>>337
ジル本のライターさん、「嫌な言い回し」とは別に基本的なミスもありますね
たとえば同居を始めた1970年秋に、萩尾さんが『ケーキケーキケーキ』のネームに悩み、
竹宮・増山さんが相談に乗ったとリアルに書いていますが(ジル本54p〜)
大泉本によれば、この前後編を描いたのは大牟田にいた同年春頃(大泉本34p)
この作品の原稿料20万円を元手に上京したとあります。

実際、『ケーキ…』掲載は「なかよし」9.10月号の付録(発売月は8・9月)
付録進行は本誌より先行することが多いので締切はおそらく5〜6月ですから
10月以降に大泉でネームに悩むことはありえません。
ジル本は、資料としては不正確、不適格と思います