ガラスの迷路のあらすじ書くと、心臓病で生まれつき体が弱く外に出られない主人公のマモルは、庭のオブジェ
11体を友達に見立てていろいろ想像していた
主人公はもうすぐ自分が死ぬのを予感してるけど、母親のお腹には赤ちゃんがいて自分が戻る場所はないと
感じていた
死の間際、彼らが現実に生きている世界に行って友達になろうとするが、友達の作り方を知らないので
初対面の11人に対して相手の欠点や秘密にしてることを無遠慮に言い当てて行き、彼らからも拒絶を食らって
絶望しながら死んでいく
マモル(主人公)は本当にいたのか?いなかったのか?確かなのは彼が誰にも心を渡せなかった事だけ、
みたいな終わり方
心臓病で死ぬ設定の子どもは、当時マンガによくあった設定
儚げな少年がガラスの迷路に誘いこむような、幻想的なイメージを描きたくて思いついたんだろうなという印象
孤絶感から思いついたというのは本人が言うのならそうかもしれないけど、そんな深い話でもないし
竹宮さんの裏の感情を知らない頃の萩尾さんがこれ読んでも自責の念に駆られる可能性はないと断言するわ