肝心の今回の内容の方だけど

上様の三瀬川のお歌はベースの古典の中に出てきててそっちだと想い募ってちょっと押せ押せで肌を重ねたら乙女でなかったと知る
それで家柄他申し分ないのに父も兄も女御に推してこなかったのかと納得しつつ詠むから実際元は嫌みというか少しの引掛りは感じての内容ではあるかなと感じてた

さいとう版は四の姫に某間男が前世からの因縁がどうのて話しかけるのとの対比の1つでだから来世は初めてでありたいというところより出会い共にまた生きたいと感じられる

知られてもいいからと沙羅から遂に求めてきて口づけを受ける側になった時のお上の表情からは何人も女御はいたけど恋心まで伴うのはやはり初なのかなって感じたし

読み返す度にあれこれ気付いて堪らないです