萩尾望都【72】
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>>337
エーリクもオスカーもそこそこの地位を得ていい人生を送っていそう。 オスカーは独身で世界中を旅するような仕事をしてると思う。ただし恋人は何人かいそう。
エーリクは姉さん女房か?子供数人。
バッカスこそそのままオッさんになってそう。 粉末の青汁をお湯に溶かして飲もうとしてみたんだけど
色が不透明な深緑で
マーリーとジェイクがプロメで飲んでたビタミン飲料「コケ茶」って
こんな感じかとちょっと思った ネットで柳の木についての記事を見てたけど読む人によって解釈は色々と思った。
ある人は作中の顔のない男性は少年の祖父で両親は自動車事故で同時に亡くなったんだろうと。私は男性は父で母は自殺。その後父が再婚と思ってた。 >>344
本当に色々な解釈があるのですね
私は母親の死因までは考えてもみなかったけど
萩尾さんがフランスの有名な詩人の墓碑銘の詩からこの作品を構想したのではという説には心惹かれました
母親の死因が水死で流されて行く時最後に目にしたのが柳の木だったのではという想像もなるほどと思います >>339
同性愛というより「この少年のときとしての」だから、
いわゆるガチホモとは違うと思う
ベースとしてアガペーもあるようだし 20代の時に描かれた物だからサイファー以外はどのキャラも瑞々しいけど
今の萩尾さんならマリエとエーリクの近親相姦位描きそうだ
山岸さんのスピンクスも子供の頃に読んだ時は気付かなかったけど
あれも母子相姦ものだよな 人は寂しさ故に誰かを愛さなくては生きていけない。人間らしく幸福に生きるには愛が必要ーというのがトーマとポーに共通のテーマというか、あの頃の萩尾さんが送りたかったメッセージみたいなものだろう。
トーマもポーもその為に構築した壮大なファンタジーと言えるのではないか
別にリアルガチな少年の性の目覚めとかホモの生態なんて描く気はなかったと思う
ー所詮少年の姿を借りた女の子ですーと当時ご本人も何かのインタビューで言っていた そうなんだけど萩尾さんの持つ、今でいう腐女子みたいな部分を
あまり否定するのも違う気がするんだよね ヘッセの影響でしょう。
少年や青年が、友情のような恋のような気持ちで
惹かれ合う。 トーマの場合、表面に出てこない深刻なテーマをいくつも含んでいて、それが未消化に終わったから、のちに残神が描かれたんだと思う
昔安彦良和さんが萩尾さんに残神描いた動機聞いたら、社交辞令のつもりなのか、
「だって美少年いたぶるって気持ち良くないですか?」って答えたそうだけど >>350
同じ物語を現代アメリカのヤンキー少年で私服通学制共学アメリカンスクールを舞台に描いたら
主題はブレないかもしれないけど印象がかなり違うww
トーマの「70年代西ドイツ」「全寮制男子校」「ダークスーツにリボンタイの制服」って仕掛けは
重要ポイントだったと思う。 ちなみに当時西ドイツのギムナジウムは全校私服だったそうなので
あの制服はイギリスのパブリックスクール物の映画から萩尾さんの萌えを引っ張ってきたのかなとも思う。 散々既出だろうけど恩田陸のネヴァーランドがトーマっぽくて好きだった。 >>349
全面的に同意する
そして、あるテーマを描くためにどうそれを表現するかというところに作家性が出るのであって、
そこで>>350が言うような、今で言う腐女子みたいな部分が出てきてるんだと思う >>355
恩田さんは少女漫画好きだからね
ネヴァーランドはトーマへのオマージュだったと思う ミーハーな腐女子部分と格調高い文学性が同居するところに萩尾さんの魅力があるんだろうね
まあそれをいうならヘッセもそうだと思う
耽美な少年同士の歪んだ愛情が好きなおっさん >>340
オスカーはあのあと大人になって
探偵になって結婚したじゃん
長髪になってて
面影もなく
ただの同性ではなく本人て書かれてなかった?
一時期的なもの >>358
たぶんヘッセさん、そういう自覚ないと思う >>359
オスカー探偵、どの作品に出てるか教えて下さい
トーマの心臓スレ、ざっと検索してみたけどわからなかったw >>356
言いたかった事を的確にまとめてくださってありがとう オスカーは何でもそつなくこなしそうだけど
特にこれになりたいと言う職業は無さそうだから
ミュラー校長の後を継いで教師になりそうだ
義父の後を追いかけてカメラマンの可能性もあるけど >>365
あれはトーマのオスカーとは別キャラじゃないの?
11月とは同じかどうかはわからないけど 同じ名前の別キャラを出す意味も分からないから
でもあれで結婚したらすごく嫌だなとは思った
ファルカが時空を超える能力あるなら
アランの叫び声聞いて
アランもエドガーも助けてくれたと信じたい
そうでないと悲しすぎる ファルカは空間移動出来るけど時間はどれほど移動出来るのかね?
萩尾さんSFにも明るいから空間移動は時間移動と同義だって知ってるだろうし >>368
オスカーは初期の萩尾漫画では、手塚治虫のロックみたいに作品の枠を越えてあちこちに顔を出すキャラにしたかったらしいんだけど、トーマで萌えキャラになっちゃってさすがに使えなくなったんだと思う >>371
じゃあ、阿野オスカーは違うの?
仲間?の悲痛な声は聞こえるなら
時空は越えなくても空間越えで間に合うのでは?
まずアラン助けて次にエドガー LALATVで今マンガ夜話のポー回やってるけど
くっそつまらん番組だね
岡田ウザすぎる 女性コメンテーター2人の方がふざけんなだった
萩尾望都は読んでないって言うのをなんで呼ぶ?
もう1人も読んでないだろうお前!だったし むしろ萩尾さんがゲストで出た陰陽師の回が面白かったよ 録画したんだけど、見るのが面倒になったきたぞ
まぁ見てみたら面白いかもしれんのが頑張る
>>372
新作で「実はアランは助かってました」なんてやったら、
さすがに虚しいわ
ヤマトやエヴァじゃあるまいし >>373
ホントそう
ヘタな絵って表現使い方間違ってんだよあの豚 >>375
いしかわじゅんが萩尾先生のテンションについていけなくてw 萩尾さんがゲストで出たころの陰陽師はほんとに面白かったね >>376の萎えは私の萌
今でも生きてて欲しい二人には 私もアランには生きててほしい
あとエディスの最後のエドガーはなんだかんだ言って死んでないような気がする
オービン卿の葬式に巻き毛の少年がモブにいたりしたら最高だ >>382
仮に生きてても行かないと思うよ
エドガーにとってストーカー以外の何者でもないし、恨みこそあれ愛着なんてないでしょ 私もやっぱりアランには生きていて欲しい
ファルカの能力については…
初コミックス発売当時は、グレンスミスが後でポーの村を探しても発見出来ないのはバンパネラが大勢いるから可能なのかと思っていた
しかし新作で、大老ポーが1人で(しかも遠隔操作か)やっていたとは!あの服装じゃ汽車にも乗れないし壁抜けバンバンだろうね 萩尾さんは自分で漫画描いてないって検証してるブログあるけど
どこまでが本当なんだろうか? アラン死ぬのは既定路線だけど、あの場面でやけにぼーっとしてたように思えるんで、何考えてたかぐらいは知りたいな
あと、「エディス 」でエドガーが一番共感してたのは幼い妹を苦労して育てたヘンリーとロジャーだと思うんで、出来る事なら顔合わせる機会があればよかったなとは思う 今更だけど >>385
あじゃあ
大老ポーが助けてくれたかも知れない… アランは人間の大人になれずにバンパネラになって
エディスを好きになって葛藤したら
今度はバンパネラとして精神が成長する前に消滅してしまう。
ヘッセの車輪の下の主人公みたいに
大人になることを拒否して
子供のまま死んでしまうキャラなんじゃないかと…。( ̄人 ̄) 世の中には少しばかり神経が細いために育たない子供が確かにいるんだよ…
アランの神経は細くはなかったが、過敏ではあったかな 新設定の壁抜けは、どういうオチに繋がるのかわからんわ。
咄嗟にブランカ助けたり、キングポーの移動手段だけで
終わるとは思えんの。 >>382
エドガーが死んだ、
という解釈は自分にはなかった。このスレ見るまで >>392
でしょ
そして二人があの後生き残っていたら
また80年代とかの二人が見られるんだよ
冷戦時代とか壁に阻まれた東西のドイツとか
面白そうじゃない? 旧作第2シリーズが始まる前に別コミに載ったポーの伝説では、炎の中で消滅した少年は1人だったような
あとまだ出てこないエピソードが二つくらいあった気がする 「小鳥の巣」でエドガーが前に来たときは東西に分かれてなかったと言ってたが
今のドイツを見るに時の流れを感じる エディス連載終了後、ヨーロッパ旅行から帰った萩尾さんが
「なんでアランを殺したの」という読者の抗議手紙殺到に対して
ごめんなさい、遅くなったけどアランのお葬式します、と近況マンガに描いていた。
そこには萩尾さんと一緒にコタツに入ってるエドガーらしき少年がいる。
なので萩尾さん的にはアラン死亡、エドガー生存の設定だったんだと思う、当時はね。 エドガー死亡説を取ってる人は、アランが炎の中に消えた後のエドガーのモノローグ
(もう明日へは行かない)だっけ?手元に本がないからウロだけど
あれをエドガーが自ら死を選んだと解釈してるんじゃないかな、
自分もあのセリフの解釈としてはそれが妥当だと思うけど、なんかエドガーって自分から死のうとしても助かっちゃう気がする。
それでますますやさぐれる。 やさぐれたエドガーは40年ぐらいどっかでふて寝してるのではないかな 萩尾望都作品目録を作ってるファンのかたのサイト(講演レポートも詳しくて有り難い!)によると
少年たちは今どこに?(ポーの一族特別企画).
掲載誌「別冊少女コミック」1976年8月 号 p333〜337: 小学館 1976.8:
萩尾望都,羽仁未央: ※「ポーの一族」が終了した直後 の対談。
「エドガーは絶対に殺さない。作者の特権だから」と語っています。
ですって ポーの一族wikiにも掲載されてますね
萩尾「ふっふっふっ……。エドガーは大好きだから絶対に殺さないのじゃ。これ、作者の特権ね(笑)。」 アランも殺さないで欲しい
アランがいるからこそのエドガー
じゃあ、エドガーは何に依存して生きていくの
新な相棒を見付けるの?
それも嫌なのよ
消滅したのは実は墓場から掘って来た別人にして欲しい >>386悲しさを楽しまないと。
↑とかラストの美パーフェクトさとか、アラン消滅希望派の気持ちも良くわかる
でもアランファンとしては、1976年当時に別コミをワクワク買ってきて「エディス」最終回のあのシーンでの驚愕…エッ!エッ?!と前ページから読み返して確認して衝撃…
私は小鳥リアルタイム時にアランより1歳下で、エディス時には高校生だったけど、こんな結末ならシリーズ再開いらなかった!と泣いたよ
萩尾先生と羽仁未央の対談も当時読んで、先生めスッとぼけた事言ってんなと思ったし
あれから約40年、エドガーとアランは永遠であって欲しいと願わずにはいられん 私も小鳥の巣の終わり方の方が好き
あれだと幸せそうだもの だよね
悲しさを楽しむことなんて出来ないよ
だって生きてることが辛いんだもの
物語に癒しを求めて何が悪いの? メリーベルは学校に行きたがっていた
行かせてやりたかったなあ
オズワルドやエドガーには甘ったれ気質発揮なのに
同年代には依存するタイプじゃないから学校行けば同性の友人に囲まれて
楽しく学生生活エンジョイしそう 宝塚版ポーに出てきたブラヴァツキー婦人とオルコット氏は実在の人物で、近代神智学の創始者だそうです。オカルティズムでは有名な人らしい。 僕のそばから離れるな
同じセリフでもアッシュとは違いエドガーはまるで言うこと聞かないペットを躾してるみたいに聞こえてしまう さてそうこうしているうちにあと「一週間」くらいで月刊フラワーズ発売だね
次号予告を楽しみにしています >>405
エドガーとアランの関係にばかり目が行っていると、大きな物語としての「ポーの一族」を楽しむことが出来ないってことではないですか? 岩手県立博物館での講演会に行かれた方はいらっしゃいませんか...
レポ... 「一週間」のアランは可愛かった
気まぐれな猫のようでもあり、シッポ振るわんこのようでもある 人間にイタズラしにくる妖精みたい
未分化な雰囲気も含めて
エドガーも騙されてるのか騙されてるふりをしてるのか… >>411
アランは言うこと聞かないペットじゃないの? 春の夢読んで、大老ポーの直系という貴種のエドガーを一族が野放しにする訳ないよなと思った。
なので、どこに旅してもエドガーには監視がついてたんじゃないかなぁ?
エディスの時も、炎の中のエドガーを助けた仲間がいるんじゃないかと思う。
アランは見捨てられてそうだけど。 エドガーアランメリーベルの三人で物語の中枢が作られてる
物語をどう楽しむかは自由でしょ
>>418
なるほど
それならエドガーは確実に助けられるね
アランも助けてよ・゜・(つД`)・゜・ >監視がついてた
なるほど
2歳のリデルを少年2人だけで育てるのは無理だよなと思っていたが
影で手助けしていた人物がいたのなら納得
リデルの祖母を捜し当てたのもエドガーじゃなくてポーの仲間かも
エドガーはリデルの苗字すら知らなかった筈だし
リデルが10歳になって「そろそろ手放せ」とシルバー辺りに言われたのかな 連中そんなに優しいかな
仲間にせぬなら何故育てた危険だ処理しろとか言われる前に手放したんじゃないかな リデル育てる手助けはポーの仲間じゃないのでは
人間の召使いに 姿を見せないように食事のしたくと衣服のしたくをするよう命令したんだと思う
リデルを遠ざける手助けならポーかもしれない エドガーは勝手に仲間にしちゃうから エドガー自身の判断だったと思う
彼は11才で運命を決められてしまったし
10才は普通の人間の世界に返して違和感なく生活出来るタイムリミットだと思う
ポーの中にもポリスター卿のように村とは直接関わらずに生活していた一派がいて、エドガーはそのコネクションを利用していたと思われるが、ポリスター事件の言動を見ると、好意的な仲間ばかりではなかったようだ リデルはずっと森の中を旅してたと思い込んでるけど実はポーツネル男爵領をうろうろしてただけだったりして
食料備蓄がある狩猟小屋とか持ってそうだし >>423
一族に老ハンナ派とクロエ派みたいな派閥があったのかも
クロエは老ハンナへの対抗意識を隠さなかったし
老ハンナ派は村でクロエのやり方に従うより、外で生きるほうが好きだったのかも
ポリスター卿は、外で人間らしく生きることを選んだ老ハンナ派で
だからエドガー・アランと友好的だったのかも >>426
実は直径数キロ以内をぐるぐるしていたりしてw 2羽の小鳥に愛されたリデル
エドガーはリデルに幼いメリーベルの面影を見ていたと思う >>428
そうそれw
リデルを帰したのはメリーベルが果たせなかった人としての幸せを全うして欲しかったからかな 色んな気持ちがあったんだろうね
可哀想に自殺しちゃったあの子を思うとね >>420
それはなんか違和感
今みたいにネットやら何やらがあればともかく、
20世紀以前では無理そう
っつか、それ以前にポーの一族がそんな組織立っていた感じもしないし、
リデルの将来なんて考えもしないでしょ。たかが人間だし エヴァンズの遺書からの連載再開後のエドガーは
好きなら仲間にしてはいけない
と言うポリシーを貫いてて、これが最終話のエディスに繋がる。
初期の3長編では、エドガーはオキニを仲間にする気
まんまんだったのになあ。
マチアスなんか、もう勢いで() 月刊flowers7月号も前回のように店から消えたりしちゃうんだろうか
予約受付始まってるけど悩む
できれば店頭で買ってすぐ読みたい >>433
マチアス、ロビン…1959
エディス…1976
17年の間に変わったなあ ロビンは人としては生きられない子だったからバンパネラにしようとしてて
マチアスについては弄んでたし好きだから仲間にしたいとかでなく
下僕的な扱いにする気だった?
エディスのことは本気で好きならやめとけ、ってことで 好きとかじゃなくて
この世に未練がない
居場所がない人を仲間にしてたと思うんだけど
アランしかり
ロビンしかり
だからエディスには仲間と言う家族がいるから
仲間にしちゃいけない
ブランカは仲間にしようとしてた気がする すっごく遅ればせながらやっとベルばら外伝新巻を読みました。
歳とらなくなったジェローデル様…不思議な唐突感でした。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています