俺は、各地方検察庁が不祥事のたびに「徹底する」とか言う「指導や教育の内容」のほうに関心があるね。
おうむ返しなら、鳥でもできる。

「一体何度やれば気が済むんだ!」
と、被疑者に対してばかりでなく、今度は組織の内部に向けていってみたらどうだ?

ハッキリ言って、検察内部では無対策に等しいんだよな。
組織内部では、「再発防止に警戒しよう」と上の人はいうけれど、問題意識はそこにはなく、不祥事により取らされる責任の方ににある。
だから、こうした不祥事があると、組織内部では、誰がどう責任を取らされるのかが話題になる。「まさか、うちの組織の人間が」とはならず、「またか。こんどはあいつか。んで、誰がどう責任を取らされるの?」という感じ。
今までも具体的な組織内の対策なんて、ありもしない。
取らされる責任や制裁が怖いから、不祥事対策をするなんて、組織内部の動機付けの契機があまりに低次元すぎる。
組織内の社会倫理がいかに低い次元にあるのかの表れだ。