COMの
萩尾、竹宮、もりた、一条対談を紹介したブログから
()内は私の補足、感想

https://blog.goo.ne.jp/my-yoshimura/e/ae5646d7f58f4e845c0dc4bb210e8aed

(司会の上田としこさんがこどもも読む少女漫画誌に性描写が載ることについて聞いている)

>もりた氏

>それを納得のいくテーマの上で重要なものであればいいと思います。
>ベッドシーンや強烈な場面が描きたいがために話を作ったという、後味の悪いものを感じる作品もありますけど 
 − 略 −  
>不潔感をただよわせて描いてほしくないと言うことですね。
 − 略 − 

(そういうもりたさんだからか、りぼんコミック1970.6月号発表のうみどりや、
1971年1月号のしあわせという名のおんなも不潔な読後感はなかったし、リアタイで読んだ小2でも、おおよその内容は理解できた。)

>少女の感覚と20歳前後の感覚とだいたい似ていると思うんです。
>中学1年ぐらいから性に対するあこがれ、恐れみたいなものと20歳ぐらいのそういうものはそれほど大差ないと思うんですね。
>自分が真剣に考えて、真剣に作品に向かった場合、やはり小学生が受け止めてくれるんですね。

>だから私はそんな事いうのはおかしいと思う。女性は最初から成長しているところがあるような感じです。

(それは、もりたさんの描写が的確で心理が描けているからですね)

しあわせという名のおんなの次の号が白い部屋のふたりなんですね。
すごいなあ。

当時のりぼんコミックの編集は山岸さんをデビューさせた秋山さん、
後にベルばらやエースをねらえ!の担当をした方です。