吉野朔実 9 [無断転載禁止]©2ch.net
引き続き、吉野朔実先生の作品を語りましょう。
≪最近の単行本≫
period 全5巻 (2014/11/28)
記憶の技法 (2002/10) 小学館 PFコミックス
瞳子 (2001/06/01) 小学館 ※書籍扱いのハードカバー本
栗林かなえの犯罪 (2001/05/01) 小学館 PFコミックス
グールドを聴きながら (2000/08/01) 小学館 PFコミックス
その他作品リストと過去スレ案内は、>>2-以降 昨日、「ジュリエットの卵」のラスト読んだところだった。
水は死んでない、と思いたい。初読の時は死んだと思ったけど。
蛍は下田に救われて運命から抜け出せるのに、水が一人で死ぬのは可哀想なんだよなぁ…。
せっかくガラパゴスに住んでるゾウガメみたいな女を見つけたのに。 吉野さんの描く双子は、分断すると破滅してしまうのかな。
ジュリエットの卵やエキセントリクスを読んで思った。 >>151
相当な傷みを伴うとしても希望や自我の解放を感じていたので、単純な破滅とは思わなかったな。 狩野に兄がいて、陸と狩野がそっくりっていう設定も、双子のテーマに繋がってるよね。 >>144
トリスタンだね。
HAPPY AGEの続編、読みたかったな。
ストーリーだけでもノートとか残ってないんだろうか。 ジュリたま連載の頃、読者の投稿で「私には卵という字が双子を表しているように見えるのです」というのが印象に残ってるなあ 一見能天気に見えるけど、ものすごい闇とか混乱を抱えているキャラクターを描くよなと思う。
エキセントリクスとかジュリエットの卵とか。
記憶の技法の主人公もかな? エキセントリクスは数年置いて再読した時にズンと来た
その時代その年齢の時に読むべき物語ってあるもんだと改めて思ったわ エキセントリクスで生き残ったほうの双子が天なのか劫なのか未だに悩んでいる 訃報を聞いてperiod5巻をよんでなかったのに気がついて尼に注文して読んだら
なんだかつづくみたいな終わり方で寂しくなった
やっぱりいろいろな要素を詰め込まれていてひとりひとりの物語をじっくり読んでみたいと思ったがもう... >>159
エキセントリクス久しぶりに読み返した
最後、天?を助けようとして千寿も一緒に死んでしまう
そして数年後、拓実とひらないさんとの子供が生まれたと解釈してる 嫌いだった「瞳子」を再読したら、特別嫌じゃなかった。
優しくて普通の感性な子だなと。生意気で高等遊民気取りでスノッブな面もあるけども。 発売前後のスレは瞳子嫌いという人の声が大きかったな
むろん嫌いじゃないという意見もあった
自分はほぼ発売直後に面白く読んだ
最終話の「あなたが好きな私を」うんぬんは身にしみたよ でも、やりないことだけやって、みたいものだけみててオマンマ食えてる人種って本当にいるのか?
いたとしたら詐欺師じゃね? 吉野さん自身の若い頃の生活がモデルなんじゃなかったっけ
日本がまだ豊かでフリーターやってる連中がゴロゴロいた時代じゃないかな そうだよね。明らかにその頃より日本貧しくなってるもんね。吉野さんの世界はサイバラなんかと正反対だな。
どちらも好きだ。 >>162
伏線回収されず完結は雑誌が休刊という名の廃刊になったから
今思えば行き先なく未完のままより無理矢理でも完結させたのは正解 >>140
以前は同じようなことを考えてたけど、
男の子一人だけが生まれて
その '小さい水' を下田と螢が幸せに育ててあげる未来があってもいいなと思うようになってきた。 >>146
かいどうちゃんや鳥子さんは綺麗だったけど、
苫子や湖の底みたいな陸の彼女はかわいそうなほど
地味な描かれ方でなんだか忍びなかった
最終的に、まいらっていう強烈な子もでてきたけど、
美しく無い人間を描くのは苦痛だったのかな。 水のストーカーおたふく顔の女子大生いたよね
いろいろ頑張ってたけど美しさの格差で越えられない壁があったな、少女漫画だし 瞳子のサブカル文系学生感が、好きだけど読んでてちょっと辛くもある。
10代後半から20歳あたりの若さゆえの生意気さとか未熟さが自分にも覚えがあって、いたたまれなくなってくるんだよね。懐かしさも感じるけど。 ママは美人
パパはおたふく顔で細い一本線眼
このパターン多かったと思う吉野さん スレあるの初めて知った
グルービィナイトからperiodまで全部持ってるくらい大好きだからショックだった
もう新しいの読めないのが本当に残念 今日(29日)の朝日新聞文芸欄で桜庭一樹さんが吉野さんの評を書いている
他人に読んでと勧めたいと思う傑作揃いなのに
これまでついに勧めなかったし、表だって語らなかった
というような事を書いていて、私と同じだと思った
自分だけのものにしたい
自分だけの秘密にしたい
そんな作品群だったな
私は訃報を知った翌朝から知人に布教し始めた あんなに映画好きな人だったのに、いや、逆にだからなのか、
一度も作品が映像化されたことないよね。 今ほど少女漫画原作がポンポン映画やドラマになる時代じゃないし
男性読者も沢山いる知名度高い作品じゃないと無理ではないかと 今日は毎日新聞に松苗あけみさんが追悼文を寄せているらしいね。
いろいろなメディアにまとまった追悼記事が載り始める時期か…… 少年は荒野をめざすがkindleで1巻だけ期間限定無料になってるね
久々に読んだがやっぱり名作だな プチフラワー読んでいたから、グールドを聴きながら他を読んだ程度だったけど、
最近亡くなったのかぁ
コミックス持ってないのに作家名覚えている人だったわ
>>185
電子では4作の1巻が無料だよ、kindle以外でも
periodは知っている絵柄だったけど、他の作品は別の作家かな?と思ったw
昔の絵柄は繊細な感じだね ほんとだ
文庫版いたいけな瞳1巻も無料になってるので少年は荒野と一緒にポチった
元本も持ってるけど ピンホールケイブが好きだわ
あれは舞台化してもよさそう 絵本は、なんだか好きだった。
「もっと幸福な一日」 「眠れない夜には星を数えて」「プレゼントをあげる」 ttp://mess-y.com/archives/32124
名前間違ってると読む気なくなる 漫画の読み方は人それぞれとは思うけど
出だしから漫画を通じて女性の生き方について考えるヒントをとか書いてる文章は読む気なくすわ >『ジュリエットの卵』で描かれている物語と現代の若者との共通点とはどのようなものなのでしょうか。いつも通り統計を用いて概観し、作品に踏み込んでいきましょう
これでもっと読む気なくしたw ジュリエットの卵の登場は衝撃だった
ぶーけの中で絵柄が変わってしまった人もいた
次の少年は〜はあまり好きになれなかった ぶーけで吉野さんに絵柄似せてた人いたよね
二人くらいいた もう一人は上座理保?
マインカンプの連載が荒野と同じ時期だった気がする ぶーけ関係ないしどっちが活動歴長いのか知らないけど動物のお医者さんの人の絵は吉野朔実に似ていると思う 佐々木さんとは全然似てないね
198さんにとったら昔風の絵という括りなのかなあ
竹坂かほりさんは吉野さんに似せすぎて問題になったと聞いた事がある
吉村明美さんも一時期似てた そうだね、吉村さんの絵が吉野さんと似てると思ったことあったな
吉村さんのコマ進行は当然ながら当時の小学館作品そのままで吉野さんのとは全然違うけど おかざき真里は明らかにフォロワーだよな
ぶ〜けでデビューするの止められたという逸話も >>204
話が混じってる
>おかざき真里@cafemari
>私が「ぶ〜け」でデビューしたのは、吉野朔実先生が描いてらしたから です。
>
>おかざき真里@cafemari
>あまりにも偉大な存在でしたので当時の担当さんに「影響を受けすぎるから会わないほうがいいよ」と言われて
>律儀に守っておりました。だっていつかお会いできると思っていたから。先生、私の描いた漫画ですって言えると思っていたから いたいけな瞳が好きだったなあ
貧乏学生だった頃に強烈に惹かれて滅多に買わないコミックス買った
核シェルターに避難するときビデオや本を持って行くオタクに共感したけど
今ならデータ化してればもっと簡単に持ち出せるな… 本文丸ごと告知からコピペですが、既刊を買ってなかった人には朗報かと
価格がまだ未定ですが
本の雑誌社の最新刊
ttp://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860112882.html
吉野朔実劇場
『吉野朔実は本が大好き〔吉野朔実劇場 AII IN ONE〕』
著者:吉野朔実
2016年7月11日搬入予定
長年「本の雑誌」に連載していた読書エッセイマンガ〔吉野朔実劇場〕を1冊にまとめた作品集。
単行本で出版された『お父さんは時代小説が大好き』『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』
『弟の家には本棚がない』『本を読む兄、読まぬ兄』『犬は電信柱が大好き』
『神様は本を読まない』『悪魔が本とやってくる』『天使は本棚に住んでいる』
(2016年7月同時刊行)を、ALL IN ONEの一冊に。 朗報だ
「ALL IN ONE」にはあとがきかなにかおまけがつくんだろうか
「天使は本棚に住んでいる」とどっちを買えばいいのか迷う いつも通りサイン本で予約しようとしてもうないんだと思い出した
寂しいなあ ALL IN ONEはソフトカバーなんだね
最後だから両方予約したよ
フラワーズの「いつか緑の花束に」も傑作集辺りで刊行されそうな予感 両方予約かあ
ALL IN ONE場所とるから迷うなあ
値段は良心的なんだよな
買うか おかざき真理ってフォロワーだったの?あまりにも泥臭くてそんな風に思ったことなかった。Twitterのアカウントもcafeって笑
大体ぶ〜けはどの作家さんもトンガリが売りみたいなとこあったし。 泥臭いワロタ
おかざき真理も絵がうまい描き手だし当時は気がつかなかったけど
フォロワーって言われてみれば納得する 当時もろ影響受けてたけどわからない人はわからないんだな…
上であがってた動物の〜の人もペンタッチは似てると思った 昭和の終わりはともかく
漫画の神様や笑いの王様(藤子先生)が亡くなったときは悲しゅうございました 月刊フラワーズに追悼記事あるかと思たがなかた
間に合わなかっただけ? ここでフォロワーとして上がってる人は(泥臭くても)個性強かったからな
佐々木倫子はほのぼの力パネェし…
吉野さんらしさって胸くそ悪さじゃない?あえてキモい題材持ってくる…山岸凉子的な
それよか週刊マーガレットでそっくりの絵柄の人がいたのは覚えてる
個性もそんなに強くなくてフォロワーだと思った 名前すら覚えてない あっそうそう!アリガトンです。
懐かしいなぁ あの人のデビュー作、読者審査員で投票したの
まあ毒のないセンスに吉野さんの綺麗な絵柄、週マの読者にはそこそこ受けたかもね 吉野朔実でググッたら同人作家がマルパクリしてるのを検証するサイトがあって面白かった
フォロワーとかリスペクトじゃなく、まんまパクる人の神経がわからん >>222
でも高梨純恵って初期から代表作の「青い鳥見つけた」まではあまり吉野さんの絵にはにてなかったよ
その後どんどん寄せてきて単行本「花散る里」ではそっくりに >>223
このレス見て検索してみたらプロが丸々パクって検証されてるページが出てきたわw
個人的にはおかざき真里もパクリ寸前だなと思ってみてたけど本気でパクってる奴に比べたらフォロワーの範囲だね >>225
223は垣ノ内葉月って作家だよ。
もしかしておなじかな。BLだから同人かと思った。
マルパクリしすぎですごいよね。
呆れると同時にある意味感心したわw 吉野さんの絵柄でBLってどーなの?受けるのかなぁ…
それはともかくとして…
吉野さん一応読むけどコミック買うほどじゃなかったんだよね。
何でかなと掘り下げたら、結局変わり者、超繊細を気取ってるくせして他人との差別化の結果というか物差しが、美人とかモテとかになってるからかな。他人sage自分age。
そこがすんごい俗。まーいいけど。 パクリの漫画は絵柄は全然違ってて、セリフまんまや背景をトレースしてるよ
ジュリエットの卵で螢のモデル撮影のときのテーマがスノッブてのがあったね
英字新聞持ってわざとスノッブを気取る、みたいな。 「霜柱の森」が、いろんな意味で違う世界を描いてると思った。 絵本という括りでは、「もっと幸福な一日」とか「プレゼントをあげる」とかと
単に漫画と言っていいのか?periodのギャップが怖くもあるが、どこか繋がっている気もする。
不思議な作家さんでした。男性が理論を組み立てる会話っぽかった。 垣之内葉月、絵柄はワンピース(の二次創作)なのに
セリフやコマ割りが吉野さん丸パクだったから、すごくおかしなことになっていたw 見てみた〜
吉野さんの描く人間関係て閉鎖的で発展性なくて淀んでるから、
BL者には案外ツボだったのかもね笑 ピリオドは正直時代の取り残されてるというか主人公2人の服くそダセーなと思いながら読んでた まぁ服のセンスは無いよね〜
もともと少女漫画家ってダサい人が多いけどさ 一条ゆかりなんかは最後までヒット出してたけど
あの人は付き合いも広いし結婚もするしいつも新しい情報入れてる感じだもんね
吉野さんは閉鎖的だしそうなりそう。
でも旬の頃はそのダサさもオタ女にうける要素だったんじゃない?
お洒落でモテる子が主人公で「私って人と違うの」とか言ってたらオタ女子大反発だよ 月下やジュリ卵の頃は大学生達が多かったからか
それなりに時代感のある服を着せていたような気がする
瞳子のバイト仲間の服のこだわり描写とかもあったような
その後は普遍的なワンピースとか子供服とかばかりなのかな カラー原稿見てみたいな
特に以前出たイラスト集の表紙の生原が見てみたい
白黒はHAPPYAGEのあたり 吉野さんの描く人物って、多くは口元から顎にかけての輪郭がはっきりしてるよね。
特に意志の強いキャラとか。 http://flowers.shogakukan.co.jp/news/news_flowersFestival.html
フラワーズ原画展
2016年7月16日 (土)・17日 (日) 10時〜18時 入場無料(どなたでもご覧頂けます)
<原画展示予定作家>
田村由美西炯子渡辺多恵子岩本ナオ萩尾望都吉田秋生吉野朔実さいとうちほ
小玉ユキ赤石路代波津彬子渡瀬悠宇絹田村子穂積吉村明美秋里和国 水城せとな
複製原画・ポストカードの販売も! >>239
乙
●会場
>アーツ千代田 3331
>〒101-0021
>東京都千代田区外神田6丁目11-14 http://twitter.com/Hon_no_Zasshi/status/750957197908058112
吉野朔実劇場『天使は本棚に住んでいる』と『吉野朔実は本が大好き』の刊行を記念して、
7月11日(月)から約2ヶ月、ジュンク堂書店池袋本店B1コミック売り場にて
「ありがとう さようなら 吉野朔実劇場 原画展」を開催します。ぜひ period5巻をやっと読んだのですが、1〜4よりこの巻での登場人物の絵が凄く丁寧になってる気がしました。気のせいですかね?
吉野朔実さんの作品の読後感を超えるものにこの先出会えるのかな… 原画展見てきた
自分の中では吉野朔実劇場で真っ先に思いつくのが「咳をしても一人」のヤツだったから
見れて良かったよ
感想を書くノートがあったけど、いざ書こうと思うと通り一遍のことしか思いつかなくて
結局書かないで帰って来たよ 本の雑誌398号 amazonの内容紹介より
特集:さようなら、吉野朔実
訃報から2か月半。4月20日を境に吉野朔実はいない、という事実をいまだに受け入れらずにいる人は少なくないだろう。
しかし、いつまでも哀しいねえと嘆いてばかりいたら、吉野さんは「しっかりしろ」と怒るに違いない。
そこで今月は吉野朔実という表現者の業績と人となりを振り返ってみることにした。
朋友清原なつのの追悼マンガに桜庭一樹の追悼エッセイ、本誌連載「吉野朔実劇場」の登場人物12人によるおくる言葉集に
アシスタント座談会、歴代担当者の声に藤本由香里の吉野朔実世界の分析、名言集に全漫画紹介、
そして幻の原画を掲載する巻頭カラー口絵8ページまで、一挙50ページの追悼特集。
25年間の本誌連載の御礼として、そして35年以上にわたり素敵な漫画を読ませてくれた感謝として開催する本誌なりの偲ぶ会である。
さようなら、ありがとう、吉野朔実さん! >>246
レポありがとう
結構日にちたつけど自分もうまく言えない >>245
うむ
訃報聞いてショックは確かに受けたんだけど、暫く呆然としただけだった
けど、本の雑誌のカラー口絵でうるっときて、
清原なつのの追悼漫画読んでる途中で初めて泣けた
祖母のときも、葬式で漸く泣けたことを思い出したよ