人は寂しさ故に誰かを愛さなくては生きていけない。人間らしく幸福に生きるには愛が必要ーというのがトーマとポーに共通のテーマというか、あの頃の萩尾さんが送りたかったメッセージみたいなものだろう。
トーマもポーもその為に構築した壮大なファンタジーと言えるのではないか
別にリアルガチな少年の性の目覚めとかホモの生態なんて描く気はなかったと思う
ー所詮少年の姿を借りた女の子ですーと当時ご本人も何かのインタビューで言っていた