流れぶった切って申し訳ないけど、最後に、面接に際して気をつけて欲しいポイントだけ書き逃げする

1.やりたいことアピールはほんと勘弁
具体的な猛烈アピールは正直引くし、ネガティブチェックの対象になる
ある程度やりたいことがあっても、「チャンスがあれば携わってみたいです」程度に留めておいて欲しい
つまりだ、志望動機を言う際、最初の「きっかけ」こそ何でもかまわないが、最終的には、
「この自治体のためならとにかく頑張ります」というゼネラルな流れに持っていってくれ
相手から聞かれない限り、特定の分野について深入りする必要はない

2.99%の質問は公務員の適正チェックだということを忘れないで
公務員をなめてる受験者が多すぎる(と人事は思っている)
質問も当然にその手の適正チェックが大半なんだが、ちゃんと意図をくみ取って答えて欲しい
例えば、公務員つーのはやりたくないことでも職務上の命令には従う義務があるし、
法律にもとづいて仕事をするから、できる/できない、が明確で、目の前で泣いてる人間を切り捨てることは山ほどある
みんな頭では理解してると思うけど、質問は「こいつほんとに分かってんのか?」って感じで疑ってくるから、気をつけて

3.自治体はあくまで自治体に過ぎない
1,2でも軽く触れたが、公務員は「全体の奉仕者」であり、まして自治体は職員の自己実現の場では絶対にない
法律と予算にガチガチに縛られていて、市民の目も厳しく、民間のような「利益を出せばいいでしょ」の世界とは全く別物
自治体の根幹は何か? 税収の確保と安定した行政サービスという目立たない部分がそれだ
これを理解していない(ように聞こえる)発言や回答は全てマイナス以外の何者でもない
言われりゃ当たり前って思うだろ?
でもこれを面接の根底に置いてる受験者は最終に残るやつの2,3割にも満たないからまじで差別化になる

以上、長くなったが、上記の「当たり前」のことを理解してる「無難な」受験者は間違いなく強い
偉そうに語って申し訳ないが、何かの足しにしてくれれば嬉しく思う