>>266
正直、カイルのどこが皇帝として国の将来を任せられる器の人物なのか
全編通してさっぱり理解できなかった
最初は絵が生理的に受け付けなくて魅力ないヒーローに見えてるだけか?とも思ったけど
読み返してみたら絵がどうこう以前の問題だった

あと(当時は)皇子だったカイルに一度きりでも愛されたら相手は幸せなんだから、それはそれで幸せなんじゃないかという擁護意見もあるけど
決してそうじゃないのはギュゼル姫やセルト姫が証明してる
ギュゼル姫はカイルの寵愛が去った寂しさを埋めるために、カイルによく似た旅の楽士と関係を持ち
その結果生まれた息子ともどもナキアに利用される羽目になった
セルト姫はカイルが忘れられないのをナキアに付け込まれて殺人鬼にされてしまった

ナキアもかなり悪辣な人物であまり同情できないけど、少なくともカイルがギュゼル姫とセルト姫をポイ捨てしていなければ
彼女に利用された不幸な人間の数が減ったことは確か
ユーリの身に降りかかったトラブルのいくばくかはカイルのせいだと言っても過言じゃないな