【萩尾望都】大泉スレPart27【竹宮惠子】
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萩尾望都・竹宮惠子・増山法恵
この三人を中心とした大泉時代のあれこれについて語りましょう
■参考文献
一度きりの大泉の話(萩尾望都)2021年4月発行
少年の名はジルベール(竹宮惠子)2016年1月発行
■テンプレまとめサイト
https://mototemplate.memo.wiki/
■参考ブログ
【村田順子ブログ魚拓】2021年04月26日
https://web.archive.org/web/20210426122201/https://blog.goo.ne.jp/rococom/e/4c12d956c4c795af772196a69e49a61b
【竹宮恵子マネージャーブログ(魚拓)】2021年05月25日
https://archive.is/VTNN0
■関連スレ>>2
■次スレ>>950踏んだ人(もしくはその前後でも)立ててください
■前スレ
【萩尾望都】大泉スレPart26【竹宮惠子】
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gcomic/1626533938/ >>185
竹宮恵子が古いってのは同感なんだけど萩尾は古びない竹宮作品は古びると
具体的にどこが古いかや何をもって古びるというのかを明示せずに書いたから反発も多かったと思ってるんだけど
竹宮ファン意外は全員同意するはずみたいな極論を言う人がいるから反論してるだけだよ この方は何度同じこと語れば気が済むのだろうか
エッセイ漫画だからといって何もかも事実を描くとは限らないでしょうに
じゃあ一コマ目で黒電話が叩き壊されてるけど、実際に萩尾さんが電話を壊したとでも思ってる訳?
んな訳ないのはわかってるでしょ、あくまでギャグとしての表現だろうに
それに竹宮さんに詰問されて手紙を渡した件は周囲の人間にも50年凍結して黙ってきたのだから
読者向けのエッセイ漫画に本当のこと描いてる訳ないじゃん スクリーントーンも一応この時代にもあったようだけど1作品でちょびっとだね
https://i.imgur.com/wGtqRml.jpg
このベタの使い方がすごいな
全部を塗らず、トーンと合わせて
動から静への一瞬の転換、この空気感 ここもスクリーントーン使われてる
https://i.imgur.com/ndjH7Ps.jpg
スピード感があって早くページをめくりたくなる臨場感
次のページ
https://i.imgur.com/MBgAwvo.jpg
羽が生えて飛んでいくような描写
ベタをはっきり塗らずにシャシャシャッと線で描くことで二人に動きが生まれてる
背景の木 線で浮き上がらせるような描き方
マイクの目が白目だけど古さを感じないのは効果的な表現だからか?
https://i.imgur.com/KIAA4uU.jpg
氷の表現も絶妙
3人を上から見たアングル、ジョーの後ろに隠れるベル、マイクのドアップの表情、
そして引きの映像(周りはスピードあって動いてるけどマイクはポツンと止まってる) >>189
>エッセイ漫画だからといって何もかも事実を描くとは限らないでしょうに
「大泉本はエッセイだからといって何もかも事実を書くとは限らないでしょうに」とは思いません
大泉本は萩尾さんが事実だと思っていることを書いています
もっとも、それが「この世界の事実」だとは限りません
>読者向けのエッセイ漫画に本当のこと描いてる訳ないじゃん
萩尾さんは決してウソをつきません
萩尾さんは読者を心配させまいとして配慮することもありません
そのことは「盲導犬をひいて あんまに行くわたし」でわかります
黒電話の破壊は誇張表現だと思います
電話に怒りをぶつけたくなる何かがあったのです
それは4コマ目以前を見てみないと分かりません
ヒントは「すぐヒステリーおこすからよ」でしょう
翌年の「まんがABC」でも「神経痛ともヒステリーともひとは申しますが/双方ともおっ母さんからの遺伝だと思います」とあります
心因性の神経痛であることは当時から指摘されていたことです
「心因性視覚障害であることは数年後に分かった」という大泉本とは矛盾します
大泉本を書いた今の萩尾さんは別の世界から来たのです
これは量子脳の多世界解釈です
責任回避ではなく真面目な解釈です 今の時代はデジタルの時代だからこそ手書きの時代の絵の暖かさに逆に感動するし新鮮さを覚える
古さを感じないのは手書きのその人にしか描けない個性が溢れてるからじゃないかな?
流行とか、その当時のテクニックを追うことに必死だと
あーこの時代こういうの流行ったねーって、ただ一過性の流行で終わる
その漫画家の個性よりも時代を感じてしまうんだよね >>178
あーそうだ甲斐バンド萌えがあったかーw
「福島ドライブ」もそうでしたね
あと一連のバレエ漫画も萌から来てるといえなくもない…のか?
「思い出を切りぬくとき」を読むと恐ろしい程の熱の入りようだし、ダンスマガジンに掲載されてるので本格的過ぎる萌だけど
「完全犯罪フェアリー」はまだ読んでないわ
読んでみよう
「フィジカル!」とか「あわてふため記紫綬褒章」とかコミックスに入ってないコミックエッセイまとめた本が出ないものかなあ >>193
大泉本はただのエッセイではなくてとても特殊な目的を持って書かれた本だし
少女マンガ誌で読者へのサービスとして描かれるエッセイ漫画と一緒に論じることはできない
あと、神経痛と心因性視覚障害とはまったく違う病気だと思うけど 竹宮恵子について何を書いてもガブガブ噛みついて全否定して、丁寧な検証や議論の腰を折る人いるよね
個人的にガブちゃん(ガブリエル)と呼んでるw >>191-192
トーンはちょっとだけ使ってるのですね
ほぼ手書きでページ全体のバランスが美しい…
わたしが一番好きな絵の時代です
記憶の中で動画のように流れている絵です
いつまでも何度見ても心に沁みる絵です >>191
スクリーントーンについては、昨日文春オンラインから出てた記事で笹生那実さんが「スクリーントーンの興亡」として興味深いお話をしてました
55年生まれの笹生さんが12歳の頃は一枚120円で種類も少なかったと
萩尾さん、ケーキケーキケーキのころの原稿料が700円くらいだったと書いているので、相対的に見て高価だと思う >>175
「そっちを目指しちゃった」の…?
ひたすら石ノ森絵で、くらもちふさこや紡木たくテイストなんかどこにも見えないけど >>193
響子が>>6の誹謗中傷・人格攻撃一覧をまた繰り返し始めました >>197
ガブちゃんというと動物のお医者さん思い出すw
佐々木さんの絵もお洒落で今でも好き >>196
大泉本は特殊な目的をもって独りでグルグル思考して「書き始めたら止まらない」モードで書いたわけですから
他の人とは違う世界に突き進んでしまうことになりそうです
萩尾さんは心因性視覚障害について「心理的なストレスで視神経が圧迫される」と書いていますが、それは間違いです(別の言い方をすると別の世界の病気です)
心因性視覚障害では視神経に異常は生じません
純粋に心の障害です >>188
「もっさい絵」ってどこがどういう風にもっさいのか、「もっさい」の具体的な定義は?
と突っ込まれたらウザいと思わない?
もさいものはもさいしダサいものはダサい、古いものは古い
だからあなたも「竹宮さんの絵はもっさい」としか言いようがなかったわけでしょ
常に定義をあきらかにして論理的な発言をする人がるえかに反発するならわかるけど
あなたはるえかと同じことを言ってるのに自分を棚に上げてるところが… >>205
目が真っ赤になってボロボロと涙が止まらなくなるから見えなくなったんだけど
視神経に障害がなくても物理的に目がおかしくなって見えない
それが心因性というだけの話 いつもウソしか言わない人は、アンカつけられてもスルーします >>206
風木は巨人の星みたいな少年漫画絵でもっさいと思ったけどこのスレにいる人なら同じものを読んでるだろうから説明はいらないと思った
便所の落書きと評論を一緒にされても困るし 書評を読む人は両氏の作品を知ってるとは限らないから
竹宮作品のどういうところが古いのか萩尾作品のどういうところが古びないのかを説明しないで
普通の作家だから古びる天才だから古びないじゃ狂信者の世迷い言と区別がつかないっていうの
↓いしかわじゅんは老害化が著しいけど この意見はしっくり来たよ
https://twitter.com/ishikawajun/status/1404418680419618822
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>205
物理的(器質性)におかしくなったらそれは心因性視覚障害とは別の病気です
それに萩尾さんは「見えなくなった」わけではありませんし
「目が真っ赤になってボロボロと涙が止まらなくなる」のは、
萩尾さんがリアタイで描いている通り、
「仕事のしすぎよ」「ねむらないから」「栄養失調だぞな」でも普通におこります
よくあることです
寝不足のときは目を温めると痛みが緩和するのも誰もが経験することです >>210
自分としてはいしかわじゅんの方が的はずれなこと言ってるとしか思えない
萩尾望都と竹宮惠子という特定の作家の話をしてるのにいきなり一般論に持ち込むのはズレている
萩尾VS竹宮というこのケースに限っては単純に「才能の差」だよ
いしかわじゅんの立場ではそれが言えないのかもしれないけど
公平なオレ様を演出するために論点ズラすなとしか 他作家…最近は坂田靖子サゲと、この世界の片隅にをやたら文章に入れてくるのが
本っ当に気分悪くてあぼーんしたので今日はとても平和な気持ちだw
>>201
>「そっちを目指しちゃった」の…?
ケーコタンその頃お勉強したみたいですw
──くらもちさんとはなにか御縁があるのでしょうか?
2017年の手塚治虫文化賞の席でお隣だったんですよ。初めてお話しさせていただきました。
実は『>5:00PM REVOLUTION』を描き始めたころ、くらもちさんの作品を読んで一生懸命勉強してたんで(笑)。
くらもちさんの色の塗り方が不思議で、真似たりしていました。『おしゃべり階段』とかでしたかね。
https://book.asahi.com/article/12245054 >>167
https://i.imgur.com/Ps7aZVo.jpg ←こちらは鐘についてるロープを追うことで時間変化が生じる
https://i.imgur.com/zYCAPFL.jpg ←こちらはドアから少女を照らす光線を追うことで時間変化が生じる
漫画のカットはただの静物画ではなく「動きのスクリプトを内蔵した絵」なので、それを追求した結果がこれなのかな 序盤だけ読んでちょっとダサみを感じてしまい、実はずっと読んでなかったのが「スター・レッド」
火星に行ってからの展開が凄いのでもっと早くちゃんと読めばよかったなと
>>215
鐘を鳴らすロープや人の動きも凄いと思うんだけど、鐘楼の中の模様というか点描、これ手描きですよね?
凄まじくきれいで細かいなー いしかわじゅん「どんな面白い作品も優れた作品も、時代に合わなければ、徐々に埋もれていく。」
萩尾望都は時代に合わせて変化しているわけじゃない
昔も今も流行に合わせようとかニーズに応えてアンケート上位を目指そうとか(打ち切り危機以外は)考えたこともない
面白くて優れた作品を描いているから時代性や流行を超越してしまう
つまりいしかわじゅんは間違っている。でFA >>212
症状が深刻だったから城さんが同居してサポートしなければならなくなった
身近にいる人も証言してるのに何も知らない第三者が妄想で勝手なこと言わないように >>>>216
スクリーントーンを紙にコピーしてホワイトで模様の形に消す…とエッジが削れるからやはり手描きでしょうね
ロープも3Dでモデリングすると妙に規則的になるし、動きを含まないのでツルっとした質感になる
逆にいうとデジタルの時代に対する挑戦状になってるのが「古びない」理由のひとつかも >>217
萩尾作品はたまたま時代に合っていたから評価されたわけじゃなくて
書かれた時代から今に至るまで通用する普遍的なものがあるから古びないんだよ 大泉時代から少女マンガ改革!革命!!と竹増(+佐藤史生だったんかな)で夜通し語り合った人たちなんで
古くなる、時代に合わなくなるのは嫌だったんではと思います
古かろうが自分はこれが描きたいんで!という気持ちもあまりなかったのかなあ
Wikipediaでイズァローン伝説、風木の連載終了のあたりを読むとね…(扉本にあるんだと思いますが未読)
で、なんとなくジル本(電書)を"新しい"で検索してみた
うん、すごいな!と思った >>221
そこがわかっていないいしかわじゅんはアホだし的はずれにもほどがあるということ
るえかの方がマシなレベル >>222
自分のジル本は紙媒体なんで引用が面倒なんだけど
「あれほど反発した古い型に自分も陥ろうとしている」のあたりがすごいよね
萩尾さんや大島さんと比べて自分の表現は古いから、これからはああいうのが描けないとダメだとか
表面だけ真似しようとしては真似できずどんどんストレスがたまっていく
根本的に間違ってるのに増山さんもそれを指摘できる見識は持っていない
二人で見当違いの穴を掘り続けてドツボにハマった感 >>212
>>6の誹謗中傷を続けてる自覚を持とうね 参考にするなら美内すずえや池田理代子でしょ…
なんで竹宮さんが大島弓子、果てはくらもちふさこを真似しようとするのか
見当違いすぎて笑いしか出ない 漫勉で諸星大二郎が貼ったけどピンとこなくて剥がしたスクリーントーンを「とっときますよ」って言ってたな
書き直したくて切り貼りするにも前に描き損じた紙を再利用しててとても好感がもてたw ■金沢在住漫画家
ウィキペディア上で金沢在住とされている有名漫画家
・坂田靖子(花郁さん親友)@金沢
・波津彬子(花郁さんの妹)@金沢
・森川久美@金沢
特定の都市に住んでいるとされている漫画家は今のところ金沢市在住の漫画家しか見つかっていない
まぁ金沢市民は石川県への愛県心に乏しいといわれているので、金沢市在住を強調するからかもしれない ウソしか書かない人のレスはアンカつけられてもスルーします いいなと思って真似や勉強するのはいいと思うけど全く活かされてないことの方が草だな >>214
技術は学べてもセンスは学べないのでは
その記事にある通り色の塗り方だけなら真似できるのかもしれないけど
くらもちさんの持ち味ってセンスの裏打ちがないとダサくなりそう >>144
題材といい竹宮さんなりの試行錯誤が見えて少し胸が痛い
漫勉で柏木ハルコが今の絵のままだと行き詰まる
自分の絵に衰えや古さを感じて絵を変えようと
数作試行錯誤したみたいなナレーションがあって
浦沢直樹も絵が?枯れる前にアップデートしないと(うろ覚え)と相槌
自分の絵を時代や描くものに合わせて
バージョンアップさせていくこと
全員じゃないだろうけど漫画家の何割かは
通る道なのかもしれない いしかわじゅんの言わんとすることは解るよ
一つのギャグが発表された時には新鮮で斬新で本当に面白かったりするんだけど
マネされ多用され古びてしまうと全く笑えなくなる
ただギャグが発表された時には誰も考えてなかったことをやったわけだから
その人が芸人として優れていなかったわけではない
ギャグは必ず滅びるのだから今笑えなくてもかつて笑わせた事実をを無かったことにはできない
まあ不朽の命題と風化の早いギャグは同列には語れないってことなんだよ 自分に合わない作家の個性を真似しようとしても失敗するに決まってるよ >>234
だから萩尾望都と竹宮惠子の話をしてるのに何で一般論
ましてやギャグの話になるのかってことだよ
「それは今の話に関係ない」んだよ
それこそ何でもかんでも同列にするな混ぜるなって話 竹宮さんの資質って「おそろしい子…!(白目)」みたいなオーソドックスな大げさ路線なんだから
時代の先端を行く漫画家になりたいとか本人の資質に反してる >>235
手塚、石ノ森の影響を受けていた時期の萩尾さんの真似がある程度できたことが手詰まりの始まりだったのか
自分の中から出すべき時期に絵の面は萩尾さん、ストーリー作りは増山さんに頼ったから中途半端になった
あ、一応竹宮さんは一定以上の優秀な漫画家だと思ってますよ >>141
竹宮先生がなぜ時代に取り残されたかって言うと、それは「参考資料を間違えたから」でしょ
24年組以前の作家や少年漫画家のの対応に合わせて絵柄を変えるなり対象年齢を上げればよかった
「カリフォルニア物語」の時点で8頭身描いてた吉田秋生の順応ぶりとは対照的だよね 完全犯罪フェアリー読んだ(電書は思い立ったらすぐ買えるw)
すみません歌詞はわりと無視しました
そのうちサブスクで色々聴いてみます…
最後の対談が今日のこのスレの話題ともリンクしてるかのようで面白かったな
甲斐:(ちなみに萩尾望都と同列で褒めてるのはさいとう・たかお!)
たぶんねえ、映画のカメラみたいに俯瞰とかね、そういう感じで絵を描く人が好きなんだと思うんですよね。
(略)
共通項ってのはそういうことだと思う。ムービー・アイズっていうか、シネマ・アイズで描く人だと思うのね。
その他、
萩尾さんのまんがには、完全に音があるよね。
これも素敵な褒め言葉だなあ 資料って言い方はちょっと参考にされた方々に失礼な気がするな
竹宮さんがそうだとは言わないけど
二番煎じの時点ででもう遅いし取り込むのに時間がかかかると周回遅れになりがち >>240
どこからどこまでが引用(甲斐さんの発言)なのか全然わからない 竹宮さんは綺麗な顔の子を描いてもその子が何を考えてどんな性格なのかまで想像が出来てない感じがする 竹宮さんは萩尾さんの漫画をずーっと追いかけてたみたいだけど
萩尾さんの絵柄がメッシュ路線に変わってからはもう真似できる範囲じゃなくなってて
自分も細長い顔に変えようと必死にがんばったけど無残に失敗 >>192
この白目はえっ自分は本気で嫌がられてたのっていう
男の子のショック後の傷心の表現で
衝撃の表現の白目とは種類が違うからじゃないかな
あまり見た事ない白目の使われ方してる
ページ最後のコマの引きの映像も
手前のモブ二組は確実にカップルで
振られたと思った男の子の疎外感の視点にも見える
萩尾さんの漫画って旅の絵本てやつに似てる
面白かったなって読み終えて後で絵やコマを
見てると細かい仕掛けがあるのに気づく >>243
本人はキャラ作りには自信があるみたいよ
―何度読み返してみてもおもしろいのは、さまざまな視点から読める豊かな物語世界が
あるからだと思います。どのキャラクターからも、その人生が透けて見えるようです。
竹宮:それはもうキャラクター作りの基本ですよね。
作者はすぐその人に成り代われるくらいじゃないとマンガは描けません。
たとえ端役であっても、その人特有の言い回しや立ち回り方はありますし、
必ず守るべきです。演劇などでは当然のことなんじゃないでしょうか。 竹宮恵子ほど自分を大事にしなかった作家はいないなぁと思う
優れた・新しいモノを取り入れる姿勢は悪くないんだけど、自分に合うかは無視で萩尾さんやくらもちさんを追ったり、素養の乏しいSFに手を出したり
一方、山本さんが道を示しても王道大衆タイプの良さはハナから見ようとしなかった(元々なのか増山にかぶれて盲いたか)
自分の弱点や限界を認めて「でもこれが私!」と開き直って自分を愛せていれば、
ボナールの正当化や言い訳エッセイは不要だったし、ジャンル迷走で消耗せず「大河ロマンの竹宮」「少女漫画界の石ノ森」路線を極められたかもしれないのに >>242
私の文も混ぜちゃってなんかわかりにくかったねごめんなさい
文章の最後に「。」が付いてるのが甲斐よしひろの言葉です
>萩尾:なるほどね…でもさいとう・たかおがスペクタクルでダイナミックというのは、よくわかるけど、私はねえ…
>甲斐:萩尾望都、絶対そうですよ。
完全にそうですよ、ものすごく。
…というところも面白かったw アフターファイブは連載中に既に読者に古いことを指摘されていた
ファンレターかアンケートかで、不良が乗ってるバイクが古い(ダサい)と意見があったけど、こっちも頑張ってるんですよ的な返答をコミックスの柱ページで書いてなかった?
アフターファイブはリアルタイムで読んでた現代ものなんだけど、他の現代ものマンガに比べると古くささを感じてたなあ ■「金沢USOばなし」
坂田靖子「金沢USOばなし」in『ラヴリ』まんが同人会ラヴリ1979年5月発行創刊号
http://haneusagi.la.coocan.jp/sakata/99_blank001149.html
「金沢USOばなし」
えっとー昔の同人誌に載った作品だし、どんな作品か誰もご存じないですよね?
異議なき時は沈黙をもって答えよ >>249
がんばってるから何だと
結果がダメでも努力してるんだからいいだろって言い訳にもなってない
そこまで駄目になったら漫画家やめるしかないわな >>213
> でも古びるかどうかは、資質の違いだよな。
って言い切ってて笑ったけどw >>247
竹宮さんはオープンソースの感覚に足を取られた気がする >>253
ご自身で言ってるほど器用でも職人タイプでもない、徹しきれない作家だったなぁと(願望を言ってたのかもしれない) 竹宮さんって画力はあったけど、何が描きたいかわかんない=中味がない、ってことよね。
そりゃあ萩尾さんみたいな人が横にいたらキエエエってなるわ。 萩尾望都の真似してた段階では机の上にある原稿を見て急いで真似すればまだ最先端のフリもできたけど
他の漫画家の真似は周回遅れな上、もともとの個性に合ってないんだから
無理するな、ってことだね 坂田靖子「漱石先生にとりつかれる話」岩波文庫編集部編『読書のたのしみ』岩波文庫別冊2002年、pp.71-78
すごーい、坂田先生って岩波文庫に論説を書いてる!
本物の文化人ですねー
あこがれちゃうー
魚拓で読ませてもらったウェブ日記は少し難解だったけど
岩波文庫の権威の前にひれ伏してこのエッセイを読んでみたい!
大泉サロンの命名者でもある坂田先生って凄い! >>246
先生相変わらずハッタリかましてんなw
なんでみんな風木がエロで絡まってたなとしか記憶がないのかって
センセーショナルでそのインパクトが強すぎたというよりは
エロに関係ない属性なんていらない量産ポルノと変わらないからじゃないかな
同じように学校での群像劇とその後を描いた摩利と新吾は一人一人がどんなだったか思い出せるのに >>247
ナルシストでプライドが高いところが全て邪魔してる >>247
ジル本では「自分の絵が好きじゃない」と言い切っていて意外だった
かたくなに古くさい石ノ森絵を保ってるから、自分の絵が大好きなんだろうなと昔は思ってた
色々変えようとしたけどダメだったんだろうね 坂田先生の素晴らしさを広く知らしめたいと思っているのに
誰もレスしてくれないなんて寂しい
坂田先生ってもしかして・・・いやそんなことはない! >>260
同人誌ソースで妄想ぶん回してるからキエーの響子の方
パトリシアの方は今日は来てないっぽい >>136
竹宮さん絵柄はそのままでエロではなく大好きだった健全少年漫画路線で突っ走った方が唯一無二の存在になれてた気がする
地球へ…は試し読みでしか知らないけどソルジャーブルーとか当時女性ファンに人気だったらしいし何ていうか女の子の感性で女の子が喜ぶ少年漫画みたいな竹宮さん風の個性と言えるジャンルを描けたんじゃないかなと
上手く言えないんだけど 謙遜するって事がないよねこの人
褒められたら、その通りです!私はそこが凄いんです!そんなつもりはないんだけど自然に出来てしまうんです!
とドヤるところしか見たことない。スゲーと思う
―竹宮さんは当時まだ20代の後半。どうやってその深い洞察力を身につけられたのでしょうか。
竹宮:子どものころから、親だったらこう見る、子どもだったらこう見る、という客観的なものの見方を常にしていました。
小学生時代は先生方の人となりを観察するのが好きで、だから未だに一人一人の性格をよく覚えています。
そのころから、たとえば絵日記の絵ですら俯瞰の構図が多くて、全体を捉えたいという気持ちが強かったんだと思います。
―竹宮作品の透徹した客観性、突き放したような物語との距離感はそんなところに由来していたのですね。
竹宮:キャラクターに入れ込みたい人には「救いがない!」ってよく言われます(笑)。 NGされてるっぽいからこっそり書いちゃうけど
パトリシアって実は自演だと思うんだよね
いーえ、絶対に断定したりしませんよ >>261
あれは「私は向上心があるから」って含みじゃない?
>どんなに絵がうまい人でも、「こういう技術が足りないな」とか「ここがうまく描けないな」と思っているものだと
好きか嫌いか萩尾さんに聞いて「考えたことない」等々返事してるのに技術に満足してるかどうかの話にしちゃってる さてと
50年前の呪いを正しい所にデリバリーしないとね >>262
スレチになるからレスないんではないか
バジル氏の優雅な生活は好きだったなぁ
ララで第一部完、と表記して最終回は覚えてる、第二部はさすがにあり得ないか >>261
そうなんだ >好きじゃない
風木第1部完結の頃は描線も細くなり作品世界に合った繊細で耽美な筆致だったと思う
その後また少年漫画的太Gペンが復活して、ファンタジーまではそれでも良かったのに、知らないうちに画一的で無機質な絵になっちゃってた
さいとうちほや清水玲子もコテコテのお目々くりくり美男美女スタイルでまだまだ現役だから、90年代に面白い原作作家捕まえてればもう少し描けてたのでは、と思う >>247
自信満々に見えて自分の良さ(強み)が認められないというか過小評価してそんな自分じゃ大した事ない・もっと凄い存在にならなければ・自分でない何者かになれなければみたいな感覚が強かったのかも
だから他者であり才能ある人である萩尾さんから客観的に見た時にあの竹宮さんが?いくら何でもあのレベルの人がそんな凄まじい嫉妬を売れない自分に??ってなったんじゃないかなと
萩尾さんが謙虚かつ創作の世界での嫉妬に無縁の人だったってのも大きいけど萩尾さんが大泉の本で書いてた通り「あの竹宮さんが?」って意外性はやっぱりあったと思う
竹宮さんなりの強みは萩尾さんにはちゃんと見えてたと思うから 含蓄のあるお言葉
―先ほどもお話にあった生来の強い客観性が影響していますか?
竹宮:そうですね。常に物事の裏側を見る性格でした。裏があることが許せないとか、
大嫌いだとか、恨むだとかではないんですね。人間というのはそうするものだと思っているんです。
―だから竹宮さんの作品にはルサンチマンがないのですね。
竹宮:ないですね。感覚としての観察力というか、自然な情動というか…。
人間っていうのはそういうものなんだよ、こういうところでちらっと
悪い部分を見せるものなんだよと、子どもの読者にも教えてあげたいんです。 >>261
石ノ森章太郎先生を好きな私から言わせてもらうと竹宮さんの絵柄は全然石ノ森先生じゃないから、おふたりを一緒にされたら心の底から不快に思います
石ノ森先生の絵柄を少年漫画と言い切るのも違和感があります
初期の石ノ森先生は少女漫画を中心に描いていて、水野英子先生とも合作していた
前にこのスレに貼ってあった竹宮さんと里中先生の対談で里中先生が名前をあげていた竜神沼、萩尾先生がポーのオマージュ元だと語るきりとばらとほしと、そして手塚治虫が嫉妬したジュン
石ノ森先生の初期作品は繊細で哀しく美しい
そもそも石ノ森先生が漫画を描きはじめた理由は病弱な姉を喜ばせるため
トキワ荘グループの中では珍しく最初から少女読者を想定していた作家なので、ガチガチの少年漫画家というわけではないのです
むしろ現在に至る少女漫画のルーツのお一人でもあると思っています
ついでに言うと作品にこめる感性も竹宮さんは石ノ森先生とは違う
いくつか前のスレにも書いたけど、私などが言うのはおこがましいですが、竹宮さんは石ノ森ヒーローの上っ面しかなぞっていない気がする
石ノ森ヒーローの格好良さばかり見て、孤独や悲しみ、覚悟は見ていない
竹宮さんがご自身を「私は石ノ森先生の優等生、女では一番弟子」と喧伝しておられるので竹宮さんのとばっちりで石ノ森先生にまで悪感情を持たれているのかも知れませんが
どうか切り離して考えていただきたいです
お願いします 子供にも見せたいと言ったり大人向けになるから移動したいと言ったり
ゴリ押し移動したと思ったら風木が未完で終わることに後悔はない迷惑がられて連載する方がもっと嫌だとか
読者の顔色伺えとは言わないけど砂かけっぷりすごいね >>270
いやだースレチなわけないじゃない
だって坂田先生は大泉サロンの命名者だよ
そしてここは大泉時代を語るスレだよ
スレの主題のド真ん中じゃない! >>273
「人間っていうのはそういうものなんだよ、こういうところでちらっと
悪い部分を見せるものなんだよと、子どもの読者にも教えてあげたいんです」(キリッ
何様なんだよ >石ノ森ヒーローの格好良さばかり見て、孤独や悲しみ、覚悟は見ていない
これは凄く分かる
孤独や悲しみに向き合わずにこれたある意味幸せな女の子らしくミーハーにキャーキャー萌えてる感じ
少年漫画の二次BLにはまる腐女子に多いタイプというか >>262
さすがに坂田靖子云々はちょっとついていけない
あなたには公にできないけど何か根拠があっての話かもしれないけど
>>240
完全犯罪フェアリーはマンガの内容について何もほめるところがないよね
大体どこが完全犯罪なの?完全犯罪をバカにしすぎというかミステリーをバカにしすぎでは
ただ、2時間ドラマにしたら(ずっと歌ってるから)それなりに楽しめるかと思う(甲斐バンドファン限定) 竹宮さん仕事でマンガ描く人なのにアーティストぶったり教育者ぶったりでダサいわ >>272
20歳頃の竹宮恵子はまだ上り調子、期待される若手新鋭だったでしょうし、
上京してまだ浅く自己肯定感が低かった萩尾さんから見て、巻末作家でなく常に仕事があり週刊連載をこなせること、これも竹宮恵子の大きな強みだったと思う
私が言ってるのは萩尾さんと断絶した後の75年〜90年代の竹宮恵子の話
自信満々に見えてもっと上へもっと凄くならないとは飢餓だと思う
「自分に満足しない」って字面は良いけど、度が過ぎるのは結局自傷だからね >>279
>さすがに坂田靖子云々はちょっとついていけない
坂田靖子云々って何の話?
できればレス番を教えて >>282
>「ラヴモトとその残党のせい」
これとか >>279
人格攻撃の片割れ・パトリシア降臨です
ID:Gjs+Yv9F0=パトリシア
ID:ql5so+bd0=響子
見分けが付けられるようにしよう 坂田先生は「大泉サロン」と「ヤオイ」の名づけ親なんだよ
ヤオイの名づけ親として世界的にも有名なんだ
もしかして大英博物館でも紹介された?
みんなでもっと顕彰しなくちゃ! >>281
うん
結局自分をちゃんと見て愛せなかった人だよね
そのせいで自分に向き合うんじゃなくて他人ばかり見て追いかけてしまった >>270
その人NG入れてるひとが多いから見えてないだけでしょ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています