>>358
読んでるよ
なんで、読んでないと思うの?
ご両親へのインタビューも載っていて、萩尾さんの認識とのズレは、婦人公論と同じ印象を受けた
まぁ、妹さんへの単独インタビューで語られていることが、一番実像に近いんだろうけど

でも、ここで問題にしてるのは、萩尾さんとご両親の認識のズレではなく、
大泉本に書かれているF誌の内容と、実際の婦人公論誌の内容との食い違い
お母さんは実際は嘘をついていない件以外にも
婦人公論の記者は、双方の言い分を併記した上で「年月を経て、記憶が美化されている部分も
あるのだろう。両親の認識は望都とはだいぶ違う。言われた側はその傷をいつまでも覚えているが、
言った側は忘れてしまうものだ。いや、親には娘に干渉した意識すらないのかもしれない。」
と書いている
大泉本の「F誌の記者さんは母の言い分を信じ、私が嘘をついているような書き方をしているのです。」
という記述とは全然違い、冷静で公平な立場を取っている

また同誌では、お母さんは『イグアナの娘』について聞かれ、「最初に読んだ時はそう思わなかった」が、
後から人に自分と望都との関係だと聞いて「かわいそうなことをしたと思いました」と語っている
「最後に言うじゃないですか。お母さんと自分が同じだと」。