傘にまつわるあったかい話聞きたい人いる?
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初スレ立てどころか初5ちゃん。何もわからないけど許してください。
ただYou Tubeでめっちゃ流れてくるやつをたまに見てたから、ちょっとくらいは勝手理解してる。はず。
ふと思い出した、昔の話。傘にまつわるほんのりあったかい話があるんだけど聞きたい人いたりする?
絶対ここじゃないだろって思ったら遠慮なく言ってください。まじで何もわからん。 立てたとこだけど一回いなくなるわ
誰か温情で見てくれるって人いたら、なんでもいいからレスくれ 始まりは小1のとき。だいぶ昔だから記憶曖昧だから変なとこあっても許してね
当時一緒に帰ってた友達と謎のごっこ遊びしてたんよ私
なんかね、「あ!太陽の真ん中に子犬が閉じ込められてる!いくぞ!」とか、「行き先は宇宙のナントカ星だー!」とか
意味わからん設定作っては下校しながら冒険ごっこしてた まあなんとなくわかると思うけど当時私は結構クソガキ()で、通学路にある用水路付近とかで特にはしゃいでたわけよ
その用水路ってのは、水量はぜんぜんないくせに落ちたら骨一本くらいは折るだろうなってくらい深かった
関係ないけど夢で下に降りて、新しい視点だーって楽しんでたこともあったっけな
まあかなり深いからちゃんとした柵も設けられてたんだけどね で、その用水路の近くに消防署があって、時々訓練してる消防士を見かけることもあったな
そこまで頻繁に見れるわけじゃなかったから、仲間内じゃ見れたらラッキーみたいな雰囲気だった で、ある日も私は例の謎冒険ごっこをしながら下校してた
朝は雨が降ってたんだけどそのときはあがってて、傘を持ちながら友達ときゃっきゃしながら用水路の横歩いてたんだけどね
何がきっかけだったかなあ・・・もう忘れたけど、何かで傘が手から落ちちゃってさ
私の手を離れた傘は用水路側に傾いていって・・・ 固まる私と友達。
倒れていく傘。
傘が柵の向こうに消え、
ボチャーーーーン!!
私・友達「・・・」
私が用水路の結構近くを歩いてたせいもあるけど、なんで用水路側に倒れたんだよ傘・・・
正直落としたことよりも親に怒られるだろうってことの方がきつかったなあ 案の定親はブチギレ。その日おやつ抜きにされた。
バカみたいな罰だけど、小1には結構こたえるんだよなーこれ
ぼんやりと、めっちゃ泣いたことだけ覚えてる でも、一週間くらいして先生が話しかけてきた。
先生「〇〇ちゃん、あそこの用水路に傘落とした?」
私(なんで知ってんだよ!!!!)「あ、え、まあ、はい」
先生「なんかね、他の男の子があそこに傘落としたみたいでね、丁度いた消防士さんに取ってもらったんだって。そのとき〇〇ちゃんの傘も出てきたらしくて」
私「え!?」
先生「うちの学校の名前が書いてあったからよかったら返してもらえないかって。はい」
・・・傘帰ってきたーーー!? びっくりしたよねほんと
だけど長い間泥水の中にあったから汚いし、新しい傘買ってもらったしで複雑だった
帰って、恐る恐る親にその話をしたら、「ありがとうのお手紙書きなさい!」って謎に起こり口調で言われた
書きましたよ、ちゃんと。
全部は長いから書かないけど、ある程度は載せるわ。 (漢字あるから小2だったかもごめん。それと落としたきっかけは振り回したせいだったらしい)
学校のかえりに川にかさをおとしてしまいました。おやに、かさをふりまわしておとしたことを言うと、とてもきつくしかられました。
「人にあたったらどうするの。川におとしてしまったかさは、ゴミになるのよ。」と。
その日は、ばつとして、おやつをたべさせてもらえませんでした。
それが昨日先生からかさをわたされ、わけを聞いておどろきました。
ほんとうにありがとうございました。これからは気をつけてあるこうとおもいます。 それから7年後。鍵盤ハーモニカ落としたことは覚えてるけど傘を拾ってもらったことなんて忘れてしまった中3のある日。
学校から帰ったら、外で親が知らないおばさんときゃあきゃあしながら話してた
誰だろうと思いながら挨拶して家に入ろうとしたら、親が私を呼び止めた
親「あんた、昔あそこの用水路に傘落としたでしょ?」
私「あーあったね」
親「その人から手紙と、なんかプレゼントきたって!!!」
私「・・・は???」 文章おかしかったわ
拾ってくれた消防士ってのが抜けてた どうやらその消防士の方は先日定年退職したらしくて、それで手紙送ってきてくれたみたい
公務員だから色々あるんだろうねby親
手紙のおおまかな内容がこちら 小学生から手紙をもらうのは始めてで嬉しかったこと。
消防士として働く上で、私の手紙が何度も背中を押してくれたこと。
これからの人生、辛い雨が降ることもあるが、自分が送った傘が支えになるといい。また、困っている人には手を差し伸べてほしい(雨に濡れるのもたまにはありだけど)
まさか今になって返ってくるとは思わなかった。しかも、プレゼントの傘を添えて。
ちなみにその傘結構高いやつだった笑
(もう少しだけエピソードの続きあります!すまん0017見てなかった!) 私以上に親は大感動。ちょっと泣いてた。
・・・なんで親なんよ。
それで、ダメ元で親は新聞社に手紙を出したらしい
なんか読者がちょっとした感動話みたいなのを投稿できる欄があって
「きっと大勢が投稿してるだろうから多分無理だけど、気持ちだけ」ってことで、何度も文章チェックしてから送った。
そしたらしばらくして、新聞社から電話が!!!
掲載してもいいかどうかの電話でした
(もう少しお付き合いください) もちろん親は快諾して、ことの流れを記した記事が掲載された。
そしたら今度は親宛に手紙が笑笑
無論元消防士の方から。
私はちゃんと見てはいないけど、大したことは何もしてないのにここまで感謝してくれるなんて・・・っていう内容だったと思う エピソードはここまでだけど、なんていうか、縁というものの恐ろしさを感じたよね(いい意味で)
私が昔送った感謝状は親に言われて書いただけのものだったけど、それによってこんなストーリーが出来上がったんだから、感謝って大事だなってしみじみ思った
この消防士の方が言っていたように、人の手助けになることをどんどんやっていける自分でありたいと思ってます!! 誰かに聞いてもらいたくて投稿した
見てくれた人、ありがとう!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています