H9 E3
益田東
(中)伊藤(4)、塩谷(3.2)、黒川(0.1)−内海、森脇
(益)佐野(3.0)、木村(3)、河野(1)、和田(2)−中山
話しかけるように揺れる木漏れ日を浴びて通ったいつもの道
大田市立第一中学校の校庭横の坂道を登って行くとそこは大田市民球場
かつて浜田の監督として一時代を築いた島根中央の新田監督
限られた部員で奮闘していた時期もあったがいまや部員数80名規模の一大勢力
背番号1のエース佐田野はライトで5番
途中代打で出場の高島や慶川などパワーありそうな一桁背番号の選手がチラホラ
登板した伊藤、塩谷、黒川の右腕、共通するのは腕をとにかく振りきっている点
これが120キロ台の直球とタネも仕掛けもない変化球を最大限に活かすシンプルな掟
全体的に野手は益田東の方が技能的に優っていたが
左腕佐野と右腕木村の制球がままならず終盤まで接戦となったが
ついに戦線に復帰してきたエース和田が味方のタイムリーエラーで失点しつつも
リリーフの役目を全うして逃げ切り
派手さはないし、失策もでるが、益田東の方が守備のスキルが高く地味に強かった印象 2018.5.28(月) 石見地区大会決勝 大田球場(116.3-91.4)
石見智翠館
012 100 000-4 H8 E1
010 100 100-3 H4 E2
益田東
(石)吉村(1)、高井(2.2)、佐藤(5.1)−大谷
(益)山下(3)、鎌田(5)、和田(1)−中山
益田東の二塁手・藤本は手痛い失策を2つやらかしたが体幹が強く
遊撃の首藤と組む二遊間はなかなか見応えがある
石見智翠館の4番に入った久保はシンプルな間合いから強い打球を連発
背番号1の高井は右上手から最速は135手前位で結構伸びあり
4回途中で高井をリリーフした右腕佐藤も直曲球のバランスOK
登板しなかったがブルペンでなかなか球威のある投球をしていた背番号20は名前不明
石見地区大会優勝をかけて最後は一打同点の場面となったが石見智翠館が逃げ切り
ただ準決勝に続いて9回リリーフでマウンドに上がった益田東・和田が
魂のこもった全力投球で三者三振を奪い鬼カッコ良かった
和田は最速135前後、ゆったりとした始動からフォームの後半は一気呵成に放ってくる
開星、立正大淞南、石見智翠館あたりに益田東が土をつけるとすれば
エース和田のこの投球が必須条件のはず 東明館は2016.8.21の三神地区新人戦準決勝以来
約2年ぶりの観戦っと 2018.6.1(金) 佐賀県NHK杯一回戦 みどりの森県営球場(122-99.1)
入場料500円 パンフ無 ベンチ入20名 スピードガンあり
伊万里 100 002 020-5 H9 E2
唐津東 200 100 000-3 H9 E1
(伊)山口修−梶山
(唐)先村(5.1)、永田(3.2)−近藤
今日は平日だというのに息子のユニフォームに背番号を縫い付け球場へ送りつけます
中流の上と申しましょうか、世間並みの暮らしのなかに小さな戦いと小さな失望を積み重ね
いつしか息子夫婦と老後を静かに迎えるべく、女手一つを阿修羅の如く使い分けてございます
昨日なかったことが今日あるはずもなく
今日おきなかったことが明日おきるはずもございません
笑顔で息子たちを応援している薄い青のセーラー服に身を包んだ唐津東の女学生
その横の、私の肌を覆うは世間という名の辛き洋服でしかございません
過ぎ去った日々を羨んでも財布が重くなる訳もなく、ただただグランドを眺めるだけであります
相手の伊万里はセンバツ出場の栄誉
3番古賀君くらいでしょうか、それに見合った風格を備えている男子というのは
主戦の右腕山口修の最速は123、同速帯の変化球を散らしてなんとか誤魔化していますが
退屈するとちゃんと浮気するごく普通の、至極平均的な男性の枠の中で足掻いているのでしょう
某巨大アイドルグループをご覧になればお分かりになるように
「飼われている少女」を眺めるりは多くの殿方にとって快楽なのでございましょう
その檻の外へ少しでも踏み出したら世の男性方は一斉にこれを叩き
その理想の檻に戻そうと躍起になるのでございます、鬼の形相にて
息子が身を寄せるこの高校野球という世界も彼らの理想とする檻の棲家でございます
あな恐ろしや
唐津東のエースは昭和の面影が残る右腕先村で最速129のパワー系
継投した背番号8の永田は、左の壁を強く意識したフォームから133の最速値
同点の7回表に大切な2塁走者をけん制で失って流れを伊万里に奪われの逆転負けですが
両校に差はあってないようなもの
唐津東の6番ショートの中嶋はシンプルなタイミングの取り方でミートゾーンの広い打撃
残念ながらパワーが不足していて押され負けすることが度々ですが、光るものありです 2018.6.1(金) 佐賀NHK杯一回戦 みどりの森球場(122-99.1)
佐賀学園
000 001 010 002-4 H14 E0
002 000 000 001-3 H11 E4
鳥栖
(学)山下(10)、永渕(2)−河端
(鳥)中尾(8)、寺澤(4)−石丸
監督の必死の怒号がとどろく鳥栖ベンチ
2番の二塁手切木、3番の遊撃手中島滉など負傷退場が相次ぐ展開でも最後まで熱闘
そのチームを支えたのは先発のエース右腕中尾と、リリーフした2年生右腕寺澤の好投
中尾はフリーフッドを大きく効果的に使って最速136の直球主体に、スプリット?も厄介
寺澤は対右打者における外角の支配力に強味があり、最速134のストに高等スラが○
打線はイケイケ打法の3番中島滉、スイング力に秀でる4番中村に警戒が必要だろう
佐賀学園は背番号11の右スリークォーター山下がこちらも好投
フォームに勢いがあり腕の振りがいい、最速136を記録した速球のジャイロ感に
105km/h前後のスラっぽいタイミングずらしの変化球が鳥栖打線を狂わせた
リリーフした背番号1の右腕永渕は最速130を計測
抜き系のスライダーで緩急を駆使していくタイプだけに
今日のようなショートイニングのリリーフではややリズムに乗りきれない感じだったか
12回裏の最後までどっちに転ぶか判らないナイスゲームでした 2018.6.1(金) 佐賀NHK一回戦 みどりの森(122-99.1)
杵島商000 000 0-0 H5 E3
東明館000 007 *-7 H3 E2
(杵)山崎(5)、池松(0.1)、吉田栄(0.2)−佐藤
(東)大隈(5.0)、川口(2)−野口
杵島商の背番号10の右腕山崎の何気ない投球と
東明館の1年生左腕大隈の初々しい力投で5回までは投手戦
大隈は6回表に連打で無死2、3塁となったところで降板
リリーフした背番号1の2年生右腕川口(182cm)が後続を凌いで無失点で切り抜けて拍手
6回裏から杵島商は右クォーターの池松が登板するが
死球死球にタイムリーエラー×2で2失点
こりゃいかんと最速136を計測したエース吉田栄が火消し役で登場するが
四球にまたタイムリーエラーに詰まった当たりが2点タイムリーポテンヒットと神様は死んだ状態
東明館4番の野口を力勝負で最後三振に仕留めたのはさすがの意地、ポテンシャルはなかなか
守備の乱れた杵島商
前の試合が長引いて試合前のシートノックが省略されたのが言い訳としたらあるにせよ
ガンバッ ふむ
我ながら何かいてるんかわからんな
(゜Д゜) しかしすげえよ、プロのスカウト以上に全国飛び回ってるんちゃうん?
今日はオリ戦の内野チケットも取れたし予定通り明石→大阪ドームのコースです E2018.6.2(土) 北信越大会一回戦 金沢市民球場(122-99.1)
入場料500円 パンフ100円 売店なし ガン表示あり
福井商
000 000 011-2 H6 E2
100 004 00*-5 H9 E1
関根学園
(福)加藤(5.0)、小林勇(3)−北川、藤井
(関)西本(7)、碓井(1)、小山(0.1)、西本(0.2)−玉木
福井2位の福井商と新潟2位の関根学園
シートノックでは案外関根学園の方が外野の第1返球の正確さの分だけ良かった印象
福井商の先発は背番号1のエース左腕加藤(168cm)
軸がしっかりしたフォームから余裕のある力感の直曲球の軟投型、最速は127km/hを計測
6回先頭打者に三塁打を浴び、続く打者に死球を与えた所で降板
リリーフしたのは登録変更で背番号18を背負う2年生右腕・小林勇
がっちりとした体型からボリューム感漂うストレートは最速142km/hを計測
ストレートのノリが良かったのかリリーフ直後はストレート主体で押したが
関根学園の8番高橋渓、2番小沼にそれぞれ弾き返され手痛いタイムリーを被弾
7回以降は以外と器用に変化球を織り交ぜて無失点、打撃もパワフルで今後も要警戒
関根学園はリリーフ陣がふわふわして先発西本が再度マウンドに戻って締めくくる展開
エース西本はバランスのいい好右腕で直球の最速は139km/h、スラとの緩急も良し
早い段階からスラに絞ってきた様子の福井商打線をいなし、4回からは転じて力勝負に以降
再び要所で変化球を散らして捕手玉木のリードにしっかり応える投球は立派
打線も各位振りが鋭く、押し込みのパワーも兼ねている打者が並ぶ
8番高橋渓はサードの守備がやや不安だが、変化球に崩されないボディコントロールがナイス
福井商打線のスタイルも悪くなかったがまだ仕上がりには時間を要するはずであり
あと一ヶ月、時間と自分との勝負ですねと 2018.6.2(土) 北信越一回戦 金沢球場(122-99.1)
金沢
000 000 000 01-1 H6 E1
000 000 000 00-0 H8 E0
上田西
(金)大筆−尾野
(上)横尾−宮坂
スコアはあっさりに見えますが中身はかなり濃厚でございます
両エースの技と知力と胆力がぶつかり合った至極の投手戦と申し上げて間違いありません
上田西の右腕横尾は最速138km/h
これにスラ、カーブに、カットだかツーシームだかボール半個動かす直系変化球がいやらしい
序盤は、対右打者の外角スライダーが嵌って3回で奪三振6
その後も制球力と130中盤の球威をバックボーンに多彩な変化球で金沢打線を悩ませる
対する金沢のエースは小粋なサウスポー大筆(172cm)
120前後の直球に95〜105位の遅速帯の変化球を大胆に投げ込み上田西のリズムを狂わせる
一歩間違えば炎上しそうなラインを平気で進んでいくクソ度胸な投球内容
地雷満載の荒野を笑いながら駆け抜けていくようなスリルをたっぷり堪能させてくれる
塚田など強打で鳴らす打者を擁する上田西もある程度大筆から快打を放ったが
要所で金沢の攻守に阻まれたり、相手のミスが神様降臨で帳消しになったりと球運微笑まず
斎藤、一ノ瀬、宮坂、高寺など下級生の野手を見るに秋以降も要チェック
試合全般を通して上田西が若干押し気味であったものの
金沢はショート樫見の好守備を中心としたディフェンス力の高さでピンチを耐えに耐え
難敵から会心の勝利をもぎ取り、金沢市民球場の三塁側は勝利の瞬間喜びん゛弾けた
うーん、配球の醍醐味というか
久しぶりに緊張感ある投手戦を観れてちょっと感動しましたよと 存在しないんだよ
部下が羽を伸ばせる社員旅行なんて 2018.6.3 北信越大会準々決勝 金沢市民球場(122-99.1) 晴天の北陸
航空石川 010 000 010-2 H7 E2
佐久長聖 000 100 101-3 H6 E2
(航)杉本(8)、大橋(0)−井岡
(佐)林−小山
最後は四球の走者を一塁に置いて5番樋口
バスターエンドランの打球が動いたショートの逆をまんまと抜けていく中安打
1塁走者が一気に3塁を狙い、これを刺そうとしたセンターからの送球が逸れて一気に生還
サヨナラ
やや押され気味だった佐久長聖が白熱の好ゲームを制して準決勝進出
スタンドに駆け付けた120人超の部員の声援に見事に応えた
佐久長聖のエース右腕林(175cm)は最速140km/hを記録した速球主体で攻めの投球
全国に轟く航空石川の強力打線ゆえに、序盤の直球勝負が逆に死角をつく感じで効いた
2回、航空石川の4番小板にソロホームランを豪快に浴びたが
次打者の上田に追い込んでからあえてストレート、意表を突いたか見逃しの三振
うーん味がある
スライダーやチェンジアップも混ぜながら常時135前後の力のあるストレート
好投手が多い今年の長野でも白眉な存在といってもいいのではなかろうもん
佐久長聖はチームとして自立しつつあり、各自が役目をよく心得ている
ただ打撃は全国で戦うためにもう一段の練り込みが必須
4番のハイパワー上神や、眞銅、上田の1、2番コンビなど上位の力はいいとして
下位に厚みが欲しいところ、8番小山にもう少しの力加減を期待
航空石川の左腕杉本はさほど調子が良い様子ではなかったが
直曲球をテンポよく制球よく粛々と投げ続け流石は背番号1
殺人的なバットスイングの速さで内野手を後ずさりさせる小板、上田のW砲
すっかり逞しい筋肉ボーイになった的場など打線の圧力は健在
センバツの明徳義塾戦でサヨナラスリーランを放った原田がベンチにまわっても
小坂や代打安藤(2年)がキッチリ安打で結果を出して層も厚い
なおも噂の1年生嘉手苅が航空石川に登場
初戦の富山商で投手としてデビューした189cm111kgのガリバールーキー
そう、去年仙台育英で入学即退学した嘉手苅の実弟
星稜の同じ1年生ルーキー寺西とともに今後の石川球界は騒々しくなりそうだ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています