盗作の噂は大泉の私の家にも届いていた
当時私は小学生で赤い全集は姉のもので姉から借りて読んでいた
ある日姉が盗作の噂を聞いてきて「がっかりーファンやめたー」といって赤い全集を押し入れに奥にしまった
姉は「こっちが本物」といって竹宮さんの単行本を買ってきた
私は「地球へ」を読み始めたがよく分からなかった
押し入れの奥から赤い全集を1冊づつ取り出しては何度も読んだ
当時私が買ってもらえた漫画は学習漫画だけだった
赤い全集はボロボロになった
そのうち姉は萩尾さんの新刊をまた買うようになった

よく思い出してみると百億千億とかは赤い全集じゃなくて文庫だったな、記憶って曖昧