でもこれが作品評価って次元になると弊害が出てくる
漫画に関してあんまり文学性だの芸術性だのといった評価が幅をきかす問題はあると思うし
多分これについては萩尾さんもだいたいこういうスタンスだと思う

文学性や教養要素を高級扱いして漫画の序列付けする権威主義的な人種を生み出す問題
ひいては私は「そういう高級なものを読んでいるの」っていう勘違い読者を生み出す問題(こういう人に限って幼稚)

それから文学的な要素について言うならば、漫画という表現がそこまで文学的な評価と馴染むかという問題
漫画だから甘く見てもらえ(あるいは他でカバーされ)文学的土俵に上がれまた別で、表現手法の相違も大きいことなど
文学や他の芸術分野を取り込むにしても評価上で馴染む分野とそうでない分野があるっていうか

それから、漫画は本来融通がきく所や自由さが強みだけど
やれ文学性や芸術性があるものを上位に置くような権威主義的宇風潮が出てくると
漫画というジャンルの良さが損なわれる
SF漫画についても同じくで、
SFは萩尾さんの発想力が活きる分野だけど、一時の本スレのSFとして本格的か正当を評価基準として絶対化する手合い
演劇ファンでもリアリズム馬鹿がいる
時間がなくなったのでここ迄