検察事務官を懲戒免職=USB捨て同僚に嫌がらせ―名古屋地検
時事通信社  2018年01月19日 20:36
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名古屋地検は19日、50代の男性検察事務官が同僚が使用していたUSBメモリーを捨てたり、職場のハードディスク(HD)を盗んだりしたとして、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
地検によると、同事務官は昨年11月30日〜12月1日、職場共用のUSBを破壊して捨てたほか、パソコンのHDのデータを消去し、起動不能にした。いずれも特定の同僚が使用しており、「嫌がらせでやった」と話したという。
また同年7〜12月、職場のパソコン用HD10台を盗んだり、職務用のパソコンで刑の執行状況のデータを不必要に検索・閲覧したりした。
地検は窃盗や電子計算機損壊等業務妨害などの容疑で捜査。被害を補償したなどの理由で、いずれも起訴猶予とした。