2018.9.16(土) 富山1回戦 県営富山球場(122-98) 第二試合

入善
000 200 0-2 H6 E1
330 102 *-9 H13 E1
高岡商
(入)広瀬(0.1)、藤田(5.2)−長崎
(高)荒井(5)、澤田(2)−藤井

森田、井林、石黒、堀と、スタメンで甲子園の死闘を経験した猛者を1〜4番に並べる高岡商
5番に入る藤井も含めて上位陣の攻撃力はパワーもスキルも飛び抜けていた

これに対する入善はキャッチボール投法の1年生右腕広瀬を先発に起用
最速110に届かない立ち投げでタイミングをずらす狙いだったかもだが
初回に5安打を集中され降板、背番号1の左腕澤田へ継投
入善は森田、井林、石黒、堀の左打者に対して大胆かつ極端なシフトを敷く
センターが右中間ど真中、サードがショートの定位置、とにかく全体で右へ徹底的に寄せてみせた
左打者に対して内角をみせて外を打たせる配球を試みて
井林のジャストミートした右中間への打球が中堅手の正面へいくなど客席を沸かせもしたが
誰もいない三塁線へセフティバントを決められて墓穴を掘ったりもした


試合前の入善のシートノックでは
監督が高岡商の打者のモノマネをするというパフォーマンスで客席を煙に巻いたかと思えば
インテリジェンスなよく考えたノックをこなしてみせたりと
おふざけと真面目さの間を反復横跳びしながら野球に向き合っている様子
ダイナミックシフトといい、入善の目指すエンジョイベースボールがどういう帰着をみせるか
楽しみではごさんす