名古屋市採用試験は「女性優遇ではないか」 疑惑の原因は二次試験の面接にある?
2014年12月1日 19時31分 J-CASTニュース

安倍晋三内閣がアベノミクスの成長戦略のひとつに掲げる「女性の活躍推進」の後押しもあって、女性の積極登用が進んでいる。
そうした中、自治体の職員採用試験で「女性が優遇されているのではないか」との声が出てきた。

「行き過ぎた」女性の採用で、男性の就職機会が奪われているというのだ。

名古屋市の職員採用試験の結果を見て「あぜん」・・・
2014年度に行われた名古屋市の職員採用試験は「女性優遇ではないか」――。12月1日付の朝日新聞(8面「Opinion」欄)に、こんな声が寄せられた。

名古屋市の職員採用試験は、第1類免許資格職の事務系(行政一般、法律、経済、福祉の4区分)に、男性1196人、女性635人が受験した。1次試験の合格率は男性39%、女性37%。
ところが、2次試験のそれは男性が36%だったのに対して女性は65%とハネ上がり、最終的な合格者は男性168人、女性155人と拮抗した。

この結果に、投稿者は「あぜんとしてしまった」といい、「人為的な性差別が行われたと推認せざるを得ないのではないか」との疑問を投げかけた。

「ほかに能力の高い男性がいるのに、女性が優先的に採用・登用されたとすれば、これは男性差別にとどまらず、能力主義の否定でもあり、大問題であると思う」とも述べている。

名古屋市は「性別への配慮はありません」(人事委員会)と言い切る。「合否の判定時には(担当者は)性別などのデータはもっていません」と説明。男女の差がなかったのは、
あくまで「結果」という。



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