ジル本でも大泉はむしろ竹宮さんにとってつらい場所だった
かといって萩尾さんが悪役的に書かれていたわけでなく
あの本を読んでの感想は同業者達にあそこまで認められる萩尾さんって凄いんだな

実際、ファン同業者も含め萩尾ファンが集まり
スランプの竹宮さんと対照的に萩尾さんは才能を発揮していた

それでも萩尾さんがジル本を大泉を美化したものとして許せないのは
(下井草だけど)自分を一番傷付けた件を書いていなかったことだよね
竹宮さんにも言い分があると思うのでジル本で実際それを書いたら萩尾さんにも迷惑になる
萩尾さんは自分を絶対的被害者として相手が謝罪しないと許せないのかな?
仮に竹宮さんがなんか書きたくない黒歴史だから省いたとしても
それが許せずああやって本で晒しちゃう容赦なさっていうか一方性っていうかそういうのに「うーん」っていう感じなんですけどね

大泉は萩尾さんにとっては居心地いい状態だよね
大泉本でのああいう傷付きやすさを見たら、大泉がつらい環境ならとっとと傷付いた反応やらあれこれあるけど
実際にはその後も竹宮さんや増山さんのいる所に行っている
だからやっぱり居心地のいい場所を奪われた恨みっていう印象をぬぐえない

そこに、美人で伸び伸びと活躍するヒロインダーナ=自分&それを助ける友達のけーこたんとのんたん
こんな都合いいこと願望してたら破綻するわw

このスレでいのもなんだけど、竹宮さんは竹宮さんで「私凄い」で思い通りに行かないと「理解力のない出版社や読者が悪い」みたいな傾向はあるんだけどw
でも事実だとしてもわざわざ本で「私これまで人に負けたことがないの」という竹宮さんの姿を出すっていうの
ちと意地悪じゃない?
自己愛系の人が人生初期におぼえがちな万能感で、大抵いずれその鼻っ柱をへし折られるものだけど
いくらほかで理性的な態度を誉めても、やっぱりインパクトあって、読者は一層萩尾さんに味方するよね