ジェドがぐちゃぐちゃした気持ちを汚くて嫌になるってヒューに吐露したとき、ヒューはそんな人間が僕は嫌いじゃないと言っていて。
「善と悪の二元論に当てはまらない灰色の感情だ」と言うのが印象的だった。多分、それがこの作品のテーマだったんだろうなって。
灰色の感情を持余す人たちと紡ぐ物語のヒロインは灰色の感情を持ってなきゃいけなかったのかなー。
醜いところと綺麗なところがそれぞれあってすごくよかった。