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ツンデレにこれって間接キスだよなっていったら0.8 [転載禁止]©2ch.net

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0001ほんわか名無しさん
垢版 |
2014/12/31(水) 17:37:27.350
◆このスレは何?
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなっていったら0.6
http://nozomi.2ch.net/test/read.cgi/honobono/1384561770/
◆過去ログ置き場
http://www.tndr.info/
◆Wiki(過去ログ置き場以前の過去ログ・更新停止中のまとめ等もwiki参照)
http://www45.atwiki.jp/viptndr/pages/1.html
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら 専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うpろだ
http://tunder.ktkr.net/up/
http://www.pic.to/ (携帯用)
◆お題作成機
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/
◆規制中の人向け、レス代行依頼スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/21510/1275069975/
0459ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/02/09(火) 01:15:29.500
中学生の時からこのスレ見てるけど




やっぱり かつみんは俺の嫁だわ
0461ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/02/15(月) 23:43:20.150
457「ちなみんに俺の恵方巻き食べてもらいたい!」
ち「カッパ巻きの間違いではなく……?」
457「なんでだよ。めっちゃ太いし青臭くもないわ」
ち「……君は」
457「はい」
ち「私に……君自身のその恵方巻きとやらを、食べさせたいという……」
457「そりゃもうとっても」
ち「私の喉奥にそれを捻り込み……嗚咽し、むせぶ私を……愉悦の表情で睥睨したいという……」
457「へ、へーげー……?」
ち「うう……なんとおぞましい……。でも、私が拒否すれば……きっと君は、他の女性を毒牙にかけんとする……はず」
457「あの、、もしもーし?」
ち「仕方ない……。世の女性を守るためにも……ここは私が、君の恵方巻きを窒息寸前になるまで、頬張らなきゃいけないんだ……」
457「ちなみさん? ちなみさーん!?」
ち「そして……挙句の果てに……胃の腑に君の熱い情念を注ぎ込まれ……私は大地に倒れ伏すんだ……」
457「ちょっと失礼……。うわっ! すっげえ熱!! 今氷まくらと熱さまし持ってくるからな!?」
ち「そしてそして……ブツブツ……ぶつぶつ……」
 今年もインフルの季節だ! 皆も気をつけるんだぞ!(投げっぱなし)
04641/6
垢版 |
2016/02/20(土) 19:30:31.980
・ツンデレににわか知識を披露してみたら〜その2〜

 ギュッ……
「えっ!? ウソやった!! ホントに? カナタ君」
『別にご褒美でもねーし、繋ぎたいからでもねえよ。ただ、迷子対策……つーか、お前気
が散りやすいからすぐ道外れてどっか行きそうだし、はぐれたらはぐれたで、カナタ君ど
こーっ!!ってうるさそうだからな。恥かかないように、予防策ってだけだ』
「もう。ホントは気を遣ってくれてるんでしょ? 恥ずかしいからそう言ってごまかして
るけど、カナタ君ってば優しいんだから。だーいすき!!」
 ギューッ!!
『おい。誰が腕に抱きついていいっつったよ。調子に乗るんじゃねーっての。うざったい
な。離れろ』
「やだ。カナタ君がこんな優しさ見せてくれるなんて久しぶりだもん。甘えられる時にと
ことん甘えておかないともったいないよ」
『別に優しくした覚えなんてないっつってんだろ。迷子にならないためだけだからこんな
にくっつく必要ねーだろ。いい加減離れないと、このまま手を握り潰すぞ』
「平気だもん。カナタ君の温もりの前には痛みだってどっか行っちゃうのだ」
『よし分かった。どこまで耐えられるかやってみろ』
[よう。カナタと別府。相変わらずお熱いな。ヒュウ]
『んなあああああ!! や、友哉? どっから現れたテメー』
[さっきからいたんだけどな。面白いから声掛けずにずっと見てた]
『人が苦労してんの面白がって見てんじゃねーよ。このバカ!!』
【うふふっ。カナタ君。孝美ちゃんも久しぶり。あけましておめでとう】
「あーっ。真希ちゃん久しぶりー。うちの学祭来てくれて以来だよね?」
『何だ。山田も一緒かよ。友哉だって人のこと言えないだろが』
[バッカ。お前らとは違うよ。その、これは事の成り行きっつーか]
【あのね。友哉君に晴れ着の写真、撮ってもらったの。せっかくの晴れ着姿だから写真に
残しておきたいって思ってね。お父さんは写真館で撮ってもらおうかって言ってたんだけ
ど、それじゃお金かかるし、その……私は、友哉君に撮って欲しいなーって思ってたから】
04652/6
垢版 |
2016/02/20(土) 19:30:56.290
[いや。絶対写真館で撮った方が安上がりだったろ。お前のお母さんから、お年玉だって3
万も貰っちまって…… 何かむしろ悪いことした気分でさ]
【それでね。せっかくだから、初詣にも行こうかっていうことになってね。私は夜に来た
ことはなかったんだけど、友哉君がちゃんと案内してくれるって言うから】
[俺は毎年来てるから、別に山田がどうとかじゃなくて最初から行くつもりだったし。お
ばさんに勧められたら、お礼も貰ってる手前、断れないじゃん。なあ]
『俺に振るな。俺に』
【そういえば、友哉君と大晦日に初詣って初めてだよね? なんかちょっとドキドキするかも】
[ばっ…… バカ。変なこと言ってんなよな。別にこんなの、知り合い同士なら普通だよ
な? カナタ]
『そうか? 俺はめんどくさいし、出来れば人ごみだって分かってるところに単なる知り
合いと出かけたくないけど』
[ほお? じゃあ、なんでカナタは別府と初詣なんて来てんだ? これはもしかしてお前
ら、俺がちょっと目を離した隙に仲を進展させてたとかじゃねーよな?]
「え? 友哉君分かる? だってほら。手だってカナタ君から繋いでモガモガモガ……」
『こいつがいきなり押しかけてきて、初詣に行かないと朝まで居座りそうな勢いだったか
ら仕方なく出てきただけだ。手を繋いでんのは、単なる迷子対策。孝美はすぐチョロチョ
ロとどっか行くからな。分かったか友哉』
[え? 何だって? 夜中に押しかけて来れるほど、お前ら仲が良いって? なるほどな
あ。これはもう、男女の仲も相当進んでるって考えちゃってもいいのか?]
『お前…… いい加減にしないと殴るぞ』
[おっと。ムキになっちゃって。これはもしかして図星って奴か――って!!]
『言ったろが。殴るぞと』
[あいってえ…… ゲンコツで殴るかよ。しかも頭頂部めがけて、容赦ねーな……]
【友哉君。からかい過ぎるの、よくないよ。カナタ君はそういうの、昔から好きじゃないっ
て知ってるのに】
『山田って、正直よく気が回るし、いい子だよな。孝美に爪の垢煎じて飲ましてやりたい
くらいだよ』
【え? 孝美ちゃんは孝美ちゃんで頑張ってると思うけどなあ。ちょっと空回りしてるけど】
04663/6
垢版 |
2016/02/20(土) 19:31:36.850
『ちょっとどころじゃないから困ってんだよ。空回りっつーか、もはや軸から外れてとん
でもない方向転がってるっつった方がいいようなくらいだ』
「真希ちゃんって、やっぱり分かってくれてるよね。それに引きかえカナタ君ってば、全
然私の頑張りを見ようともしてくれないんだもん。ほら。ねえ。こんなに誘惑してるのに」
『だからそれが迷惑だっつってんだろが。空回り以上の何者でもねーだろ』
【えーと…… そういう事は確かに、女子から積極的に行くとちょっと引かれるかもしれ
ないから、自重したほうがいいかもね……】
「おう…… 真希ちゃんにもダメだしされたよ…… でも諦めないもん。カナタ君の心が
私になびくその日まで」
『墓に入るその日までかよ。冗談言うな。こっちが付き合ってられねーよ……』
[さてと。山田。そろそろ行こうぜ。お二人の邪魔しちゃ悪いし、お前もあんまり遅くま
でいるわけにも行かないしな]
『友哉。お前とは一度、とことんまで話し合わないといけないらしいな。場合によっては
拳も交えて』
[おっと。暴力反対。んじゃま、お二人さん。また今度ゆっくり会おうぜ]
【それじゃ、カナタ君。孝美ちゃん。またね】
「うん。バイバーイ」


『ちくしょう…… 相変わらずマイペースな野郎だな。あれじゃ、山田も苦労させられてるだろ』
「真希ちゃんのフォロー力は半端ないから。でもいーなー。晴れ着。私も着たいなー」
『山田はよく似合ってたな。でも、お前はダメだろ』
「えー!! そんなことないってば!! 私もちゃんと女の子なんだよ? 絶対似合うも
ん。それで、カナタ君を惚れ直させるんだもん」
『いや。惚れ直すって、そもそも一度も惚れたことがないし』
「またバッサリだよ、この人!!」
『あと、似合う似合わんはともかく、お前はすぐに着崩しそう。動きがムダに大きいし、
すぐちょろちょろ走ったりするからな』
04674/6
垢版 |
2016/02/20(土) 19:32:01.470
「ううう…… お母さんと全く同じこと言われた…… 成人式までにそのガチャガチャし
た性格直さないと、母娘の縁を切るって……」
『そういや、成人式って今年だろ? そりゃお前、120%母娘の縁切られるわ。ま、大人し
くちょっとオシャレな普段着程度にしとけ。振袖は100%無理だから』
「そんなぁ。100%とか言わないでよ。何とか頑張ってお母さんに認めてもらうもん。それ
でカナタ君に、馬子にも衣装だなって言われたいもん」
『それ、褒め言葉じゃねーだろ。つか、ようやくお前も少しは分をわきまえた発言するよ
うになったな』
「今の言葉も何気にひどいよ…… でもまあ、カナタ君からの暴言は裏っかわにびっしり
と愛が詰まってるからね。全然大丈夫だよ」
『前向きに考えるのはいいけどな。お前が愛っつってるのは、単なる毒だから。致死率100%の』
「ぐっ…… ま、負けないもん。これからいっぱいお祈りして、毒も愛に変えてもらうんだから」
『ちょっと待て』
「やん。なに、カナタ君。手なんて引っ張っちゃって。まさか人気の無いところに誘おうっ
ていうの? ダメだってば。ちゃんとお参りしてからじゃないと」
 グキッ!!
「あいたっ。指!! 指つぶれるよ!!」
『おっと悪い。あまりにむかっ腹の立つこと言われたから、つい力が入っちまった。すまねえな』
「謝罪に心が全くこもってないよ。あの……もしかしたら、人目があるから腕をひねり上
げるとか自重したの……?』
『ほう。自分がくだらないことを言ったっつー、自覚はあるんだな?』
「く、くだらなくはないよ? 心の中の欲望が直接口に出ただけで。だってほら。カナタ
君ってば恥ずかしがり屋さんだからさ。ちゃんとオーケーサイン出しておかないと、誘い
たくても誘えないかなー、なんて」
『まあ、今更お前に女の子らしく少しは恥じらいを持てとか期待はしないけどな。そうい
う発言すると痛い思いをするってことくらい学習しとけ。俺だってしたくてしてるわけじゃ
ないし』
04685/6
垢版 |
2016/02/20(土) 19:33:00.310
「そうなの? てっきりカナタ君ってば、好きな女の子を痛めつけるのが好きなサディス
トなのかと思ってたけど、違うんだ。良かったあ。結婚してもずっとこういうプレイしな
きゃならないのかなって、覚悟してたんだけど」
『お前な。俺と知り合って何年経つと思ってるんだ。人のことを好き好き言うなら、性格
くらい把握しとけ』
「うん。知ってるよ。カナタ君って、口は悪いしすぐ痛いことするけど、本当は優しいん
だって。だって、いつもなんだかんだ言って、私のこと心配してくれてるんだもんね」
『心配っつーか、目の届くところで危なっかしいことするから、暴走止めてるだけだ。勘
違いすんな』
「あ。出た。ツンデレのテンプレワードでしょ? 今の。か……勘違いしないでよねって。
で、お前のことなんて全然好きなんかじゃないんだからなって続くんだよね? ね?」
『殴るぞ』
「わっ!! カナタ君目がマジだよ。怖い怖い。ごめんなさいごめんなさい。もう言いません」
『全く…… お前と付き合ってるとお参りする前に夜が明けちまうじゃねーか』
「はっ!! そうだった。でも、私が先に行こうとするのをカナタ君が引き止めたんだよ? 
むしろ妨害したのはカナタ君じゃん」
『アホ。お前は清めもせずにお参りするつもりなのかよ』
「そんなことないよ。ちゃんと手水舎で手を清めないと、無作法に当たることくらい知っ
てるもん」
『ほれ。あそこ』
「ああっ!! あんなところにあった。もう。神社ってば時々分かりにくいところに手水
舎あるんだもん。危うく素通りして行っちゃうところだったよ」
『あんだけ人が集まってて分かりにくいもクソもあるか。お前が不注意なだけだ。どーせ
周りに気を配らずに、本堂の場所しか見てなかったんだろ』
「もうちょっと向こうかなーって思ってたんだもん。だって、ここ来るの久しぶりだし……」
『地元の神様なんだし、初詣だけじゃなくて普段から参詣して神様に顔出しとけよ。鳥居
をくぐる時どーのって、ネットで見たような知識披露するだけじゃなくてさ』
04696/6
垢版 |
2016/02/20(土) 19:33:45.720
「さ、作法だって重要だもん。知ってる? お清めする時の順番。最初に左手洗って、次
に右手洗って、その後は左手に溜めた水で口を清めて、もう一回その手を清めて、最後は
柄杓の柄に水が伝うように立ててから置くんだよ」
『最後のは知らないけどな。でも、他のはあそこに書いてあるし、お前の教えとか別にい
らないから』
「それだけじゃないんだよ。お水はね。最初に汲んだ一回だけで、全部のお清めをやらな
くちゃいけないの。足りなくなったからって継ぎ足しちゃいけないんだよ」
『へえ。そうなんだ。そりゃ、知らなかったな』
「えっへん。すごいでしょ。あとね、あそこのおばさんみたいに直接柄杓に口をつけると
か、論外だから。あんなことするとバチ当たるよ」
『ア、アホ。人を指差すなっての。気付かれたら怒られるだろが。つか、それも無作法だ。
神様関係なく』
「やっぱ、あーいうのってちゃんと注意した方がいいのかなあ? だってみんなが使うも
のだし、汚いよねえ」
『まあ、よくないのは確かだけどな。けど、神前でもめるってのもあんまりしたくねーしな』
「とにかく、私たちもやろっか。左手、右手、口、左手、柄杓の順番だよ。分かった?」
『わかってるよ。何度も言うな。調子乗りが』
「いや。私自身も確認ってゆーか…… ちょっとずつ使わないとすぐなくなっちゃうんだ
よね。んっ……クチュクチュ……ペッ。で、左手洗って……あれ。もう水ほとんどないや。
まあ、気持ちだけ立てて、と。はい。おしまい」
『何だよ。自慢げに言った割には適当だな』
「作法はちゃんと守ったもん。それに、作法を正確に守るのは大事だけど、それ以上に大
事なのは、神様に対する尊敬の念だから、それをちゃんと持っていれば多少失礼があって
も大丈夫だって」
『やっぱ、適当だ』
「ちゃんとした神社のホームページに書いてあったんだもん。だから大丈夫。さ、いこ」
『待った。口元。水、ついてるぞ』


続くのです
04721/3
垢版 |
2016/02/21(日) 12:53:42.520
・誰にもチョコをもらう予定のない男にツンデレがチョコをあげたら

『ねー、お兄ちゃん。お兄ちゃんってさ。今まで女子からチョコってもらった事あるの?』
「は? 何だよ唐突に」
『いーじゃん。明日バレンタインデーだし、何となく自分の兄貴のチョコ事情ってどうな
のかなーって気になっただけだから』
「そんなもん、好奇心丸出しで聞くことでもないだろ。兄妹とはいえ、ちっとは気を遣えよな」
『てことは、貰ったことないんだ。ダサッ』
「ダサッてなんだよ。大体、貰ったことないわけじゃないぞ。小百合ちゃんだろ。静菜ちゃ
んだろ。あと……」
『小百合さんって小学校の頃隣に住んでた四つ上のお姉さんじゃん。静菜さんは小学校の
クラスメートで、確かクラスの発表会の打ち合わせでうちに集まった日がたまたまバレン
タインデーで、みんなに配ったとかじゃなかった? はい。どっちも義理チョコ決定』
「何で俺のチョコレート事情をよく覚えてやがるんだよ。いやらしい奴だな」
『別にお兄ちゃん気にしてたわけじゃないもん。なんか、年上の女の人って憧れてついつ
い見ちゃうんだよねー。何でもキレイで大人っぽく見えてさ。良かった。二人ともお兄ちゃ
んなんかに引っ掛からなくて』
「グッ…… 言いたい放題いいやがって。そういうお前はどうなんだよ。憧れの男子にチョ
コ贈って告白とかしたことあるのかよ?」
『女の子のプライバシーに口、突っ込まないでよ。失礼だからね。そういうの。ドスケベ。
変態』
「男のプライバシーに口突っ込んどいて、聞き返されるとそれかよ。そういうのって、卑
怯だと思うぞ。男の方は聞くこと自体悪、みたいな言い方気に食わないんだけど」
『んー…… 男の人が、じゃなくてお兄ちゃんが? みたいな。なんかいやらしいんだよ
ね。聞き方がベタッとした感じでさ。鼻息荒くしてがっつかれてるみたいで』
「そんな聞き方してねーだろ。どのみちそんなお前のチョコ事情なんて興味ねーよ。お前
が俺のチョコ貰えないのダサいとか言うから、売り言葉に買い言葉で聞いただけだって。
つか、聞かれて嫌なこと人に聞くな」
『だってダサいじゃん。今年、じゃなくて人生一度も本命チョコ貰ったことないなんて。
こんなのがあたしのお兄ちゃんだなんて、世間に言えないわ』
04732/3
垢版 |
2016/02/21(日) 12:54:20.320
「うるせーな。人の傷口えぐり回しやがって。別にいちいち公表する必要もねーだろ。一
緒に出歩くこともないのに」
『そうじゃなくてさ。外でお兄ちゃんが友達とかと話ししててさ。俺、チョコゼロだった
わとか、そういう話してるんだなって考えるだけでもう妹として恥ずいなーって。なんか
こう、ゾワゾワするんだよね』
「悪かったな。みっともない兄貴で。だからっつったって、今更チョコくれる女子が出て
来るわけでもないし、仕方ねーだろが。変なこと気にすんなよ。むしろ俺だって気にしな
いようにしてたのに、却って気になってきたじゃねーか」
『……あのさ。あたしが……コ……げよ……っか……』
「は? 何だよ。何言ってんだよ。口の中でモゴモゴなっててよく聞こえないって」
『だ、だからさ。その…… あ、あたしが、チョコ、あ……あげよっかって、いってんの!!』
「え……? お前が? 何で?」
『なんでって…… い、妹が兄貴にチョコ上げるのって、へ、変じゃないと思うけど……』
「いや。だって、お前が中学生になってから、一度もくれたことないじゃん。この年になっ
て兄妹でチョコってのも変だよね、とか言ってさ」
『それはまあ……中学の時って、変な粋がりとかあったから…… そ、そもそも別に、好
きだからとか、兄妹だから、とか、そんな理由じゃないし』
「じゃあ何だよ? よくある、余ったから、って奴か?」
『そ、それもあるけど…… い、一応さ。あたしからでも貰えれば、お兄ちゃんチョコゼ
ロにはならないわけじゃん。そうすれば、ほら。義理でも貰えたって、言えるわけで』
「まあ、そうだけど。でも、それとお前に何の関係があるんだよ?」
『だからっ!! さっきも言ったでしょ? 自分の兄が義理チョコ一つもらえないだっさ
い男だって外の人から見られるの、想像するだけでも恥ずかしいって。だから、あたしが
渡しとけば、一応そういう目では見られなくなるわけで……』
「でも実際、お前以外からは貰えないんだし、ダサい兄貴なのは変わんないだろ? お前
に意味あんのかよ」
04743/3
垢版 |
2016/02/21(日) 12:55:50.520
『ほ、他の人からどう見られるのかってのが重要なの!! い、言っとくけど、妹からだ
なんて言っちゃダメだからね!! それじゃ何の意味も無くなっちゃうから!! ちゃん
と女の子からもらえたって顔するのよ。じゃあこれ。はい!!』
「何だよ。きっちり持ってきてたのかよ。いや。くれるっつーんなら、ありがたく受け取っ
とくけどさ……」
『とっ…… とにかくこれは、あたしのプライドの問題であって、それ以上の意味は何に
もないんだからね!! それじゃっ!!』
 バタバタバタ……バタンッ!!
「……変な奴だな。理由はともかく、なんであんなテンパってんだよ」


『はーっ……はー……はあ……』
『やっと、渡せたあ…… ここまで言わないと渡せないなんて、あたしってホント、ヘタ
レだあ……』
『あたしのチョコ事情……ホントはお兄ちゃん以外渡す人いない……っていうか、渡した
い人いないなんていったら……ドン引きするかな……するよなあ……ハハッ……ハァ……』


終わり
やはりバレンタインデーネタなしで2月を終えるわけには行かなかった
0475ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/02/22(月) 01:18:27.800
GJ

お題

・幼少期からタカシの面倒を見てきた隣にすんでるお姉ちゃんツンデレVS最近親の再婚により義姉となった姉ツンデレ

・幼少期からタカシに面倒を見てもらっていた妹分ツンデレVS最近親の再婚により義妹となった妹ツンデレ
0477ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/02/23(火) 12:48:18.210
義理には義理の、実には実の良さがあるのです
俺も妹ツンデレ欲しいなぁちょっと親に頼んでくる
0478ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/02/24(水) 01:08:31.080
・幼少期からタカシの面倒を見てきた隣にすんでるお姉ちゃんツンデレ
VS最近親の再婚により姉となった義姉ツンデレ
VS離婚により離れ離れになっていたが高校で再開した実姉ツンデレ
VS幼少期からタカシに面倒を見てもらっていた妹分ツンデレ
VS最近親の再婚により義妹となった妹ツンデレ
VS離婚により離れ離れになっていたが姉経由で再会した実妹ツンデレ

こういう事か、なるほど
04801/6
垢版 |
2016/02/28(日) 11:50:48.490
・ツンデレににわか知識を披露してみたら〜その3〜

「え? あ、ホントだ」
『待った』
「なに? どうしたのカナタ君」
『お前、どうせ袖でぬぐおうとしただろ。ほれ。ハンカチ』
「ありがとー。カナタ君って、ホント気が利くよね」
『だってお前、昔っから今に至るまで、物食ったり飲んだりした時、大抵口元に何かつけ
てるからな。で、クセですぐに袖口で拭こうとするし。いい加減それ直せ。女なんだからさ』
「でも、カナタ君ってホントよく私のこと見ててくれるよねー。それとも、なんかちょっ
とエロいとか思ってた? お水ついてる私の口元見て」
『思わねーよ。俺にそういうフェチはないし、あっても孝美じゃ興奮しない』
「またまた。じゃあ今度、カルピス飲んだ後の自撮り写真送って――あっ。ごめんなさい。
ウソです。今すっごく目が真面目になってて怖い」
『良かったよ。途中で気付いてくれて。また無駄な時間使って参拝が遅れるところだったからな』
「んーと……今の殺気はちょっとシャレにならないかなーと…… カナタ君のことだから、
傷を負わせるようなことはしないと思うけど、ダメージ残さずに痛み与える方法いっぱい
知ってるんだもん。怖いよ」
『お前がふざけたこと言わなきゃ、そんなことしないっつの。ほれ』
「え? また手を握ってくれるの? 握り潰すとかじゃないよね?」
『迷子対策だって言っただろ。まだ、人いっぱいいるし』
「エヘヘ。ありがとう、カナタ君。やっぱり優しいよね。口ではひどいこと言うけど、ちゃ
んと私のこと気にかけてくれて、心配してくれるし」
『ふざけんなよな? 何で俺がお前に優しくしなくちゃなんないんだよ。お前さえ誘いに
来なきゃ、今頃はあったかい布団の中でぐっすり眠れてたってのによ。恨みこそあれ親切
にする義理なんてねーよ』
「あん。もうヤダなあ。そんな地獄の鬼すら怖がって逃げ出すような目つきでにらみ付け
たってダメだよ。カナタ君のこの手から感じるぬくもりで、ちゃんと本当の気持ちが伝わっ
てるもん」
04812/6
垢版 |
2016/02/28(日) 11:51:37.040
『なに、勝手に人の気持ちを自分の良いように解釈してニヤついてるんだよ。気持ち悪い
な。どーせ俺が何言おうが聞く耳持たないんだろ。ったく、これだからバカってのは性質
が悪いんだよな』
「バカで結構です。カナタ君が気にかけてくれるなら、むしろバカでありたいです。んふふっ!!」
『全く…… 何で俺がこんな奴の面倒を見なくちゃいけないんだが……やなこった。ハア……』


「さあ。ついに来たよカナタ君!! 見て。あれが本堂よ」
『ゲームでラスボスの居城に辿り着いたみたくゆーな。高野山や熊野本宮大社みたいに参
拝に行くだけで一苦労な場所にあるならともかく、単に石段登っただけじゃねーか』
「でも人混みの中ここまで来るのって、結構大変だったじゃん。それにいよいよ、初詣の
メインイベントだからね。さあ、いざ行かん。神々の御霊の御許へ」
『これが中二病って奴だよな。ゲームやり過ぎて頭いかれたのかよ。いや。そもそもいか
れてるか』
「ほらほら。グチグチ言ってないで行こうよ。まだ結構並んでるし、早くしないと夜が明
けちゃうよ?」
『分かってるから手ぇ引っ張んなって。そもそもお前があちこち寄り道したり、くだらな
い話をたくさんしなきゃ、もうとっくに終わってたっての』
「あ。またそうやって人のせいにする。あのね。自分の悪い行いを人のせいにする人には、
神様は願いを聞いてくれないんだよ?」
『誰が悪い行いをしてるって? お前こそ、自分の行いを棚に上げてよくも言えたもんだよな?』
「あっ!! ほら。また手に力こもってるし。女子に暴力振るうの良くないよ」
『ぐっ…… この、都合のいい時だけ性別振りかざしやがって。さっきからチョロチョロ
と知ったかぶったような知識披露してるけど、そんなの本当にあんのかよ?』
「え? ううん。さっきまでのはちゃんとした作法だけど、今のは私の思いつき。多分そ
うかなー、なんて」
『何だ。じゃあ聞く耳持つ必要はないな』
「あいったい!! その、指の付け根まとめて握り潰すのやめて。骨が軋んでイタイイタイ!!」
『こんなことやってるから参拝が遅れるんだろが。ほら。さっさと並ぶぞ』
「そういえば、知識といえばカナタ君。ちゃんとしたお参りの作法、知ってる?」
04823/6
垢版 |
2016/02/28(日) 11:52:27.680
『また知ったかか。神社は確か、手を二回叩くんだろ。お寺が手を合わせるだけで』
「ノンノン。二拝二拍手一拝って言ってね。まずしっかり二回お辞儀をして、それから二
回パンパンって拍手をしてからお願い事をするの。で、最後に一回お辞儀をして終了。っ
ていうのは、一般的な知識ね」
『……なんかその言い方、ムカつくな。俺に一般常識すらないと言いてーか?』
「むっふふふ〜 安心して。この孝美先生にかかれば、たちまちカナタ君も神社通になれるから」
『くっそ〜 むちゃくちゃ頭来るけど、ここで手を出したらひどく負けな気がする……』
「今言ったことはね。ちょっと大きな神社なら、お賽銭箱のところにも案内が出てるんだ
けど、実は正式な作法だとね。拝礼をする前と後に軽くお辞儀をするの。それが神様に対
しての挨拶なんだって。これからお願い事をするのでよろしくお願いします、とありがと
うございましたっていう」
『なんかお辞儀してばっかりだな。つーか、誰から聞いたんだよそんなの。お前、勉強と
かしないだろ』
「失礼な。さすがに家政大学じゃカナタ君に頼るわけにいかないからちゃんと勉強してる
もん。栄養学とか。でもこれは大学のお友達で巫女さんやってる子がいるから聞いてみた
の。カナタ君に自慢できるように。アルバイトとかじゃなくて、ちゃんとした巫女さんな
んだよ。実家が神社なんだって。そんなに大きくないけど、ここくらいみたいな感じだって」
『へえ。本物の巫女さんか。なんかちょっと一度会ってみたい気もするな。今度ぜひ紹介
してくれよ』
「ダ、ダメーッ!! カナタ君。浮気なんて絶対ダメ!! カナタ君は私だけのものなんだから」
『勝手に俺をお前のものにするな。そもそもお前とは夫婦でもなければ恋人でもないし、
仮に俺が他の子を好きになってもなんにも関係ないだろ。浮気とか言われるほうが心外だ』
「ぐっ…… そういえば委員長もカナタ君と同じ大学のはずだし、ライバルいっぱいだよ。
こうなったら、神様にお願い追加しないと。カナタ君が孝美だけ見てくれますようにって」
『そういえばさ。俺もにわか知識でしかないんだけど、神社って願い事をする場所じゃな
いんだってな。本当は』
04834/6
垢版 |
2016/02/28(日) 11:53:06.900
「……は? なに、それ?」
『お? まさか神社通の孝美が知らないとか言うなよ? 本当は神社ってのは、神様にお
参りして近況報告をしたり、誓い言をしたりする場所なんだって(※諸説あります)』
「まったまた〜 カナタ君ってば、適当なことばかり言って。神様にお願い事しなきゃ、
お参りする意味なんてないじゃん。どこで聞いたか知らないけど、そんなのウソだよ」
『いや。たまたま朝のワイドショーつけたらやってた。願い事をしちゃいけないわけじゃ
ないけど、そういう時も願いを叶えるためにこうこう、こういう努力をしますのでお力添
えをお願いします、とか。都合のいい願い事ばかり言ってると、却ってバチが当たること
もあるんだって』
「そ、そんなあ!! 今年はカナタ君といっぱいデートが出来ますように。いつもずっと
一緒にいられて、そんでもって可愛いねって言ってもらえて、いっぱい優しくされたいで
すってお願いしようと思ってたのに」
『あー、そうかよ。ウザってーな。むしろ俺が神様に代わって願い事聞いてやるよ』
 パキポキ
「なんで指の関節鳴らすの? 絶対神罰与えるつもりだよね。神に代わってお仕置きよ、
とかいらないから」
『そりゃ、月に代わって、だろ。つか、ネタ自体が古すぎる』
「うう…… でも、言われてみれば確かに納得できるかも…… 朱里ちゃんも、神様って
怒りっぽいから失礼なことすると逆に祟られるかもって言ってたし。お賽銭投げてよこすとか」
『別の人からも聞いたけど、今はみんなお願い事ばっかしてるから、去年の報告とか一年
の誓いとか神様への感謝の気持ちを言うと、神様もこいつはちゃんとした奴だなって感心
して、ちょっと見てくれるかもっていう話もあったな』
「じゃあ、カナタ君が乱暴して困ります。照れ隠しにしても、もうちょっと素直になって
優しくなってくれればいいのに、女の子の手を握り潰そうとしたり関節ひねり上げたりす
るのってどう思いますかって聞いたら、同情したりしてくれるのかな?」
『そりゃ全部お前に原因があるからだろうが!! つか、神様によってはガチで俺に天罰
与えかねないからやめろ』
「そっか。カナタ君がひどい目に遭っちゃうのは、それは困るね。私の目的はカナタ君が
もうちょっと優しくしてくれたらなってそれだけだから」
04845/6
垢版 |
2016/02/28(日) 11:53:45.990
『俺はこれでも精一杯我慢してるほうだと思うけどな。つか、捏造すんな。照れ隠しとか、
お前の勝手な思い込みだろ。事実みたいに語るな』
「ほら。だからそれが照れ隠しなんでしょ? 恥ずかしいからって、可愛いなあいった!!」
『わりい。あまりにイラッと来たから、つい手に力込めちまった』
「絶対ウソだよ。カナタ君、感情で自分をコントロールできないような人じゃないもん。
痛みで私を調教しようとしてるよ」
『調教とか穏やかじゃない言葉使うな。周りがこっち見るだろ』
「私は調教されるのはイヤじゃないよ。ただ、痛いのよりも気持ちいいのがいいかな? あ
と恥ずかしいの」
『ここが家だったら、今の言葉一つで十回はタップさせてるんだがな』
「最近、前にもましてカナタ君の関節技が切れ味増してるよ。つかまれたって思った瞬間、
もうタップするしかないんだもん」
『下手に掛けると却って怪我させるから、ちゃんと気をつけてる。つか、そんなところに
気を遣わさせるな。そもそもお前が勝手な妄想とかエロっちいこと言わなきゃそんなこと
する必要もないんだよ。神様の前で土下座して反省しろ』
「私の妄想を神様の前で披露するなんて……不敬すぎてちょっと……」
『どんだけ頭ん中ピンクなんだよ!! ったく、処置に終えないなお前は』
「あ。カナタ君。そうこうしてるうちに、次が私たちの番だよ」
『ちゃんと分かってるよ。お賽銭は、まあ百円でいいか』
「私は十五円にするの。十分ご縁がありますようにって」
『語呂合わせかよ。遊んでる風でかえって気を悪くさせそうだけどな。金額もしょぼいし』
「お賽銭は金額じゃないよ。気持ちが大切なの。あ、あと500円は縁起が悪いんだって。
これ以上の効果(硬貨)はありませんってことで」
『やっぱ遊んでるじゃん。気持ちが大事とか言いながら、全然気持ちがこもってないよう
に思えるけどな』
「そんなことないよ。そういう語呂合わせを信じる人の方が、それだけ願う気持ちが強いっ
てことだもん。あ、ほら。私たちの番だよ。カナタ君。一緒に拝礼しよ」
『いちいち一緒に、とか言う必要ないだろ。横に並んでるんだから、一緒にしない方がお
かしいっての。わざわざズラす方が後ろの人に迷惑だし』
04856/6
垢版 |
2016/02/28(日) 11:54:27.680
「いーの。これも気分だもん。最初に軽くお辞儀して、と。拝礼の時のお辞儀は、深く腰
を突き出すイメージでやるんだって。もし良かったら、私の見て真似していいからね」
『しねーよ。お前はお前で勝手にやれっての。こっちはこっちでやるから。その程度、別
に見て真似る必要もないし』
「もー。カナタ君ってば、照れ屋さんなんだから。っと、じゃあ、お賽銭を入れて、と」
 チャリチャリーン
「じゃあ……二回お辞儀して…… よし」
 パン、パン!!


続く
気が付けばもう3月だ
04871/2
垢版 |
2016/02/29(月) 11:50:58.470
バレンタインでさ

俺は例年通りツンデレに告白されたの

というのもツンデレ早口でさ

たぶん俺の事好きって言ってると思うけど普通に悪口も言ってくるし自信持てない感じ

それでバレンタインよ

雪が降りしきる帰り道、寒さにちぢこまりながら肩並べて歩いててね

家まで我慢しようともしたけど、積雪に足取られるししんどいし休憩していくことにしたの

そんで近くの喫茶店入ったんだけど同じような休憩のお客様でいっぱいでさ

せっかくテーブル席で清く正しくイチャつけると思ったのにカウンター席に通されます

して一杯のコーヒーで一息ついた時、ツンデレかばんからチョコ取り出してさ

いつもの早口で何かしゃべって渡してくれたの

なら俺はチョコとツンデレの手首捕まえてさっき何て言ったか問いただすの

最初は振りほどこうと力入れてたツンデレも観念してさ

息がかかるくらい耳元で、好、き、だ、よ、ってめっちゃ丁寧に教えてくれたの

これまでの点と点がつながった今、はれて両想いになった俺たちは将来について語り合った、って話
04882/2
垢版 |
2016/02/29(月) 11:51:39.980
バレンタインでさ

私は例年通りアイツに告白したの

というのもアイツ耳遠くてさ

おまけに鈍感で私が好き好きオーラ出してんのに片思いと思ってるくさい訳

それでバレンタインよ

雪が降りしきる帰り道、例の奴を渡す機会を今か今かとうかがってたの

そしたら寒いし疲れたしでお茶でも飲んでこうとアイツからのお誘い

そんでホイホイついていったら甘い恋人の匂い漂わせたお客さんばっかりでさ

どうも私たち場違いな人間が入ってきてすみません思いながらカウンター席に通されます

して温かいコーヒーで一服した後、誰も見てないだろうし渡したれと例のアレを取り出して

いつもの、好きだよ、を添えて渡したったの

ならアイツは私の手首つかんで、何て?っておなじみの台詞

これまでは二度も言うのは流石に恥ずかしくて無視してダッシュで逃げてたの

でもアイツ実は力強くて全然放してくれなくてさ、諦めて二度目の告白させられてね

その後は結婚するのは確定として、三人くらいは子供ほしいよねってアイツに相談した、って話
0490ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/02/29(月) 19:20:05.680
四年に一度しか会えないツンデレ
0495ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/03/12(土) 01:56:05.510
お題

・帰ってきた月刊お姉ちゃん
0496ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/03/18(金) 02:06:47.780
お題

・ホワイトデーを忘れてて、ツンデレ達にお返し、を渡してないタカシ
04991/7
垢版 |
2016/03/19(土) 21:14:02.690
・ツンデレににわか知識を披露してみたら〜その4〜

「カナタ君がどうか私に振り向いてくれますように。カナタ君と毎日一緒にいられますよ
うに。週末は毎週デートが出来ますように。カナタ君が私の作ったお料理やお菓子を食べ
て美味しいって褒めてくれて微笑んでくれますように。カナタ君が私のことをギューッて
抱き締めてくれますように。あと、それから……えーとえーと…… と、とにかく、今の
お願い全部叶えられるような、素敵な女の子になります!!」
 ペコッ!!
『長すぎなんだよ、バカ!! 後の人に迷惑だろうが』
「あはっ!! だって、お願いしたいことたくさんあったんだもん。あ、でもね。ちゃん
とカナタ君の言うことも聞いて、努力しますって誓ってきたよ」
『そんなもん努力すんな。こっちはむしろめっちゃ迷惑だ』
「え? もしかしてカナタ君。私のお願い聞いてたの? やっだな〜もう。恥ずかしい。
カナタ君ってば、そんなに私のお願い事、気になっちゃってたんだ」
『聞いてたんじゃなくて、聞こえて来たんだよ。横からゴニョゴニョって。声に出してお
願いごとしてんじゃねーよ。あれ絶対近くの人に聞こえてるし。むしろ恥ずかしいのは俺の方だ』
「ん、もう。そんな照れなくったっていいのに。大丈夫。私たち、誰から見てもラブラブ
なカップルだから」
『いや。こんなアホを引き連れて歩いてる男かと思われたのが恥ずかしい』
「普通に彼女のことをアホとか言わないでよ!! いーじゃん!! それだけカナタ君の
ことが好きってことなんだから」
『お前も普通にしれっと彼女とか言ってんなよ。俺は別に人生のうち0コンマ一秒たりと
もお前を彼女だと思ったことはない』
「真顔で断言したよこの人!! しかもその顔。一分の迷いすらないし」
『そりゃ迷うことなんてないだろ。ホントのことだし』
「ううううう〜 でもでも、孝美のこと、こーしたいとかあーしたいとか考えたことはあ
るでしょ? カナタ君もお年頃の男子なんだしさ。彼女にすればしたい放題だよ。さあ!!」
『それもない』
「ばっさりだよこの人!! 私ってそんなに魅力ないの? ねえ?」
05002/7
垢版 |
2016/03/19(土) 21:14:56.980
『見目形はともかく、お前の場合行動がそれを打ち消すからな。そんなにガチャガチャし
た性格してたら、正直色気なんてこれっぽっちも感じねーし』
「ぐっ…… こうなったら絶対頑張ってカナタ君を振り向かせるんだから。そして来年の
初詣では安産祈願するんだもん!!」
『四ヶ月で既成事実作るつもりかよ。てか、一体お前何するつもりなんだよ。ちょっと怖いぞ』
「だ、大丈夫だもん。四ヶ月もあれば、努力次第ではきっとカナタ君も振り向いてくれるっ
てば。だってさ。ほら。今まではただの幼馴染だって思ってたのが急に恋に芽生えるって
あるじゃん。よく」
『マンガやアニメの中ではな。でもそれって大体中学とか高校に上がったくらいの年齢だ
ろ。お前、20年間ダメだったものをどうやって四ヶ月でなんとかしようっていうんだよ?』
「そ、それはほら。これから考えるとして……ていうか、20年って赤ちゃんの時からダメ
なの? まだその時私たち会ってもいないのに何で?」
『遺伝子レベルで刷り込まれてるから、こういう女とは付き合っちゃダメだって、本能が
そう言ってる』
「ひど過ぎる!! どんな遺伝子なのそれ?」
〔よく分からないけど、実際にそういう話ってあるみたいよ。HLA遺伝子だったかしら?
男女の相性って遺伝子で決まってるって〕
「だとしても私とカナタ君の相性はピッタリに決まってるもん。だってだって、こんな風
に私のこと気にかけてくれる人なんて他にいないし」
〔そうねえ。その説だと、男の人の体臭がいい匂いかどうかで決まるっていう話だし。孝
美ちゃんの場合、これだけベタベタくっついていられるってことは、少なくとも遺伝子レ
ベルってことはないと思うけど〕
「そうだよね。やっぱり委員長もそう思うよね? って、委員長!?」
〔あけましておめでとう。孝美ちゃん。椎水君も〕
『あけましておめでとう。てか、押谷。普通に会話に入ってきたな』
〔だって二人とも会話に夢中で全然こっちに気付いてくれなさそうだったんだもの。声掛
けるタイミングが見つからなかったから〕
『夢中ってか、一方的に孝美がまくし立ててくるのをあしらってただけなんだけどな』
〔でも相変わらず仲良さそうなのね。ちょっと妬けちゃうかも〕
『今の会話聞いてたんなら、どこがどう妬けるのか非常に疑問だけどな』
05013/7
垢版 |
2016/03/19(土) 21:15:44.460
「あれ? カナタ君今、委員長のこと名字で呼んだよね? ていうか、委員長って押谷っ
て名字だったんだ」
『今更かよ。てか、高校卒業してるのにまだ委員長って呼ぶのもさすがに悪いだろ。大学
でもたまに顔合わすのに』
「え? ウソ。もしかして二人って同じ大学だったり……とか?」
〔ええ、そうなの。でも、学部が違うから、会うことってあんまりないんだけどね〕
「それでもズルい!! 裏切り者だ!! 委員長だけは私の恋を応援してくれてるって思っ
てたのに」
『押谷は俺と成績近かったからな。受ける大学も結構かぶってたし。そもそもお前は成績
が足りなくてウチの大学は受けられなかっただろうが』
「ううううう…… でも、カナタ君と同じ大学ってだけでも羨ましすぎる……」
〔大丈夫よ。私は多分、孝美ちゃんの5分の1も椎水君には会ってないから。ひょっとし
たら入学の時のオリエンテーリング以来かも……って感じだし〕
『ちゃんと話すのは多分そうだよな。たまに学食で見かけるけど、押谷も大抵連れがいる
から、声掛けることないし』
「連れ? もしかして委員長、彼氏出来たとか?」
〔クラスの友達か、サークル仲間よ。男の子も一緒のときはあるけど……そういう仲の人
は、残念ながらまだいないかな〕
「委員長美人なのになー。もったいないよ」
〔ありがとう。でも、どうせならそういう褒め言葉は異性から聞きたいわよね?〕
『こっち見んな。つか、悪かったな。褒め方が下手くそで。いや、その……押谷も晴れ着
姿、似合ってるよ』
〔ごめんなさいね。催促したみたいで。それでも嬉しいけどね。それより、も、って今言っ
たような気がしたけど〕
『さっき友哉と山田に会ったんだよ。で、山田も晴れ着姿だったから、それでついそうい
う言い方になっただけだ』
〔へえ。そうなんだ。やっぱり、あの二人もまだ一緒なのね。私も会いたかったな〕
『黙ってても成人式には会えるだろ。あいつらがそういう式典に来ないとか思えないし』
〔そうね。もうほとんどの人とは一年近く会ってないのよね。なんか、高校時代が懐かし
くなってきちゃった〕
05024/7
垢版 |
2016/03/19(土) 21:16:34.280
『なんか、ついこの間のことみたいに思えるけど、随分経ったようにも感じるんだよな。
去年、一生懸命合格祈願してたなーとか』
〔本当にそうよね。絵馬にお願い書いてお祈りして…… そうだ。神様にお礼言うの、忘
れちゃった。今、ここで言っても聞いてくれるかしら?〕
『さあ? でも、大丈夫じゃね? そもそも今日なんて神様も色んな人のお願いごと聞い
て疲れ切ってるだろうし、気にもしないかもよ』
〔ふふっ…… それもそうかもね。でもそういうサバサバしたところ、椎水君らしくて変
わってないわ〕
『ちっ。押谷に言われると、なんかけなされてるような気しかしねーよ』
「……なんか二人がいい雰囲気かもし出してて、会話に入れないんですけど……」
〔ごめんなさい。そんな気はなかったんだけど、ついついしんみりしちゃって。大丈夫よ。
孝美ちゃんのことも、ちゃんと考えてるから〕
「委員長はいいの。それよりカナタ君だよ!! 委員長には優しい笑顔見せてさ。浮気と
かひどい」
『だから浮気もクソも、そもそも付き合ってないんだから成立しないって言ってんのに』
〔孝美ちゃん。そんなこと言って、カナタ君を縛り付けちゃダメよ。好きなのはいいけど、
あまり嫉妬ばかりしてると、男の子は逆に窮屈に感じて逃げたくなっちゃうんじゃないかしら〕
「そうかもしれないけど、だってカナタ君が……」
〔好きな人にずっと見てもらいたいって気持ちは分かるけど、それは欲張りすぎよ。いい、
孝美ちゃん――って。いけない。私ってば、またやっちゃうところだった。つい今さっき、
神様にお願い事したばかりだったのに〕
「あのねあのね。委員長」
〔なに? 孝美ちゃん〕
「あのね。神様にはお願い事はしちゃダメなの。自分は今年一年、これを頑張りますって
いう誓いとか、去年一年間無事に過ごせたことのお礼とか、そういうことをするんだよ」
『お前。それさっき俺が言ったことの受け売りじゃねーか。お願い出来ないなんて意味な
いよって駄々こねてたくせに、偉そうになに言ってんだ』
「いいの。どんなところで知ったことだって、知識は知識だもん。こういう大切なことは、
ちゃんと広めないとね」
『お前の場合、さも自慢げな様子がありありと出てるからムカつくんだよな』
05035/7
垢版 |
2016/03/19(土) 21:17:40.350
〔いいのよ、椎水君。でも、ちゃんと努力も誓ったから。人のダメなところが見えても、
注意は出来る限り簡潔にするように努力しますから、この理屈っぽい性格が直りますようにって〕
「あー…… 確かに委員長ってば、お説教がくどいもんね…… 聞いてるの、結構苦行だもん」
〔そうなのよ。サークルの友達にもそれ言われてね。だから久代は彼氏が出来ないのよっ
て…… でもダメなのよ。相手が変な言い訳しようとすると、片っ端から理屈で押しつぶ
したくなっちゃって……〕
「カ、カナタ君どーしよう。委員長、自虐モードに入っちゃったよ。これってもしかして
私のせいかなあ……」
『知るかよ。全く、めんどくさい。自分のせいだって思うなら、自分で引き上げてやれ』
〔ううう…… 椎水君にもめんどくさいって思われてたんだ…… やっぱりそうよね。こ
んな愚痴っぽい女じゃ付き合ったって楽しくも何ともないし、そのうち年とって、気付い
たらめんどくさいって部分だけが残るのよ。フフフフ……〕
「い、委員長。大丈夫だよ。委員長、頭もいいし家庭科の成績だって良かったし、キレイ
なんだからきっと素敵な男の人見つかるって。神様にお願いしたばっかりなんだから諦め
ちゃダメだよ。私もお願い達成できるように頑張るから、一緒に頑張ろうよ。ね?」
〔一緒にって…… それじゃ、お願いなんて叶いっこないじゃない。ハァ……〕
「さらに諦めが深くなった!! ていうか、それってヒドい。なんで私と一緒じゃ叶いっ
こないの!!」
〔だって、どうせ孝美ちゃんの願いなんて、カナタ君とラブラブな関係になれますようにー
なんてことでしょうし、カナタ君が振り向いてくれるまで出来る限りそばにいるように張
りますとか、そんなことでしょ? でもそれじゃダメなの〕
「えー。なんでぇ? だってだって、好きな人と一緒にいたいって思うのは普通じゃん」
〔それは女の子の考え方でしょ? それも男の人が好き好き好きーってなっちゃうタイプ
の。いい? 特に椎水君みたいなタイプの男子はね。たとえ好きな子からであっても、始
終ベタベタされるっていうのはうっとうしく感じるものなの。孝美ちゃんはもう付き合い
長いんだから、もっと相手のことを考えてあげて〕
05046/7
垢版 |
2016/03/19(土) 21:18:42.540
「色々と考えてるけどなあ? カナタ君って照れ屋さんで自分からはくっ付けないから、
私からくっ付いてあげないとー、とか、本当は寂しがり屋さんだから、私が明るく振舞え
ば、カナタ君も楽しく感じるんじゃないかなとか、あと奥手だからエッチしたいと思って
もなかなか出来ないんじゃないかなって……だから、ほら、その……私が……」
『誰が照れ屋で寂しがり屋だよ。そりゃお前の勝手な妄想だろが!! あと最後!! 勝
手に自分で振っといて照れてるんじゃねえ。聞いてるこっちが恥ずかしくなるだろが!!』
〔そういうのは考えてるって言わないの。椎水君って多分、控えめな女の子が好みなのよ。
だからね。例えば学校に一緒に行くにしても、家に押しかけたりするんじゃなくて、家の
前で待ち合わせをちゃんとして、慎ましやかに、おはようカナタ君、って微笑みながら挨
拶とかしてみたらどうかしら? 態度はそっけないかもしれないけど、彼、間違いなくド
キドキするわよ〕
「えー。それじゃあ時間ズラされて先行かれちゃうよ。カナタ君ってばすぐ逃げようとするし」
〔それは孝美ちゃんがベタベタくっ付いてきたり、うるさくまとわりついて話をしようと
するからよ。椎水君ってば古臭いタイプが好きそうだからね。そこは隣にいてニコニコし
てるだけでも大丈夫よ。あと、オシャレにも気を遣わなくちゃ。孝美ちゃん、プロポーショ
ンはいいからね。かといって過度に露出すれば良いって物でもないのよ。ちゃんと雑誌と
かを読んで勉強して――〕
『……どうやら、スイッチが入っちまったみてえだな……こりゃ当分、帰れねーか』
「あーん!! カナタ君、助けてぇ…… 委員長が鬼だよぉ……」
〔孝美ちゃん。人の話聞くときはこっち向く。いい? 高校の時からあなたは即物的に結
果ばかり追いかけようとするけどね、楽して得られる成果なんてものはないの。さっきか
ら色々聞いてるけど、なんだかんだ理由つけて自分のしたいようにしてるだけじゃない。
それじゃあ逆効果よ。却って椎水君は離れて行っちゃうかもしれないわ。いい? 彼のこ
とが本当に好きならね――〕
「ふぇええーん。カナタくーん!!」
『黙って聞いとけよ。ためになること言ってもらってんだろ? 逃げようとするなんて、
相手に対して失礼だぞ』
05057/7
垢版 |
2016/03/19(土) 21:19:50.570
「えーん…… そんなぁ……」
〔椎水君のお墨付きも出たからね。この機会だから徹底的に言いたいことは言っておくわ
よ。前から思っていたけどね。孝美ちゃんは――〕

『しっかしまあ、確かに話は長いしくどいし理屈っぽいけど……さすが押谷。間違ったこ
とは何一つ言ってないんだよな。このうち一つでも、孝美の心に響いてくれればいいんだ
けどな…… もしかしたら、押谷がこうして現れてあいつに説教してくれるってこと自体、
神頼みの効果かも……なんてな』
〔あら? 椎水君。今、なんか私のこと言ってた?〕
『っと。なんも言ってねーよ。気にしないで孝美の教育続けてくれ。俺は終わるまで待っ
てるから』
〔そう。ならいいんだけど。じゃあ続けるわよ。次は立ち居振る舞いのことなんだけどね――〕
『(っと。危なかったな。ひとり言とはいえ、うっかり口に出して言うもんじゃねーな。ま
さか、俺の年初の誓いが、孝美がちょっとだけでもおしとやかになりますように頑張って
躾けますだなんて、知られたら……マジ、自殺もんだからな……)」


終わりです。
0507ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/03/27(日) 13:22:26.040
お題

・怒ったツンデレに「胸に手を当てて、よく考えてみなさいよ!」と言われたのでツンデレの胸に手を当てて考えるタカシ
0508ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/03/29(火) 21:06:15.370
13歳の飼い猫が逝ってもうた、、、


・亡くなった飼い猫が美少女になって帰ってきたと思ったらツンデレでした
0511ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/03/31(木) 22:46:28.650
開戦日和の中の人のブログ、丁度10年前の今日で止まってるんだな
「明日から社会人。また生きていたらお会いしましょう」で終わってるのが何とも生々しい…
元気にしてんのかね
0513ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/04/03(日) 22:34:28.310
お題

・エイプリルフールに嘘をついていいのは午前中までと知っているツンデレと知らないタカシのすれ違い
0516ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/04/13(水) 22:37:20.120
しかし10年か…
当時中学生の奴でももう社会人とか
おっさんになる訳だわ(絶望)
05201/4
垢版 |
2016/04/16(土) 18:35:05.870
・炭酸水にはまっているツンデレ

『ゴキュッ……ゴキュ…… プハッ……』
「何だよ、かなみ。また炭酸水とか飲んでんのかよ」
『なーに? 何か文句でもあるわけ? 好きなんだから、ほっといてよ。バーカ』
「バカって…… 別に文句じゃないけどさ。そんな味のしない炭酸とかよく飲めるなって。
そもそも味もないのに好きとかないだろ? 水の美味しさを力説するのと変わんないと思うけど」
『全然違うわよ。炭酸入るだけでのどごしとか変わるし、普通のお水より全然美味しいわ
よ。それにね。テレビでよくやってるけど、炭酸水を飲むと疲労回復や血行改善、満腹感
が得られるからダイエットにもなるし、便秘の改善や美肌効果もあるんだから』
「また、そんなテレビの情報に釣られて。あんなの個人差があるんだから、誰にでも効く
訳じゃねーし、大体かなみは甘いものにも目がないんだから、結局食ってたら意味ないって」
『そうやってグチグチケチばかりつけて何もやらないよりはマシでしょ。別に飲んで損が
あるわけじゃないんだから。ンキュッ……ゴクッ……ゴクッ…… プハァ……ゲプッ!!』
「…………」(ニヤニヤ)
『な…… なに、ニヤニヤとこっちを見てんのよ。キモいわね。いやらしい』
「いや。今のゲップ可愛かったなと思って。出来ればもう一回聞きたいなって思うくらい」
『は? な……なに言ってんのよアンタバカじゃない? 人のゲップ聞いて可愛いとか……
あり得ない!! そんなの褒め言葉でもなんでもないし!!』
「褒めてるっていうか、まあ、正直な感想ってやつ? まあこんなこと言ってもかなみが
喜ぶとかないだろうし。むしろキモがられてもしょうがないかなとも思ってる」
『うっうっ……う〜〜〜〜っ!! あ、当たり前でしょ!! ひ、人のゲップ聞いて喜ぶ
とかどんなフェチよ。この変態』
「変態と言われようが、俺はかなみのゲップを堪能したい。さ、もう一口飲んで。さっき
みたいに勢いよく、ゴキュッと」
『のっ…… 飲めるかあっ!! このドバカ!! あああああ…… もう、どうしてくれ
るのよ!! まだ半分近く残ってるのに』
「どうするもこうするも、かなみが飲めばいいんじゃね? かなみは大好きな炭酸水を飲
んで、俺はかなみがゲップしてる姿に萌えてさ。お互いwinwinの関係だし」
05212/4
垢版 |
2016/04/16(土) 18:35:42.690
『何がwinwinよ!! そんな羞恥プレイ出来るわけないでしょ!! もういいわよ。もう
あたし、いらない。もったいないからこれ、アンタが飲んじゃって』
「えー? 俺、炭酸って実はそんな得意じゃないんだよな。甘い奴とか微炭酸ならまだし
も、これって強炭酸って書いてあるじゃん」
『うるさいな、もう。アンタのせいで飲めなくなったんだから、責任取りなさいよ。それ
と、ちゃんと弁償もしなさいよね。帰りにもう一本新しいの買って。いいわね?』
「また飲むんだったら、これ持って帰って家で飲めばいいのに」
『家まで持って帰ってからまた冷やしたら、さすがに気が抜けちゃうでしょ? 炭酸水は
開封したらさっさと飲まないと爽快感も何もなくなっちゃうんだからね。だから、ほら。
これはアンタが飲んで、あたしが家で飲むように新しいの買い直すの。いいわね?』
「いいわねって……イヤだって言ったらどうすんだよ?」
『言うだけなら自由だけど、無理矢理にでも承諾させるから。何なら、エッチな本とかの
隠し場所をおばさんに教えちゃうし』
「やめっ……つーか、何でそもそもお前がそれ知ってんだよ? 分かった。ブラフだろ? 
そう言えば俺がビビッて承諾すると思ってんな?」
『あ、そう。クローゼットの衣装ケースの裏にあるボックスの底にあった本の題名、なん
て言ったかなあ? 確か、きょにゅーじょしこうせいなまなかだし……とか、ゆうとうせ
いといけないおべんきょう、とか』
「わーっ!! わーっ!! わーっ!! 何でお前そこまで知ってんだよ!! つか、い
い年の女の子がそんな言葉口にすんな!!」
『タカシの部屋のどこにどんなものがあるかなんて、大抵知ってるわよ。ま、別に年頃の
男子なんてそんな本やDVDの10冊やそこら持ってたって普通でしょうからいちいち騒ぎ立
てることじゃないかなって放置してたんだけどね。貰わないって言うなら、どーしよっかなー』
「分かった!! 貰うよ。貰うからもうそのネタ振るの止めろって」
『あら? 意外とあっさりと陥落したわね。タカシの純情さん』
「やかましいな。男にとってはエロ本のありかを女に知られるほど恥ずかしいことはないってのに……」
「(おまけに気になってる幼馴染にとかよ…… クソ。死ねよ俺……)」
05223/4
垢版 |
2016/04/16(土) 18:36:33.630
『それについては、あたしという幼馴染がいた時点で諦めなさい。良かったわね。男子の
性的事情には理解のある女の子で。見つけた瞬間大騒ぎしちゃうような純情さんだったら、
今頃おばさんにもバレて、全部没収だったわよ』
3
『(女の子の立場から言わせて貰えば、好きな男子の性的嗜好くらい把握しとかないとね。
まあ、胸の大きさばかりはどうにもならないけど。つーか、あの本のモデルって絶対シリ
コンよ。でなきゃあんなに大きくなるかっての)』
「くっそ…… 分かったよ。これ飲んで、新しいの買いなおせばいいんだろ。ほら、寄越せ」
『はい。さ、どーぞ。グイッといっちゃって』
「へ? 今ここで飲むのかよ」
『当たり前でしょ? あたしのゲップ姿を鑑賞したんだから、今度はアンタが見せなさいっ
ての。炭酸苦手なんだってねー。どんな顔して飲むのかしら。ムフフ。楽しみーっ♪』
「ホント、性格悪い奴だな。お前って。人がしかめっ面しながら飲むの見て楽しむなんて
よ。どんだけS気質なんだよ」
『アンタだって人のゲップするのを見て楽しんでたじゃない。変態。お互い様よ。文句言
う暇があったら、早く飲む』
「分かったよ。けど、ホントにこれ、俺が飲んでいいのかよ?」
『は? あたしが飲めっつってるのに、いいも悪いもないでしょ? そう言って少しでも
時間引き延ばして炭酸の気を抜けさせようとするのなしだからね』
「別にそんなこと考えてねーって。たださ。お前が口つけた後に飲むってことは、これっ
て間接キスになるんじゃないのって?」
『間接キ…… って、ばっ……ばっかじゃないのアンタ。ななな、何考えてんのよこのド
スケベ!! ややや……やっぱダメ!! あげるのなし!! それ捨てるから返して』
「ダメダメ。飲まなきゃかーちゃんにエロ本のありか教えるとか脅してまで飲ませようと
したのかなみじゃん。俺が苦手な炭酸飲んで顔しかめるの、楽しみなんだろ?」
『だだだだだ……だってだってそんな…… じゃあせめてラベルの反対側で!! そっち
は口つけてないから』
「なるほど。こっちがかなみが口つけた方か。わざわざ教えてくれてありがとな。つーか、
それって実はして欲しいってフリだろ?」
05234/4
垢版 |
2016/04/16(土) 18:38:05.600
『ちがーうっ!! ちがうちがうちがうちがうっ!! あるかそんなの!! つか、どん
だけキモい方向にポジティブなのよ!! アンタはどぶろっくか!!』
「いや、だってそう言われりゃ、話題振った方としてはむしろ行くしかないし」
『行かなくていいから!! つーか、行くな』
「むしろここで行かなきゃ男がすたるだろ。じゃ、いただきまーす」
『あっ…… あ、あーっ!! だめーっ!!』
「ゴキュ……ゴクゴク……グフッ!! ゲプッ!! あー……やっぱ炭酸きついわ。どう、
かなみ。俺のしかめっ面見て堪能した?」
『で……ででで…… 出来るかボケエッ!! ま、まともに見れるわけないでしょっ!!』
「そっかそっかー。いやー。でも、ちょっぴりかなみ味?って感じで良かったよ。これな
らまた飲めるかも」
『かっ……かなみ味とか言うなああああっ!! 死ね、死んじゃえーっ!!』
「わっ!! バカ、掴みかかるな。揺さぶるなって。まだ中残ってるんだから。キャップ
してねーし、こぼれるってば!!」
『いっそアンタの脳みそも残らず頭からこぼしてやる!! このバカアアアアアッ!!』

タカシ母『あらあら。相変わらず仲良いのねえ。あの二人は』
かなみ母『全く、親としては恥ずかしいわ。あんなに暴れて…… タカシ君、貰ってくれ
るのかしら?』
タカシ母『大丈夫よ。むしろあの調子なら、うちにかなみちゃんが来るのも時間の問題ね。
早めに片づけして、部屋空けとかないと。フフッ』


終わり
随分前に書いて投下を忘れていたネタなので、ちょっと流行が古いという
0525ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/04/20(水) 08:58:41.40O
お題
つ・ツンデレにゴールデンウィークの一番の思い出は何か聞いてみたら
0527ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/04/22(金) 15:55:04.050
ツンデレの腋嗅ぎたい

特に部活後や仕事後の腋を嗅ぎたい

あわよくば舐めたい

恥ずかしさに顔を真っ赤になってるツンデレの顔を見ながら堪能したい
0530ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/01(日) 20:18:55.020
昔線路に上がってた妄想の数々を読み直したいんだけどもう見れないかな?
0531ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/01(日) 20:57:45.190
線路使えなくなって随分経つからなあ。管理してた人の連絡先とかもわからないし
0533ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/04(水) 12:31:02.750
ツンデレスレも11歳になりました
そろそろちゅんでれからツンデレになる年頃
0534ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/04(水) 12:32:34.570
御赤飯炊かなきゃ!
0537ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/05(木) 21:32:08.590
かわいすぎるぞGJすぎるぞ
ツンデレスレが長く続いてることを実感できて嬉しいな
0538ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/06(金) 00:19:51.720
>>535
久しぶりのかなみさん可愛い
そしてまだこのスレを忘れてなかったことに感謝

11年で多くの人が来て、多くの人が去ったからな
0539ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/06(金) 12:21:23.260
>>535
おお久しぶりだな
相変わらずちょーかわいいGJ!


スレは定期的に確認してるけど、SSとか書きたくても時間がないのは俺だけじゃないはず
0540ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/06(金) 13:46:09.220
文章力無いから脳内で自己完結して終わるわー
0543ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/08(日) 11:22:37.580
・周囲に上手く馴染めてないことを悩んでいるツンデレ〜前編〜

『ねーねー。帰り、どっか寄る? カラオケとかさ』
『だったらミスド寄ろうよ。春の新作ドーナツ食べたい』
『あー。じゃあ、そうしよっか?』

『……ハァ……』
 楽しそうに校門を抜ける女子3人組を見つつ、私はため息を一つついてから自分の体格
にはやや大きいトートバッグを肩にかけ直して歩き出す。
『かんっぜんに出遅れたなあ……』
 新しい高校に入って1ヶ月弱。週末からはゴールデンウィークも始まる。だけど、友達
はまだ出来てない。すでに女子の間ではいくつかのグループが出来ており、今からその中
には入りづらかった。
『……ヤバいな。このまま3年間友達なしとか。このままじゃ、高校時代イケてない芸人
みたくなっちゃう』
 中学の頃は部活やっててそれなりに友達もいたけど、補欠の補欠だったバスケットボー
ルを続ける気にもなれず、かといって特別他の部に入る気も起きず、そうして現在は、た
だ家と高校を往復する毎日だ。
『かといって、今から積極的に友達見つける気にもなあ……おっとと』
 強い風にあおられて、私はバランスを崩しそうになる。
『うー……ヤダなあ。風強くって。髪バサバサになるし、私ってばチビで体重軽いからす
ぐ持ってかれそうになるし…… ん?』
 ポツッと頭のてっぺんに水滴が落ちてきた気がして私は空を見上げた。どんよりと灰色
に垂れ下がった空から一滴、そしてまた一滴と雨粒が落ちてくるのが見える。
『うぇぇ……この上雨まで降ってきたよ。傘、傘、と……』
 開いたバッグの口に手を突っ込んで折りたたみ傘を取り出す。
『折りたたみって後で閉じるの面倒なのよね。いつも何かしわみたいなの出来ちゃうし……』
 ブツブツ文句を言いながら傘を開いた瞬間、またしても突風が私を襲う。開いた傘の裏
側にモロに風が当たり、私は一気に傘に引きずられた。
『わわっ!? んきゃああああああ!! あんっ!!』
05442/6
垢版 |
2016/05/08(日) 11:23:14.520
 ドン、と何かにぶつかって体の動きが止まる。壁とか電信柱みたいに固くて冷たいもの
じゃなくて、もうちょっと柔らかいけどしっかりとがっしりしていて、ちょうど父親の体
のような、そんな感じのものに私の体が受け止められていた。
「大丈夫か?」
『ふぇ?』
 顔を上げると、すぐ目の前に、知らない男の顔があった。
『ふぁあああああっ!?』
 驚愕した私は、両肩を支えてくれた手から体をひねって逃げる。
『あ……あっ…… アンタ、何よっ!?』
 一歩引いて、私は支えてくれた相手を睨みつける。よく見ると同じ学校の制服を着た男
子だ。ネクタイのラインに入っている色で学年を見分けると、私と同じえんじ色なので一
年生なのは間違いない。両サイドを刈り上げ7:3くらいに分けた髪はオシャレにセット
されていて、まあそれなりにイケてる雰囲気に見えた。
「支えてやったのに、何よってのはないと思うけどな」
 その男子はやや不満気な態度で文句を言いつつ、私から体を背けると道の端の方に歩い
ていく。その先には手から離れた私の傘があった。
「ほらよ。椎水」
 いきなり名字を呼び捨てで呼ばれて、私はもう一度びっくりした。
『ちょ……ちょっと、何よアンタ。何で私の名字知ってんのよ!?』
 しかし、その私の問い掛けに向こうの方がむしろ驚いた顔つきをしていた。
「いやいやいや。ちょっと待てよ。同じクラスだろ? 俺のこと分かんないのかよ」
『は?』
 私は首をかしげた。こんな男子、クラスにいただろうか? いや。むしろそもそも、ク
ラスの男子が誰か、私はほとんど覚えていないことに今になって気付かされる。
「別府タカシだよ。つか、席だってすぐ近くなのに。椎水の右斜め二つ後ろだっての」
『ああ。なるほど。ゴメン。私、全然視界に入ってなかった』
 正直、男子のことを気にする余裕なんて全然ない私にとって、自分より後ろの席に座る
男子なんて覚えていなくても当然なので、覚えていないのも道理だと納得する。右側だと
班も違うし。そもそも自分の班の男子だって、言われれば思い出す程度の会話しかしてないし。
05453/6
垢版 |
2016/05/08(日) 11:23:44.360
「ぐっ…… それ、悪いと思って謝ってないだろ」
 知らない人扱いがよほど気に入らなかったのか、その男子――別府タカシが悔しそうに
抗議する。しかし別にその通りなので、私は素直にうなずいた。
『うん。だって覚えてないものは仕方ないでしょ? 女子同士の人付き合いですら苦労し
てんのに、男子のなんか覚えられる訳ないじゃない』
 ポロッと口にした一言が失言だったと気づいたのは、次の別府タカシの一言でだった。
「あれ? 人付き合いに苦労してるって……椎水。何かあったのか?」
 私は顔をしかめた。さっきの一言が、こっちの事情を詮索させるようなことだと今更な
がらに気付いたからだ。
『な……何でもない!! 何にもないってば!! ていうか、むしろ何もないから苦労し
て……じゃなくて!! いいから気にすんな!!』
 ごまかすために必死で否定しようとして、またつい余計なことを口走りそうになる。テ
ンパッてると口の端から本音がこぼれそうになる癖はホント、何とかしないといけない。
「……あのさ。ちょっと、こっち」
 別府が建物の影の方に歩きつつ、私を呼び寄せた。そこには車一台通るのがやっとの細
い道があり、別府はその道に入っていく。
『な……何よ? 何でそんな方行くのよ?』
 私は警戒心も露わに問い質す。まさかクラスメートに変なことをするとも思えないけど、
用心に越したことはない。
「いや。こっちの方が風、さえぎれそうだろ? さっきみたいな突風が吹いたら大変だろうし」
 私に気を遣ってくれているのだろうが、同時にそれは、別府タカシが私ともう少し立ち
話をしたいという表れでもあった。
『わ、私は別にアンタなんかと長話するつもりはないんだけど』
 そういいつつも、実はこんなにちゃんとクラスメートと話をするのは入学式当日以来だっ
たりするので、警戒しつつも興味もあったりする。しかも男子となんて初めてだし。
「お前さ。もしかして、友達作るの……苦手とか?」
『は?』
 ちょっとドキドキしながら別府タカシの前に立つなり、いきなり図星を突かれて私は一
瞬固まった。次の瞬間、恥ずかしさと怒りが一気にこみ上げてきて爆発する。
05464/6
垢版 |
2016/05/08(日) 11:24:07.450
『なっ…… ちょっとアンタなに言ってんのよ!? 超失礼じゃないそれって!!』
 睨み付けて怒声を張り上げる私に、別府タカシはたじろぎつつも笑顔を崩さなかった。
「いや。失礼かとは思ったけどさ。ただ、なんつーの? 椎水ってあんま女子とも雑談と
かしねーしさ。放課後もさっさと帰るほうだし。まあ、さっきまではなんか事情でもある
のかもな、とか思ってたりもしたけど、なんか話し聞いてたらそういうわけでもなさそうだし」
『ううう……』
 やっぱりさっきのうっかり発言はちゃんと聞かれてたのだ。ましてやフォローも最悪と
あっては、気づかれないほうがおかしい。
『だ、だからなんだってのよ。どーせ私はまだ誰ともLINEすらできないぼっちだけど、そ
れのなにが悪いって言うのよ。バカにしないでよね』
 強がっていきり立ってはいるけど、みっともなさを増幅させてるだけだってのは自覚せ
ざるをえない。
「いや。悪かねーけどさ……」
 どうも別府タカシは、私のケンカ腰な態度に戸惑っているようだった。確かに失礼な発
言とかはあったけど、それもそもそも私の軽率な発言から来ているものだし、ここまでな
じられるいわれはない。単に私が恥をごまかすための犠牲になっているだけだった。
『悪くないんならなんなのよ? やっぱりバカにしてるわけ? アンタ、人のことバカに
出来るほど友達多いの?』
 頭二つ以上は高い場所にある別府タカシの顔を、精一杯虚勢を張ってにらみつける。こ
うでもしないと、自分があまりにみじめで泣いてしまいそうだからだ。
「まあ、それなりには……つか、そもそもバカにしてないし。勝手にそっちがそう決めつ
けてるだけでさ」
『じゃあ何なのよ? なんでそこにそんなに絡んでくるの? 意味が分からないんだけど』
 つっかかる私に、別府タカシは予想外の一言を口にした。
「だからさ。なんか、上手くこうグループに入れないとかだったらさ。俺が声掛けてやろ
うかって思ったんだよ!! 余計なお世話かもしれないけど!!」
 いささか怒鳴るような強い口調なのは、私の態度に苛立ったのか、はたまた自分の言葉
がウソじゃないというアピールのためか。いずれにしても、それは私の余計な疑いを封じ
るには十分だった。
05475/6
垢版 |
2016/05/08(日) 11:24:38.250
『……アンタが……他の女子との仲を取り持つっていうの?』
「そう。俺のライングループにクラスの女子もいるからさ。上手いこと言って話しかける
ようすれば――」
『よ、余計なことしなくていいってば!! ホントに大きなお世話だから、それ!!』
 男子に女友達との仲を取り持ってもらうなんて恥ずかしすぎる。それに別府タカシとの
仲を変に勘ぐられたりするのもイヤだし。
「じゃあ、とりあえず俺とラインやってみる?」
 別府タカシがスマホを取り出そうとポケットに手をやろうとするのを、私は慌てて止めた。
『それはもっとやだ!! 絶対やんないから!!』
 断固として拒否する私を、別府タカシはため息混じりにいささか呆れた顔つきで見下ろ
してくる。
「椎水って、めんどくさい奴だな。一体どうしたいわけ? 別にぼっちでいいっつーんな
ら、これ以上おせっかい焼かないけどさ」
 めんどくさいと言われて、私は怒りが湧き上がるのを感じた。無論、気にしてることを
無遠慮に突かれたからだ。
『う、うるさいわねこのバカ!! 別にアンタになんかにどうにもして欲しくないわよ!!』
 これ以上話なんてしたくなくて、私はパッと身を翻して大通りに出た。と、その途端、
強風に傘を持っていかれる。風のあまり当たらない物陰にいたから、うっかり風が強いこ
とを忘れていたのだ。
『わっ!! きゃあっ!!』
「っと。大丈夫か?」
 別府タカシが腕をつかんで引っ張り戻してくれる。冷たい雨が体に当たるのを感じなが
ら、私は振り返ってまた挑戦的な態度を取る。
『別に平気だってば。私の体がちっちゃいからって子ども扱いしないでよね』
 さっきから散々ヒドいことを言っておきながら心配されるとか、こっちの立場がなさす
ぎるので、あえて反感を買うようなことを言った。でも、こうすればもう呆れてほっとく
だろうと思ったのに、別府タカシは意外と気にしてない風だった。
「平気じゃないだろ。傘、壊れてるし」
 言われて私は自分の傘を見た。骨の継ぎ目で風に煽られて逆さになってるのに気付く。
05486/6
垢版 |
2016/05/08(日) 11:25:51.700
『大丈夫だってば。これ折りたたみだから、最初から曲がる仕様だし』
「でもさ。風が吹くたびにそんなんなってたら、差してられないだろ。さっきより雨も強
くなってきてるしさ。濡れるぞ」
 そこで私は気が付いた。傘を差してないのにあまり体が濡れてない。ふと目線を上に向
けると、別府タカシが自分の傘を差しかけてくれていた。
『仕方ないでしょ。これしかないんだから。ていうか、アンタこそ自分が濡れてるんじゃ
ないの? 私なんて気にしなくていいのに』
「ああ。この傘、大きいから大丈夫。安いのだとすぐぶっ壊れるからさ。丈夫なやつ買お
うとしたら、大きいのしかなくて。こういう時はいいけど、雨降ってないときは結構邪魔
なんだよな」
 おどけたような口調で、別府タカシは苦笑する。場の空気を少しでもなごませようとし
たいのだろうか。続けて彼は、私がドキリとするようなことを口にした。
「どうせなら、いっそこのまま駅まで入っていけよ。片手で傘持ちながらスカートも押さ
えて帰るとか、大変だろ」
『へっ!?』


後編に続く
妄想は溢れているけど、なかなか書く時間が取れないというのは同意
0549ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/09(月) 00:25:49.680
タカシ脅威のグイグイだなGJ
妄想を文字にするのは確かになかなか時間食うんだよな
05501/2
垢版 |
2016/05/09(月) 12:09:35.500
そんなことよりちょっと俺の話聞いてくれよ

今年の連休はツンデレと夜更かししたの

俺達も高校生になってアルバイトできるようになったんだ

そしてはじめての給料もらったんで二人で豪遊しようぜってさ

俺らもう大人だからカッコよく海外ドラマ一気見することにした訳

なら最初こそ意識高くご視聴してたんだけど一時間も経ったら集中力切れて内容頭入ってこねぇ

ツンデレも俺以上のアホ女だから同じく上の空

しまいにドラマ興味なくしてしゃべくりだしてさ

たまにおっさんみたいなあくびするツンデレと他愛ない会話に花咲かせます

あの時は少しくらいおさわりしても怒られなかったし楽しかったな、結局ドラマ見ずだけど

そんで休み明け、ツンデレの友達に囲まれてさ

ツンデレの寝顔どうだったかとか色々聞かれてね

いや普通にかわいかったよっつったら何かすげーキャーキャー言われた

そしたら次の日、俺達のこと冷やかしてた奴らツンデレに追いまわされてたよ、って話
05512/2
垢版 |
2016/05/09(月) 12:10:24.950
そんなことよりちょっと私の話聞いてほしいんだけど

今年の連休はアイツと寝たの

私達も高校生になってアルバイトできるようになったんだ

そしてはじめての給料日、見たことない金額手にしたんで使っちまおうぜってさ

大人みたいにお菓子山盛り買って外国のドラマいっぱい借りてきた訳

なら最初こそ背筋伸ばして気合い入れて見てたんだけど一時間も経ったら眠くなってきちゃった

アイツも私以上のバカ野郎だから同じくぼんやり

しまいにドラマをビージーエムにおしゃべりに興じるの

こういう夢心地でおしゃべりするのピロートーク言うんだけどね

アイツとのピロートークめっちゃ楽しい、結局ドラマはほとんど見なかったけど

そんで休み明け、久しぶりに会った友達と休みの話するじゃん

してピロートークのこと言ったら奴らキャーキャー騒ぎだしてさ

何かおかしい思ってもう一度調べてみたら私ドエライこと口走ってたみたいね

とりあえず私の記憶消すために次の日、トンカチ持って奴ら追っかけまわした、って話
0553ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/11(水) 11:37:39.10O
バカップルすなあ

とりあえずツンデレさん。トンカチはいかんwww
0555ほんわか名無しさん
垢版 |
2016/05/14(土) 01:22:20.240
後輩ツンデレが花嫁修業でお嬢の家のメイド見習いを始めたが
心配なのでこっそり見に行ったらメイド衆に捕まって、罰としてメイド服を着て働く事になる所まで妄想した
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