>>294
追記ありがとうございます
たびたびで恐縮ですが「竹と樹」で、気になった点をひとつ追加させてください。

「竹と樹のマンガ文化論」123pより
>「冒頭のシーンから五〇ページ分はもう出来上がっていたので、
>その原稿を持って「連載でやらせてもらえませんか」と、編集者たちを口説いて回った。」

こちらは「完成原稿」と読めますが、実際に編集者に見せていたのは「クロッキーブック」のはずです。
(続マンション猫) 

まとめサイト【「風と木の詩」クロッキーブック検証】にある
新潮社【限定500部】『竹宮惠子画業50周年「風と木の詩」メモリアルセット』の
「構想を得てすぐに一気に描き上げた冒頭50ページあまり」を
掲載時には「絵もコマもセリフも一切変えずに発表した」という紹介は、
竹宮さんの「竹と樹」での発言、「もう出来上がっていた冒頭50ページの原稿」
を信じた結果ではないのか? 
そして、復刻クロッキーは、掲載原稿に合わせて編集されたものを撮影した、とすれば、
76年掲載時の惹句が書かれていても不思議ではない