長山氏論考と松岡氏インタビュー記事の全文を読んでの感想
(両方、現物を持っています)
まず、長山氏はこの文章を書くにあたり、竹宮さんが光瀬さんにアプローチした証拠の
「手紙」現本を確認、内容を把握したうえで書かれたと思う(長山氏の立場なら可能)
そして、松岡氏は竹宮さんが先にアプローチしていたとは知らず
流れた噂「他社で竹宮・光瀬合作の話があるらしい」を聞いて
「やるならうちで」と光瀬・竹宮両氏に話をもちかけたのではないか
つまり、竹宮さんの戦略勝ちだったということでは

それにしても竹宮さん、岡田史子さんや萩尾さんや光瀬氏に出した「手紙」が
将来ブーメランとなってご自分に返ってくることを考えなかったとすれば
人としては軽率、作家としてはいささか想像力に欠けるように思われます