萩尾望都【72】
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私も小鳥の巣の終わり方の方が好き
あれだと幸せそうだもの だよね
悲しさを楽しむことなんて出来ないよ
だって生きてることが辛いんだもの
物語に癒しを求めて何が悪いの? メリーベルは学校に行きたがっていた
行かせてやりたかったなあ
オズワルドやエドガーには甘ったれ気質発揮なのに
同年代には依存するタイプじゃないから学校行けば同性の友人に囲まれて
楽しく学生生活エンジョイしそう 宝塚版ポーに出てきたブラヴァツキー婦人とオルコット氏は実在の人物で、近代神智学の創始者だそうです。オカルティズムでは有名な人らしい。 僕のそばから離れるな
同じセリフでもアッシュとは違いエドガーはまるで言うこと聞かないペットを躾してるみたいに聞こえてしまう さてそうこうしているうちにあと「一週間」くらいで月刊フラワーズ発売だね
次号予告を楽しみにしています >>405
エドガーとアランの関係にばかり目が行っていると、大きな物語としての「ポーの一族」を楽しむことが出来ないってことではないですか? 岩手県立博物館での講演会に行かれた方はいらっしゃいませんか...
レポ... 「一週間」のアランは可愛かった
気まぐれな猫のようでもあり、シッポ振るわんこのようでもある 人間にイタズラしにくる妖精みたい
未分化な雰囲気も含めて
エドガーも騙されてるのか騙されてるふりをしてるのか… >>411
アランは言うこと聞かないペットじゃないの? 春の夢読んで、大老ポーの直系という貴種のエドガーを一族が野放しにする訳ないよなと思った。
なので、どこに旅してもエドガーには監視がついてたんじゃないかなぁ?
エディスの時も、炎の中のエドガーを助けた仲間がいるんじゃないかと思う。
アランは見捨てられてそうだけど。 エドガーアランメリーベルの三人で物語の中枢が作られてる
物語をどう楽しむかは自由でしょ
>>418
なるほど
それならエドガーは確実に助けられるね
アランも助けてよ・゜・(つД`)・゜・ >監視がついてた
なるほど
2歳のリデルを少年2人だけで育てるのは無理だよなと思っていたが
影で手助けしていた人物がいたのなら納得
リデルの祖母を捜し当てたのもエドガーじゃなくてポーの仲間かも
エドガーはリデルの苗字すら知らなかった筈だし
リデルが10歳になって「そろそろ手放せ」とシルバー辺りに言われたのかな 連中そんなに優しいかな
仲間にせぬなら何故育てた危険だ処理しろとか言われる前に手放したんじゃないかな リデル育てる手助けはポーの仲間じゃないのでは
人間の召使いに 姿を見せないように食事のしたくと衣服のしたくをするよう命令したんだと思う
リデルを遠ざける手助けならポーかもしれない エドガーは勝手に仲間にしちゃうから エドガー自身の判断だったと思う
彼は11才で運命を決められてしまったし
10才は普通の人間の世界に返して違和感なく生活出来るタイムリミットだと思う
ポーの中にもポリスター卿のように村とは直接関わらずに生活していた一派がいて、エドガーはそのコネクションを利用していたと思われるが、ポリスター事件の言動を見ると、好意的な仲間ばかりではなかったようだ リデルはずっと森の中を旅してたと思い込んでるけど実はポーツネル男爵領をうろうろしてただけだったりして
食料備蓄がある狩猟小屋とか持ってそうだし >>423
一族に老ハンナ派とクロエ派みたいな派閥があったのかも
クロエは老ハンナへの対抗意識を隠さなかったし
老ハンナ派は村でクロエのやり方に従うより、外で生きるほうが好きだったのかも
ポリスター卿は、外で人間らしく生きることを選んだ老ハンナ派で
だからエドガー・アランと友好的だったのかも >>426
実は直径数キロ以内をぐるぐるしていたりしてw 2羽の小鳥に愛されたリデル
エドガーはリデルに幼いメリーベルの面影を見ていたと思う >>428
そうそれw
リデルを帰したのはメリーベルが果たせなかった人としての幸せを全うして欲しかったからかな 色んな気持ちがあったんだろうね
可哀想に自殺しちゃったあの子を思うとね >>420
それはなんか違和感
今みたいにネットやら何やらがあればともかく、
20世紀以前では無理そう
っつか、それ以前にポーの一族がそんな組織立っていた感じもしないし、
リデルの将来なんて考えもしないでしょ。たかが人間だし エヴァンズの遺書からの連載再開後のエドガーは
好きなら仲間にしてはいけない
と言うポリシーを貫いてて、これが最終話のエディスに繋がる。
初期の3長編では、エドガーはオキニを仲間にする気
まんまんだったのになあ。
マチアスなんか、もう勢いで() 月刊flowers7月号も前回のように店から消えたりしちゃうんだろうか
予約受付始まってるけど悩む
できれば店頭で買ってすぐ読みたい >>433
マチアス、ロビン…1959
エディス…1976
17年の間に変わったなあ ロビンは人としては生きられない子だったからバンパネラにしようとしてて
マチアスについては弄んでたし好きだから仲間にしたいとかでなく
下僕的な扱いにする気だった?
エディスのことは本気で好きならやめとけ、ってことで 好きとかじゃなくて
この世に未練がない
居場所がない人を仲間にしてたと思うんだけど
アランしかり
ロビンしかり
だからエディスには仲間と言う家族がいるから
仲間にしちゃいけない
ブランカは仲間にしようとしてた気がする すっごく遅ればせながらやっとベルばら外伝新巻を読みました。
歳とらなくなったジェローデル様…不思議な唐突感でした。 >>438
>この世に未練がない
>居場所がない人を仲間にしてた
ああ、そうか。
だからポーを読むと
内在する「居場所のない自分」が感応するのか、
と納得。 >>440
残念ながらね
宝塚もそれをベースに愛がなければ
愛があるから永遠に生きていけると
そう解釈して作ってる
他の先生の作品を読んでも親との確執
黒い羊
イグアナの娘
他人と違う自分
居場所がない=居心地が悪い世界で生きる辛さをたくさん描いてる
双子の話も
他の人にはない生きる理由が必要で
だって愛されてた妹は
自分が生きるために死ななければいけなかった
ポーに惹かれた人は
何か理由があって
頭が良すぎるとか発達障害持ち
アニヲタ
とにかく周りと上手く融け合えない
ほんの少しだけでもその思いを持った人が憧れるんだ
貴族の血、選ばれたくなんかなかったのに選ばれたもの
美しい外見知性教養
亡くしてしまった物は辛さを強調する
憧れの中に自分を見出だし
そして愛してしまうんだ
それはいつしかバイブルになる
いつか出会う自分の半身=アランとエドガーに憧れつつも
こうして歳を取り気付くんだ
絶望しつつだからこの本が
あの本が漫画が小説が好きなんだと >>438
ブランカはあのアクシデントがなければ、決して仲間にしようとはしなかったと思う
エドガーは人間としてのブランカの強さ、彼女の中の儚い希望を愛していたと思う
あの時の彼はとにかくブランカを死なせたくなかった、その一念だった 大体ブランカが落下したのはエドガーの変貌を見ちゃったせいだしな
人間時代のアランはよく咄嗟に清書の言葉が出てきたもんだ エドガーの親切ってけっこう裏目に出るよね
ハロルドリーの件といい
ブランカも純潔は守れたけど死なせちゃうとは… >>438
だからマチアスだけ違和感
彼には帰る家も大切な家族もいたんだけどな
「バレた」から即仲間にするって展開じゃなく、
それこそキリアンみたいに貧血起こさせて、
その間にテキトーに誤魔化すほうが自然だったかなーと思ったり思わなかったり マチアスを仲間にしたかったのは萩尾望都さんが黒髪美少年が好きだから
などと
勝手に解釈してニヤニヤしてる 後から見直すと、そこら辺が鳥巣の大きな矛盾点なんだけどね
キリアンには一種の催眠術か暗示みたいなのをかけて劇の出演までさせてたのに、何故マチアスにはしなかったのだろうとか
さっさとトンズラすればマチアス1人騒いでも誰も信じないのにとか
まあ40年前の作品に今更だけど
マチアスに「ちょっとだけ首を噛まれた」女流作家さんも何人もいるみたいだし 小鳥の巣はロビンを迎えに来たバンパネラの仲間意識と
マチアスやキリアン、その他の生徒たちには
牙をむく冷たさの二面性が魅力 キリアンが40代半ばくらいの時に壁が無くなった訳だけど
東ドイツの身内に会えたのだろうか >>447
キリアンは別に暗示をかけられてた訳じゃなくて、
非日常が起きすぎて頭が付いていかなくなってただけじゃないかと思ってた >>438
リデルはそのあたり微妙だったんだな
結局親類がいることがわかったし エルゼリはこの世で生きていけないほど
猛烈に不幸だったけど、エドガーは仲間にしなかったね。
バンパネラになって、どこかの小屋で
ひっそりバラでも育てて暮らしても良かったのに。
短い人生で、不幸の中で静かに微笑んで生きる幸せも
アリと言うことなのか。 エドガーはエルゼリの事はずっと後まで幸福なレディと呼んでたな >>441
> それはいつしかバイブルになる
バイブルって……
私は>>403だけど他の萩尾作品も好きだし(全部じゃないけど)、ジョジョもスラムダンクもデスノートも寄生獣も動物のお医者さんも大好きだよ
小説も映画も大好きだし
皆がそうだろうけど40年間ずっとポーにだけを心酔していたわけじゃないし
でも思春期に読んだっつう影響は大きいかも知れんね
>>439
ジェローデルがポーの村メンバーになったって事? 悪いけど、2016年5月28日まで完璧に忘れてた
ふらっと立ち寄った本屋でエドガーと目があったら女子高生の自分が復活した感じ >>454
私も他にアーシアンとかはまったよ
クランプとか
454は流川が好きだったんじゃないの?
大切な作品があるとして、共通点がないか探してみると面白いかもよ
動物のお医者さんはまた別だと思うし
ご飯食べるのに醤油以外の調味料も使うでしょ
ジェローデルなんでヴァンパネルラになったのか聞きたいわ
あと使えてる人もヴァンパネルラなのか
なら何故ヴァンパネルラになったのか
そっちも知りたいかも >>454
ジェローデルは英国に亡命中、ふと不思議な村に迷い込んでしまい、
その後、他の人とは別の時間を生きることになったのだそうです。
ナポレオン皇帝の世になりフェルゼンが晩年の姿になっても、
彼だけ老けていないの。 >>457
ポーの村に住んではいないんですけどね。
>>456
あちら側に身を投じた心理を知りたいですね。番外編の番外編だけど読んでみたい。 >>454
若いのう‥‥40歳ぐらいなのかな?
わしゃ44歳じゃがほぼ付いてゆけんでな‥‥
とくにジョジョは絵柄がクドイでの
storyも何時までも続きすぎなんは‥‥ >>388
そういえば、そうだ!
その発想は思いつかなかった。
目からウロコだねえ、
40何年経って、また、
発見がある。 >>388
ほんとそうだね…
エディスがどんなに愛されて育ったか
それから引き離すことがどれほど困難か
アランに理解しろといってもむずかしいよね
アランは無条件の愛を知らないから >>456は同人誌系にハマッたんだね
私は知人に誘われて最後の晴海に行った事あるよ
ルカワじゃなくて花道ファン!
>>共通点がないか探してみると面白いかもよ
作品じゃなくキャラなら、アランと花道の共通点は「単純」かもね…
>>457
> ナポレオン皇帝の世になりフェルゼンが晩年の姿になっても、
ジェローデルはエドガーよりも歴史の生き証人だね
てゆかリヨコったら…… あの、話は変わりますが
今年の春ごろにまたポーの新作が掲載されるとかいってませんでしたっけ?
まだそう言うニュースはないですか? >>452
いやいや、ハロルドの死を聞いて自殺した人だよ
バンパネラなんかにしたら、
ハロルドのいない世界で永遠に生きねばならず、
「ネバーエンディング不幸」になっちゃうじゃん
アランやロビンは不幸だったかもしれんが、
「何かを失ったら死ぬ」というわけではなかったろう エドガーのお食い初め、ディリーのことも思い出してやって…
ロビンもマチアスもかわいそうだけど、あの村娘はエサ認識しかなかったのが気の毒。
エドガー的にはペニーレインの別荘番の娘以下の位置づけみたいな。 あの子滅茶苦茶可愛かったよね
何気に萩尾先生の黒髪美少女のトップワンだと思ってる あの時のエドガー ハンストに失敗して完全にやさぐれてたからな >>467
でもエディスラストの、帰ろう過去への幻に登場するんだよね、黒髪の少女
エドガーにとっては
淡い恋心+生存本能としての食欲、全ての人間がバンパネラになればいい→仲間にしたかった?、罪の意識
の入り交じった感情を抱き続けた相手だったかも >>467
ペニーレインの別荘番の娘(でも父さんが持って行けって)が殺されたと聞いた時のエドガー
憐憫の情みたいなのがちょっと感じられたけど、でもあれっきりだね。 >>470
罪悪感だけだと思ってた
自分を好きだなんて
何も知らずに的な苛立ちとか少しあったのでは 最初の獲物って、案外憶えてるのね。
でもアランの最初の餌食になったおっさんのザコ感… >>472
罪悪感を感じない自分を憐れんで泣いたんじゃなかったか? >>464
教えてくれてありがとう
久しぶりにここへ来たから100レスぐらい流し読みしたけど気づきませんでした。
フラワーズのHPの予告ではチェックしてたんだけど、まだ予告に入らないので企画が流れちゃてるのかと不安になりました。
良かった。7月号ってことは来月ですね。 >>388
目ウロコ
そうかー
エドガーはヘンリーとロジャーの気持ちがわかるから、エディスを断固として仲間にいれまいとしたんだな
エドガーって、他人の気持ちなんか知ったことかって妙に冷たい時もあれば、すごく人情味ある時があるよね
小鳥の巣でグロフ先生の娘の話を聞いて泣くシーンが好き >>476
まあエディスは自分の遠縁(=メリーベルの遠縁)だし
妹を思う兄の気持ちも兄を思う妹の気持ちも痛いほどわかるだろうしなあ おまけにエドガーはヘンリーとロジャーから既に妹を1人奪ってしまっている
その負い目があるから、身体を張ってエディスを狙った密輸組織の連中を潰したのでしょう でもシャーロットを焼き殺した事には全然痛みを感じていないどころか
館の連中全員殺しても良かったとか言ってる
強がりでは無く、あれエドガーの本音だと思う
エディスを助けたのもアランの為で、アランが彼女に興味を持っていなければ
あのままエディスを見殺しにしていたと思う あれは言わば「警告」で皆殺しにする気なら最初からやるだろう
オービンが呼んだ招待客全員の名前までは把握していなかったろうし、仮に死人が出てもそれはオービンの責任くらいに考えていただろう
後でエヴァンズ家の末裔と聞いて苦々しい思いはあったのではないか シャーロッテを死なせたことにアランが罪悪感もちすぎてるから
そんなに気にすることないってエドガーは言いたかったんじゃないかな
大事なのはシャーロッテよりアランなんだよ エヴァンズの遺書、オズワルドとエドガーの関りを調べ始めるドクトルに
(僕もヒマですから…)とロジャーが付き合う(らしい)終わり方が好き。
あのコンビのエドガー調査珍道中的な番外編を当時の絵で読みたかったかも。
ランプトンに出てきたエヴァンズ家の家系図が妙に細かくて、もしかしたらエヴァンズ家にかかわる話の構想が他にもあったのかなと思ったり。 >>481
大事なのはシャーロッテよりアラン
わかる。
「きみはエディスなんかぜんぜん好きじゃないんだ!」
アランを思うが故の叫びなのに
当のアランにはぜんぜん届いてないのがなんともw
エドガーは思いを伝えるのが下手なんだよね
そこがいいところなんだけど ここみてエディス読み直したけど
「おぼえてるよ魔法使い」のシーン大好きすぎる 「出ておいき」と階段の上で弓を構えるシーン
背景が黒で幻想的で好きなんだけど女物のブラウスに花柄の包帯で台無し それよりもなんで時々女言葉になるの?
あそこはクールに「 出て行け」でいいと思う おやめよってのもどこかにあった気がする
あの頃そう言うのが流行してたのかな ときどきマライヒみたいなしゃべり方するよね>女言葉
昭和の古〜い映画や森茉莉の小説に出てくる不良の美少年がマライヒっぽい言葉遣い
昭和のやさぐれ美少年の使う言語なのかも 旧作ではメリ銀まではそうでもないのに、小鳥に入って急に増えた
ついでにやたら色っぽくなった
新作の設定入れて見れば、ファルカの悪影響か?とも考えられるけど… お気に召すままで演じた外見少年のお姉さん的キャラが気に入ったのかな?w ついでに
アランがお気に召すままの稽古嫌がったのは
エドガーの妹を演じる役をやるのが嫌だったんだろうな
僕はメリーベルの代わりなんだ、とこじらせてたから あれはエドガーが相手役にキリアンを指名したのに嫉妬したのだと思う
小柄なアランにはオーランドは無理なので
シーリア自体は別にいいんでは? 出ておいき とか、おやめよ とか、
女言葉になるの?
そう思った事ないな
どちらでもない、男女隔てなく上品な
言葉遣いだと思ってたよ。 同じ言葉でも男言葉は命令形、女言葉は依頼形に訳される、
とか数日前に話題になってたな
昔言語学者が「女性が男言葉を使うと乱暴だと言われるのは
男言葉が乱暴だということに他なりません」
と言っていた >>496
昭和の中頃までは男でも特に上流階級の人間だと普通にそういう話し方してる
ような印象あるわ
古い映画とか小説とかね
ただ現代から見ると女っぽく感じてしまう人がいるのは理解できる 14歳まで父親の代わりになる人がいなかったからかな
幼少期は母親と乳母や、館に拾われてからは老ハンナと小間使いのレダに育てられて
女言葉の癖が付いたか >>496みたいなことばだと女言葉っぽいが目下の者に対する命令を依頼口調で言うのはよくあるな
「下がってよろしい」みたいなやつ >>500
その割にアランに対する態度が時々ポーツネル男爵そっくりになるから笑える 平成エドガーは「出ていけ」「やめろよ」でも違和感ないかな
昭和のお耽美エドガーはやっぱり「出ておいき」「おやめよ」のほうが品があって
古風な雰囲気にも合っている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています