>>236
いや、その気分はあった。例えばミュシャやクリムトの描画表現を取り入れたイラストが多数見られたり、19世紀末を舞台にした物語や、同性愛の要素をエッセンスに使用する作品が増え歓迎された。JunやaLLanは主流ではなかったが、異端でもなかったな。寧ろ今に至ってサブカルチャーだったそれらがメインカルチャーになっている。そういう意味では、確かに萩尾さんらが切り開いたニューウェーブだった。その中にあって、革命を志した竹宮さんのセンスが、皮肉な事に、一番旧態だったように思う。