河村恵利さんを語ろう!その2
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河村恵利さんについて語るスレです。
のんびりマターリ行きましょう。
【前スレ】
河村恵利さんを語ろう!スレ
ttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1043217023/
そういわれれば横笛がそうかも。
茶々と蘭丸も好きだし、お兄さんと更科姫も良かった。
やっぱり政略結婚が活躍した時代は姫の記述も残るから
話が作りやすいんだろうね。
姫関係なしの話だとやっぱり秀頼で『時雨ここちの夜』が好き。 都のぼんぼんと一夜の関係を結んで、甘い言葉を真に受けて
必死で付いていく村娘の話が怖かった。
「いとわしい娘」って言われてんのに「いとおしい娘」と勘違いして
思い込むところとか…。
河村さんのタイトル、あっているかぁって時もあれば、何で?って時もある。
個人的には「かりそめ夜叉」ってすごく好きなタイトル。
新刊出てたんだね
さっき本屋店頭で見かけて買った
帰宅したら読もう
菊姫の話、見逃したのがあるんだよね 描き足しがすごく多くてびっくりした。
景虎の話も掲載されてたし、早いな…
オビには当然のように「上杉景勝」「直江兼続」に縁の姫の物語!
とかあって、「普通に上杉景勝の妻の話でいいだろ」と思った
20年前から、「宿敵上杉に嫁いだ、武田信玄の娘」なんだろうな。
最初の話に出てた「義姉さま」って、今思えば勝頼の後妻のあの姫なんだね。
名前忘れたけど、前妻が信長の姪だってことと、自分と勝頼が夫婦として
心を通じ合わせたことで、前妻が遺していった勝頼を(信長から)守る糸が
途切れてしまったのかもしれない、と言いながら一緒に自害した姫。
ところで菊姫を「末娘だから大切に育てられただろう」と評してたけど、
信玄の末娘って松姫だよね。信松尼。
河村さんは松姫の話も描いてるのに、何でこんな初歩的なミスを?
>>106
菊姫は松姫の妹だよ
いいなあ、明日買いに行こう
早く読みたい 菊姫と松姫はどっちが姉か妹か、はっきりしないみたいだよ
お互い四女説、五女説、六女説いろいろ。
当時の超有名どころで屈指の名門の武田家の姫でさえ、脇腹だと
生年や生母が確定しないんだね…
少しだけ遅れるけど、伊達政宗の子女達は殆どが生母も生年も
残ってるのに。
名前さえ不明だった姫が多い中、菊姫、松姫、それに姉の真理姫たちは
まだましなのかなあ。 菊姫は500年続いた武田家は滅びた、と述懐してたけど
系図見てたら、信玄の正室腹の次男の血筋が今も続いてるね。
盲目だから出家していたそうだが、側室腹の勝頼より「嫡流」じゃないか。 ローカル局のCMに出ている、元藩主の子孫(○代目当主ってやつ)も
いるもんなあ
維持費だの何だの、お金かかるんだろうねえ >>110
血筋は続いていても、あの時点では武田家は滅んでいたからじゃないかな。
次男の血筋と言っても、武田家として認められたのは家康の時代になってから。
あの時点では武田を名乗る人間=武田家として菊姫の後ろ盾になる家はなかったってことで。
>>113
次男の血筋が認められたのは、家康時代だっけ?
明治になって、戦国武将の子孫を叙勲する時に
武田嫡流として竜芳の血筋が着目されたとwikiで見た。
実家を亡くして後ろ盾もない「正室」ってきついだろうなあ。
河村さんに描いてほしいのは政宗と愛姫だけど、愛姫は
実家は滅びたとはいえ結婚13年目かそこらで子供できたし、
後には嫡男も産んでるし。
子供を産めなかった菊姫は、つらかっただろうな。
まえに描いてた小早川隆景の正室(家付きの跡取り姫) も、
結局子供がいなかったよね。
跡取り姫の場合、石女=お家の断絶になっちゃうから、跡取り息子より
きつそう。 >>114
正確に言うと次男の血筋が武田家として認められたのは家綱時代。
家康の頃に、菊姫の姉の子供がまず武田信治として武田家を継いだけど夭折。
で、家康が自分の息子(菊姫姉の夫の養女が母親)信吉に武田家を継がせたけどこれも夭折。
次男の血筋は事件に巻き込まれたりと色々あって、次男の曾孫かその子供の代で幕府から高家として認められた。
菊姫が生きていた時代には武田家は滅んでいたという認識でいいかと。
跡取り姫だと旦那の方も側室を迎えずらいし、迎えても血筋的に嫁の一族からだろうから、
どちらにしても夫婦揃って複雑だろうな。 菊姫の話で、最初に出てくる菊姫の義理の姉(勝頼の妻)って、
初期に出てきた「もう一人の北条政子」なの?
あの世で殿をお待ちしていますって自決しちゃった人。
手元にコミックスがないからよー分からんのだけど。 「もう一人の北条政子」でいいと思うよ。
新刊は「時代ロマンシリーズ」と違って単発物として出してるみたいだから
あの話とはまるで別人でも気にならないかな。 単行本では勝頼と一緒に自害したと聞いた菊姫が、色々言ってたけど、それでも義姉さまは
兄上を愛していらしたのだろうかとも考えてたね。雑誌はどうだったのかな。 「五徳春秋」に入ってるやつか>「もう一人の北条政子」こと「乱れ髪」
あの話は個人的にイマイチだったのですっかり忘れてた
築山殿のが好きだったな
優しいお姉さんが鬼の形相になるパターン
で、もうちょっとブラックになったのが前田家Ver. 徳姫のは、鬼とまでは思わなかったかな。
可愛がっていた嫁に裏切られたと思ったら、実は嫁は更に裏を
読んでいて、夫と婚家を守る為に必死だったわけで。
実の父親相手にそこまでしなきゃならなかった徳姫がかわいそうで、
そりゃ実父よりも姑に懐くよなあと思った。
ただ、あのからくりについて、きちんと築山殿に話すことはできなかったのか。
やっぱり草がついて、監視されてたのかな。
で、徳姫と信康との間の姫の息子が、千姫の二人目の夫か…
何気に凄い血筋だよね、あの旦那様。信長と家康の子孫だもん。
家康からしたら、孫娘が曾孫と結婚したってことだよね。 アマゾンという手がありますよ
ただ送料は1500円超えないと無料にならない コンビニにも置いてあってびっくりしたわ>新刊
大河が云々の帯もあったし、それで興味を持って試しに買ったご新規さんが多かったりして >>125
おめでとー!
発売日に購入したけど最後の別れの場面、ようやく涙ぐまずに読めるようになりますた
やっぱり連載だと人物関係も深みがあっていいです
読みきりばかりじゃなくこういうのも増えていってほしいなあ 単行本の方が、描き足されてる分切ないよね
2ページくらい足されてるっけ
景勝の心情や菊姫の想い、菊の花にかけた言葉遊び、
色々深みがあった プリンセスゴールドって、発売日(月)がおもしろいのね。 かざしの姫っていう御伽草子がほんとにあるのね
あんまり有名じゃないから知らなかった
元ネタのある話だったんだね >>132
そんなにいってないよ。
お友達のお姉ちゃんです。 今月のプリンセスゴールドは、久しぶりに平安の頃のお話だね。 先月もその前も平安だったと思うが・・・
もしかして他誌では違うの? もう一度直義の話が読みたい。
師直も言ってたけど普通に愛情豊かに育ったはずなのに
何故あそこまで腹黒くなってしまったのかw
でもこの話の高氏は、側室に子供がいるようには見えないな。
気弱だし愛妻家っぽいし。 >>138
結婚前の子とかじゃない?
実際子供は足利に迎えた(というか直義の養子)が、殆ど無視で養育は弟夫婦、
生母も特に側室扱いされた記載がないしで、産ませ捨てに近かったのではと 大河ドラマの太平記だと、結婚前に白拍子に産ませたことに
なってたな。生母が身を引いたから側室にすらなってなかったし。
昔読んだ小説だと嫌いな女と間違って縁を結んでできた子で
高氏は最初から子供を嫌悪してた。
>>141
>大河ドラマの太平記だと、結婚前に白拍子に産ませたことに
宮沢りえがやってたね、幼なじみは柳葉だった
北畠顕家を593が男装して演じてて、これも綺麗だった
また見たいなあ 今さらだけど、また足利兄弟の物語を書いてほしい。
河村さん的解釈が読みたい。
ベタでもワンパタでも、好きなんだよ。
明日香並の長編を書くパワーはもう無いのかな…。
家族には、「なんでこんな下手糞なマンガを後生大事に持ってるんだ?」
と呆れられてるけどさ。 戦国モノもたくさん描いて欲しいなぁ
ゲーム系のなんちゃっては物足りない 今更姫金読んだ
待賢門院の話だったのかあ
この人も相当ドラマティックな生き方だよね
晩年は不遇だったようだけど、息子達は即位しまくってるし、中にはあの後白河もいるんだな… 河村さんの江戸時代や中古の庶民話はあんまり好みじゃないんだよなー
悪くはないけど
いつの時代でも、ハッピーアンハッピーどちらでも、政治に絡む階級の男女の話のほうが好き ミステリーサラで描いてたのはケータイ配信になってるよね。
秋田のレディコミ誌のはならないのかな? 配信されているんだ。
知らなかった・・・。
探してみます >>144
個人的には河村作品の中では足利兄弟の話が一番好きだな。
特にあの目的のためには政敵を不敵な笑みを浮かべて殺せるようなダークな直義は
他の作者の描く直義像とちょっと違ってていい。 兄上大好きで、つーか兄上しか大切なものがなくて
破滅していく弟だよね。辛うじて奥さんのことは特別に
想ってたらしいが。
哀しむべきは、その弟の打算も見返りも期待してない
肉親愛を、兄が受け入れられなかったことか。
「現世の幸せは弟にこそ与えてくれ」と起請文出してるが、
そういうんじゃなく、ただ普通に兄弟として愛してほしかったのかな。
親からの愛もちゃんともらってたのに、何かが欠落している
というのが直義だし。 お友達の同人にも寄稿するらしい
天地人ネタみたい
でもコミケいけないよー 今月のプリンセスGDのコメントに源平描きたいってあったけど読みたいよ!
女目線でも男目線でも良いから 日本の中世史が好きになったのはこの人の影響があるなあと思う
戦国も好きだけどまた別格として 河村さんの単行本はなぜか買ってしまう
読後感が切なくていいのかな・・・ うん
絵は上手くない、ストーリーはワンパターン
キャラの描き分けも出来てない
また幼な馴染みかよ、またヘタレ男と強気娘かよ!
と思いつつ、新刊が出ると買ってしまう
ブックオフになんて絶対持って行かない
ふと思い出しては読み返してしまう
つくづく不思議な作家さんだと思う
イケメン戦国武将に河村さんの名前があるけどストーリー漫画?
かなり薄い本だけど、一人あたり10ページくらいかな?
購入を迷ってる >>162
買って感想を書いてくれたらうれしいな。 イケメン戦国武将
>>162さんじゃないけど
近所の書店で、なぜか歴史本コーナーにビニールカバーもかけず置いてあったので
河村さんの漫画だけ見て来ました。
蘆名盛隆という若い武将とその寵臣のお話。
本のコンセプトやウィキペディア等で書かれているほど
あからさまなBLではなかったです。
短いページ数でもひとひねり加えた上で切ないお話に仕上げているのは
さすがだと思いました。
でも、本全体のレベルと価格を考えると
購入すべきかどうかはちょっと微妙かも…
源平を今度は源氏視点で描いてもらいたいな。
与一とか。
でも能登殿ももう一度お会いしたい。 セブンアンドワイで新刊予約したら
発送準備に入ったとメールが来た
個人的に奥平信昌と亀姫の話が見て見たい。
茶々の話はオチが必ず秀吉なのでもうおなか一杯って感じ。
三成との話しが一目ぼれみたいな感じで不倫関係になってそれが原因で豊臣家が滅亡したと言う展開になるなら見て見たい気もする。
河村さんで徳川嫌いに見えるけど徳川が絡んだ話も結構書いているんだよね。
徳川綱吉とお伝の方 徳川家康とお愛の方 豊臣秀吉と京極殿 麻阿姫と後の夫
の話しが見て見て見たいです。特に綱吉とお伝の話で子供が死んだ後に段々と狂っていく綱吉とそれをどうにかしようとするんだけどどうにも出来ずに涙するお伝の方と言うのは見てみたい。
京極殿も秀吉のお気に入りと言われているのでこの二人の話しも見て見たいかな。
淀好きの河村さんが秀吉と京極殿の話しを書くとは思えないけどもし書いたら面白そう。 綱吉あたりの話って、保科媛姫の話と赤穂浪士の矢頭右衛門七の話だけかな?
八百屋お七とか見てみたい 摩阿姫の話しは婚約者の佐久間十蔵、後の夫の万里小路充房の連載が良さそうな気がする。
ただその場合はお江予の方の話しと被らならなかったらいいけど。 後の夫とは子供を自分が引き取って離婚だっけ?>摩阿姫
お江の話とは被らないんじゃないかな それなら京極殿の話しも前の夫と秀吉との話での連載が見て見たい。
花見か何かの時に淀殿と順番を争ったみたいなエピソードもあるし。
でも、京極殿の話しが書かれたら秀吉は淀と竜子どっちが本命なんだって話になるけど。 >淀と竜子
この二人の弟と妹が夫婦になってるんだよな。
河村さんも漫画に書いてるけど。
姉の尻の威光で光ってるので「蛍大名」と呼ばれてたそうだけど、かなり露骨な蔑称かも。 淀と竜子の弟と妹って高次と初の話だな。高次って私の中では嫁や姉の方がめだっているイメージがあるけど「蛍大名」は確かに露骨過ぎるかも。
それだけ竜子が秀吉のお気に入りだったって事なんてだろうけど何だかな。 おごうの娘の初姫が京極へ嫁いでいるよね(高次の庶子だけど)
おごうの娘も数多いし、千姫だけじゃなくて全員書いてほしいな おごう本人の話は単行本丸1冊分あるから難しいだろうけど
来年の大河はおごうらしいから、直江みたいに当て込んで書いてくれそう。
来年の大河って坂本龍馬じゃなかった?それともお江に変わったの?
坂本龍馬なら千葉佐那子とおりょうの話しが見たい。 むしろ、姉の初の方を連載で書いて欲しいな。
あの三姉妹のうち、結婚も含め一番主体的でアクティブに生きたのは彼女だと思う。
結婚までのいきさつは「初花染め」があるけど、彼女の本当の活躍はそのあと始まってるわけだし。 >>179 ありがとう、再来年の大河がお江に決ったのか…来年は龍馬伝だったはずと混乱してしていた。
来年は龍馬だから大河に沿って幕末の話しを書くのかな。
お江の子供達は確かに千姫以外の話しも書いて欲しい、家光と鷹司孝子とか忠長とその正室、前田家に嫁いだお姫様とかの話全部見て見たい。 さすがに和子は描けないかなーと思ったけど、
義満となんとかの局の密通疑惑ネタを描いてるから
大丈夫かな
以前、某検証TV番組が「和宮は明治天皇の叔母なので
『菊のカーテン』の影響もあり、取り上げることが難しい。
平成になって、その無言の圧力wも和らいできた」的なことを
言っていたので、幕末を描くにしても慶喜以降か?
徳川関連だって源平関連だって直系子孫はいるよなあと
思ったけど、直接的な血の濃さが問題なのかも
昭和時代だと、天皇の曾祖父の妹にあたるからなあ、和宮 和宮は他の作者が描いたのがいくつもあるし、それ以上面白いのが描けるかどうかはあんまり期待できないからいいや。 新刊読んだ。
待賢門院たまこメインの話なんだね。
河村さんは平家(ってか教経)スキーだから、皇族絡みの話は珍しいと思った。
目の見えない若宮の話は良かったなー。 私は歴史に詳しくないので
河村さんのを読んだ後は
実在ならどういう人だったのかネットで調べる
三条局と二郎のロマンス?は史実とは全く違うようだった 史実そのままを描いても面白くないこともあるしね
独自の解釈、新しい視点での描き方は私は好きだな
能登殿と徳子の初恋物や、日野富子が今参局を姉のように
慕っていた(成長につれて変わったが)設定なんかは
他で見たことがなくて、新鮮だったし今でも好きだ 新刊読んだけど面白かった
なんとなく不遇な人ほど作者の妄想を掻き立てるんだろうなと思った 璋子が季通を好きだったこと、なんで堀川が知ってんだろう。
二人の仲を知ってるのは乳母だけだよね?
肉体関係までは知らなくても、璋子の気持ちは女房達は知っていた、
ということなのか。
あと、初瀬と二郎の仲を裂く…つーか、別れさせる璋子が別人の
ように思えた。閑院流家の権力維持の為に「三条は貴重な持ち駒」と
言う辺りが。
後で「かわいそうなことをした」と後悔していたけど、他作品に
描かれた璋子なら、堀川が三条の出仕前に「姪には相愛の相手がいます」
と伝えてある以上、鳥羽上皇の望みでも「あれはもう他の男がおりますので」と
かわしてあげそうなのに。 琴だか筝だかが上達していることで隠し切れない想いを現していたのかと。
で、堀川はムカついた。
ついでに、璋子が別人のように思えたってあるけど、この方の作品では同一人物が
同じ設定でない場合もあるから私は特に気にならないな。 院の愛情独り占めしてた頃と入内してからじゃ立場も違うし
世慣れて普通の政治感覚を身に着けたんじゃと思った
しかし璋子は色々言われてるだけあって
薄幸そうに見えるけど悪女風でもあり二面性あるキャラだな 自分が好きな人より院を選んだ人だから
まあ、昔は皆そんなものだけど 好きな人を守る道を選んだ、だと思ったけどな。
三条局と同じ。
まあ二人揃って相手を守れてないわけですが。
季通→後に同腹の弟達よりあまりにも官位が劣っていた為、憐れんだ
権力者によって官位を上げてもらったほど不遇
二郎→科人として自縊
ところで忠通の息子って、あの近衛基実だったんだね(母親は宗子じゃないけど)。
清盛の娘の盛子の旦那さま。
あれ、未だに清盛は基実じゃなくて基通に盛子を嫁がせた方がよかったんじゃ
ないかと思ってる。九条兼実がいるとはいえ、基通は摂関家嫡流の嫡子なんだから、
年齢的にも基実とより釣り合ってたし。
でも、盛子は最期まで基実を想ってたんだよなあ…河村さん作品の平家の人達の
初恋は、かなり後を引くものだな。教経しかり、盛子しかり、資盛しかり… 源氏物語で、女三宮が柏木じゃなくて源氏に嫁いだようなものなんじゃないかな。
年齢の釣り合いよりも、相手の人柄や評判など、将来性ではなく既に基盤のある方を選んだと。
結果的に、基実が早死にしたお陰で荘園とか盛子が引き継いで、平家は儲かったみたいだし。 >>193
源氏物語では、朱雀院は女三宮を最初は夕霧にと考えてたよ。
身分も年齢も釣り合いが取れるってんで。
でも、夕霧は新婚だったから云々で悩んでるとこに、「源氏が身分の
高い妻を欲しがっている」と曲解された噂を聞き、「ぴったりじゃん!
うちの三宮は宮腹の内親王だし、源氏なら頼りないこの子を
父親代わりに育ててくれるだろ!」とGOGOしちゃったと。
荘園は平家ってか盛子がもらったけど、死後は摂関家に戻ってるはず。
盛子が死んだ頃って平家の衰退がはじまった時期だ。 衛門督では身分がつりあわないと言ってたんだっけ。
でも太政大臣の総領息子で、母方でいえば自分の従弟にあたる
家柄と血筋なんだよねえ柏木。
なのに、当時おそらく三品内親王だった三宮とでは話にならない、と
寵愛の朧月夜からの求婚の取りなしも拒否ってたから、「その時の身分」
が重要な要素なのかな
ところで過去レスで思い出したんだけど、足利義満の恋物語って
何に収録されてたっけ
猫の名前が義満の幼名と同じという縁で惹かれあってた、帝の寵妃との話 >>195
義満の恋物語は「葉隠れ」かな?
「かりそめ夜叉」に収録されてるよ。 >>195
柏木って三の宮の姉にあたる姫宮と結婚してなかったっけ。
身分はあまり高くない人だったらしいけど。
将来ある柏木であっても若い時から内親王二人と
結婚するのは行き過ぎと見なされたのかも。 >>199
柏木は、三宮の降嫁を朱雀院に「宮腹の内親王の夫には
身分が今ひとつ」と拒否された後、両親が朧月夜(朱雀院の
寵妃で柏木母の妹)経由で内親王降嫁を依頼→それじゃ、と
いうことで落葉宮(女二宮)を正室にいただいた
落葉宮の母親は、身分が低い典侍か何かで、藤壺女院の妹宮を
母に持つ女三宮とは、格が比較にならないほど低い(三宮は源氏の
妻になった後、二品内親王になった=それまでは三品内親王だったけど、
二宮は無品らしい)
それを柏木もわかってて、「同じ姉妹でも落葉のようにつまらない
人(女二宮)を妻に持ってしまったものだ」と言ったことで、落葉宮と
呼ばれるようになった
なので、あの若さで内親王二人との結婚はちょっと…という理由ではない
また、内親王を同時に二人も妻に持てる平安貴族は多分いない ごめんちんたら書いてたらすげー目が滑るので産業
柏木、出世の為に朱雀院の最愛の内親王(女三宮)を嫁に欲しいと伝手を使って懇願
→院、「うちの三宮は宮腹の三品内親王です、衛門督程度にはあげられません」と拒否
→柏木落胆、見かねた両親が「他の内親王でいいから嫁にくれ」と頼み、院が「二宮をあげる」と二宮降嫁 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています